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令和2年度 海上自衛隊 陸奥湾 機雷戦訓練 [艦船]

今月(7月)の18日~30日までの予定で毎年恒例の海上自衛隊の掃海訓練が陸奥湾で行われています。

例年、この時期に掃海隊の艦船が陸奥湾に集結して”機雷戦訓練”と他国の部隊との共同訓練”掃海特別訓練”が合わせて行われています(今年度は米海軍のみ参加)。
この訓練期間に全国から掃海艦艇が陸奥湾に集結します。

昨年の7月18日に大湊に”かが”が来ていたので写真を撮りに大湊基地の側でカメラを向けると掃海母艦の「うらが」(MST-463)と「ぶんご」(MST-464)がちょうど訓練海域にむけて出港する様子が撮れました。(「かが」はかなり離れて撮影)
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(2019年7月18日撮影 掃海母艦「ぶんご」とタグボート)

掃海母艦が大湊に入港するという機会もなかなかないので今年も訓練期間中に大湊基地へ来てみましたが・・

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この日、大湊基地の第1突堤に係留されていたのは掃海艇「すがしま」ただ1隻だけでした。
すがしま型掃海艇の1番艦「すがしま」(MSC-681)
就役:1999年3月(日本鋼管鶴見)
基準排水量:510t

所属:舞鶴地方隊第44掃海隊


普段のこの時間帯なら第1突堤には護衛艦「しらぬい」、「まきなみ」、「すずなみ」などが係留されていることが多いのですがこの日は「すがしま」ただ1隻のみ。
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普段ならこんな感じで大湊基地の主要護衛艦の雄姿がまじかに撮影できるスポット

MarineTrafficという船舶の位置情報アプリで確認すると他の訓練参加艦艇は陸奥湾中央に居ました。
訓練海域は陸からは確認できない距離なので今回はほかの訓練参加艦艇の撮影は諦めます。
家からクルマで40分ほどの距離なのでまた機会があれば来ます。
大湊基地で掃海艦艇の姿を見られる機会というのは意外と少ないのです。


せっかくなので基地に隣接する「北洋館」という資料館を見学。
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旧海軍時代の大湊要港部の水交支社(海軍士官の社交場)として大正5年に建設されたもので近くの釜臥山から切り出された石が使われた洋風建築です。
日本建築学会から大正・昭和期の名建築としても選定されています。
現在は海上自衛隊が管理する資料館となっていて誰でも無料で見学できます。
現在はコロナの影響で中止されていますが週末に行われる艦船見学会の集合場所でもあります。
私もここはもう何度も見学していますがこの日は平日の朝ということもあり見学者は私一人切りの貸し切り状態でした。
マスク必須で入館時に隊員の方に検温してもらい中に入ります。
今回は主に壁に掲げてある解説パネルを中心にじっくり読み進めることができました。
普段だとどうしても展示している実物資料や模型などに目が行きがちです。
今回は戦前の北方領土防衛のために民間有志で結成された自警団の解説パネルを興味深く読みました。
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何度も訪れている場所ですが駐車場の一角に生垣で囲われている石碑がありました。
「海御霊やすらかに」と刻まれているので殉職者の方への慰霊碑だとわかりました。
とてもきれいに清掃されています。
数日前に河野防衛大臣と海上自衛隊幕僚長の視察があったようです。
背景に見える山の頂は釜臥山(北洋館建設にあたって石材を切り出した山)で山頂には空自のガメラレーダーがあります。

山腹に見える緑色はスキー場のゲレンデ。
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慰霊碑に黙祷したのちちょっと見晴らしのいい場所へクルマで移動します。

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基地から道路を挟んで山側の丘陵地帯には旧海軍時代の施設が点在しており最近は公園として整備されています。
こちらは海軍の遺構ではなく新たに建設された海望館という展望施設。
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展望台からの眺め。
大湊基地を眼下に見下ろせるロケーションというかこの光景を見せるために建設したようなもの?

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係留されている艦艇の配置まで丸わかりというのは国防上大丈夫なのかなぁ?と多少不安もよぎります。
あぁやっぱり第1突堤には「すがしま」の姿のみで入港してくる艦艇の姿も見られません。
突堤の先(沖)に見えるのは芦崎という砂洲(半島)で陸奥湾と仕切られています。
古くから大湊は天然の良港といわれる所以はこの砂洲が自然堤防のような働きをしているからだと思います。
この砂洲の内水面を芦崎湾といいほぼ全域が基地の敷地となります。

地図を拡大スクロールすると大湊基地の立地がよくわかります。

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昨年この場所で撮影した「かが」。
手前に横たわるのが砂洲(芦崎)で奥に見える陸地は20kmほど離れた下北半島中央部の山並み(私の住んでいる町方面)


次回はこの海望館がある一体を含めた水源地公園の様子をご紹介予定です。
海をひらく [増補版]

海をひらく [増補版]

  • 作者: 桜林 美佐
  • 出版社/メーカー: 並木書房
  • 発売日: 2015/07/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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パインパンって? [青森の話題]

最近皆さんのブログを拝見していると偶然同じ菓子パンを記事にされている方が複数いらっしゃいました。

それがこのパンです。
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フジパンの「パインパン」という商品。
コッペパンにドライパインを入れたものだそうです。
商品紹介のサイトでは”学校給食の味”と記されていますが神奈川の川崎で生まれ育った自分としてはこのようなものが給食で出た記憶がないので地域性のものだと思います。
フジパンは愛知拠点の会社ということなので中京地域の方には懐かしい給食の味なんでしょうか?
青森にはフジパンの工場はなく宮城県の関連会社からの納品だと思いますが青森県民にとっては未知の味ということになります(たぶん)
ほかの方のブログ記事を見た時に”フジパン”は青森県内ではマイナーなので(松下由樹さんのTVCMは流れていますけど)店頭にはないだろうなぁと思っていたらちゃんと売っていたので恐らく話題の商品として仕入れたのかも?

食べてみたところコッペパンの素朴な味にパインのゴロゴロした食感が何とも不思議な感覚です。もう少しパインの風味がふわぁ~って感じるのかなぁと思っていたけどドライフルーツの果実臭ていどしか感じられず・・・でも給食に出てくるコッペパンの変わり種としてはこんなもんだろうなぁと勝手に納得。

同じ日の売り場にこんなものが・・・
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ちょうど土用の丑の日の直前ということもあって「ウナギイヌエクレア」なる商品が・・・
あの夜のお菓子と同じくウナギの粉も入っているようです。
まぁパッケージ勝負の季節アイテムといった感じかなぁ
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中身はチョコエクレアがちょっと長くなったものでした。
価格の割にはボリュームがあってお得感はありました。


今年に土用の丑の日は中国産ですが1尾かば焼きを買って食べました。
ニュースでも流れていた通り例年よりも価格が2/3程度と買いやすくなっていて私が買ったのは一番安い698円(税別)のものでしたが確かに去年であれば1000円前後と思われるサイズでしたね。
身の厚さも去年のものより厚くふっくらした印象でした。
お店では特別にかば焼きのパックに入っている物とは別に山椒とたれが売られていましたが破格値の”1円”ということでした。

たくさん買って”うな次郎”にたれ増しでかけて食べようかなぁ?と思いましたがうな次郎を買い忘れ[たらーっ(汗)]

うな次郎だけ単品でこの時期に買うのはちょっと・・・
周りの視線というかレジのおばちゃんの視線も気になります。
うな次郎もまぁまぁのお値段で売っていますけど・・
かば焼きとセット購入か「ウナギが苦手なんで~」言いながら買いたいなぁ(小心者です)


タグ:パインパン
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三沢基地(2020/07/09) ②プロペラのバイパー [飛行機プラモ]

前回からの続きで三沢基地に隣接する大空ひろばでの航空機撮影の様子です。
お目当てのアグレッサー・イーグルの雄姿の撮影は叶いませんでしたが気を取り直して新たに手に入れた中古のSONY  α77ⅡというAPS-Cデジイチと400mmズームとの組み合わせでの撮影練習です。
APS-Cというのはカメラのイメージセンサーの種類(サイズ)のことでフルサイズセンサーよりも小さな面積のイメージセンサーなので装着したレンズの焦点距離が1.5倍ほどに大きくなる仕組みですので400mmなら35mm換算で600mm相当の画角となります。
最近主流のフルサイズセンサー搭載のカメラだと400mmのレンズはそのまま400mmまでとなってしまうので画質(解像度)と引き換えにAPS-Cカメラを選択しました。
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さっそく空に向かってカメラを構えると手がぶるぶると震えそうです。

この体勢を長時間とっていると筋肉痛になりそう[あせあせ(飛び散る汗)]
もともと私の400mmズームレンズは古いタイプなので重いのですがこれにこれまで使っていたα55という比較的小型軽量のカメラからちょっと重くなったα77Ⅱの組み合わせは想像以上に腕力を要求されることが分かりました(まぁ予想はできましたが)。
重量を計ったら2.6kgほどありました[たらーっ(汗)]

前回も触れましたがここ大空ひろばは滑走路の北東側に位置しているのでほぼ一日を通じて滑走路側が[晴れ]逆光方向になってしまうので撮影ポイントとしてはあまりお勧めできないと思います。
でも基地周辺で数少ない立ち入りが制限されていない公共の場所だしトイレもあるので誰にも気兼ねすることなく楽しめるので気に入っています。

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このポイントから600mm相当で撮影すると滑走路上空を低空でオーバーパスする戦闘機はこんな感じで撮れます。
ちょっと遠すぎるのでトリミングをすると・・・
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このくらいまで大きくできますが画質が粗くなってしまいます。
写っているのは米軍のF-16ですね
兄弟機ともいわれる空自のF-2部隊はもう三沢にはいないのでこのシルエットは遠方からももう迷うことなくF-16だと分かります。
この日は東風だったのでRWY10運用で離陸機や一旦滑走路上空を通過する戦闘機はこんな感じで写ります。
戦闘機の離陸時の速度はものすごく速いのとすでにファインダーに映る頃には高度があるのでなかなか私の腕では上手く撮影できません[ふらふら]

一方滑走路エンドを挟んでちょうど反対側の撮影ポイントで撮ると・・
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同じ画角(600mm相当)で同じ米軍のF-16がここまで大きく鮮明に撮ることができます[わーい(嬉しい顔)]
ただし着陸に西風運用時のRWY28使用の時に限ります。
このRWY28運用時に反対側の大空ひろばでは林が邪魔で撮影できません。
着陸態勢に入った戦闘機も速度はかなり落ちますのでカメラのピントもバッチリ合ってくれます。
今の時期はヤマセという太平洋からの冷たい東風が吹くので滅多にこのアングルでの撮影は叶いませんね


米軍の電子戦闘機EA-18G”グラウラー”が飛んできました。

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こちらはアメリカ空軍の輸送機C-130J-30”スーパーハーキュリーズ”
突然視界に入って来たので慌てて撮影。
シャッター速度がジェット機用の設定のままの高速シャッターのままだったのでプロペラがほぼ止まって写っています。恥ずかしい・・・
この画像に珍しいものが写っています。
エンジン周辺部の拡大[左斜め下]
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プロペラの後方(エンジン周辺)に渦のような模様が白く写っています。
初め何かわかりませんでしたがプロペラによるベイパーだそうです。
ベイパーとは空気中の水分が多いとよく発生する飛行機雲で主にジェット戦闘機の主翼端とかで見られるのですがプロペラでも発生するとは知りませんでした。
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《参考》F-2の主翼端からベイパーが発生しているところ


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空自のF-35Aです。
F-2が去った三沢の新しい主ですね
配備数もかなり増えてもう新鮮さはちょっと薄らいだ感じです。


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突然、F-15が飛来してきました。
無線によると那覇基地からの訓練でやって来たそうです。

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こちらは那覇からのF-15関連なのか空中給油機KC-767の姿も・・
飛んでいる姿を見たのは初めてかも?


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JAL156便 羽田行き 737-800
この日はまだHAC(北海道エアシステム)は運航再開していませんでした。
HACが導入した最新鋭のATR42-600の初号機を何とか三沢で撮りたいのですが三沢線には当面運用はないようです。


大空ひろばの公衆トイレの横に設置されている自販機。
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以前からちょっと変わったカラーリングだなぁと思ってまじまじと見たら・・
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ご当地ヒーロー”ホッキガイ”のコラボ販売機でした。
太平洋岸で獲れるホッキガイは三沢の名物です。
しかしこのヒーローは知りませんでした。

たしかゆるキャラもいたような・・・
自販機で売っている飲料時代はごく普通のものばかりでした。

タグ:三沢基地
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三沢基地(2020/07/09) ①アグレッサーは撮り逃し [飛行機プラモ]

Youtubeに”三沢基地にF-15アグレッサー部隊が来ている”という動画がUPされていたのでカメラとエアバンを持って遊びに行ってきました。
"アグレッサー"とは英語の意味では”侵略者”というらしいです。
そこから転じて空自では訓練での”仮想敵機”のことを指します。
味方パイロットに”訓練を付けて”操縦技術の向上を図るのが目的なのでアグレッサー部隊の教官たちは空自の中でも最強のパイロット集団といえます。
アグレッサーというのは単なる俗称で空自内では飛行教導隊というのが正式な部隊名で通常は石川県の小松基地に配置されていて識別が容易になるような塗装を施したF-15DJを使用して今回の様に全国各地の飛行隊に移動訓練にやって来ます。
ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-15DJ イーグル アグレッサー デザートスキーム プラモデル 02354 ハセガワ 1/72 F-15DJ イーグル ‘アグレッサー’ [00784]





まずは昨年暮れに着陸態勢に入った機体が良く撮れたポイントへ向かいますがこの日は風向きの関係でこのポイントでは離陸機を撮るような恰好になってしまい600mmのズームでもちょっと機体が遠かった(高かった)[たらーっ(汗)]
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到着後に慌てて撮った1枚・・・これってF-15ですね


滑走路に進入してくる機体を撮ろうとやって来たポイントでしたが早々に退散していつもの航空科学館に隣接する大空ひろばへ移動します。
この日はスタッフのYさんに事前に訪問する旨をお伝えしてとある”ブツ”をいただきました。
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その”ブツ”がこちらです。
空自の輸送ヘリCH-47Jチヌークの1/72スケールのキットをいただきました。
モノクロームというブランドのキットでオリジナルはAirfiX?

前回、お伺いした際に「ちょうど作っていないキットがあるのであげようか?」というありがたいお話をいただいておりました[わーい(嬉しい顔)]
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ここ大空ひろばの目の前が空自のチヌークの格納庫ということもありいつもここに来ると大抵このチヌークがフェンス越しによく見ることができます。

時折私の自宅上空へも飛来することもあり勝手に親近感を持っていてamazonの欲しいものリストにもこのキットをリストアップしていました。
モノクローム 1/72 航空自衛隊 CH-47J チヌーク プラモデル

モノクローム 1/72 航空自衛隊 CH-47J チヌーク プラモデル

  • 出版社/メーカー: モノクローム
  • 発売日: 2012/07/30
  • メディア: おもちゃ&ホビー


今回思いがけず手に入れることができて嬉しいです[るんるん]
(キットの内容については別の機会に・・・)
せっかく頂いたキットなので積みプラにせず製作を進めたいと思います。

さてスタッフのYさんによるとアグレッサー部隊は今日、小松基地に帰投したそうで先ほど私が慌てて撮影したのは小松へ帰るF-15だったようです。
ということであの独特の迷彩塗装を施したアグレッサーイーグル(F-15DJ)を堪能することは叶いませんでした[ふらふら]


ほどなくアグレッサー部隊の整備員や保守機材等を乗せたと思われる美保基地所属のC-2輸送機が三沢基地から先発したF-15DJを追って小松基地へと飛び立っていきます。

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午前中に飛び立っていった210号機。

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私が車内でお弁当を食べているときに送れて飛び立っていった211号機

一日に2機のC-2(210号機と211号機)を見ることができてラッキー[exclamation]

大空ひろばからの撮影はほぼ一日を通してこんな感じに逆光になります。

まともなアグレッサーイーグルは1枚も撮れませんでしたがC-2×2機を撮れたのでちょっと満足。

残りの時間は高速で飛ぶ米軍機を新しく手に入れたα77ⅡのAFがどこまで捉えられるか試し撮りです。
(次回も同じ日の三沢基地の様子です)
青島文化教材社 1/144 航空機シリーズ No.3 航空自衛隊 C-2 輸送機 プラモデル

青島文化教材社 1/144 航空機シリーズ No.3 航空自衛隊 C-2 輸送機 プラモデル

  • 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
  • 発売日: 2020/02/01
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新造船 進水式 [青森の話題]

前回の新造船の船降ろしに続いて今回は”進水式”の様子です。DSC00003.jpg
令和2年7月の初旬、大安吉日に進水式が執り行われました。
この日は好天に恵まれて波が穏やかな陸奥湾でした。
漁港から対岸(下北半島)の釜臥山方面(大湊)を望む。


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進水式は初めは船上での神事が執り行われます。
船首側に仮設の祭壇を設置して地元神社の宮司さんによる祝詞の奏上に続き参加者が祭壇の前で榊を奉納します。


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宮司さんによるお祓い


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岸壁で接岸しての神事が滞りなく終わると関係者を載せて海上へ船出。


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私は伴走船(漁船)に乗って新造船の雄姿をパチリ[カメラ]


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神社のある場所のちょうど沖合にて船で3周ほど円を描くように旋回。
この時、船上では同乗している宮司さんによる仕上げの神事が行われます。
こうした穏やかな日は船が揺れないので乗船されている一般の方も船酔い知らずで安心です。


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風がほとんどなかったので速力を上げて大漁旗をなびかせます。
旗竿代わりの竹の木がかなりたわむほど
これらの大漁旗は親族、漁師仲間、新造船にかかわった業者さんからお祝いとして贈られたものです。
実際のホタテ養殖では大漁旗を掲げることはないのでこれが見納めになる旗もあります。
一部は年に一度の海上祈願祭で飾られることもあります。
最近では町内のイベントでも会場を彩る飾り物として活躍する機会も増えました。


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ほどなく漁港へ帰投。

これで一連の進水式は無事終了です。
例年だとこの後、町のホールを借りての大宴会なのですがコロナの影響で自粛となりました。


このあと夏の終わりから秋口にかけてもう1隻新造船の予定があります。

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新造船 船降ろし [青森の話題]

7月3日の大安吉日に新造されたばかりのホタテ養殖船の進水式がありました。
素人カメラマンとして栄えある新造船の進水式での雄姿を撮影する機会に恵まれました。


今回は進水式に先立つこと1週間ほど前に行われた”船降ろし”の様子を中心にご紹介させていただきます。

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漁船はメーカーから漁船として発注者(船主)に届けられるのではなくエンジンレスで船体のみの”箱モノ”として漁場近くのエンジンの設置や艤装を行う各地の工場へ届けられます。
当町では私の親戚の家がこの工場を経営しています。

この漁船は船体はYAMAHA製で北海道のヤマハの船体製造メーカーからトレーラーに乗せられてフェリーに乗り津軽海峡を渡って陸送されてきました。
漁船丸ごとの陸送になるので道路を走れるのは夜間の交通量が少ない時間帯で先導車も伴走します。

さて漁船のメーカーというと皆さんはどこの会社が思い浮かびますか?
国内だとヤンマーとかヤマハなんかが有名だと思います。
どちらも船体と発動機(エンジン)のメーカーなのですがヤマハの漁船部門については近年、エンジンについてはヤマハ製ではなく三菱重工製のエンジンを積むようになっています。(車体とPUが別なのはF1と同じです。レッドブルとホンダみたいな関係)
マリンスポーツ部門のエンジンについては船体も発動機もオールヤマハ製のままです。
最近流行りの事業資産の選択と集中ってやつですかね

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陸送されて運ばれて来た船体は仮設のテント内でエンジンを積んだり、各種操舵機器、通信機、魚探、レーダーなどの電装品の取付を行います。

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テント内部の様子。
広く見えますが漁船を入れるともう前後に余裕がなくなってしまうくらいです。

数か月かけて各種艤装を施し海に浮かべられる状態になれば建造中の船体を大型クレーンをチャーターして海面に降ろします。
これを”船降ろし”といって安全に作業を進めるためには重機のぺレーター意外にたくさんの人出が居るので仲間の漁師さん総出で早朝作業となります。
進水式が行われる1週間ほど前の6/27の早朝5時に船降ろしが行われました。

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船体を岸壁まで運び出して大型クレーンが横付けします。

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バランスをとりながら船体がゆっくり吊り上げられます。

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陸奥湾内の漁船は5t未満が主流なのでこのクラスのクレーンなら余裕ですね。

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無事に海面に着水しました。

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艤装作業は今後は海上に浮かべた船内で続きます。
1週間後の進水式に間に合うよう作業が急ピッチで進められます。


次回は進水式の様子です。

模型業界では漁船はマイナーな分野ですが大間のマグロ船なんかはそれなりに人気。

青島文化教材社 1/64 漁船 No.02 大間のマグロ一本釣り漁船 第三十一漁福丸 フルハルモデル

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  • 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
  • 発売日: 2010/12/01
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青島文化教材社 1/64 漁船 No.03 イカ釣り漁船

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  • 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
  • 発売日: 2011/03/25
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トミーテック ジオコレ 情景コレクション 情景小物010 漁船B ジオラマ用品

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  • 出版社/メーカー: トミーテック(TOMYTEC)
  • 発売日: 2008/09/26
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トミーテック ジオコレ 情景小物 011-2 漁船 C2 刺し網 ジオラマ用品

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  • 出版社/メーカー: トミーテック(TOMYTEC)
  • 発売日: 2017/06/24
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3つ揃えると・・・ [日記]

コンビニの紙パック飲料コーナーでは定番のLiptonの紅茶飲料です。
サー・トーマス・リプトン[るんるん]

サイズは500mlで100円(税抜)と同容量のペットボトル飲料よりちょっとお安いので調理パンや菓子パンのお供によく買います。


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定番のレモンティー
期間限定の特別パッケージイラスト。
「赤富士」でしょうか?


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ミルクティーも定番ですね。
こちらは五重塔。

富士山と五重塔といえば世界的に有名なあのインスタポイントか?


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そしてこちらが期間限定商品のグリーンアップルティー。
古民家のイラストですね。

定番アイテムでないので今しか買えないです。


そして3アイテム並べてみますと・・

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屏風絵の様に1枚のイラストになります。
このような順番で棚に陳列るとインパクトがあり商品の訴求効果が格段に上がりますね。
定番の2アイテムだけだと迫力が足りないので新製品(期間限定)も一緒にお店に並べてもらおうというメーカーサイドの思惑もありそうです。

限られたコンビニやスーパーの陳列棚のスペースは競争が激しいのでこうした企画は妙手ですね。
飲み終えたら中身をきれいに洗って暫く飾っておこう。

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これが・・・シャープのマスク。 [日記]

雨が続く青森です[雨]
梅雨だから当たり前なのですが先週末は県内でも警報頻発でした。

我が家は河川の氾濫もがけ崩れも全く影響しない場所にあるのですがハザードマップにも載るような河岸段丘と海岸段丘といった崖が付近にあるので警戒は怠れません。
当エリアにも寝ている間に土砂災害の危険度3の警報が出ていました。

外に出られないので室内で飼いネコをタム9(マクロレンズ)で撮影。
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ロシアンブルーっぽいのが”O(オー)ジロー”でキジトラが”Qタロー”。
2匹だけの兄弟で結構仲がいいですよ

そういえば第9回目の抽選で当選したシャープのマスクが届いていました。
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テレビやネットでよく見ていた商品が手元にあるのがなんか不思議な感じ。
ニンテンドーのゲーム機は一向に抽選に当たる気配なしです。
仮に当たっても中古カメラやレンズを買ったのでもう買う余裕がないですね・・


最近は冷感タイプの布マスクを愛用しているので使い捨てマスクは周りに感染者が迫ってきたら使います。
まだまだ青森県内はコロナ感染者が少なく都会に比べるとかなり緩い危機管理が続いていましたが県内で先週に2か月ぶりにコロナ陽性者が複数人発生しました。


2人は青森市内で開業している眼科医の夫とその妻とのこと東京へ子供夫婦と会食して帰ってきたら感染が判明。病院名は公表されていませんが高校の集団検診も行っていたということでネット上ではあっさりと病院名が定されてしまっています。
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県内有力紙のネット記事より
当該医院の玄関先の画像が配信されているあたり行政側の病院名非公表の対応へのアンチテーゼなのか?
田舎だとあっという間に噂で広まるから市の対応は有名無実といった感じですが感染者に対する県民の対応が結構厳しく”村八分”状況となっていることを鑑み行政としてはこうした対応しかとれないのだと思う。
よく東北人は”やさしい”とか言われるけど反面、古代からの日本の古い民の習性(ムラ意識)が今でもなお深く根付いているので結構異端や異物には厳しい対応をすることがあります。
感染者ゼロといわれる岩手県などは”身内から感染者を出せばとんでもないことになる”と皆さん戦々恐々としているものと思われます。

もう1名は関東から来た風俗関係の女性で新宿のホストクラブを利用していたことが判明。
濃厚接触者の特定はこちらは商売柄とくに難しいそうです。
困った困った(私が利用したわけではないですよ)
いずれも感染ルートは東京(首都圏)由来ということになります。

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東八甲田ローズカントリー [青森の話題]

6月末に七戸町にある東八甲田ローズカントリータム9レンズを持ってバラを撮影しに行った来ました。

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国道4号道の駅しちのへ交差点を東八甲田山麓方面へ向かいます。
町営のスキー場が目印です。
我が家からだとクルマで1時間ほどの距離です。
道の駅の花卉売り場でここの切り薔薇をよく買っていたのですが出荷元のローズカントリーに来るのは初めてです。
ここは七戸町と地元農協と地元畜産農協が主体となる一般社団法人が運営しています。
ハウス栽培で16品種17,000株。露地栽培で50品種5,000株のバラが育てられているそうです(Facebookページより)

私はものの”旬”というものに疎く勝手にこの時期がバラの最盛期とばかり思いこんでやって来ましたが園内の売店の方の話だと最盛期は6月に入ったばかりの頃でやはりその頃がお客さんも一年で一番多くやって来るのだとか[あせあせ(飛び散る汗)]
私が訪れた時はほかに園内に3,4組ほどのお客さんしかいませんでした。

折しも前日までに何回も強い雨が降ったおかげでバラの花の傷みもちょっと気になります。

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園内は入園無料!
巨大なハウス棟も複数建っていますが基本的に立ち入りはできないので園内の露地栽培のバラを散策して楽しみます。


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例年だとこの時期は”しちのへバラまつり”の時期なんですが今年はコロナの影響で中止。
秋のバラ鑑賞会はどうなるのかなぁ?
今回はSONY α77ⅡにTAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACROでの撮影です。(この記事のすべての画像)
マクロ撮影時のボケが美しいと定評のあるレンズですがマクロ撮影だけでなくこのような風景もよく写ります。


さっそく園内の花の撮影を

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”真っ赤な薔薇”はやはりいいですね~品種名は・・・忘れました[たらーっ(汗)]


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色々な色の薔薇も咲いています。


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こちらの撮影糸としては”薔薇の花の咲きに小川のせせらぎ”が・・・と狙ったのですがもう少し絞らないと駄目でしたね[ふらふら]


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これはギリギリ薔薇の種類かなぁ


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これは薔薇ではないですよね~アジサイの花の様な形と色ですね


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花というより木の枝にたくさんついていたのですが・・名前が分かりません。
私は全然花とか草の名前を知らないのでどなたかコメントにてご指摘ください。(たすかります)


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園内の小川に賭けられた木橋の欄干に木彫りのフクロウが・・・
こちらではフクロウのことを「オッホ」と呼んでいます。

うちのばあちゃんも「オッホが鳴いていると」といっていましたね。

園内で花の管理をされている職員の方がちょうど咲き終わった花を摘んで枝の選定をされていたので先日ネットで知った「ジャガイモにバラの切り枝を挿して育てる」という方法についてお尋ねしたらご存じない様子で逆にやり方を聞かれました。
(詳細についてはあとでネットで検索してみてね、と答えました)
あれ?まだ一般には知られていない栽培方法なんだ~

園内の売店でバラソフトクリームを堪能して切り薔薇のお土産を買って帰途につきました。
次回は秋の薔薇を鑑賞に来てみます。


東八甲田ローズカントリーのブログ
私が訪問した日の記事は[次項有]こちら
(当日の園内の様子をスタッフさんが記事にされています)


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ダイソ〇の羽根なし扇風機(充電式) [ガジェット]

今日の青森は暑かったです[晴れ]

今シーズン初めてセミの鳴く音を聞きましたよ~
でも明日からまた梅雨空が戻ってくるそうです[雨]
特別定額給付金が入ってもエアコンを導入しないかった我が家ですがこの夏、猛暑傾向になったらどうやり過ごすかなぁ
扇風機フル稼働で備えます。


ダイソンの羽根のない扇風機が発売されたときはちょっとびっくりしましたがダイソーからも羽根なし扇風機が発売されています。


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すっかり夏の季節定番となった携帯型扇風機コーナーに並んでいます。
年間の真夏日が数日しか記録されない青森で暮らしているとそれほど必要性を感じないカバンに潜ませておける携帯型扇風機ですが結構売れている商品なんだとか・・

一般的には乾電池式や充電式で折りたためる羽根や柔らかい樹脂製の羽根が採用されているようですがこのダイソーの”羽根のない扇風機”はダイソンの羽根のない扇風機の構造をそのまま小さくした感じです。
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価格は税抜き500円となっています。
充電用のUSBケーブルと本体を立てて使えるスタンドが付属します。
カラーは私が買ったブルーの他にブラックとホワイトがあるようです。
私がダイソーの店頭で見つけた時はすでに2個しかなかったので結構売れている商品なのかも?

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付属スタンドに本体を立てると据え置き型扇風機のような使い方ができます。
当然ですが首振り機構は有りません。
スタンド自体には充電機能はないので充電は本体に直にUSBケーブルを接続します。

※USB充電ACアダプターは別途用意する必要あり
※乾電池は使えません充電専用です。

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風量切り替えは3段階。
ただ風量はそれほど期待できません。
それと音が結構気になります。

周りに人がいると睨まれそうな音がしています。
本家ダイソンのものとはさすがに比べてはいけません。
自室のPCデスクに置いて使う程度なら涼しく感じるかなぁ~
でもTVを観ながらや音楽を聴きながらというのは流石にこの音はきになります。
このブログ記事を書きながら傍らにこの羽根なし扇風機を”強風”でかけていますがまぁまぁ室内でなら使えるかなぁ(煩いけどそのうち耳が慣れるかも?)

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羽根がないので指を入れても当然何にも問題ありません。
羽根がないので人混みの中で使っても安全なのはいいのですが動作音が煩いのとこの風量では屋外使用に使えるのかどうか?
ちょっと田舎道での使用は人目が気になるところです。
まぁ外では使いませんけど・・

連続使用時間の目安は
弱風:210分

中風:120分

強風:70~90分 と表示されています。


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せっかくこういう形なのでLED照明付きの拡大鏡機能も持たせたら・・
実用的かどうか?と聞かれるとちょっと困りますが”話のネタ”程度で買ってみるのも”有り”
ですかね[わーい(嬉しい顔)]
もしタイムリープ出来るなら買わなかったかなぁ
ダイソーさんの商品企画力で更なる風量増と静穏性が改善されることを願いたいです。
もしかしたら来シーズンは爆発的に売れていたりして・・・(まぁ改善されればの話)
それでも営業マンの方はセールストークの導入部分の話題に如何?
私なら得意先の女子社員を相手に少しは盛り上がれそうな気もするけど”音が煩い”って怒られるかも・・
営業から20年も離れているとと時々昔を思い出します[たらーっ(汗)]


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タム9(キュー)出動! [カメラ]

先日オークションで落札したTAMRONの90mmマクロレンズ(SP AF90mmF2.8Di MACRO)をα77Ⅱに装着して家の前の公園へ行ってきました。
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落札した商品に欠品していた専用レンズフードをアマゾンで購入し装着しました。
TAMRON レンズフード SP AF90mmF2.8Di  マクロ[272E]専用 2C9FH

TAMRON レンズフード SP AF90mmF2.8Di マクロ[272E]専用 2C9FH

  • 出版社/メーカー: タムロン(TAMRON)
  • メディア: Camera

公園はこの川の両岸にあります。
このすぐ先はもう陸奥湾に流れ込んでいます。
青い鉄橋はJR大湊線のものです。

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マクロ撮影とかボケ具合とかに目がいきがちなレンズですがこうした風景ももちろん撮れます。(35mm換算135mm 絞り:F10)
ポートレート写真(人物)にも最適なんだそうですが撮影対象が思いつかないので当面はモノや風景中心ですね。

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円形噴水池の跡地にできた花壇の花々(絞り:F4.5)

ツツジ
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絞り:F2.8(開放)少々ピンとずれですね

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絞り:F4.5

睡蓮の咲いている人工池へ移動。

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池の岸からギリギリまで接近して撮影。

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α77Ⅱのテレコンズームで2倍拡大。
開放値のF2.8 での撮影ですがテレコンズームだと中央部のみ切り出しなのでボケとかもう関係ないですね
池の水位が下がったのか花が水面から飛び出ています。
どうにも睡蓮の浮葉の間から伸びている草が邪魔ですねぇ
許可が下りれば掃除してきれいにしたいのですが・・・

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白い花も今日は多く花を咲かせていました。

もうちょっと岸に寄って咲いているとテレコンズームを使わないでも大きく撮れそうなんですが・・

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公園のアジサイはまだこれからなので家の近所のものを撮影
開放値F2.8です。


後日、タム9をもってバラ園に行った際の画像をUP予定です。

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風疹ワクチン接種 [日記]

春先に役場から”風疹(ふうしん)の無料の抗体検査券と予防接種のクーポン券が郵送されてきていました。
「昭和37年4月2日~昭和54年4月1日に生まれた男性」は幼少期に予防接種を受けていない可能性があるということで現在、国が該当する成人男性に無償で抗体検査と予防接種を実施しています。

昭和43年生まれの私はまさにこの「風疹」の予防接種を受けていない世代です。
こどものころは色々なワクチンなどの予防接種をさんざん摂取された印象もあるのですが正直どんな種類のワクチンをいつ頃に接種したかなんて全然記憶にないですね。
小学生の頃は毎年、インフルエンザの予防接種は学校での集団接種という形でさせられていたことは覚えています。
あとBCGとかね・・肩にBCGの形跡があると年代が分かってしまうだよなぁ
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今回は国の方でお金を出してくれて抗体検査と予防接種(該当者のみ)を受けることができます。
一般的に風疹は子供の頃に罹るものなのですが大人になって罹ってしまうと重症化する恐れがあるそうです。
また妊婦さんにうつしてしまうと生まれてくる子供に障害が出る恐れがあります。
風疹は「はしか」に似た症状で発疹が2,3日続く程度のものらしいので「三日はしか」なんて呼ばれ方をしています。(このため風疹とはしかが混同されがち)
・・らしいといういい方をしたのは私自身、風疹に罹ったことがあるのかどうか怪しいのです。
このことは母親に聞いても判然としていませんでした。
一度「風疹」に罹れば体内に抗体ができるので2度は罹り難くなるそうです。
子供の頃に罹っておけば大人になって重症化するリスクが少なくなるので今では誰でも幼少期に予防接種を受けることになっているようです。
我々の世代は女児だけ予防接種を受けていたようです。
だからこのクーポンも男性限定になっています。
水疱瘡は大学4年の春に罹って出席停止(医師の診断書により)になった経験があります。
そういえばあの時は確かに重症だったなぁ
もしこの歳で風疹に罹ったらどうなっちゃうんだろう?かなり不安になります。

さっそく
町内にあるクリニックでこのクーポンを提示して抗体検査のための採血をしてもらいました。
1週間後に結果を聞きに行ったら

見事に”予防接種の該当者”として認められていました[がく~(落胆した顔)]
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クリニックの先生は検査結果の数値については触れませんでしたが自分で調べたらこの検査方法では”抗体価”が20以下は予防接種の適応となるようです。
抗体価20未満は”免疫を有していない”、45未満は”十分な免疫が無い”という基準だと思います(素人でわかる範囲で調べましたが間違っているかも?)
私の検査結果の抗体価”10”というのはやはり過去に予防接種も受けていないし「風疹」にも罹患していなかったということになりそうです。

・・・ということでその場ですぐにワクチン接種となりました[あせあせ(飛び散る汗)]

風疹のワクチンはMRワクチンという麻疹(はしか)との混合ワクチンなんだとか
”はしか”にも罹った記憶が無いので一石二鳥?
(過去に”はしか”は予防接種受けているのかなぁ)

予防接種自体は”あぁ体内に異物を注入する背徳感”なんてものも感じる時間もなくあっという間に完了。
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通常9,220円(税抜)かかるところを0円で済みました。
定期お届けコースでもなく安心。
3割負担だと3000円ほどだったようですね

けっこう同世代の人間に聞くと「まだ風疹に罹っていないの?」と驚かれることもありますが皆さんはどうですか?

[ひらめき]自治体にもよりますがクーポンが来ていたら是非受診をしてみてください。
自分が該当すると思われるれる方で手元にクーポンが届いていない方は自治体窓口に相談してみた下さい。

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近くの公園の池(Sigma18-200mm) [カメラ]

完全に今自分の中ではカメラ撮影が”マイブーム”となっています。
マイブームって最近はまり使わないのかなぁ?
もう死語・・死語というのもあまり聞かなくなった単語ですね。


家のそばを流れる川沿いに公園があります。
川の両岸が緑地公園のようになっていて私の家のある岸側は整備された散策路になっています。
今回は先日手に入れた2本のAマウントレンズのうちSIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACROとα77Ⅱの組み合わせで撮影目的のお散歩です。
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花の季節は花壇の手入れも行き届いていて綺麗です…と思ったら撮影した画像の隅に何か写っています!
これは焦点距離18mm(35mm換算値27mm)で撮ったものですが”ケラレ”が発生!!
ケラレという現象はレンズフードやレンズフィルターが写り込む現象で純正品以外の規格違いのレンズフードや厚い枠のレンズフィルターを使ったっ場合によく出るそうです。
私のレンズは純正品のフードでこの撮影の際にはレンズ保護用のフィルターがまだ届いていなかったのでいろいろ理由を考えていると四隅に発生するはずのケラレが右下隅には見られません。
ということはどうやらレンズフードの装着が正しく嵌っていなくて少し曲がった状態でついたまま撮影したようです。
今、確認のためにカメラバックの中から当該レンズを出してみたら少雨農場タウタイでも少し曲がって嵌めていました。
ちょっとこの点はレンズフードの装着時に要注意しないと・・・

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以前あった噴水の跡は花壇に再生されていました。(こちらもケラレてます)

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目と鼻の先にあるのに滅多に来ない場所なので
このような人工池があることを失念していました。
(この画像を撮る頃にはレンズフードが正しく嵌められているようです)

ハスか睡蓮が咲いていないか眺めていると・・・
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池の中に3か所ほどこのように水面に葉が浮いて花が咲いていました。
ハスと睡蓮の違いをネットで調べたら葉っぱに切れ込みがあるのが睡蓮なんだとか・・

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赤い花が水面に浮かんでいるように見えます。
周りに浮いている葉っぱには切れ込みがあるのでこれは”睡蓮”で確定?
ちょっと花の周りに水面から伸びる無数の草が気になります。

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α77Ⅱに備わっているスマートテレコンズーム機能を使って画面中央部を拡大。
最大で2倍ズームが可能となります。
通常の撮影では最高画質のLサイズ24Mで6000×4000画素を使っていますがスマートテレコンズームを使用すると2倍時には画質はSサイズ6Mで3008×2000画素に変更されます。このサイズではA5サイズまでの印刷にしか耐えられないようです。(コンビニの2L判プリントまで)
1.4倍であれば画質はMサイズ12Mの4240×2832画素でA3ノビまでの印刷に耐えられるので自宅プリンタでA4印刷しても大丈夫そうです。


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池の対岸側からはもう少し近くで咲いている花を撮影できました。
やはりスマートテレコンズーム(2倍)で撮っています。


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この池には白い花も咲いています。

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やはり葉っぱに切れ込みがあるので睡蓮ということでOKなのか?
でも花の後ろにある葉っぱは茎がしっかり見えているのでハスの葉っぱ?
ハスの花らしきものは見えず・・


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α77Ⅱでピント拡大機能を使おうとするとデフォルトではキー割り当てが無いのでいちいちメニュー画面を操作して使うことになるのですが他の使っていないワンタッチボタンに機能を充てることもできますがどのボタンも便利に使いたい機能が既に割り当てられていてボタンがもう一つくらい欲しいところです。(同じように瞳AFの機能もどっかのボタンと入れ替えないと使いにくいのですが・・)

それでもα77Ⅱの電子ファインダーなら私の視力でもマニュアルフォーカスでピント拡大機能を使えばがばっちりピントが合わせられました。

今回撮影に使った機材
SONY ミラーレス一眼 α77 II ボディ ILCA-77M2

SONY ミラーレス一眼 α77 II ボディ ILCA-77M2

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • メディア: Camera
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM | Contemporary C014 | Sony Aマウント | APS-C/Super35

SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM | Contemporary C014 | Sony Aマウント | APS-C/Super35

  • 出版社/メーカー: シグマ(Sigma)
  • メディア: エレクトロニクス


タグ:睡蓮
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伝説の90mm? [カメラ]

買っちゃいました!
単焦点マクロレンズ



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おばQ じゃなくて・・・・
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”タム9(キュー)”さんです。
タムロンというレンズメーカー製の90mmの単焦点マクロレンズです。
私にとってこれが初めてのAマウントの単焦点レンズです。
そして持っているAマウントレンズの中で一番明るいF2.8。
タムロンのレンズはこれまでにAマウントのF55-200mm F4-5.6 MACRO DiⅡを使っていたのでこれが2本目のレンズですね。

タムロンの90mmなので通称タムキュ―と呼ばれている伝説のレンズ(らしい)
メーカーの商品説明に掲載の”90mmマクロ伝説”という解説文を読むと”やわらかでシャープな描写の美しさ”が人気の伝説のレンズなんだそうです(メーカーさんも”伝説の”と言い切っています)。

レンズ自体は1979年に初代だデビューして以来改良を重ね私が今回入手したデジタル対応化した272E型の発売は2004年とのことです。

ということはこのレンズ自体最大で16年も前のレンズということです。
今回もヤフオクで入手したのですが出品者のコメント通り外観はかなり程度の良いものでした。

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ご覧の様にレンズフードが付属しないので価格も安めでした。
レンズフード自体はamazonで新品を買っても1300円前後なのでフード付の出品との落札価格の差がフード価格を超えるものを物色しました。
結果、落札価格10,800円に送料1,200円の合計12、000円で入手。
ヤフオクの1000円引きクーポンが使えたので11、000円ですね。

TAMRON レンズフード SP AF90mmF2.8Di  マクロ[272E]専用 2C9FH

TAMRON レンズフード SP AF90mmF2.8Di マクロ[272E]専用 2C9FH

  • 出版社/メーカー: タムロン(TAMRON)
  • メディア: Camera

これに上のamazonで新品フード(1,355円)を買ったので総計12,400円弱。
55mm保護フィルターも発注済です。
僅か数日の間に前回のシグマの18-200mmマクロと2本の中古レンズを買ったことになるのでまさに”レンズ沼”に嵌ったのかも?
安倍首相からの資金援助もあったので懐はそれほど痛まないのですが深みに嵌らないよう警戒ですね!


・・・とカメラに興味のない方には全く持って意味のない(意味の分からない)記事になりましたが最後にこのタムキュ―を使っての最初のショットをUPさせていただきます。
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SONY α77Ⅱ+TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1

3枚とも絞りは開放(F2.8)で撮影。
IMG_9697.jpg
α77Ⅱに装着するとこんな感じです。(フード未装着)
77Ⅱのカメラ本体が結構重いのとMF時のピント拡大がちょっとやりにくいので軽量のα55に装着するケースが多くなるかもです。
一応35mmフルサイズ対応とのことですがAマウントなので将来的にフルサイズに移行した際にはマウントアダプターでEマウントに変換しないと・・・


TAMRON 単焦点マクロレンズ SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1 ソニー用Aマウント フルサイズ対応 272ES

TAMRON 単焦点マクロレンズ SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1 ソニー用Aマウント フルサイズ対応 272ES

  • 出版社/メーカー: タムロン(TAMRON)
  • 発売日: 2004/04/21
  • メディア: エレクトロニクス

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