GOODWOOD FoS(2024) その2 [自動車&カーモデル]
こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
前回の続き今回も先日までイギリスで開催されていた世界的な自動車イベントである2024年GOODWOOD FESTIVAL of SPEED(FoS)のご紹介になります。
現地に行って観戦したわけでもないのに”さも見てきたようなふり”で記事を書いていて申し訳ないのですがいつかは現地で観たいなぁ~と思っています(多分無理だろうな~)
会場はイギリスの侯爵家が所有する12,000エーカーの敷地なんだそうです。
この私有地にはレースサーキット、飛行場、ホテル、競馬場などがあってちょっとしたリゾート施設のようになっているのかなぁ(栃木県にあるホンダのモビリティランドもてぎみたいな場所?)
会場はイギリスの侯爵家が所有する12,000エーカーの敷地なんだそうです。
この私有地にはレースサーキット、飛行場、ホテル、競馬場などがあってちょっとしたリゾート施設のようになっているのかなぁ(栃木県にあるホンダのモビリティランドもてぎみたいな場所?)
毎年開催に当たってはテーマが設定されるようで今年はイギリスの老舗スポーツカーブランドMGの100周年記念です(MGも現在は中国メーカーの傘下)
FoSのメイン会場になるカントリーハウス前の庭には巨大なオブジェ。
実際のクルマが2台使われているようです。
いかにもイギリスの侯爵家の建物といった感じのカントリーハウスですね。
侯爵家とか映画やアニメの世界でしか自分の中には存在しないようなものですがちゃんと実在するんですね
さて4日間にわたって開催された2024年のFoSの最終日にはレッドブルF1チームが揃い踏みで参加しました(事前にも話題になっていました)
レッドブルは2005年のF1参戦20周年ということです。
現役F1ドラーバーのフェルスタッペン選手、ペレス選手、リカルド選手(RB)やOBのマーク・ウェーバーやディビッド・クルサードに加えてチーム代表のクリスチャン・ホーナーが歴代のレッドブルF1マシンをドライブしました。
さて4日間にわたって開催された2024年のFoSの最終日にはレッドブルF1チームが揃い踏みで参加しました(事前にも話題になっていました)
レッドブルは2005年のF1参戦20周年ということです。
現役F1ドラーバーのフェルスタッペン選手、ペレス選手、リカルド選手(RB)やOBのマーク・ウェーバーやディビッド・クルサードに加えてチーム代表のクリスチャン・ホーナーが歴代のレッドブルF1マシンをドライブしました。
今シーズンは不振にあえぐペレス選手はRB18での参加
このクルマでモナコで優勝しましたね
RBで角田選手の僚友リカルド選手はルノーエンジン時代のRB7
観衆の前でドーナツターンを披露
チーム代表のクリスチャン・ホーナー氏は家族旅行中で不参加のOB セバスチャン・ベッテルル氏が個人所有するRB8を代理でドライブすることになったそうです。
この日の走行に備えて直前のシルバーストーンサーキットで練習走行をしたそうです。
RB16Bをドライブするマックス・フェルスタッペン選手。
直前に開催されたF1イギリスGPでは終盤の猛追で2位フィニッシュ。
フェルスタッペンもドーナツターンを披露
ヒルクライムレースでのメインスタンドにあたるここでヒルクライム参加車両もドーナツターンをして行くことが多いです。
当代随一のF1デザイナーであるレッドブルファミリーのエイドリアン・ニューウェイはアストンマーチンとの共同開発車でレッドブルのF1カーの最後尾を走行。
今回のGOODWOODでは自らが0から開発したハイパーカー レッドブル RB17をお披露目。
1台12億円ほどだそうですが既にレッドブルを去ることが決まっているニューウェイがすべてを手掛けたレッドブルでの最初で最後のハイパーカーなので限定生産数なんてあっという間に売り切れちゃうんだろうなぁ。
レッドブルF1チームのジュニアチームであるRB(アールビー)の角田裕毅選手はホンダがF1で初優勝したRA272でヒルクライムコースを初ドライブしました。
このマシンを動体保存してファン見せることに大きな意味があるとDAZNで元ホンダメカニックの浅木氏が語っておられました。
角田選手はオールドスタイルのヘルメット&ゴーグルです。
このマシンならもうこの組み合わせしかないですね
この日はレッドブルのRB18をドライブする機会にも恵まれた角田選手ですがこのヘルメット&ゴーグル姿で自身初となるレッドブルF1マシンをドライブしました。
不振のペレス選手と昇格交代も噂されている角田選手ですがどうなるのかなぁ?
この日はレッドブルのRB18をドライブする機会にも恵まれた角田選手ですがこのヘルメット&ゴーグル姿で自身初となるレッドブルF1マシンをドライブしました。
不振のペレス選手と昇格交代も噂されている角田選手ですがどうなるのかなぁ?
F1ドライバーの中でもかなり小柄な角田選手がようやく自分サイズのコックピットに出会えたとインタビューで答えていました。
やっぱり影響されちゃいました
タミヤの1/20スケール ホンダRA272のプラモを買っちゃいました。
タミヤの1/20スケール ホンダRA272のプラモを買っちゃいました。
タミヤ 1/20 グランプリコレクションシリーズ No.43 ホンダ RA272 1965 メキシコGP優勝車 プラモデル 20043
- 出版社/メーカー: タミヤ(TAMIYA)
- 発売日: 2014/09/06
- メディア: おもちゃ&ホビー
余談ですがこのキットのタイヤ(ゴム製)のGOODYEARロゴは最初から印刷済みでした。
転写シールで再現というキットがこれまで多かったのですがこれは助かる(けっこう転写に失敗することが多かっので)
9月にはグッドウッド・リバイバルというヒストリックカーによるレースイベントがグッドウッドサーキットで開催されるのでこちらも注目です。
こちらもDAZNやYoutubeでの配信がありそうです。
こちらもDAZNやYoutubeでの配信がありそうです。
タグ:Goodwood
GOODWOOD FoS(2024) その1 [自動車&カーモデル]
こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
2024年7月11日~14日(現地時間)の4日間イギリスのGOODWOODで開催されたGOODWOOD FESTIVAL OF SPEED(Fos)の様子がDAZNで連日生配信されていました。(現在はオンでマインド配信中です)
※DAZNは有料のスポーツ配信サブスクです。
またYoutubeでは無料で見られるハイライト動画などもUPされているので興味のある方はチェックしてみてください。
モータースポーツや自動車ファンの方ならご存知の方も多いと思われる世界的な自動車イベントがGOODWOOD FoSです。
GOODWOODはイギリスの南端、ポーツマス条約で有名な海軍基地のあるポーツマスから東に25kmほどいったところにあります(上の地図の縮尺を(ー)にすると広域地図になります)
このGOODWOODにあるイギリスの侯爵家の広大な12,000エーカー(東京ドーム1000個分)の私有地(飛行場、サーキット、競馬場もあります)内で開催されるこのイベントには世界中からモータースポーツで活躍した名車(2輪&4輪)や歴史的名車、スポーツカーさらに最新の電気自動車やスーパーカー、ハイパーカーが集まります。
1993年が初開催ということなので今年で30年ほどの歴史があるイベントですがこうした自動車関連のイベントとしてはまだまだ歴史が浅い部類になります。
私がこのイベントのことを知ったのはつい最近のことで数年前に松任谷正隆氏の「カーグラフィックTV」というTVの自動車番組で紹介されていたのを何気なく見たのが始まりです。
その時の印象はクラシックカーの祭典といった印象でした(番組はちらっと見ていただけなので本当はもっと他のクルマの紹介もあったのかも?)
この春にDAZNでGOODWOODリバイバルというヒストリックカーによりサーキットレースの模様を配信していたのをたまたま観て骨董品クラスのマシンがレーススピードでサーキットを疾走する姿に感動しました(本当に速度が出ていてびっくり)
今回DAZNで連日生配信があるということなので初日から時間が許す限り観ることが叶いました。(1日10時間ほどの配信時間なので録画配信をザッピングしながらの視聴)
モータースポーツや自動車ファンの方ならご存知の方も多いと思われる世界的な自動車イベントがGOODWOOD FoSです。
GOODWOODはイギリスの南端、ポーツマス条約で有名な海軍基地のあるポーツマスから東に25kmほどいったところにあります(上の地図の縮尺を(ー)にすると広域地図になります)
このGOODWOODにあるイギリスの侯爵家の広大な12,000エーカー(東京ドーム1000個分)の私有地(飛行場、サーキット、競馬場もあります)内で開催されるこのイベントには世界中からモータースポーツで活躍した名車(2輪&4輪)や歴史的名車、スポーツカーさらに最新の電気自動車やスーパーカー、ハイパーカーが集まります。
1993年が初開催ということなので今年で30年ほどの歴史があるイベントですがこうした自動車関連のイベントとしてはまだまだ歴史が浅い部類になります。
私がこのイベントのことを知ったのはつい最近のことで数年前に松任谷正隆氏の「カーグラフィックTV」というTVの自動車番組で紹介されていたのを何気なく見たのが始まりです。
その時の印象はクラシックカーの祭典といった印象でした(番組はちらっと見ていただけなので本当はもっと他のクルマの紹介もあったのかも?)
この春にDAZNでGOODWOODリバイバルというヒストリックカーによりサーキットレースの模様を配信していたのをたまたま観て骨董品クラスのマシンがレーススピードでサーキットを疾走する姿に感動しました(本当に速度が出ていてびっくり)
今回DAZNで連日生配信があるということなので初日から時間が許す限り観ることが叶いました。(1日10時間ほどの配信時間なので録画配信をザッピングしながらの視聴)
GOODWOOD FoSは単にクルマを展示して観衆に見せるだけのイベントではなく会場内の道路を特設のコースに仕立ててヒルクライムレース(1台ごとのタイム計測)が行われるのです。
モノクロフィルムの中で見た往年の名車がコースを疾走する姿に驚かされます。
ステアリングを切るのが大変そう
けっこうな速度が出ていますよ、まさにFESTIVAL of SPEED
こういうフォルムのクルマ、個人的に大好きです。
こうしたクルマが走る長閑なレースっていいですよ
クラシカルなクルマばかりでなくこんなクルマも多数参加。
ベントレーをこんな狭いコースで走らせて事故ったらどうするの?と他人事ながら心配しちゃいます。
ベントレーって高いんだよねぇ?
こちらは名前を聞いたことがないのですが中国のEVメーカーBYDの新ブランド”仰望(Yangwang(ヤンワン))のEV ”U8”というクルマで価格は”100万元”クラスというから2000万円弱です。
中国版レクサスですね
懐かしのF1カーも走ります。
ご存知、マクラーレン・ホンダMP4/6でドライバーはアイルトン・セナの甥のブルーノ・セナ。
F1マシンは黎明期のクラシカルなマシンから現行型マシンに近いものまで多数参加していました。
フェラーリ、メルセデス、アルピーヌなども参加していて今年はレッドブルが大挙してマシンを持ち込みイベントも開催されましたがその様子は次回にご紹介となります。
ご存知、マクラーレン・ホンダMP4/6でドライバーはアイルトン・セナの甥のブルーノ・セナ。
F1マシンは黎明期のクラシカルなマシンから現行型マシンに近いものまで多数参加していました。
フェラーリ、メルセデス、アルピーヌなども参加していて今年はレッドブルが大挙してマシンを持ち込みイベントも開催されましたがその様子は次回にご紹介となります。
日本のモーターファンにはお馴染みカルソニックニッサン スカイラインGTR(R32)
DAZNの中継は現地の制作配信会社の番組をそのまま(CMも含めて)流しているだけなので全編英語で自分にはちんぷんかんぷんでどういったカテゴリー編成でヒルクライムレースが行われているのかさっぱりわかりません。
クラッシックカーが走って行ったらその後にWRCカーがかっ飛んで行ったりINDYカーが続いて走行したりともうなんでもあり状態にしか見えないのですけど・・・・まぁ見ていて面白いんですけどね
もう少し英語を勉強して聞き取れるようになりたい・・と少しだけ思いました(思っただけ)
GOODWOODで新車お披露目となるケースも多いようです。
こちらは北米スバルがターマック(舗装路面)最強を目指して作り上げたSubaru WRX プロジェクト・ミッドナイトも今回のGOODWOOD FoSが実車の世界初公開となりました。
2000㏄の4気筒ボクサー・ターボで680馬力を叩き出すモンスターですが今年のヒルクライムレースのタイムド・シュートアウトでは惜しくも2位でした。
GOODWOODには飛行場(侯爵家の所有らしい)の外周を走るレースサーキットもありますがヒルクライムレースは一般車が走るような生活道路レベルの舗装路面を使っているのでこのコースをF1カーやハイパーカーが猛スピードで駆け抜けるのは驚きです。
※F1カーは危険なのでタイム計測から除外
2000㏄の4気筒ボクサー・ターボで680馬力を叩き出すモンスターですが今年のヒルクライムレースのタイムド・シュートアウトでは惜しくも2位でした。
GOODWOODには飛行場(侯爵家の所有らしい)の外周を走るレースサーキットもありますがヒルクライムレースは一般車が走るような生活道路レベルの舗装路面を使っているのでこのコースをF1カーやハイパーカーが猛スピードで駆け抜けるのは驚きです。
※F1カーは危険なのでタイム計測から除外
ヒルクライムコースはこのように片側が壁、もう一方も藁(わら)でこさえたストローウォールと呼ばれる昔ながらの防護壁という部分もありこの狭い道幅を最速を競って猛スピードで駆け抜けるにはプロドライバーの腕の見せ所です。
ということで事故も多発
パーツなんてもうないんじゃないの?って心配しちゃいそうな旧車や1台数億円するんじゃないのという高級車までグリップしない路面でバランスを崩してストローウォールにぶち当たるという光景は連日見られました。
レッカー車がロールスロイスというのもGOODWOODらしい光景です。
次回もGOODWOOD FoS続きます。
Goodwood グッドウッド ステッカー デカール 並行輸入 (6.8cm*9.5cm)
- 出版社/メーカー: ラグナオンライン
- メディア:
▲このステッカー買おうかなぁ
タグ:Goodwood
トミカ 川崎フロンターレチームバス [自動車&カーモデル]
こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
クラブ創設2年目からの熱心な川崎フロンターレ(J1)サポの自分。
生まれ育った川崎を離れてもう二十数年経ちますがクラブ愛は未だ変わらず・・ということでオフィシャルショップから発売されたばかりのトミカ製のチームバスをゲット(購入)しました。
生まれ育った川崎を離れてもう二十数年経ちますがクラブ愛は未だ変わらず・・ということでオフィシャルショップから発売されたばかりのトミカ製のチームバスをゲット(購入)しました。
販売価格1,100円別途送料となり約2千円弱ほどで購入しました。
ショップに買いに行けないので通販利用なので送料必須なのですがトミカ1個の送料としてはもう少し何とか(安く)ならないものかなぁ
チームバスはホーム開催日に選手たちがスタジアムに乗り込んでくる際に利用したりアウェイゲームの移動に使ったりするバスで通常はチームのエンブレムやロゴ、マスコットキャラなどが車体にラッピングされています。
酷い負け方をするとやけくそになったサポがスタジアムを出ようとするチームバスを取り囲んだりしたりしますね
2019年からこのバスを使っているそうなので史上最強フロンターレ戦士たちを乗せて走ったこともある車両です。
ラッピング部分は印刷ではなくシールで再現しているようなので小さなお子様に与えるとすぐボロボロになっちゃいそうです(トミカあるある)
今シーズンもかなり苦戦を強いられている状況ですが降格圏から何とか脱出して欲しいと願うばかりです(ほんと降格だけは勘弁です)
最近は自分が子供だった頃に買ってもらったトミカの数倍の数を買い集めているなぁ
少子化時代は私のような”大きなおともだち”が必死に買い支えないと玩具業界はもたないのかもしれません。
【ハセガワ】いすゞ ベレット1600GTR 前期型(1969) [自動車&カーモデル]
こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
青森では「ねぶたが終わればもう秋」とよく言われています。
青森では「ねぶたが終わればもう秋」とよく言われています。
確かにねぶた祭りの最終日の翌日は暦の上では”立秋”です。
週間予報を見るとお盆期間中の青森はやマークが並んでいますがいずれも連日30度超という青森にしては”酷暑”が続きそうです。
週間予報を見るとお盆期間中の青森はやマークが並んでいますがいずれも連日30度超という青森にしては”酷暑”が続きそうです。
ここ最近、当ブログでは護衛艦や戦闘機の記事が相次ぎ”海”、”空”ときたら”陸”でしょう!ということで今回は久しぶりにこんな記事を・・
ハセガワから先日「いすゞ ベレット 1600GTR 初期型(1969)」が新発売になり予約注文していたものが私の手元にも届きました
いすゞの”ベレット”は1クラス上の”ベレル”という中型乗用車の小型乗用車版として1963年(昭和38年)~1973年(昭和48年)まで生産されました。
コロナ(トヨタ)やブルーバード(日産)に対抗するためこのセグメントでの存在を示すために当時のいすゞ技術陣は様々な新機軸を盛り込み市場に送り込んだのです。
ベンチシートにコラムシフトという小型車が多い中でバケットシートにフロアシフトと当時としてはかなりスポーティーなイメージの室内(ハセガワの商品ページ画像より)
若い世代だと「いすゞって何て読むの?」とか「トラックやバスのメーカーだよね?」という印象のいすゞ自動車ですが当時のいすゞはトヨタ、日産と並ぶ国内三大自動車メーカーとして君臨するほどの企業でした。
日本の自動車史に残る数々の名車を生み出したメーカーだったのでまさか乗用車生産から撤退するとは思ってもいませんでした。
自社の強みであるディーゼルエンジンに特化したジャンルへのリソースの集中に舵を切ったのでした。
▲卵型のシルエットはカロッツェリアへ外注デザインではなく社内デザインだったようです。
この時代のクルマのこの角度からの眺めが堪らなく好きですね~
さて当時の国内BIG3の一角のいすゞが少し遅れを取っていた小型車市場に投入した”ベレット”に対する並々ならぬ力の入れようは各種技術だけにとどまらずGT(グラン・ツーリスモ)というグレード設定を国内で最初に採用するといったことからもうかがい知れます。(”ベレット”という車をを説明する際には欠かせないフレーズです)
この国内初のGTの名を冠したのは”ベレット1600GT”で1964年に発売されました。
スカイラインがGT設定車を発表したのが実はわずかに先でしたが発表自体は遅れ劣ったものの発売はベレットの方が先行することとなりGTの”日本初”はベレットへ
スカイラインのGTを”スカG”と呼ぶようにベレットGTは”ベレG”と呼ばれ今でも熱心なファンに愛されています。
そんなベレGの最高峰が今回、キット発売となったベレット1600GTRなのです。
1969年の鈴鹿12時間耐久レースで総合優勝したベレットGTXを市販車化したのがベレット1600GTRでキットのベースとなった前期型はGTRとの表記ですが後期型はGTtypeRと表記されます。
スカGは各メーカーとも商品化が相次ぐほどの人気車種なのですが”ベレG”はかなり古いキットがあるものの長らく新規キットが発売されないという冷遇を味わっていましたがこの度のハセガワの新キットの登場は旧車ファン、いすゞファン、そしてベレGファンにとっては嬉しいものでした。
さてキットの中身はこんなかんじです。
特にボディの成型色のオレンジが鮮やかで眼を惹きますね
パッケージに採用されたカラーリングとは色味がかなり違って見えますがエンジンフードのブラックでツートーンカラーを再現するなら塗装は必須です。
メッキパーツもふんだんに採用されています。
自慢のDOHCエンジンの再現は残念ながらありませんのでしたがってエンジンフードも開閉できません。
ハセガワから先日「いすゞ ベレット 1600GTR 初期型(1969)」が新発売になり予約注文していたものが私の手元にも届きました
いすゞの”ベレット”は1クラス上の”ベレル”という中型乗用車の小型乗用車版として1963年(昭和38年)~1973年(昭和48年)まで生産されました。
コロナ(トヨタ)やブルーバード(日産)に対抗するためこのセグメントでの存在を示すために当時のいすゞ技術陣は様々な新機軸を盛り込み市場に送り込んだのです。
ベンチシートにコラムシフトという小型車が多い中でバケットシートにフロアシフトと当時としてはかなりスポーティーなイメージの室内(ハセガワの商品ページ画像より)
若い世代だと「いすゞって何て読むの?」とか「トラックやバスのメーカーだよね?」という印象のいすゞ自動車ですが当時のいすゞはトヨタ、日産と並ぶ国内三大自動車メーカーとして君臨するほどの企業でした。
日本の自動車史に残る数々の名車を生み出したメーカーだったのでまさか乗用車生産から撤退するとは思ってもいませんでした。
自社の強みであるディーゼルエンジンに特化したジャンルへのリソースの集中に舵を切ったのでした。
▲卵型のシルエットはカロッツェリアへ外注デザインではなく社内デザインだったようです。
この時代のクルマのこの角度からの眺めが堪らなく好きですね~
さて当時の国内BIG3の一角のいすゞが少し遅れを取っていた小型車市場に投入した”ベレット”に対する並々ならぬ力の入れようは各種技術だけにとどまらずGT(グラン・ツーリスモ)というグレード設定を国内で最初に採用するといったことからもうかがい知れます。(”ベレット”という車をを説明する際には欠かせないフレーズです)
この国内初のGTの名を冠したのは”ベレット1600GT”で1964年に発売されました。
スカイラインがGT設定車を発表したのが実はわずかに先でしたが発表自体は遅れ劣ったものの発売はベレットの方が先行することとなりGTの”日本初”はベレットへ
スカイラインのGTを”スカG”と呼ぶようにベレットGTは”ベレG”と呼ばれ今でも熱心なファンに愛されています。
そんなベレGの最高峰が今回、キット発売となったベレット1600GTRなのです。
1969年の鈴鹿12時間耐久レースで総合優勝したベレットGTXを市販車化したのがベレット1600GTRでキットのベースとなった前期型はGTRとの表記ですが後期型はGTtypeRと表記されます。
スカGは各メーカーとも商品化が相次ぐほどの人気車種なのですが”ベレG”はかなり古いキットがあるものの長らく新規キットが発売されないという冷遇を味わっていましたがこの度のハセガワの新キットの登場は旧車ファン、いすゞファン、そしてベレGファンにとっては嬉しいものでした。
さてキットの中身はこんなかんじです。
特にボディの成型色のオレンジが鮮やかで眼を惹きますね
パッケージに採用されたカラーリングとは色味がかなり違って見えますがエンジンフードのブラックでツートーンカラーを再現するなら塗装は必須です。
メッキパーツもふんだんに採用されています。
自慢のDOHCエンジンの再現は残念ながらありませんのでしたがってエンジンフードも開閉できません。
他に特に競合するようなライバルキットも存在しないので敢えて古いキットを探して組むようなこともなく現在のところベレGファン、ベレットファンにはこのキット一択ですね
初期型、中期型、後期型と相次いでキット化された117クーペのように前期型が出たんだったら後期型も・・と妄想しちゃうのはファン心理。
でもラリー仕様とかはパーツ追加、新規デカールで案外キット化されるかも?
初期型、中期型、後期型と相次いでキット化された117クーペのように前期型が出たんだったら後期型も・・と妄想しちゃうのはファン心理。
でもラリー仕様とかはパーツ追加、新規デカールで案外キット化されるかも?
大好きだったBSの旧車番組が放送終了しまっ手ちょっと残念なのですがこうした旧車の雑誌も存在します。
プラモ業界の近年の旧車ブームによりキット製作の良い参考資料となります。
興味のある特集分だけ古本で買い集めていますが117クーペの資料にと買った特集にベレGも大きく取り上げられていました。
特集タイトル「ISUZUきらめく個性」
もし、いすゞが乗用車生産を継続していたら我々はどんな個性的なクルマに出会えたのかなぁ~
ちなみにベレG、特に1600GTRのレストア、OH(オーバーホール)済み車両を買おうと思うとと3~400万円以上は覚悟。
ほぼ同じ時期に生まれた自分も年を経て価値が高まるようになりたいものです。
ハセガワ 1/24 いすゞ ベレット 1600GTR 前期型 (1969) プラモデル HC58
- 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)
- 発売日: 2023/08/03
- メディア: おもちゃ&ホビー
トミカリミテッドヴィンテージ 1/64 LV-150d いすゞベレット 1600GTR 69年式 青 完成品
- 出版社/メーカー: トミーテック(TOMYTEC)
- 発売日: 2018/05/12
- メディア: おもちゃ&ホビー
【完全復刻版】 モーターファン 日本の傑作車シリーズ 第9集 いすゞベレット 完全復刻版 モーターファン 日本の傑作車シリーズ
- 作者: 三栄書房
- 出版社/メーカー: 三栄
- 発売日: 2017/11/02
- メディア: Kindle版
Old-timer(オールド・タイマー) 2019年 10月号 No.168 [雑誌]
- 作者: Old-timer編集部
- 出版社/メーカー: 八重洲出版
- 発売日: 2019/08/27
- メディア: Kindle版
ドリームトミカ となりのトトロ オート三輪 [自動車&カーモデル]
こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
同じ北東北の秋田県で大雨による冠水被害が広がっていると聞いて心配しています。
青森県に西海岸(深浦町)では被害が出てしまいましたが私の住む地域はそれほどの降水量ではなく警戒していた割にはちょっと肩透かしといった状況でした。
同じ北東北の秋田県で大雨による冠水被害が広がっていると聞いて心配しています。
青森県に西海岸(深浦町)では被害が出てしまいましたが私の住む地域はそれほどの降水量ではなく警戒していた割にはちょっと肩透かしといった状況でした。
でもまた週の半ばに大雨警戒なんだそうです。
40度に迫るような猛暑とは無縁の当地ですが皆様自然災害には油断なきよう
そんな雨の中でもamazonから予約注文していたドリームトミカが届きました。(ドライバーさんいつもありがとう)
ドリームトミカ ジブリがいっぱい07
となりのトトロ オート三輪
映画の冒頭で登場する引っ越し荷物を満載したオート三輪がトミカになって登場。
ドリームトミカではトトロに登場するねこバスもすでに商品化されています。
そんな雨の中でもamazonから予約注文していたドリームトミカが届きました。(ドライバーさんいつもありがとう)
ドリームトミカ ジブリがいっぱい07
となりのトトロ オート三輪
映画の冒頭で登場する引っ越し荷物を満載したオート三輪がトミカになって登場。
ドリームトミカではトトロに登場するねこバスもすでに商品化されています。
オート三輪は私が子供の頃(1970年代初頭)にはすでに衰退期を迎えていてごく稀に街中を走ってるのを見かける程度だったと思います。
しかし、子供の頃の自分にとってはちょっと印象に残る車両なんです。
当時、両親が会社の独身寮の管理人と朝晩の賄料理を提供していたので食事の食べ残し(残飯)が大量に出るのですがこれを定期的に養豚業者の方(豚屋さんと呼んでいた)がこのオート三輪に乗って引き取りに来るのです(残飯が豚の餌になるのです)。
子供の頃に悪戯や我儘を言うと「ブタ屋のクルマに乗せてやっちゃうよ」と叱られるのが怖かったです。(「橋の下に捨ててくるよ」と同義)
となりのトトロに登場するオート三輪やボンネットバスなどの車両の時代設定を考察すると作品の世界は私が生まれる前の話なんだと理解できます。(※戦後間もないころという)
オート三輪の馬力ではちょっと心もとない積載量ですね
引っ越し荷物の一部は着色済みです。
多分、作品に忠実に塗装する人も出てくると思います。
バケツのそばにある黒いものと赤いものはお父さんの黒い傘(の柄)とさつきの赤い傘(の柄)だそうです。
タンスにちゃぶ台もあります。
運転席の屋根の上に飛び出しているのは箒かな?
オート三輪の運転席はこんな感じで開放的です。
東南アジアの三輪タクシー”トゥクトゥク”と同じですね
日本でもオート三輪を使ったタクシーもあったそうです。
しかし、子供の頃の自分にとってはちょっと印象に残る車両なんです。
当時、両親が会社の独身寮の管理人と朝晩の賄料理を提供していたので食事の食べ残し(残飯)が大量に出るのですがこれを定期的に養豚業者の方(豚屋さんと呼んでいた)がこのオート三輪に乗って引き取りに来るのです(残飯が豚の餌になるのです)。
子供の頃に悪戯や我儘を言うと「ブタ屋のクルマに乗せてやっちゃうよ」と叱られるのが怖かったです。(「橋の下に捨ててくるよ」と同義)
となりのトトロに登場するオート三輪やボンネットバスなどの車両の時代設定を考察すると作品の世界は私が生まれる前の話なんだと理解できます。(※戦後間もないころという)
オート三輪の馬力ではちょっと心もとない積載量ですね
引っ越し荷物の一部は着色済みです。
多分、作品に忠実に塗装する人も出てくると思います。
バケツのそばにある黒いものと赤いものはお父さんの黒い傘(の柄)とさつきの赤い傘(の柄)だそうです。
タンスにちゃぶ台もあります。
運転席の屋根の上に飛び出しているのは箒かな?
オート三輪の運転席はこんな感じで開放的です。
東南アジアの三輪タクシー”トゥクトゥク”と同じですね
日本でもオート三輪を使ったタクシーもあったそうです。
マイクロエース 1/32 オーナーズクラブNo.18 '56 マツダ オート3輪
- 出版社/メーカー: マイクロエース(MICRO ACE)
- メディア: おもちゃ&ホビー
マイクロエース 1/32 オーナーズクラブNo.19 '55 ダイハツ オート3輪
- 出版社/メーカー: マイクロエース(MICRO ACE)
- メディア: おもちゃ&ホビー
タカラトミー ドリームトミカ ジブリがいっぱい 07 となりのトトロ オート三輪 ミニカー おもちゃ 3歳以上
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2023/07/15
- メディア: おもちゃ&ホビー
ドリームトミカ版よりも精密な商品も発売されていました。
スタジオジブリ作品 PBC-01B プルバックコレクション となりのトトロ オート三輪
- 出版社/メーカー: エンスカイ(ENSKY)
- 発売日: 2023/04/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
▲荷台のお引っ越し荷物も着色されてより劇中の姿に近いですね
ジブリ公式で作品中のカットが無償公開されています。
「常識の範囲」の中で使用が認められていますがこちらもその1カットです。
この家もペーパークラフトで商品化されていますね
さんけい スタジオジブリ作品シリーズ サツキとメイの家 ペーパークラフト MK07-41
- 出版社/メーカー: さんけい(Sankei)
- 発売日: 2020/12/04
- メディア: おもちゃ&ホビー