SSブログ

開封の儀? [ガンプラ以外]

まるで健康食品の定期お届けコースの様に忘れたころに以前予約注文していたプラモデルキットがぽつぽつと配達されてきます。
すぐに製作に取り掛かれないのはわかっているのでそのままの梱包した状態で放置していましたが今日は昨日までの猛暑が嘘のように涼しかったのでエアコンのない家の中でこれらの箱を開封して中身のチェックをしました。

IMG_9864.jpg
ここ最近届いたのはこの3箱分です。


IMG_9865.jpg
中身はこちらの3点でした。
******************************************
上からPM MODEL製の海上自衛隊の双発練習機”べにばと”
中段はアオシマのケンメリGT-Rの新規ランナー追加Ver.
下段はハセガワのF-35A 航空自衛隊 第302飛行隊(三沢)

*******************************************

PM MODEL SNB-4/5 海上自衛隊 双発練習機べにばと(1/72)

IMG_9866.jpg
PM MODELはトルコのメーカーだそうです。
マイナーな機体をラインナップするメーカーのようですね。
SNB-4/5という機種はビーチクラフト社のベストセラーモデルの軍用派生型のようです。
私がこのキットを欲しいと思ったきっかけはモデルグラフィックス誌の2012年5月号の海上自衛隊特集でした。
あまり聞いたことのない機種だったのでコレクションにと思い欲しくなったのですが
雑誌掲載当時すでにネット上のショップでの入手が困難になっていて時折ヤフオクに出品されたりしていましたが結構プレミア価格がついていたりとちょっと手を出しにくキットでした。
もともと1000円もしない定価設定という安価なキットということで製品精度もそれなりという評価だったので長らく購入は見送っていましたが2月になって再生産分の予約が始まったということですぐに申し込んでいましたが数度の発売延期を経て先日ようやく手元に届きました。(予約してから半年ほどかかったことになります)

IMG_9871.jpg
キットの中身はこんな感じでした。
パーツ点数は価格からしてもこんなもんでしょうねぇ
1950年代に海上自衛隊はこの機体を双発練習機として30機以上導入していたそうです。
ネットで詳しく調べようと思ったのですが実機についての解説されているサイトにはたどり着けませんでした(よほどマイナーなのか?)
何処かの海自施設の展示機があるとか・・・


IMG_9869.jpg
以前からオークションに出品されていたキットはデカールが発売当時のものだとするとちょっと経年劣化も不安要素としてあったのですが今回は再生産品ということでデカールも新しそうで日値安心。
海外キットのデカールなのでこのまま積みプラにしておくとやはり劣化が国産メーカーよりも早そうなので要注意です。
PMモデル 1/72 海上自衛隊 SNB-4/5 べにばと プラモデル PMM305

PMモデル 1/72 海上自衛隊 SNB-4/5 べにばと プラモデル PMM305

  • 出版社/メーカー: PMモデル(Pm Model)
  • 発売日: 2020/08/05
  • メディア: おもちゃ&ホビー
このブログを書いている時点でamazonでは2か月待ち状態なのですが待っていれば送料無料で届くので気なる方は要チェックです。(1000円しません)
アオシマ SKYLINE 2000GT-R(KPGC110 ’73)
IMG_9867.jpg
いわゆる”ケンメリGT-R”です。
実はこのキットと同じものを依然購入していて目下のところ製作途中なのです(絶賛放置中)。
このブログでも数回に分けて製作状況をUPしたので事情をご存知の方もいらっしゃるかもしれませんがこのアオシマのケンメリGT-Rは決定的に実車と異なる点がありました。
フロントグリル周りの形状(銀モールの処理方法とか)とリアの形状がちょっと違っています。
このことは結構モデラーの間では知られていて皆さんそれぞれ独自に改造して実車と同じ形状にしたりしていました。
(アオシマのケンメリGT-R 製作とかで検索をかけると分かります)
気にされる方は改修必須というキットとして皆さん取り組まれています。
私もこの改造に腐心してあれこれと方法を検討していましたがそうこうしているうちにどうやら問題点を解決したVerが発売されるらしいということで製作中断していました。
アオシマさんにもやはり購入者から強い要望があったようでここにきてようやく新規パーツを追加した形で発売してくれました。
元々昭和50年代の金型のキットを流用しているのでモーターライズの痕跡とかあってなかなか古いキットだなぁという印象でしたがこうした改良を加えて発売してくれるのはありがたいです。

手に入れたキットの組立説明図を以前のキットのものと比較してみると・・・
IMG_9873.jpg
上が旧キットで下が新キットとなります。
ちょうどフロントグリル周辺の組立図の比較です。
新キット(下)の方がパーツ点数が増えてちょっと複雑な構成になっています。

IMG_9884.jpg
こちらはリア側の新規追加パーツ(メッキ)となります。

店頭ではもしかしたら旧キットと新キットが併売されているかもしれませんがパッケージは殆ど変更なく新規追加パーツのことも触れられていないので見分けがつきにくいのですがキットシリーズ名の”ザ☆モデルカー”のロゴが変更になっている点と定価表示が2000円から2600円となっている点が区別するポイントですかね?
アマゾンでも新旧キット併売になっているようなので商品説明をじっくり読んで見極めないと旧キットが手元に届く可能性があるので本当に要注意です。

ハセガワ F-35A 航空自衛隊 第302飛行隊(1/72)
IMG_9868.jpg
こちらもすでに同社製品のF-35A 航空自衛隊 臨時飛行隊Verを買って積みプラ状態になっているのですがどうせ部隊マークの”オジロワシ”マークの有無だけのデカール差し替えキットなので新規デカールだけパーツ請求しようと安易に考えていましたがどうもそういうわけにはいかないようなので仕方なくこの新しいキットを買うことにしました。
三沢配備のF-35A部隊は配備直後に臨時飛行隊が編成されすぐに百里から移駐してきた第302飛行隊として編成されました。
臨時飛行隊の方のキットはこの新しいキットのパーツ請求書を使ってデカールを注文すればオジロワシの部隊マークが入った第302飛行隊所属機になるので全部で2機のF-35Aが作れるようになります。
IMG_9872.jpg
ただしデカール代金の1200円ってちょっと高いよなぁ~
機体そのものは変更箇所もなく本当にデカール差し替えキットだと思うのでこのオジロワシマーク欲しさにキット代2600円ほどを使ったことになります。
F-35Aはステルス機なので部隊マークなどもロービジといって目立たない塗装になっています。
かつてF-4ファントムの尾翼を飾ったほどの大きな部隊マークもこんな小さなサイズになっています。(鷲でなく雀だという人も・・)

私は三沢基地にちょくちょく遊びに行くのでF-35Aは米軍のF-16と共に一番身近な戦闘機なので複数機製作しても苦にならないかも?
いや多分1機で満足しちゃいそう。
ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-35 ライトニングII (A型) 第302飛行隊 プラモデル 02353

ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-35 ライトニングII (A型) 第302飛行隊 プラモデル 02353

  • 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)
  • 発売日: 2020/08/06
  • メディア: おもちゃ&ホビー
そろそろ積みプラを崩し(製作)にかからないと本当に部屋が模型キットで埋まりそう[たらーっ(汗)]
当面気になるキットの発売はなそそうなので積みプラ病も落ち着きそうです。

nice!(50)  コメント(13) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

鉄道写真に挑戦 [鉄道&Nゲージ]

ここ数日、気温が高い青森県内です。
暑い~といっても30度前後の気温なので南の方にお住まいの方に笑われちゃうかもしれませんが暑さに慣れていない県民なので30度越えはもう十分危険な領域なんです。
流石にここ数日の暑さでは扇風機の風で過ごすのは少し覚束ない状況です。
「エアコン買っておけばよかったぁ」と毎年この時期に必ず後悔しています。
ご近所でも最近はもうエアコンが無い家の方がだんだん少数派になりつつあります。


エアコンのない家にいるのなら炎天下の屋外とそう変わらないんじゃねぇ?と麦わら帽子をかぶってカメラ片手に・・

普段ほとんど鉄道写真というものを撮らないのですが暇なので家の近くの踏切で”なんちゃって撮り鉄”

JR東日本・大湊線の中間駅である陸奥横浜駅のすぐ南側(野辺地寄り)にある踏切で季節限定・土日運転の”リゾートあすなろ下北1号”を撮ります。

自宅の前の道を通ってこの踏切まで徒歩約3分ほどですね。(駅までは+2分ほど)

DSC02255.jpg
ちゃんと踏切の外、JRの敷地外からシグマの18-200mで撮影。
三保川の鉄橋は過去に架け替えが行われたので鉄橋を渡ってくる列車は大きくカーブしてやって来ます。
正面にススキの穂が・・・あぁぁ[たらーっ(汗)]


DSC02256.jpg

やっぱり邪魔です[ふらふら]

この時期のローカル線ではよくあることですが国鉄時代はもっと線路期の除草・刈り払いは頻繁に行われていました。
ちなみに写真右側の線路脇の草むらを下る獣道のようなところを通って行くと線路脇の墓所に至る近道になっています。


DSC02266.jpg
列車が踏み切りまで近づくとこんな感じで撮ることができました。


あすなろロゴ.jpg
非電化区間のJR大湊線と交流電化区間の青い森鉄道(旧東北本線)の野辺地-八戸間を走る”リゾートあすなろは”全席座席指定で快速扱いなので指定席料金と運賃だけで乗車できます。
使用車両はハイブリットのHB-E300で自動車でいうと日産のe-POWERと同じで搭載エンジンは発電専用でエンジンで発生させた電気でモーターを駆動させています。

DSC02273.jpg
最近知ったのですがこの列車を使って盛岡地区で”さんりくトレイン宮古”というリゾート列車も運行されているようです。
運転日・運行時間がリゾートあすなろと重なるので同系列の列車が2編成あるということあのかなぁ?と調べたらやはり2編成あるようでした。


貨物列車が走らない大湊線では今では通常はキハ100系しか走らないのですがたまにこうしたカラフルな列車が走ってくれるのはありがたいです。
KATO Nゲージ HB-E300系「リゾートあすなろ」 2両セット 10-1369 鉄道模型 ディーゼルカー

KATO Nゲージ HB-E300系「リゾートあすなろ」 2両セット 10-1369 鉄道模型 ディーゼルカー

  • 出版社/メーカー: カトー(KATO)
  • 発売日: 2018/09/06
  • メディア: おもちゃ&ホビー
KATO Nゲージ HB-E300系 リゾートしらかみ 青池編成 4両セット 10-1367 鉄道模型 ディーゼルカー

KATO Nゲージ HB-E300系 リゾートしらかみ 青池編成 4両セット 10-1367 鉄道模型 ディーゼルカー

  • 出版社/メーカー: カトー(KATO)
  • 発売日: 2016/10/01
  • メディア: おもちゃ&ホビー
KATO Nゲージ HB-E300系 リゾートしらかみ ブナ編成 4両セット 10-1463 鉄道模型 ディーゼルカー

KATO Nゲージ HB-E300系 リゾートしらかみ ブナ編成 4両セット 10-1463 鉄道模型 ディーゼルカー

  • 出版社/メーカー: カトー(KATO)
  • 発売日: 2018/03/29
  • メディア: おもちゃ&ホビー


nice!(37)  コメント(10) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

INDY500 佐藤琢磨選手 2度目の優勝! [自動車&カーモデル]

わが川崎フロンターレのJ1リーグでの連勝がストップした翌朝にアメリカから飛び込んできたビッグニュー!
アメリカのモータースポーツ・インディカーレースの第7戦・インディアナポリス500(INDY500)の決勝でカーナンバー30・佐藤琢磨選手が自身2度目のINDY500での栄冠に輝きました[るんるん]

Takuma.jpg
佐藤選手の2017年のINDY500初優勝の時は日本人ドライバーがINDY500で優勝するなんて!とただただ驚きましたが2度目の優勝もまた新鮮で嬉しいです。
今年104回目の開催となったINDY500の歴史の中で複数回優勝経験者は20人しかいないそうです。
なお今年は新型コロナウイルス影響でINDY500 は例年の5月開催から史上初の8月開催しかも無観客レースと異例ずくめ。

ある意味特別な歴史的レースでの優勝も勝ち取ったことになりましたね。

キャプチャ.jpg
インディ500マイルの優勝ドライバーには牛乳が贈られるのが恒例です。
キャプチャ1.jpg
F1の表彰台でのシャンパンファイトならぬミルクファイト?
将来どこかで展示されると思われる優勝時のレーシングスーツですが牛乳まみれになってしまってクリーニングするのでしょうか?
Wikipediaによるとこのミルクを飲む行為にもスポンサーがついていて飲まなかった場合はスポンサーからの賞金が貰えないそうです。
ミルクの種類もスタバみたいに選べるようで成分無調整乳、低脂肪乳、無脂肪乳の中から事前にリクエストしておいたものを飲むそうです。

世界3大カーレースと呼ばれるレースはF1モナコGP、ル・マン24時間そしてこのINDY500マイルレースです。
コースはオーバルと呼ばれる楕円形の周回コースでアメリカに多いコースで速度がF1よりも出ます。
私はオーバルコースのレースはツインリンクもてぎのスーパースピードウェイで開催されたCARTやインディカーレースを実際に見たことがあるのですが以前鈴鹿で見たF1とは全くの別次元のスピードでびっくりした印象があります。

世界3大レースの中ではル・マンは日本車の優勝もあったので後は日本人F1ドライバーがモナコで優勝したら・・・なんて妄想もしちゃいますがまずは久しく居ない日本人F1ドライバーの誕生待ち。

INDY500.jpg
今年のインディカーレースへのエンジン供給はシボレーとホンダの2社のみですがホンダエンジンは今年のINDY500では表彰台独占でした。
エンジン仕様は2.2.リッターV6ツインターボ。

30.jpg
F1と同じフォーミュラマシンのカテゴリーですがその形状は大きく異なります。
特にドライバーシート周辺は完全にカバーされていますね
インディカーマシンなんてINDY500の時にしか目にしないので年ごとの変貌ぶりに驚かされます。

▼2017年の優勝マシンのミニカー
【限定品】オートスポーツ特注1/43 2017 INDY500 WINNER

【限定品】オートスポーツ特注1/43 2017 INDY500 WINNER"BIG WIN

  • 出版社/メーカー: その他
  • メディア:
日本人にとっては手元に残しておきたい歴史的なマシンになるのです日本のメーカーからのプラモデルキットの発売が待ち望まれます。
でもここ最近の傾向としてはキットの発売は難しいそうですので海外製のミニカーを買いましょうかね(F1ホンダの優勝マシンすらキット化されず・・版権の問題だと思う)
NHKーBSでは今夜(2020/08/24)レースの模様が録画放送されます。
過去の例だと年末年始にも再放送があると思います。

nice!(59)  コメント(34) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

護衛艦はまぎりカレー実食 [艦船]

今日の青森は昨夜遅くから降った雨がだらだらと降り続いていてかなり涼しい一日でした。
猛暑・酷暑に遭われている地域の方には本当に申し訳ない程の気候です。
国道の電光掲示板の気温表示はお昼の段階で21度でした。(寒いです)

今週末はこのまま比較的涼しく感じる天気らしいのでちょっと一安心。

さて今日は金曜、カレーの日です!
ということで生憎の空模様ですが外出にはこの時期としてはうってつけだったので大湊までクルマでご自衛隊のご当地グルメ”海自カレー”を食べに出かけました。

IMG_9835.jpg
途中、大湊基地の第1突堤に並ぶ艦船を見られるスポットに立ち寄ったら護衛艦を3隻間近で見ることができました。
左から「まきなみDD-112」、「ゆうだちDD-103」そして最新鋭艦の「しらぬいDD-120」

IMG_9862.jpg
一方、芦崎湾の砂洲のすぐ外では「すずなみDD-113」が訓練中でした。
ちょうどここについたのはお昼ごろだったので基地内の食堂では隊員の方々が金曜日のカレーを召し上がっているころです。
沖に居る護衛艦すずなみの艦内でも当然カレー。
民間人は当然基地内の食堂でカレーを食べるということは通常できないので今日は先日も訪れた北の防人大湊にある安渡館のカフェ”憩”で大湊海自カレーをいただきます。
IMG_9860.jpg
むつ市観光交流センター 北の防人大湊 安渡館の外観。
旧海軍の大湊要港部の庁舎をイメージして建設されました。

安渡館はむつ市の観光案内施設も兼ねています。

キャプチャ.jpg
カフェ”憩”の様子(HPから)
雰囲気は明治の洋館でちょっと洋食を・・・って感じですかね
カフェなので喫茶メニューやアルコールもあります。


海上自衛隊では毎週金曜日には艦船勤務、地上勤務にかかわらず全隊員がカレーを食べています。(結構有名な話で海自隊員の家族は金曜前後の夕飯にカレーは敬遠)
金曜日のカレーのいきさつは・・航海に出ている隊員の曜日感覚を維持するために特定の日に決まったものを食べるようになったというものです。
大湊海自カレーとは海上自衛隊大湊基地(大湊地方総監部)で毎週金曜日に食べられているカレーをその艦船、あるいは部隊ごとにある伝統の秘伝レシピを再現して一般の飲食店でも同じ味を楽しめるようにした地域グルメです。
海自隊員がそれぞれのお店の調理担当者に作り方を伝授して自衛隊の認定を受けたお店が大湊地区を含めたむつ市内に6店舗あります。
それぞれのお店で自衛隊からの免許皆伝を受けた味が違うのでお店ごとに味やアレンジが違います。
現在食べることができる大湊海自カレーは
[1]護衛艦「はまぎり」カレー
[2]護衛艦「ちくま」カレー
[3]大湊基地業務隊カレー
[4]護衛艦「おおよど」カレー
[5]多用途支援艦「すおう」カレー
[6]護衛艦「しらぬい」カレー

このうち今日、私が訪れた安渡館のカレーは[1]護衛艦「はまぎり」カレーです。

今月(8月)初頭に当ブログでもご紹介しましたが地元の工藤パンが大湊海自カレーパンとして護衛艦「はまぎり」カレー味を販売したのですぐに買って食べたのですがまだ一月も経っていないというのにすっかり味の方は忘れてしまっています[あせあせ(飛び散る汗)](当該記事はこちら
IMG_9778.jpg
これまでこの工藤パンのおおみなと海自カレーパンシリーズはすべて食べましたが実際の大湊海自カレー(パンではない)を食べるのは今回が初めてです。
大湊のあるむつ市のすぐ隣町に住んでいるのにねぇ~ちなみに大湊までクルマで40分ほどの距離です。(いつでも食べられるという気持ちもあります)

今日は夏休みが短い青森県でも流石にまだ夏休み期間中ですがお昼時でもそれほどお客さんもいませんでした。(コロナの影響も多分にあります)
このお店では海自カレーは限定20食なので早目の来店が鍵なのですが今日は難なくいただけそうです[るんるん](前回来たときは定休日でした[たらーっ(汗)]

大湊海自カレーは実際の自衛隊で提供されているような金属製プレートでの提供です。
IMG_9844-1 2020-08-21 13-01-38.jpg
このプレートは”テッパン”と呼ばれていて味もさることながら海自カレーの雰囲気を味わう上では欠かせないものですね。(テッパンの形状は全店共通)

メインのカレーの味付けは各部隊(艦船)ごとに違うのは当然ですが一緒にプレートに乗る副材もそれぞれ異なります。
この護衛艦「はまぎり」カレーはご当地グルメとしては先輩格の右上隅の「大湊海軍コロッケ」が特徴。
※全店共通なものがもう一つあってコップに注がれた牛乳なのですが私はちょっと牛乳を飲むと高確率で大変なことになるのでウーロン茶へチェンジしてもらいました。
肝心のカレーの味付けは公式サイトによると・・・

”乾煎りしたカレー粉と隠し味に生クリームや珈琲、焼き肉のたれを使い、甘口ながら香ばしいコクが味わえるカレー。
すりおろし林檎をたくさん使用しているのが特徴で、甘みと程良い酸味が効いたビーフカレーです。”

たしかに甘みと酸味が絶妙な美味しいカレーでした。
実際の隊員さんだとこの量は少なく感じるレベルですが一般人にはこのくらいで丁度良いですね。
店舗ごとに大湊海自カレーが提供される曜日と提供数(限定数)が違うのでもし現地で実食したいという方は公式HPでチェックをしてください。
ちなみに安渡館では定休日の火曜日以外の毎日20食限定です。
価格は1,200円(税込)でした。

IMG_9843.jpg
同行の母親はエビフライ好きなのでこちらの特大エビフライ(2本)にライス付きセットで1,200円をチョイス。

[レストラン]おおみなと海自カレー公式ホームページへ(こちら

IMG_9861.jpg
食後は高台から大湊基地を見下ろしたり
IMG_9851.jpg
スイレンの作池を散策
IMG_9852.jpg
ここは市内でも有名な桜の名所なのですがここにむつ市の桜の開花状況を観測する標準木がありました。


nice!(55)  コメント(22) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

カルピスウォーター [日記]

夏らしい飲み物といえば自分の世代では”カルピス”という人も多いかと思います。
まだ濃縮タイプの瓶でしかカルピスが無かった時代はよく”お金持ちの家のカルピスは味が濃い”とか子供ながらに思っていました。
水で希釈する加減が微妙だとかでなかなか子供に自由にカルピスをつくらせてもらえませんでしたがたまに自分で薄めることができるときでも欲張って水の量を増やして帰って超薄味のカルピスを飲むことになったり・・
後にカルピスウォーターが発売されるまで誰も適正なカルピスの濃度なんて分かっていなかったので初めてカルピスウォーターを飲んだ時はちょっとした衝撃でした。
濃縮タイプのカルピスが瓶からペットボトルになった今ではもう基準の濃度というのが広く認知されて来たのでとびっきり濃い目とか薄めというカルピスに出会うことも少なくなりましたが自分で作る薄めのカルピスは子供の頃の懐かしい味です。


さてカルピスウォーターの夏期限定デザインパッケージが現在店頭に並んでいます。
全部で3種類あってそのうちの1種類はこんな感じです。

IMG_9826.jpg
踏切を渡る女子高生の先に広がる夏の海。
なんとなく江ノ電のあの有名な踏切を彷彿とさせますね

一方パッケージの裏側は・・・

IMG_9827.jpg
頭を掻きながら歩く男子高校生。
こちら側はキャラクターと隅に咲く花以外の背景は透明になって中身のカルピス色になっていますが中身を飲み干すと・・・

IMG_9834.jpg
このように中身が無くなって透けた部分から反対側のイラストが見えるようになってこれでようやく2つのシーンが一つの物語になります。(あまりうまく撮れていません)

先に踏切を渡った女子生徒が振り向いて男子生徒に微笑んでいます。
明るくて積極的な彼女に男の子が頭を掻きながらついていく・・放課後のシーンです。
う~ん、青春しているなぁ~[黒ハート]

これは高校生を応援する「放課後『カルピス』」プロジェクトとしてイラストレーター・かとうれいさんによるデザインで
きみの放課後が動き出す。」がテーマ。
放課後の友達や好きな人との時間を応援するデザインとなっており「カルピスウォーター」では「夏」、「海」、「空」が描かれています。

karupisu3.jpg


次のデザインはこんな感じです。

IMG_9782.jpgIMG_9772.jpg

karupisu2.jpg
吹奏楽部の練習で校舎の屋上に上がった2人。
こちらも中身を飲み干すと・・・

IMG_9787.jpg
「調子はどう?」「一緒に合わせてみる?」なんて会話かなぁ?
放課後は思わぬ場所で吹奏楽部がソロ錬していていましたね
後者の穴場を探すのに長けていたというよりは先輩から代々伝わる練習場所というのもあるようでした。



最後は浜辺で波と戯れる2人。

カルピス1.jpg


IMG_9832.jpg

注意して見ていないと気が付かない仕掛けですね

カルピスは現在、アサヒ飲料(株)傘下の一ブランドという位置づけになっています。
自分の世代は”飲むカルピス”はもちろんTVアニメ「カルピスまんが劇場」のスポンサーとしてアルプスの少女ハイジやフランダースの犬、母を訪ねて三千里、あらいぐまラスカルなどの質の良いアニメーションを見させてもらった大切なブランドです。
昨年(2019年)はカルピス生誕100周年でした。

カルピスの生みの親である三島海雲の物語を読んだ記事もよろしければどうぞ(クリック
カルピスをつくった男 三島海雲

カルピスをつくった男 三島海雲

  • 作者: 徹, 山川
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2018/06/15
  • メディア: 単行本
カルピス100周年記念ブック ([バラエティ])

カルピス100周年記念ブック ([バラエティ])

  • 作者: 小学館
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: 大型本



nice!(53)  コメント(33) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

mont・bellマスク [日記]

以前アウトドアメーカーのmont・bell(モンベル)さんのマスクの抽選購入に落選したとお伝えしましたが先月、第2回の抽選購入の応募があったので申し込んでいましたら今回は見事購入権ゲットできました。
montbell.jpg
ウイックロンという素材を使ったマスクで前回の時のものから薄手(ライト)仕様となっているようです。
シャープのマスクも抽選で当たって購入できたし、夏用マスク(布マスク)も他に3枚ほど用意できて当面布マスクについては不自由しなさそうなのですが(おっとアベノマスクもちゃんととってありますよ)やっぱりモンベルブランドに惹かれてダメもとで応募したら当選しちゃいました。

IMG_9812.jpg
応募の段階でサイズと数量(たしか5枚まで?)を決める形式だったのでとりあえず2枚(Mサイズ)で登録しました。
価格は1枚につき1,078円(税込)でした。送料は無料。
IMG_9813.jpg
このmont・bellロゴが良い感じですね
ウイックロンはモンベルが独自開発した新素材で高い吸湿速乾性能や消臭効果や90%以上のUVカット効果があるようでモンベルの他の衣料品にも使われています。
試しに装着してみた感じは肌触りが滑らかでちょっとひんやりとした感じもあります。
素材自体は夏向きということで薄いのですがポケットがあるのでここにフィルターになるようなものを入れればしっかりした感じになります。
でもやっぱりモンベルのロゴがお洒落です[黒ハート]

ミズノのマスクはシステムトラブル続きでもうあてにならないので購入は見送りました。
mizunoのロゴよりモンベルのロゴの方がかっこいいもん[るんるん]

さて明日は町の検診日です。
今年はコロナ対策で受付時間を各個人別に区切って指定時間に受付する方式に変更です。

例年は早い者順での受付で早い人だと朝の4時ころから並ぶので自分も早起きして整理券を貰って一旦自宅に帰るという手間が省けて助かります。
とはいえ今年から検診会場は春に自宅のすぐそばにできた保健センターなったので家から徒歩2分ほどの距離なのでお気楽です[かわいい]
あっ、でも胃がん検診でのバリウムが難敵[たらーっ(汗)]
二十数年バリウムを飲んでいなかったのですが昨年の検診で飲むことになり案の定、全量飲み切れず誤魔化して受けようとしたら追加で余計に飲まされました[ちっ(怒った顔)]

nice!(47)  コメント(24) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

お盆のチラシ [青森の話題]

たまには変わった趣向で・・・(※ネタ切れではないですよ[あせあせ(飛び散る汗)]

IMG_9804.jpg

地元スーパーのお盆期間中の広告チラシ(新聞の折り込み)
この時期はお盆の準備の品と帰省客向けの故郷のお土産がメイン。
『青森応援カレー』は下北半島にあるワイナリーの企画商品で味のバリエーションは下北牛・ガーリック豚・海峡サーモン・五穀味鶏の4種類で日常的に食べるレトルトカレーよりは高額設定になっておりますので観光客や帰省の方にお土産として買っていただきたいです。(寄付金付き)
さらにお高い価格のレトルトカレーが大湊『海自カレー護衛艦』で護衛艦「ゆうだち」と「おおよど」の艦船カレーを再現したものです。
袋麺はレトルトカレーに食ら寝るとはるかにお買い求めやすくなっております。
煮干しラーメン(醤油)としじみラーメン(塩)。
パッケージがねぶたデザインなので箱で買って職場で配るという手もありです。

IMG_9805.jpg
左上の上北農産加工の『スタミナ源たれ』は青森の家庭の定番焼肉のたれ。
ニンニクが効いています。焼肉、野菜炒め、から揚げの下味なんでもござれ!
通称「源たれ」と呼ばれて派生商品も多数あります。(ふりかけ、ポテチなど)
ワダカンの『八方汁』(はっぽうじる)は和食の達人・道場六三郎さんが紹介して全国区になった郷土のだし汁でおでんや煮物に入れると良い味になります(これも家庭の常備品)

中段の『味よし』と『ねぶた漬』はともに松前漬に数の子などを入れた県民のご飯のお供ですね。
チラシ中の下段にお土産用の箱入りサイズがありますね、お土産屋さんのド定番。
冷蔵(冷凍)保管の必要があるので帰りに新幹線や車の中では温度管理に注意です。


下段右端のコムラの『なんばんみそ』はご飯にかけて食べるお味噌で県出身者には懐かしい味だと思います。
IMG_9806.jpg
青森の地元メーカー・工藤パンといえばテレビでお馴染みになった『イギリストースト』
味にのバリエーションがこの時期は特に多い時期なので見たことなない味が店頭に並んでいるときもあります。
食パンにバターを塗ってグラニュー糖がまぶしてあるだけの商品なのですが「どこがイギリス?」とは聞いてはいけません。
先日当ブログでもご紹介した大湊海自カレーパンと大湊Sora空っ!ロールも掲載。
「ジャリジャリ食感シュー」とは多分、グラニュー糖のジャリジャリのことだと思います。

これはまだ食べたことが無いですね。

IMG_9807.jpg
お土産というより晩の食卓に並んだら嬉しいのがこちら
やはり青森県といえばニンニクです。
質の良いニンニク栽培が盛んな県南の田子(たっこ)町のニンニクを使ったから揚げ。
”イカメンチ”は本場弘前のものの他に下北のものもあります。
下北鶏というのは当町内にある巨大ブロイラー工場産の鶏肉使用です。


今回掲載のチラシはむつ市に本社がある県内有数のスーパーマーケット”マエダ”さんのものでした。
あのマツケン、むつ市出身の俳優・松山ケンイチさんも御用達。
スタミナ源たれセレクトB 3本入

スタミナ源たれセレクトB 3本入

  • 出版社/メーカー: 上北農産加工農業協同組合
  • メディア: その他
ワダカン 八方汁 1.8L×2本

ワダカン 八方汁 1.8L×2本

  • 出版社/メーカー: ワダカン
  • メディア: その他


nice!(49)  コメント(13) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

お墓参り [青森の話題]

今日8月13日はお盆のお墓参りの日でした。
青森県内でも地域によってお墓参りの日が微妙に違うようですが
私の住む地域は今日13日がお墓参りの日となっています。
例年だとお墓にお供えする法界折りを母親が台所で朝早くからせっせと料理してこしらえていましたが昨年から出来合いの法界折りで済ませるよう簡素化しました。
法界折りの内容は甘いお赤飯に煮しめ、酢の物、果物に他数点のおかずというのが定番です。

この時期は流石の青森でも30度越の日とかありますので自宅でこしらえた料理がほぼ一晩で”あめる”(方言で腐る・傷むの意)ことがあるので出来合いのものを買って済ませるのは食品ロスという点でも理にかなっています。


お盆の13日には朝、お寺に行ってお米(3合)と野菜代(500円)を納めて灯篭流しで使う灯篭を買います。

IMG_9803.jpg
お墓参りの時間は各家庭でめいめい異なりますが最近は早朝か夕刻の涼しい時間帯が人気ですね。
今年の我が家は例年より少し早い時間でのお墓参りでした。
我が家のお墓はJR大湊線の線路の下にあるのでこうした構図での写真が撮れます。

IMG_9801.jpg
この時間は観光列車の「リゾートあすなろ」が通過。
車内の旅客も一瞬の光景ですが田舎のお盆の行事を見下ろしながら旅情に浸っているのかも?

IMG_9802.jpg
車両はハイブリットのHB-E300。
KATO Nゲージ HB-E300系「リゾートあすなろ」 2両セット 10-1369 鉄道模型 ディーゼルカー

KATO Nゲージ HB-E300系「リゾートあすなろ」 2両セット 10-1369 鉄道模型 ディーゼルカー

  • 出版社/メーカー: カトー(KATO)
  • 発売日: 2018/09/06
  • メディア: おもちゃ&ホビー

今年のお墓参りはコロナの影響でお盆の帰省を控えた人がかなりいたようでちょっと寂しい人出でした。
先日の青森市内での”帰省警察”騒動も全国ニュースで取り扱われたりして青森への帰省を検討していた人が一気に”帰らない”選択をしたのかも?
NHKニュースによると8月のお盆休み前の3連休での県境を越えた人の移動の推移は前年比で青森県は35%と全国で3番目に少なかったようです。(岩手県よりも少なかった模様)


nice!(55)  コメント(22) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

帰省警察爆誕! [青森の話題]

8月9日付の青森の地元紙・東奥日報の朝刊に掲載された在りし日のブサかかわ犬のわさおと飼い主の菊谷節子さんとの一面写真。

IMG_9792.jpg

数日前に東奥日報社のTwitter上でこの日にわさおの写真が掲載されると珍しく予告が流れて来たので楽しみに朝刊をめくったら思いがけず菊谷さんとの2ショットが選ばれていました。

この日はわさおの地元の青森県・鰺ヶ沢町で「わさおを偲ぶ会」が開催されてわさおには「町名誉犬章」が授与されたそうです。
青森県としては3日に「青森犬(けん)民栄誉賞」を贈呈しています。
町ではわさおのモニュメントを建てる計画も進められているようです。

同じ日の朝刊にはコロナ禍の中、都内在住の方が青森市内の実家に帰省したところ何者かによる帰省を非難するビラが家の敷地に投げ込まれたとの記事がビラの写真付きで報じられていました。
この記事はネットニュースやSNS、テレビなどでも報道されて県内ローカルのニュースの域を超えた反響が各メディアに寄せられています。
ビラには手書きの文字で「何を考えてるんですか?」「さっさと帰ってください!!」「なんでこの時期に東京から来るのですか?」「安全だと言いきれますか??」などと書かれています。
詳細は東奥日報のWEB記事で確認ください(こちら
ビラを投げ込まれた方は帰省にあたりPCR検査を2度受けていずれも陰性だったそうです。
ビラには特定の個人名は書かれていませんが新聞紙上では実名で被害を受けた方の名前が記載されています(おそらくご本人の強い意向があったと思われます)
ビラの内容自体は酷い内容ですが名誉棄損、精神的苦痛を受けた傷害罪とまでの事案かどうかはちょっと微妙な気もします。(ビラを投げ入れた際に住居不法侵入罪とかもある)
被害者の方は警察に通報したそうです。
o0750042714801342546.jpg
恐らく近隣住民の誰かがやったことなんでしょうけどビラの文面についてSNSで県民からちょっと面白い指摘が投稿されていました。
「津軽の人は文章でも訛る(なまる)」のだけどこの文面は綺麗な標準語の表記なので純粋な青森人ではないかも?という趣旨の投稿でした。
これには私もちょっと納得するところがあります。
私も実は記事でこのビラの画像を見た際にちょっと違和感を感じたのはこの点。
転勤族のマダムとかがいかにも書きそうな文章。(偏見ですみません[あせあせ(飛び散る汗)]
この文章でも訛る傾向は中高年に多く見られますが若い世代でも時々目にします。
「靴下」は「くづした」とかは個人商店の手書きポップでもときどきありますよ[黒ハート]
まぁこの投稿をした人もこんな酷いことを書く人が純粋な青森県人であってほしくないという思いもあったと思いますが都会から地方に移住してきた自分としては地方の内面って結構閉鎖的で異端排除の傾向が存在するという実感を持っているので何とも言えません。(北東北はこうした傾向が特に顕著な気がする)
※なおビラの中で「知事がテレビで言っているでしょうが!!」とある知事とは青森県の三村知事のことではなく小池都知事のことだと思われます。
青森の三村知事は帰省については一律の自粛は求めず、帰省客には温かい目で見守って欲しいとのスタンスです。(都知事は都民の帰省は自粛を求めています)

このニュース記事でマスク警察、自粛警察につづき新たに”帰省警察”が新たに爆誕しました。


nice!(62)  コメント(31) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

大湊Sora空っ!ロール [青森の話題]

前回のおおみなと海自カレーパン(護衛艦はまぎりカレー味)と同時発売となった工藤パンの「大湊Sora空っ!ロール」です。

IMG_9779.jpg
「Sora(そら)空(カラ)っ!」ということでコッペパンに鶏のから揚げがサンドされています。

IMG_9784.jpg
一口だけ食べてしまった後の撮影なのですが実際には唐揚げが3つ入っています。
カレーパンよりもお腹に溜まりそうでこれだけでおやつは大満足って感じ。

カレーパンは海上自衛隊グルメの商品化でしたがこちらのから揚げは航空自衛隊グルメです。

自衛隊グルメとしては海上自衛隊に先を行かれている感が否めない航空自衛隊が隊を上げて普及一に取り組んでいるのが”空上げ”とのことです。
なんか平和だなぁ~[るんるん]

[かわいい]航空自衛隊の空上げスペシャルサイトへ(こちら

むつ市内の最高峰&下北半島の最高峰の釜臥山の山頂にはマンション程の大きさがある巨大レーダーが設置されています。
gamera.JPG
このレーダーはJ/FPS-5といって別名ガメラレーダーと呼ばれています。
3面あるレーダーのレドーム部分がお皿のような形状をしていてこれがガメラの甲羅に見えるからこの別称が付いたようで大湊の他に佐渡、鹿児島、沖縄に計4か所設置されています。
このレーダーを運用しているのが航空自衛隊第42警戒群でこの部隊で食されている唐揚げを再現して商品化したのがこの大湊Sora空っ!ロールです。
こちらも青森県さんすりおろしりんごとニンニクが効いた醤油ベースのから揚げとなっています。(レシピはこちら

[るんるん]釜臥山でのガメラレーダー建設中(2009年当時)のブログ記事(こちら

ちなみに商品パッケージにも描かれているマスコットキャラクターの”ガメドン”は令和元年に行われた全国自衛隊ゆるキャラコンテストで第2位(参加数64)に輝いた実績があります。
どうやらLINEスタンプもあるようです(こちら)DLには50コイン必要

nice!(62)  コメント(20) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

おおみなと海自カレーパン「護衛艦はまぎりカレー味」 [艦船]

8月に入ってあの”イギリストースト”でお馴染みの工藤パンから「おおみなと海自カレーパン」シリーズの”護衛艦はまぎりカレー味”が登場です。

IMG_9778.jpg
お盆シーズンになると恒例となったこの海自カレーパンシリーズですが今年は護衛艦はまぎりのカレーを再現したものになりました。
海上自衛隊では毎週金曜日は基地勤務も艦艇勤務も隊員・職員すべてがカレーを食するというのは有名な話です。
乗り込む艦艇や所属する部隊ごとに給養担当者がそれぞれ独自の味付けで調理する海自カレーの味を再現しようとする企画もこれで第何弾になったのかなぁ?
(私のブログの過去記事を調べてみました)

【過去の海自カレーパン】

2018年08月 護衛艦まきなみカレー味(記事はこちら
2018年12月 護衛艦ちくまカレー味(記事はこちら
2019年08月 多用途支援艦すおうカレー味(記事はこちら

本物の海自カレーを食する機会は海自やむつ市が主催するイベントで食べられる機会が増ええきました。

最近ではむつ市内の飲食店で味の再現性のお墨付きをもらった公認の海自カレーを提供するお店も増えてきましたが調理パンとして県内各地で気軽に味わえるのはいいですね。
「はまぎり」のカレーは県産食材のりんごをすりおろした隠し味が決め手のビーフカレーだそうです。


以前にもブログに書きましたが自分はカレーパンの微妙な味付けの区別がつかないので申し訳ないけど普通のカレーパンと同じように美味しくいただいただけです[たらーっ(汗)]
ちなみにカレーパンではなく「はまぎり」公認のカレーは前回ご紹介した水源地公園の”北の防人 大湊 安渡館”のカフェテリア憩-ikoi-で食べられます。(詳細はこちら
IMG_1757.jpg
▲大湊基地第1突堤に係留中の「はまぎり」DD-155
護衛艦「はまぎり」DD-155には2012年6月に大湊基地での艦艇見学会で乗艦しました。
この日は大湊に護衛艦の”きり”(あさぎり級)シリーズ3隻が集結。
DD-153護衛艦ゆうぎり
DD-156護衛艦せとぎり
同級艦が3隻並ぶのは珍しい。

nice!(54)  コメント(12) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

水源地公園(むつ市大湊) [青森の話題]

前回からの続きです。

海上自衛隊大湊基地の資料館である「北洋館」から海とは逆方向の山手に少し上がると旧海軍施設(官舎等)が点在するエリアが広がっています。
この一帯には旧海軍の水道施設であったダム(沈澄池堰堤)などもあって”水源地公園”と呼ばれています。
ここ数年、このエリアは観光施設の設置が進みました。
前回ご紹介した海自施設の「北洋館」だけは以前からありましたが新たにこの高台に前回ご紹介した海望館(展望台)の他に安渡館(あんどかん)、弐番館、みどりのさきもり館が整備されこれらを総称して「北の防人 大湊」という名称となっています。

キャプチャ1.jpg
大湊基地と水源地公園の位置関係は上の衛星画像の通り(GoogleEarthより)
このように基地の背後に位置しているので旧海軍時代の遺構も点在しています。
ここはむつ市民にとっては早掛沼と並ぶ桜の名所としても有名です。

ここへは数回訪れているのですがこのような立派な睡蓮の池があるのは気が付きませんでした。
SIGMAの18-200mmのマクロ付きレンズを持ってきて正解でした。

DSC02107.jpg

DSC02103.jpg

DSC02141.jpg
管理事務所も併設されているだけあって公園内は綺麗に整備されている印象です。

スイレンが咲き誇る人工池を超えた先にあるのは・・・
水源地公園の名の由来でもある国指定重要文化財 旧大湊水源地水道施設です。

DSC02117.jpg
この説明板にもある通り東北地方で最初に建設された近代水道施設なのです。
明治時代後期に現在の海自大湊基地の前身である大湊水雷団の艦船補給用水の確保の目的で建設された水道施設で終戦を機に軍関連の施設から地元の大湊町(現むつ市)が運営する水道施設へと移管され昭和51年まで活用されていたそうです。


水源地公園のシンボルといえばこの重力アーチ式石造堰堤(えんてい)。

DSC02116.jpg

DSC02119.jpg
正式には「沈澄池堰堤」(ちんちょうちえんてい)というようですね。
”沈澄池”という単語は辞書にも載っていないような水道用語だとか?
川から引いた水に混ざっている泥や砂などをここで沈殿させて綺麗な上澄み部分を水道水として利用するための施設です。


DSC02118.jpg
立派な石造りいのダムです。
明治時代後期に造られた当時のままの姿だと思います。
明治期の海軍さんの造られたものなのでどことなくお洒落感が漂っています。
沈澄池堰堤は明治42年竣工


DSC02134.jpg
高さはそれほどありませんね
堤高は9mあるそうです。
4つの溢流口から流れた水は前回の記事中で私が海沿いに車を停めていた撮影スポットの脇へと通じています。


DSC02130.jpg
沈澄池の全景はこんな感じでダム湖というよりは池といった雰囲気です。
池の周囲は400mほどで水深は現在は3m程だそうですがかつては9mの深さがあったそうです。
当時の貯水量は5,000tだったそうです。


堰堤の中央部には印象的な外観の取水塔。
ムーミン谷にありそうなメルヘンチックな造りです。
これは沈澄池の綺麗な上澄み部分の水を水道に取り入れる施設で内部には大きなバルブがあります。
私が引っ越してきた当時(20年ほど前)はこの取水塔の内部にも入れましたが今は立ち入りできません。

DSC02132.jpgDSC02125.jpg
なんか季節感がおかしい1枚になりました。(7/18撮影)


DSC02121.jpg
水源の宇田川から沈澄池への流入路。
水道水利用を意識した構造となっており沈澄池もこの流入路も全面石張りが施されています。


DSC02129.jpg

キャプチャ.jpg
沈澄池堰堤を海側(バイパス側)から見るとこんな感じです(GoogleEarthより)
せっかくの観光資源である沈澄池堰堤の美しい姿も手前を通るバイパスの橋脚がちょっと台無しにしていると思うのですが・・・
奥に見える下北半島の最高峰・釜臥山山頂には航空自衛隊第42警戒群のガメラレーダー(J/
FPS-5)が設置されているほか自衛隊関連施設が点在。


堰堤の少し下流側にあるのがこちら

DSC02113.jpg
重要文化財の第一引入口(いんにゅうぐち)は沈澄池堰堤が建設される前にあった川からの取水口です。
引き込んだ水を貯水池へ送水していたそうです。

DSC02136.jpg
(復元)工事中で全体像は見られませんでした。

DSC02137.jpg
水道事業のお仕事をされている方が見るとこの価値がわかるのでしょうねぇ

国指定重要文化財 旧大湊水道施設の構成要素は
沈澄池堰堤と第一引入口とこの乙水槽の3つです。

DSC02139.jpg
沈澄池から引いてきた水を一旦貯めて濾過池と艦船給水所の2方向に分岐送水していた施設です。
こちらも堰堤の取水塔と同じような意匠ですね

DSC02140.jpg
山からの川筋にあるのと陸奥湾からの拭き上げてくる海風もあって涼しそうな公園でした。
こうしてみると明治期の建築物は立派なものが多いですね、特に海軍さんの造るものはやっぱりおしゃれで実用的です。
今回は画像は無いのですが北の防人 大湊 安渡館にあるカフェでは海軍カレーと大湊海自カレーを食べることができるので次回はぜひ実食したいです(この日は火曜日の定休日でした)。

コロナ禍が広がる中でGoToトラベルの事業開始に疑問を投げかけたむつ市の市長さんは公言通りこの後の4連休はこれらの市所有施設を閉鎖しましたよ。

コロナ終息後はぜひこちらへもお越しください。
土日の大湊基地での艦船見学と合わせて如何でしょうか?
[かわいい]海上自衛隊 大湊地方隊のHPへ(こちら

nice!(62)  コメント(28) 
共通テーマ:趣味・カルチャー