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JR東日本「ひなび(陽旅)運行開始記念試乗会(あおもり)後編 [鉄道&Nゲージ]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
今回も前回に引き続き鉄ネタで昨年の12月2日(土)に開催されたJR東日本(盛岡支社)の新型車両《陽旅(ひなび)》の試乗会の記事になります。

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昨年まで営業運転していたリゾートあすなろを改造して生まれたのが今回試乗した陽旅(ひなび)となります。
リゾートあすなろは2両編成が2編成あり1編成はこの”ひなび”にもう1編成はSATONO(さとの)という車両に改造されました。
ひなびは青森・岩手の2県を中心に運行予定です。
SATONO宮城・福島・山形を中心に運行予定と南東北を担当。

この記事にある試乗会の後(2023年12月)に岩手県内ではすでに運行が開始されています。
2月は秋田県内にも登場とのことです。

ベースとなる車両はハイブリット気動車のHB-300E系ですので非電化路線も走行可能なので活躍範囲については制限はありません。


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WEBでの事前抽選で当選して試乗会に参加しました。
記事全編では1号車(グリーン車)をご紹介したので今回は2号車(普通車)を少しご紹介します。


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グリーン車とは社内の雰囲気がかなり変わります。
2人掛けリクライニングシートで暖色系配色となっていて1号車同様の側面の大窓のお陰で開放的な印象。


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2席だけこのような1人掛けシートがあります。(座席番号1Aと1D)


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今回の試乗会のコース(大湊線下り)では2号車が大湊寄りの先頭車になります。


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二人の少年が終始こちらの特等席で前面展望を堪能していました。
今回の試乗会ではガチな鉄道ファンは見当たらず終点までのんびりした雰囲気でした。
前面展望は車両の通路天井部に設置されたモニターでリアルタイムで見ることができます。
引き続き降りしきる雪で視界が悪いですね。

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受付時に頂いたリーフレットが入っていたクリヤーファイルのような袋。
この”ひなび”のコンセプトとなる一文が記されています。
「こころの日向ぼっこにでかけましょう。」と締めくくられています。

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上の地図には表記がありませんが大湊線のほぼ中間点である陸奥横浜駅(運転停車)~下北駅は所要時間30分にも満たないのですが私がこの区間を乗車するのは恐らく子供の頃に夏休みに田舎(現在住んでいる場所)に来ていた時に乗って以来ではないかと思います。
かれこれ50年振りかも?
陸奥横浜駅~野辺地駅間はそれなりに利用しているのですが下北半島の中心部のむつ市へは買物などで来るのでマイカー必須となり鉄道利用はほとんど選択肢にならないのです。
ちょっと改めて振り返って自分でも驚いています。
先般、JRが公表した赤地ローカル線にもしっかりと名を連ねている大湊線ですが廃止議論が出る前に何とか地元住民としてももっと利用しないといけませんね[ふらふら]

車内で配られたアンケート用紙に記入を終えてやがて列車は下北駅に近づき減速がはじまりました。
私はてっきり大湊線の終着駅の”大湊”まで行くのだと思い込んでいましたがこの試乗会では1つ手前の下北駅で運行終了でした。

慌てて降り支度をして下車しました。

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かつてはここ下北駅から津軽海峡に面した大畑まで国鉄大畑線が分岐していました。
駅舎と駅前広場は近年整備されて新しくなっています。
実質上のむつ市の玄関駅となっています。

恐山へのバスもここから出ます(冬期運航中止)
下北駅の待合室は私と同じように試乗会を終えたひととこれから上りの試乗会に参加する人、週末なので窓口で遠距離切符の手続きをする人とでかなり込み合った印象です。
窓口は一つしかなく行列ができるほどでした。


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そのうち鉄道模型も発売されることでしょう
改造の種車であるリゾートあすなろの鉄道模型は結局買わず終いで実車は廃車になっちゃたので”ひなび”は発売されたら予約しちゃおうかなぁ


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運転台脇には”梅結び”の水引があしらわれています。


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車体側面デザイン。波と花が描かれています。


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下北駅の改札脇でJRの社員さんが横断幕を掲げてくれていました。


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我々を野辺地駅から乗せてきた車両は一旦終点の大湊駅まで回送されていきました。
下北駅は乗降数の割に交換施設はなく片側1面のホームなので一般列車の為に長時間停車できないのでしょう。


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ひなびは現在2023年2月25日までの期間は盛岡~釜石間を団体の旅行商品専用運行されているようです。
指定席料金はグリーン車が2,000円で普通車が840円とのこと(全席座席指定)

恐らく青森は今春からの運行になりそうです。
今度は疾走する編成をカメラで撮影したいなぁ[わーい(嬉しい顔)]

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よしあき・ギャラリー

憧れます。^^
by よしあき・ギャラリー (2024-02-02 11:28) 

ライス

こんばんは。
陽旅(ひなび)、乗車したいですね。
大湊線もまた乗車したいですし、
4月経過っくしている秋田・青森の旅の日程に合うかと、
JR東日本のサイトを見に行ったら、釜石方面の運転ですね…
by ライス (2024-02-02 23:36) 

ヨッシーパパ

グリーン車で無くても、ゆったりしていて、楽に移動できそうですね。
by ヨッシーパパ (2024-02-03 18:50) 

横 濱男

特等席で前面展望を堪能。。うらやましい。。もう長い時間立っているのが辛い年代です(;゚ロ゚)
1人掛けシート、いいかも。。
by 横 濱男 (2024-02-04 10:25) 

青い森のヨッチン

よしあきさん
こうした観光列車もインバウンドの外国人観光客が多く利用するのかなぁ~そのうち日本人専用列車とか出現するかもしれませんね
by 青い森のヨッチン (2024-02-04 17:42) 

青い森のヨッチン

ライスさん
春以降は青森県内の運行もあるそうです。
菜の花日本一の我が町にも運転停車でなくちゃんと客扱い停車してくれないかなぁ~と思っています。
by 青い森のヨッチン (2024-02-04 17:44) 

青い森のヨッチン

ヨッシーパパさん
グリーン車よりも普通車の方が解放感があっていいかもしれませんね
by 青い森のヨッチン (2024-02-04 17:46) 

青い森のヨッチン

横 濱男さん
殆ど一人用シートに座っていました本当に素晴らしい時間を過ごせました。
地元の名産を詰め込んだお弁当のケータリングサービスも始まるそうです。
by 青い森のヨッチン (2024-02-04 17:48) 

yokomi

乗ってみたい....と思ったら、今春以降の青森でしょうか。釜石までの区間は以前SLが走っていましたね。
赤字路線ですが、前の全国知事会会長は海外の例も挙げながら、鉄路に国費の投入を....と論じていました。「民間に出来ることは民間に任せる」と言った劇場型元総理、民間に出来ないことは国がやるのでは無く、切り捨てでは地方は沈むばかりです(>_<)
by yokomi (2024-02-17 02:32) 

青い森のヨッチン

yokomiさん
春の青森運行では当地・陸奥横浜駅にも停車するようなので菜の花フェスティバルと連動した観光企画があれば乗降客も増えそうなのですが役場の方では静観のようです。
by 青い森のヨッチン (2024-02-17 13:03) 

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