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稲刈り [青森の話題]

昨日は朝から知り合いの農家さんの稲刈りのお手伝いでした。
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この日はこのように朝から快晴”秋晴れ”の一日でした。

本当に久ぶりに気持ちのいい陽気。
この日の私の作業はコンバインで刈り取った籾を軽トラで精米所に運ぶ仕事です。

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お米の銘柄は青森県産米の”まっしぐら”です。
昨年はなんと青森県初の特A米の”青天の霹靂”とともに初めての”特A米”評価となりました。
青天の霹靂は初めから県が主体となって得A米評価を獲れるブランド米として開発したお米です。

ブランド米なので価格が高価なので日常的には食べられません。
でも”まっしぐら”は従来から”つがるロマン”と共に県民が日常食べている銘柄だったので特A米になった時は驚きました。
県庁もこれは予想外だったようで長年注力して来た”青天の霹靂”が従来品種と肩を並ばれた格好になってしまい複雑な気持ちではないでしょうか?

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本来は2日にかけて稲刈りをする予定でしたが作業が順調に進んだので夕方5時までかけて全部の田んぼの稲刈りを終わらすことにしました。
田んぼと精米所を20往復くらいしたかなぁ~
ところどころ畦道はまだぬかるんでいるので気を使いながらの運転でした。
こんな作業でもかなり体力を消耗したようで夕食後8時半にももう布団に入りました。

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画面中央、遠くに見える山は釜臥山です。
空自のガメラレーダーが設置されている山頂がかすかに見えます。


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稲刈りの日の直前まではかなりぐずついた寒い日が続いていましたが数日前にものすごい暴風雨があったのですが近所の小学校の木が強風で折れていました。
根こそぎという感じではないですね
虫にでも食われていたのかなぁ?

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ダブルストレーラー [自動車&カーモデル]

新発売トミカ 宇部興産 ダブルストレーラー です。

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山口県宇部市発祥の大手総合化学メーカーである宇部興産(株)では内陸にある石灰石採掘場と約30km離れた瀬戸内海沿いにあるセメント工場の間に高速道路のような私有の専用道路を建設。
この”日本一長い私道”をセメントの中間製品であるクリンカーを運ぶのに活躍しているのがこのダブルストレーラーです。
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先頭のトラクターとトレーラー2両の3連で88トンもの積み荷を運んで走行。
巨大なサイズのため一般道路は走行できないのでほとんど知られていない特殊車両にもかかわらずトミカさんで商品化してくれました。
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トミカのサイズでも全長190mmあります。


実は我が家は十数年来の宇部興産の少額株主だったりします。
配当金もいただいております[黒ハート]
株主優待は行っていないようですが
せっかくタイアップのでこのような良い製品ができたのだから配当の一部としてこのトミカを送ってくれたらいいのに・・・
製品定価は900円(税別)だったと思う。


私自身このダブルストレーラーの存在を知ったきっかけはYoutubeの動画でした。
実際の走行シーンは宇部興産公式Youtubeチャンネルでどうぞ


32kmほどある宇部興産専用道路には途中トンネルもあるし海にかかる長大な鉄橋まであります。
私が生まれ育った川崎の臨海工場地帯はかつて日本鋼管(現JFEスチール)が幅を利かせていてちょっとした企業城下町のようでした。
京浜運河を挟んだ沖にある扇島の同社製鉄工場の間には専用の海底道路がありました。

小学校の社会見学でバスで海底トンネルを通った記憶があります。
当時の扇島(埋め立て地)はまだ首都高も通っていない人口の工場島(孤島)でした。
そうそうJALのリニアモーターカーの試験コースもあったっけ・・
自社専用の海底トンネルなんてスケールが大きい会社なのか!と子供心に思ったものですが宇部興産の専用道路はさらに上をいくスケールです。


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実車に比べるとちょっと長さが短いようですがトミカなのでこんなもん。


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後の右側にあるのは手すり付きの階段(梯子)を表現しています。

子供の玩具なので突起部は危険なのでデフォルメですね。
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トレーラーヘッド(トラクター)は数種類あるようですね。
トミカではISUZU製のトラクターを製品化。
トミカ ロングタイプトミカ No.129 宇部興産 ダブルストレーラー

トミカ ロングタイプトミカ No.129 宇部興産 ダブルストレーラー

  • 出版社/メーカー: タカラトミー
  • 発売日: 2020/09/19
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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免許証更新 [日記]

来月の誕生日を前に免許証の更新案内のハガキが来ていたのでちょうど誕生日一月前の今日更新してきました。
数年前までは所轄の警察署で手続きをして後日免許証が郵送(有料)されてくるという更新方法でしたが隣のむつ市の警察署の移転時に免許試験場も併設となり即日交付が可能となりました。
私はこの5年間も無事故無違反の優良ドライバーということで更新時講習も優良者講習で30分ほどで終わります。
朝8時半からの受付ということで時間ぴったりに受付を済ませると視力検査と写真撮影が終われば講習を受けて新しい免許証の交付を受けて帰宅となります。
コロナで外出自粛期間中の免許書更新事務が中断で少し混雑するかもと案内状にかかれていたけど全然空いていました(受付番号6番でした)
自分は目の病気(糖尿病性網膜症)があって手術を受けていない右目の視力が不安でしたが杞憂に終わりました。

更新時講習は予定では9:15からとなっていましたが早めに受講者が揃ったようで15分ほど早く始まりました。
青森でも下北地域の人は朝早いのに慣れているし時間よりも早く集まる習慣があるので沖縄の”うちなー時間”ならぬ青森のこの時間に最近ようやく慣れました。
引っ越してきた当初は町内会の清掃作業とか夏場は早朝4時半集合とでびっくりしました。

最近では6時集合に変更されましたけど・・
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講習の会場の2人掛けテーブルは1名で使用というコロナシフト。
テーブルの上には講習で使う冊子が用意されていました。

講習が始まる前にパラパラとめくっていると
青森で使われる方言を使った交通安全標語が掲載されていました。
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津軽弁(青森市を含む県西部(青森の左半分))と南部弁(八戸市、三沢市、県南地域)と嬉しいことに下北弁(下北半島)まで用意されています。
標語の字面だけ見るとあまりリズムを感じませんがアクセントに気を付けて声に出して読むとなかなか語呂がいいです。
(津軽弁)「いっとごま」は「いっとご」と「ま」で区切って「いっとご」は”ひょっとこ”と同じアクセントで発音します。
(南部弁)の「ちょすな」=”いじるな”という意味で「スマホ・ば」、「前・ば」の「ば」は~をという感じですかね。
なんちゃって県民の自分もよく使う表現です。
(下北弁)「スマホ・おげ」は「スマホを置け!」と命令調で分を切る青森でよく使われる表現ですが共通語訳では「スマホを置こう」とちょっと優しくなっているところがツボ。
青森の言葉が人によってきつく感じられるのはこの命令調が地元の人にとってはそこまでの意図がないってことなんです。


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この中では左の(津軽弁)は声に出して読むのはちょっと難しです。
津軽の若い人でも頭の中での理解(翻訳)は難しいかなぁ
これをネイティブな発音で聞くともう字幕解説が必要なくらい難しい・・

私もすぐに意味を理解できないかも・・・


ちなみに講習内でこの標語を全員で唱和してお開きということはしませんよ

予定通り30分の講習が終わると新し免許証を貰って帰りました。
受付から1時間ほどで免許証が交付されるのって結構早いのでは?

ちなみに警察署の道路を隔てた目の前にあるむつ市役所に前日爆破予行があったようで「夕方4時に玄関から[爆弾]ダイナマイトを投げ込んで職員と市民を殺〇する」とあったようでビットコインでの支払い要求もあったそうです。
このため今日は午後から閉庁になったそうですが・・・今のところ爆破されていないようです。
犯行時刻の声明が無かったら今日の免許更新事務は臨時休業になっていたと思うのでまずは一安心。
今回もゴール免許証であと5年は任意保険も安くなるよ~([ぴかぴか(新しい)]18年間無事故無違反継続中)

タグ:免許証更新
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三沢空港展望デッキ三沢② [飛行機プラモ]

三沢空港の展望ブリッジでの撮影の続きです。


通常は空港のターミナルビルは滑走路の中央あたりに位置している場合が多いのですが軍事基地である三沢飛行場の場合は下の衛星画像にあるように滑走路から離れた隅っこに位置しています。
三沢基地ではアメリカ軍>航空自衛隊>民間旅客機という絶対的なヒエラルキーがあります。

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滑走路周辺に見える比較的ゆとりのある敷地にある建物は米軍関係の施設や住宅です。
三沢市街と書かれた周辺の日本人居住区(?)の密集度に比べるととても贅沢な土地の使い方ですね。
三沢空港の展望デッキからは滑走路方面は実は死角となっていて離発着の瞬間の撮影というのは絶望的です。
この日は離陸機はRWY10を使っていたので上の画像の左から右端へと向かって離陸していきます。
この場合、離陸を展望デッキから撮影すると目の前に対象機が来る時には離陸の急加速に加えて高度もそれなりに上昇しているのでシャッター速度(SS)とカメラのAF(オートフォーカス)の性能がきれいな画像を撮る決め手になると思います。
今年手に入れた中古のSONY α77Ⅱ(APS-C)はAF性能が発売当時は優秀なカメラとして打ち出されていました。
今日はSIGMAの120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSMという持っているレンズの中で最望遠のレンズの組み合わせで35mm換算で最大600mmまでの撮影ができます。
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展望デッキから最大望遠400mm(35mm換算600mm)でノートリミングでこんな感じで撮れます。
大空ひろばからはこうしたアングルは望めないので今日はワクワクです[揺れるハート]


C-130.jpg
アメリカ空軍のC-130 輸送機”ハーキュリーズ”が着陸態勢に入っています。
(着陸に備えて車輪が出始めたところ)
この時だけRWY10を使い太平洋側(東寄り)から着陸進入。
プロペラ機を撮影する時はシャッター速度(SS)をジェット戦闘機を撮影する時よりも遅めに設定しないとプロペラが止まって写ってしまうので難しいです。
この時も直前まで米軍のF-16を追っていたのでSSを遅くするのを忘れていました[たらーっ(汗)]

垂直尾翼の”YJ”はテールコードと呼ばれるものでこの”YJ”という記号は横田基地所属ということが分かります。

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機首部分に小さく読める”374 AW”はアメリカ空軍第374空輸航空団所属。
機体記号(レジ)06-8610を調べたらC-130J-30 というC-130の最新型
”スーパーハーキュリーズ”でした。(※画像は離陸時のもの)
 

E-2C.jpg
こちらは空自の最新鋭早期警戒機 E-2D”アドバンスド・ホークアイ”
 

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機体に”472”とあるのでE-2Dの2号機のようです。


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アメリカ空軍のF-16”ファイティング・ファルコン”です。


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さすがに臨戦態勢の空軍機。
各種兵装がフル装備ですね。

F-16-2.jpg
地上に降りて来たF-16。


E-18.jpg
アメリカ海軍の電子攻撃機EA-18G”グラウラー”です。
飛行中の様子は撮り損ねました[あせあせ(飛び散る汗)]
今回、カメラのAFレンジコントロール機能を誤作動させていたようで飛行中すこし遠ざかるとAFが効かなくなりシャッターを切れませんでした。
設定で望遠側のAF作動範囲に制限がかかり放しになっていたようです。
AFレンジコントロールはピントの合う焦点距離を設定することによって狙ったポイントよりも手前、あるいは奥にあるものへピントが奪われるのを防ぐ便利な機能なのですが普段使うことはなかったので誤作動に気が付くのが遅れました。
プレビューボタンの横にあるボタンにAFレンジコントロール機能が割り当てられていて撮影後に画像チェックをしようとして何度もこのボタンを間違って押していたようです。
間違って押すたびにAFレンジ範囲設定⇒設定確定(機能ON)⇒機能OFFとなっていた模様。

帰宅後にマニュアルを精読しました。
もう次からは失敗しません!

戦術電波妨害装置.jpg
グラウラーを見るたびに不思議に思っていたのがこのポッドの先端についている小さなプロペラです。
電子攻撃機は様々な作戦行動で使われる通信電波の妨害をするのが任務でグラウラーに搭載されているのこのポッドに名称は”AN/ALQ-99戦術電波妨害装置”というものだそうです。
このポッド内に組み込まれた機器への電源供給用の小型風力発電機(ラムエア・タービン)のようなものらしいです。
対気速度407km/hで送信機2台分の電気を賄えるのだとか
私のα77Ⅱの誤作動はこのグラウラーによる電子攻撃を受けたわけではありません。


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アメリカ海軍の哨戒機 P-8A”ポセイドン”です。

旅客機のようなシルエットですが設計はB737-800シリーズを元にしています。
海軍機って綺麗な機体が多いですね~

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移動訓練から帰還してきたばかりの航空自衛隊のF-35Aが午後から訓練のために上がりました。
三沢配備の空自の主力装備はこのF-35Aだけになってしまい新鮮味に欠けます(贅沢)
F-2がいるうちにここから撮影したかったです(後悔)
ステルス機ということもあり機体の各種マーキングはロービジ塗装という目立たないものになっています。
海上自衛隊の護衛艦も最新のものはロービジ塗装のものもあります。
機体(艦)番号が遠くから判別しにくいので個体が特定しにくいのですがこれも国防のためです。

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トミカプレミアムの空自F-35Aです。
かなり良くできています。
トミカでも車輪はないので飛行形態で飾ります。

トミカ No.28 航空自衛隊 F-35A 戦闘機

トミカ No.28 航空自衛隊 F-35A 戦闘機

  • 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
  • 発売日: 2018/09/15
  • メディア: おもちゃ&ホビー



F-35A.jpg
こちらも地上に降りてきました。
なんだか地上滑走の姿はかっこよくないなぁ

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垂直尾翼に第302飛行隊の伝統ある”オジロワシ”が小さく描かれています。
元々のオジロワシマークは自衛隊の内規に抵触するbigサイズだったそうですがロービジ塗装でふたまわりほど小さくなってしまいました。

展望デッキでお昼も食べ損ねたままでしたがF-35を撮れたのでここでの撮影は撤収。
大空ひろばで撮りたいものがあったので移動しました。
ホイスト.jpg
撮りたいものとは空自の輸送ヘリ”チヌーク”のホイストクレーンです。
救助作業時に隊員や要救助者をヘリに引き上げるのに使う巻き上げ機です。
先日頂いたチヌークのプラモデルキットにこのホイストが再現されていないことが分かり資料を集めています。
空自のチヌークにこれが無いと様になりませんもんね
大空ひろばからはチヌークの格納庫が目の前で見ることができます。
逆に展望デッキからは見えません。
朝も展望デッキに行く前に立ち寄ったのですが駐機中の向きが反対側だったので断念。
この時にチヌークの格納庫のスピーカーから前日に防衛大臣を離任された河野元防衛大臣の離任の”あいさつ”がライブで流れてきました。
はじめて聞きました。
午後にここへ来たら今度は岸新防衛大臣の就任にあたっての”訓示”がこれまたライブで流れてきました。
河野さんはすでに職を解かれているので”あいさつ”という扱いなのですが岸大臣はこの時点で現職なのであいさつではなく”訓示”になるのだそうです。

夕方4時前に米海兵隊のオスプレイが三沢基地から2機飛んでいきました。
オスプレイ.jpgオスプレイ2.jpg
近くの天ケ森の射爆場での夜間訓練に向かったようです。
最近ちょくちょく三沢をベースに北海道へも出没しているようで帰途、我が家のすぐそばを飛んでいくこともあります。
ここで見るのと同じくらいの近さなのであの独特なプロペラ音で近所の人も家から飛び出して眺めていました。
なので私も自宅2階の自室にオスプレイが来たらすぐに撮影できるようにカメラを常時スタンバイさせています。(まだ撮影できていません)

オスプレイといえば陸上自衛隊のオスプレイも配備が始まりますね
ハセガワ 1/72 陸上自衛隊 V-22 オスプレイ 輸送航空隊 プラモデル 02359

ハセガワ 1/72 陸上自衛隊 V-22 オスプレイ 輸送航空隊 プラモデル 02359

  • 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)
  • 発売日: 2020/10/29
  • メディア: おもちゃ&ホビー

予約しちゃいました[わーい(嬉しい顔)]
完成させても飾るスペースが問題ですね(かなり場所をとりそう)

来週あたりにリベンジでもう一度展望デッキへ行く予定です。
エアバンドも準備して抜かりは有りません(多分)

タグ:三沢基地
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三沢空港展望デッキ [飛行機プラモ]

望遠レンズを持って三沢へ飛行機を撮りに行ってきました。
今回はいつもの航空科学館隣の大空ひろばでの撮影ではなく初めて空港ターミナルの展望デッキでの撮影です。

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三沢空港ターミナルビルは2階建ての建物の屋上部分が展望デッキとなっていています。
入場料100円がかかりますが胸の高さほどのフェンスがあるだけでここからの撮影はよくある金網越しの撮影ではありません。

旅客機の送迎用デッキなのですがここにいるのはほぼ飛行機(軍用機)撮影のマニアの方です。(この日は10名前後)
最寄りの空港が三沢空港になる私ですが空港を利用したのは2,3回ほどしかありません。
お客さんの送迎には何度かクルマできましたがその空港前の駐車場がなんと無料開放になっていました。
コロナ禍対策というわけではなく空港利用促進の一環で随分前から無料になったようです。
以前は航空券を持っていれば搭乗前、到着後に空港前の空港温泉が無料で入れた時期もありました。

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三沢空港は絵にかいたようなローカル空港で就航路線も限られています。
コロナの影響で函館便は運休、そのほかの路線も減便になっています。
羽田の発着枠が試験的に増やせることになったのですがどうなるんですかねぇ?

(青森には他にも青森空港もあります)

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到着便が近づくと空港の”働くクルマ”たちが集まって来ます。
現在の三沢空港に乗り入れている航空会社は日本航空(J-Air)とやはりJAL傘下のHAC(北海道エアシステム)のみです。

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滑走路RWY28エンド寄りに位置している三沢空港とアメリカ軍と航空自衛隊が共用しているエリアの境界はこのような電動式ゲートで仕切られていて旅客機が出入りする際にゲートが開けられます。

ゲートの向こう側は基地関係者の車両が普通に走っています。
こうした光景は三沢ならではですね。

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電動ゲートがオープンとなって伊丹からのJAL2163便がやって来ました。

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背後に見えている建屋は航空自衛隊のアラートハンガーです。
スクランブル発信命令が出るとこの格納庫からF-15が領空侵犯機目がけて飛んでいきます。

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この日の機材はE90 エンブラエル190型 
定員は95席だそうですがこの日の搭乗率はどのくらいかなぁ?

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給油光景。
翼のこの部分からの給油なんですね


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アラートハンガーからF-15が滑走路へとタキシングを始めましたがスクランブルではないようです。
F-2戦闘機を運用していた2つの部隊(第3と第8飛行隊)が三沢を去った今はスクランブル要員は千歳基地のF-15Jが引き継いでいます。
最新鋭のF-35Aはあまり領空侵犯機には見せたくないですよね

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第201飛行隊(千歳基地) F-15J イーグル
やっぱりイーグルはかっこいいなぁ~

上のF-15Jの画像を見てお分かりいただけるかもしれませんが今回ショット数が多かったににもかかわらずまともな写真がほとんどとれていません[たらーっ(汗)]
カメラ本体のある機能の設定を十分に理解しないまま弄っちゃったのが原因と思われ
家に帰ってから大反省[ちっ(怒った顔)]
初めての場所での撮影でちょっと舞い上がっていたのもありますが・・・
ピントが甘かったりノイズが多かったり(ISO設定の問題)
綺麗に撮れていればなかなか良さそうなショットもあったのに残念

申し訳ないのですが
このあともう1回この時のあまり写りの良くない撮影画像をブログにUPして来週あたりリベンジに向かう予定です。

タグ:三沢空港
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『就職先は海上自衛隊』 時武ぼたん 著 [読書録]

本来なら今頃、製作中のケンメリGT-R(プラモ)の塗装の様子を記事にしているはずだったのですが生憎雨の日が続いている青森、湿度もほぼ100%ということでエアブラシでの塗装作業はできません[あせあせ(飛び散る汗)](エアブラシ塗装に高湿度は大敵なんです)

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今月末までは降ったりやんだりの天気のようですがタイミングをみて塗装作業はしたいところです。
前回悩んでいたボディ色の”白”も試してみたいカラーが見つかりました。
それにしても寒いです。
この記事をUPしている時間帯は外気温は18度ほどで家の中でも半袖短パンだとちょっと肌寒いのでパーカーを羽織って記事を書いています。
この予報通りだともう扇風機も使わずに済みそうですね
ニトリでリビング用の長方形コタツを買い替えました。(展示品現品処分特価)
配送は10月初旬にしてもらいましたがこの分だと年老いた母親はいきなりこたつ布団をセットして使い出しそうです。
さて今回は夏になる前に読んだ本のご紹介です。

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時武ぼたん 著『就職先は海上自衛隊』(潮書房光人文庫)
女性士官候補生誕生

自衛隊には防衛大学校という文字通りエリート幹部の養成校があるのはよく知られていますが文字通りの超難関校です。
毎年卒業シーズンになると防大卒の学生が何人任官拒否(民間就職)したかなんてニュースが流れますね
現在の自衛隊幹部の経歴を眺めると圧倒的に防衛大学校第〇〇期卒と記載のありケースが圧倒的に多く防大卒というのが間違いなく幹部への道の第一歩だということが分かります。

しかし、防大ルート以外にも幹部候補になれるコースがあります。
一般の4年制大学を卒業して試験・面接を経て防大卒の学生(一般幹部候補生課程Ⅰ課程)と一緒に自衛隊の幹部候補生学校に入校するという道です。【
一般幹部候補生課程Ⅱ課程】

自衛隊で「幹部」というのは3尉(少尉)以上のことで幹部候補生学校に入学して1年間研鑽を積み卒業と同時にいきなり尉官である3等海尉として任官することになります。

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海上自衛隊の場合この幹部候補生学校は”戦中の海軍兵学校”で有名な江田島に現在もあります。


この本の著者は一般4年制大学(明治大)しかも文系(専攻は日本の古典文学)から海自の幹部候補生学校の士難関試験を突破・・しかし体力には自信がなく(虚弱体質)でしかもカナヅチ[たらーっ(汗)]
就職活動のなかで海上自衛隊のあの白い制服に憧れて入隊といった面接では正直に答えられないようなちょっとあぶなかっしいミーハーな志望動機を持った人物。
多少のミリオタ程度の知識もなく自衛隊内での時間の読み方(午後6時1800:ひとはちまるまる)すらも知らずにやって来てしまって本当に大丈夫?やっていけるの?とかなり不安になりながら読み始めました。

泳げないのに海上自衛官に?
同じくカナヅチの自分としては本書の内容で一番気になる点がこの”泳げない”という最大の難関をどう女性である著者が克服したのか(するのか)?でした。
もちろん海上自衛隊の幹部候補生学校では”全くのカナヅチ”のままでは卒業できません。
というのも江田島の幹部候補生学校には”15kmの遠泳訓練”というと海軍兵学校時代から100年続いている名物の伝統行事があります。
(肉体的にきついのは実は陸上での戦闘訓練なのだそうですが)

乗艦した船が沈没して海に飛び込んだ時に一番近い陸地まで泳ぎ切る泳力をつけるのが目的でなぜ約8マイル(約15km)なのかは確か本書の中に書いてあったような気もしますが図書館で借りてきた本だったので今では詳細を確認できません。

遠泳訓練は学校前の海から沖にある折り返しポイントを目指して隊列を組んで泳ぎます。
早さを競う訓練ではありません。
泳力の有るものがようやく泳げるようになった者を支えながら泳ぎ切るのです。
途中では海に浮かびながら休息や食事(伴走船につかまりながら)をとって8時間の行程だそうです。
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実際に入校時には全く”泳げない”という学生もいるそうですがプールでの練習や泳ぎが達者な同期が教えてくれたりしてある程度は泳げるようになるようです。
あとはそれこそ根性で泳ぎ切るのみ
この本の中でも頻繁に出てくる短艇(カッター)訓練(これは早さを競う)とこの遠泳訓練は最大の読み物です。
著者もこの遠泳訓練を無事に泳ぎ切りました。
(泳げなけらば卒業できないのでネタバレにはならないと思います)

江田島での学生生活はそれこそ自衛隊員として毎月給料をもらっているとはいえ厳しく管理された生活の中で日々訓練と試験の毎日が続きます。
指導教官役の”赤鬼”や”青鬼”も登場して一般的な生活の中では理不尽と思えるような”しごき”にも耐えながら卒業へと向かう姿は往年のTVドラマ”スチワーデス物語”の1000倍くらい厳しそう[あせあせ(飛び散る汗)]
著者は卒業後は
女性海上自衛官”WAVE”として初めて世界一周の遠洋練習航海に参加することになりますが本書で語られているのは江田島での学生生活までで恐らく続編も刊行されるような雰囲気です。
退官後はこのように著者が自衛官になる前の夢であった小説家となられています。
なんかそう考えるととてつもなく凄い人だなぁ~
文体も読みやすいのでどなたにでもお勧めできます。
江田島での生活はYoutubeでもたくさん動画としてUPされているのでもしご興味があったらご視聴を・・さらに詳しく知りたいのであれば本書を一読されたし。

ウェーブ (ゴールデン・エレファント賞シリーズ)

ウェーブ (ゴールデン・エレファント賞シリーズ)

  • 作者: 時武 ぼたん
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2014/06/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
就職先は海上自衛隊 女性「士官候補生」誕生

就職先は海上自衛隊 女性「士官候補生」誕生

  • 作者: 時武ぼたん
  • 出版社/メーカー: 潮書房光人新社
  • 発売日: 2019/02/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

自宅から海自の大湊基地が近いのでイベントや艦艇見学会などで海自の幹部の方々にお会いしたりお話したりする機会があるのですが皆さんこのように江田島での厳しい学生時代を過ごされた方々なんだなぁと思うと本当に頭が下がる思いです。
また現在、海自大湊基地には大湊地方総監部幕僚長として海自で女性初の幕僚長が就任されています。
現在海将補(少将)ということで海自の女性自衛官の最高位だそうです。
その方もまた4年制大学卒で幹部になられた方なので本作の著者と同じような経験を経たのだと思います。

海上自衛隊幹部候補生学校『五誓』

一 至誠に悖(もと)るなかりしか
〔誠実さや真心、人の道に背くところはなかったか〕

二 言行に恥づるなかりしか
〔発言や行動に、過ちや反省するところはなかったか〕

三 気力に欠くるなかりしか
〔物事を成し遂げようとする精神力は、十分であったか〕

四 努力に憾(うら)みなかりしか
〔目的を達成するために、惜しみなく努力したか〕

五 不精に亘(わた)るなかりしか
〔怠けたり、面倒くさがったりしたことはなかったか〕

自分には特に5か条目が耳に痛いですね[ふらふら]

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【アオシマ】スカイライン2000GT-R(KPGC110)’73 製作その6 [自動車&カーモデル]

アオシマの1/24 ザ☆モデルカーシリーズの日産スカイライン 2000GT-R (KPGC110)’73を製作中です。
型式のKPGC110は当時大流行したTVCMから”ケンとメリーのスカイライン”通称”ケンメリ

”と呼ばれるスカイラインでその中でも最上位グレードのGT-Rは”ケンメリGT-R”と呼ばれています。


青島文化教材社 1/24 ザ・モデルカーシリーズ No.15 ニッサン KPGC110 スカイライン HT2000GT-R 1973 プラモデル

青島文化教材社 1/24 ザ・モデルカーシリーズ No.15 ニッサン KPGC110 スカイライン HT2000GT-R 1973 プラモデル

  • 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
  • 発売日: 2020/07/30
  • メディア: おもちゃ&ホビー


このアオシマのキットも以前からあるものですがこの夏に新規金型追加で最新版にUPDATEされました。
[ひらめき]パッケージ上従来製品(旧キット)との大きな差異がないので購入時には注意


 これまでの製作風景はこちら(それぞれクリックでジャンプします)


【アオシマ】スカイライン2000GT-R(KPGC110)’73 製作その1
【アオシマ】スカイライン2000GT-R(KPGC110)’73 製作その2
【アオシマ】スカイライン2000GT-R(KPGC110)’73 製作その3.5
【アオシマ】スカイライン2000GT-R(KPGC110)’73 製作その4
【アオシマ】スカイライン2000GT-R(KPGC110)’73 製作その5

前回までにボディ塗装の前段階としてサーフェイサーを吹いての下地づくりまで作業が進んでいます。
今回の作業はいよいよボディの塗装段階に入ります。
数種類あったボディカラーのうち今回はもっともオーソドックスなホワイトで塗装しようと思います。
(上の商品見本と同じ色)

 


Mr.カラー GX GX1 クールホワイト

Mr.カラー GX GX1 クールホワイト

  • 出版社/メーカー: GSI クレオス(GSI Creos)
  • メディア: おもちゃ&ホビー

サーフェイサーのグレーの下地色を隠すのに強力な隠ぺい力があるといわれているMr.カラーGXシリーズの白の基本色である”クールホワイト”をエアブラシで塗装してみました。
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ここにきてホワイトサーフェイサーを下地に使わなかった影響が出て隠ぺい力が強いMr.カラーGXのクールホワイトでも4回の重ね吹きでここまでの発色です。
それと光沢塗料のはずですが思ったほど塗装表面には光沢が見られません[あせあせ(飛び散る汗)]
なによりも私の思っていたケンメリGT-Rの白さとはちょっとイメージが違います。

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もともとケンメリGT-Rのキットを作ろう!と思ったきっかけがこのカレンダーに使われていたイラスト。
白いものを白い絵の具で描くプロの絵描きはいないと思うけどやはりケンメリGT-Rのホワイトって”純白”の白というよりはこんな感じの”クリームがかった白”なんではないかなぁ
ネット上で画像検索してヒットする画像はけっこうまちまちで撮影時のホワイトバランスとか撮影者のイメージで画像編集時にバイアスがかかっていたりとどれが本当の色なのかイマイチ判然としません。
実車もレストア時に色味が変わったりオリジナル塗装のままでも経年劣化(日焼け)で色味が変わったりしていると思うのでもうこうなると”自分の思ったイメージで塗れ!”といわれているみたいです。
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自分なりにこんな感じと思うの右の画像のような色味です。
なんとなホワイトボディの旧車の色ってこんなイメージ。
これこそどこかでバイアスがかかって脳内変換されているのかなぁ
当時の様子を鮮明に覚えている方の意見を聞いてみたいなぁ
(近くの板金塗装工場の社長さんにおやつを持って聞きに行こうかなぁ)


いずれにせよ湿度が高い状況が改善するまで本格的なボディ塗装は中断なのでじっくり吟味してみます。

そうこう考えていたら最近流れだしたDeAGOSTINIのTVCM。
「週刊スカイライン2000GT-R(KPGC110)」
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毎号ついてくる模型パーツを集めて組み立てると1/8スケールのケンメリGT-Rが完成するという例のシリーズです。
今回も創刊記念号は290円(税別)という破格なお値段。
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おまけにDVD付きです。
1/8スケールというとカーモデルでもかなりの大きさになります。
ここまでのサイズだと塗装によるイメージというのも違いも顕著に表れるので模型キット製造担当のKYOSHOさんはどういった色味のボディ色にしているのか紙媒体を通してですがちょと確認したかったので購入してみました。
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自分にとっては全く余計なものなのですが創刊号のパーツです。
フロントグリルとバンパーですね
流石に1/8スケール、サイズ感が凄いです!
パーツ自体の再現性も当然これほどのビッグスケールともなるとほぼ実物と差異なく再現されていそうですね(参考になります)


2号以降は1,690円(税別)で100号で完結と記載がありました。
ざっと計算すると完成させるのには184,360円(税込み)かかるみたいです。
安易に手を出せないですね~
本当にこんなにお金がかかるの?
大人しく1/24スケールで2千円ちょっとで買えるこのキットを作りこんで楽しむことにします。
スカイライン2000GT-R 創刊号 [分冊百科] (パーツ付) (スカイライン2000GT-R【KPGC110】)

スカイライン2000GT-R 創刊号 [分冊百科] (パーツ付) (スカイライン2000GT-R【KPGC110】)

  • 出版社/メーカー: デアゴスティーニ・ジャパン
  • 発売日: 2020/09/08
  • メディア: 雑誌


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【アオシマ】スカイライン2000GT-R(KPGC110)’73 製作その5(製作再開) [自動車&カーモデル]

久しぶりの模型”製作”記事になります。
アオシマのザ☆モデルカーシリーズ(1/24)の日産スカイライン2000GT-R(KPGC110)の製作再開となります。
いわゆる通称”ケンメリGT-R”ですね。

製作は2019年2月に取り掛かって比較的順調に作業が進んでいたのですがこのキットの最大の問題点である実車との差異について対策を思案しているうちに仕事の繁忙期になり放置状態が続いていました。

これまでの製作状況(クリックで記事へジャンプします)



かなり長い時間放置していたのはアオシマさんから問題になっていたフロントグリル周囲とリアの金属モールが再現された修正版が発売されるという情報が入り新キットを予約して待っていました。


待ちに待った新キットは旧キットとほとんど同じパッケージ。

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上が新キットでしたが旧キットとなります。
間違い探しみたいですが右下のシリーズロゴが変わっています。
それと定価が2000から2600(円)とアイテムナンバーの変更があります。
ネットでは新旧キットが入り混じった状況なので定価2600円と明記されている方を買いましょう。(旧キットではそのまま組んでもパッケージイラストの様にはなりません)


製作中断時での状況

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ボディ下側(シャーシ)についてはほぼ完成していました。


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今回の新キットで追加されたパーツ類です。
フロントグリルはこれまで一体型でモール表現が無かったのですがメッキパーツとの組み合わせで修正されました。


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旧キットではフロントグリル周囲の金属モールの再現が無く実車とは異なりますがボディ側(エンジンカウル側)にノール表現を追加するなどの対策が必要でしたが新キットでようやく実車と同じ顔つきになりました。
画像ではモールとエンジンカウル先端との間に隙間がありますが実際はエンジンカウルとモールは一体なので隙間が無いように組み上げないといけません。


一方リア側は

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新たにメッキパーツが新造されたのはいいのですが本来つや消し黒のはずのエンブレムやテールランプ周辺がメッキ再現となっているので塗装をしないといけなくなったのは余計な手間が増えてこの点はいただけません[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]

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メッキパーツへの塗装についてはいったんメッキを剥がしてという面倒な手順が発生しますが無理やりメッキの上に該当部分だけサフを吹いて指定カラーで塗装してみようと思います。
今回新規追加となったパーツのパーツ請求時の価格表示が無いということは当該部品についてはパーツ請求できないのかなぁ~
金属モールのメッキ部分についてはハセガワのミラーフィニッシュとか貼ってしまえば良さそうですのでメッキパーツの質感(光沢)とかが気に入らな良ければメッキを剥がしてしまってもいくらでも再現方法はありそうです。


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あらためてサーフェイサーを吹き直してから表面のザラザラを耐水ペーパー(#1000)でサンディングしてボディの塗装前の下地を仕上げる予定です。


次回はボディ塗装または前後グリルの製作になるかなぁ
▲こちらは新キット版です。
[かわいい]新旧キットの見分けとしては商品説明に新規グリルとかアルミナンバープレートという記載があれば新キットだと思います。間違って旧キットを買っちゃうとかなり残念なパッケージの内容差があるのでご注意


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F1イタリアGPでアルファタウリ・ホンダの
ピエール・ガスリー選手(フランス)が優勝しました。[るんるん][るんるん][るんるん]

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イタリアのモンツァ・サーキットで開催されたイタリアGP。
F1の名門フェラーリのお膝元で例年は熱狂的なフェラーリファンがサーキットを埋め尽くす光景が見られるのですが今回は(ほぼ)無観客開催ということでフェラーリの2台がトップを争うことなくリタイヤという結果に無観客で良かったというのがホッとした感想です。
観客を入れていたら暴動に発展していたかも・・・
レースは毎度お馴染みのメルセデスの異次元の速さは今回も変わりなく3位以下は今回から施行のエンジンの予選モード禁止もあって大混戦となりました。
レース中盤のイエローフラッグ直前に偶然にもタイヤ交換を済ませていたアルファタウリのP・ガスリー選手はその後の赤旗中断後に3位リスタートというポジションを獲得。
首位のメルセデスのハミルトンがペナルティで下位に沈むと残り周回をトップで快走。

迫りくるマクラーレンのサインツJrの猛追を振り切って自身初のF1GP優勝を成し遂げました。
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実はアルファタウリはイタリアのチームでフェラーリと同じ地元開催、しかも今回のレースはホンダPUとタッグを組んで臨む50試合目の記念レースでの優勝でした。
アルファタウリとしては前身のトロロッソ時代以来の12ぶり2回目の優勝でした(前回優勝もここモンツァ)

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アルファタウリF1チームはレッドブルF1チームのジュニアチームといわれます。
野球でいうところの1軍と2軍みたいなものでマシン開発もチーム運営もレッドブルと比べると見劣りするのは事実ですが同じホンダPU(エンジン)ユーザーです。
ピエール・ガスリー選手はトロロッソ(アルファタウリの前身)・ホンダから昨年はレッドブル・ホンダのシートを獲得して活躍が期待されたのですが成績不振でなんとシーズン途中に古巣のトロロッソに移籍(降格)するという屈辱を受けます。
トロロッソに移ってからは彼本来の力を発揮し最終戦ブラジルGPでは2位に・・
こうした経緯があって”判官びいき”大好きな日本人のファンを増やしました。
今回の優勝はイタリヤ・フランスそして日本でも大きな喜びをもたらしたはずです。1920x1080-at01-gas.jpg
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昨年までのトロ・ロッソ(イタリア語で”赤い牛”=レッドブル)から2020年シーズンはアルファタウリというレッドブルのアパレルブランドをチーム名に変更してマシンのカラーリングも一新。
これでGP優勝マシンにもなったことだしタミヤさんレッドブルと合わせてキット化お願いします。



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第二次大戦・北方の戦史をしりたい [読書録]

本当は8月中に読破したかったのですが・・・
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『陸軍中将 樋口季一郎の遺訓』(勉誠出版)
           樋口隆一 著


樋口季一郎という人物をどれほどの人が知っているのかなぁ?
まぁ自分もつい最近知ったのですけど・・
本のタイトルの副題にあるように”ユダヤ難民と北海道を救った将軍”と呼ばれています。

”ユダヤ難民を救った”・・・
第二次大戦中にユダヤ難民を救った日本人といえば”命のビザ”で世界的にも有名になった外交官・杉原千畝さんがすぐに思い浮かぶと思います。
しかし陸軍の樋口季一郎中将も戦時中に日本の同盟国であるドイツからの迫害を逃れて満州国境にやって来た多くのユダヤ難民に対し満州国への入国を上層部に認めさ第三国への亡命のための手助けをしました。
軍人という立場では同盟国ドイツとの関係もあり難しい判断だったはずですが彼のユダヤ民族への博愛精神が彼を突き動かしたのです。
日本人よりもユダヤ人の間では有名な存在のようです。
(この本を読むと当時の日本人の間でもユダヤ難民に対する理解と保護の意識をもった人はかなりいたようです)

”北海道を救った”・・・
陸軍で北海道を含む北部(樺太・千島)の軍事的責任者であった樋口は有名なキスカ島撤退作戦の陸軍側の指揮官でもあり日本の敗戦日以降も続くソビエトの日本の北方地域進攻に対し現地居留民の北海道への避難のため迫りくるソビエト軍に対し残存兵力での抗戦を指揮しました。
終戦の日(8月15日)以降もこうした戦争状態が続いていたという事実は意外と知られていないようです。
ソビエトの指導者・スターリンはアメリカに対して北海道の半分以北、あるいは東北以北と首都東京の分割統治までをアメリカに要求していて既成事実を作るため8月15日以降も北方の日本の
領土に侵攻を続けました。
この攻防で多くの兵士、民間人が命を落とし捕虜となった兵士には以後辛いシベリア抑留が待っていました。
結局は樋口らの徹底抗戦に遭いソビエト軍の北海道上陸は果たせず結果的に北海道は戦後も日本の領土として守られました。

この本を書いた樋口隆一氏は私の母校・明治学院大の教授職に就かれている方で樋口季一郎のお孫さんです。
樋口季一郎についての文献は数々出版されていて本人の書き残した手記も書籍化されていますが今回新たに発見された手記も載せてお孫さんである著者が彼の生涯をまとめた1冊を書き上げました。(樋口季一郎に関する書籍で最新でほぼ完璧な一冊になっています)

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県立図書館のオンライン貸し出しサービスでこの本を借りたのでこれほどボリュームのあるものとは思いませんでした。(栞の挟んであるページまでしか読み切れていません)
とりあえず樋口季一郎の生涯をまとめた章は読み終えましたが続く季一郎が書き残した手記の部分はどうやら貸出期限の再々延長でも読み切れるか怪しくなってきました。
戦後に書き残された手記といえども軍人だった人が書いた文体なので自分にはちょっと読みにくい(時間がかかる)ので一旦返却して後日借り直そうか思案中です。
北方領土関係の当事者としての回顧録(手記)や所信が書かれている章もあるようなのでそこまでは読み終えたいのですが・・
陸軍中将 樋口季一郎の遺訓ーユダヤ難民と北海道を救った将軍

陸軍中将 樋口季一郎の遺訓ーユダヤ難民と北海道を救った将軍

  • 作者: 樋口隆一
  • 出版社/メーカー: 勉誠出版
  • 発売日: 2020/04/02
  • メディア: 単行本


そうそう私が樋口季一郎を知るきっかけになったのが北太平洋アリューシャン島しょの攻防戦(アッツ島玉砕・キスカ島救出作戦)です。

特にキスカ島からの日本軍の奇跡の撤退作戦については書籍でじっくり読みたいと思い古本ですがこちらの書籍を入手。

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日本海軍と陸軍の共同作戦で太平洋戦争史上他に例を見ない大成功を挙げたのがキスカ撤退作戦です。

ガダルカナル島をはじめとする南方戦線に比べて今の日本人にあまり知られていない北方の攻防戦のなかで日本軍が死守するアッツ・キスカの両島での米軍との戦いで全員玉砕した悲劇のアッツ島(”玉砕”というフレーズが初めて使われた悲劇)と全員の撤退作戦が完璧になされたキスカ島(米軍をもって”パーフェクト”と言わしめた作戦)。

キスカの奇跡の撤退作戦を海軍側の指揮官・木村昌福提督の伝記が本書です。
陸軍側の視点では前出の樋口季一郎の手記に詳細が書かれている模様。
この2冊を読めば奇跡の作戦の詳細が分かるかも・・と、こんな風にえらそうに書いたけどまだ未読[あせあせ(飛び散る汗)](ごめんんさい)

キスカ撤退の指揮者 (光人社NF文庫)

キスカ撤退の指揮者 (光人社NF文庫)

  • 作者: 泰浩, 将口
  • 出版社/メーカー: 潮書房光人新社
  • 発売日: 2019/06/24
  • メディア: 文庫
文庫版とはいえ細かい字で読むのに苦戦しそうなので
書店でタイミングよく雑誌『歴史群像』でキスカ島撤退作戦が特集されていたので買い求めました。

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キスカ島の特集の他に戦国大名の細川藤孝の記事も読めるので買ってよかった。
大河ドラマ『麒麟がくる』では俳優の眞島秀和さんが演じていますね。
彼は戦国の世を生き抜いて江戸時代に肥後藩の細川家の租となった人物。

更に私がここ数年の間で『歴史群像』を書店で新品で買ったのは決まってこのボードゲームが付録になった号です。

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最近はボードゲームが再び人気なんだとか・・
高校~大学のころはこうした趣味レーションゲーム(ウォーゲーム)が流行った時期でした。(のちにPCゲームでのコンピュータ対戦型ゲームにとってかわられてしまった)
ルールブックを読み理解したうえで盤(紙製)上の地形を再現したMAP上を敵味方に分かれてコマを動かしさいころの目で勝敗を決めるというアナログの極みのようなゲームですが実際にテーマとなっている戦場(作戦)についての予備知識がないと楽しめません。
私も歴史群像の付録のシュミレーションゲームを3つ持っていますがなかなか対戦相手が周囲に居ないので実際にプレイしたことはないです。
今回の付録ゲームのテーマはノルマンディです。



歴史群像 2020年8月号 [雑誌]

歴史群像 2020年8月号 [雑誌]

  • 出版社/メーカー: ワン・パブリッシング
  • 発売日: 2020/07/06
  • メディア: Kindle版


話が脱線しましたが太平洋戦争での北方での戦いというのは米軍相手の戦闘以外では相手がソビエト軍ということで共産主義の秘密のベールによって当時の戦況・史実というものが不透明なのですが”返せ(還れ)北方領土”と声高に言い続けても一向に埒が明かないのでもう少し我々も歴史的背景を勉強してから考えてみた方が良いのだと思います。
安倍首相も当初は北方領土問題の解決に道筋を付けたいと意気込みを見せていましたが・・・


どうも自分は戦中戦前の樺太とか極東ロシアの話が無性に好きなようです。
尼港事件とか・・・知っている人少なさそう[たらーっ(汗)]


駄文・長文失礼しました。

タグ:キスカ
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最後の夕刊 [青森の話題]

「東奥日報、夕刊やめるってよ」と数週間前に地元ラジオ局のMCがしゃべっていたのですがいよいよ現実のものとなりました。

青森県内の地方紙・東奥日報が9月1日から夕刊を休刊することになりました。
休刊とはあるものの事実上の夕刊廃止ですね
これまでも土日の夕刊発行はなかったのですが全国で広がる夕刊の休止の波には抗えなかったということですね。

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地方紙でしかも過疎県の青森でこれまで夕刊発行を続けてきたというのもある意味奇跡だったのかも・・・
新聞購読者の減少、広告収入の減少、配達員の確保の難しさと地方紙を取り巻く環境は年々悪化の一途です。
私の家の近所の方はまだ購読契約されているご家庭が多いのですが若い世代の方はニュースはスマホのネット配信記事やテレビのニュースで十分という方も多いです。
私自身も新聞をとっていますが東奥日報のWEB版も利用(閲覧)していますしスマホアプリ版では全紙面の閲覧保存が購読契約者限定(登録必要)の無料サービスとして利用できます。
毎日家に届けてくれる紙面ですがネットで見られるというのはやはり便利です。
ひと月の購読料が東奥日報の場合3,400円(税込)かかりますので家計の負担になるというのも分かります。(本当は購読中止して浮いたお金をDAZNの視聴契約にまわしたいのですが・・)


川崎に住んでいたころは東京新聞(中日新聞社)を購読していて当時は夕刊も内容がそこそこ充実していましたが青森に越してきて東奥日報の夕刊を見た時にはページ数の少なさにちょっと驚きました。
田舎なので都会に比べるとそれほど事件事故も少ないのだから仕方がないと思うことにしました。
夕刊はオリコミの特売チラシをチェックするのが主目的といった感じでした。
(翌日から始まる売り出し情報を前日にチェックできるのは意外とメリットあり)
夕刊の紙面の多くの記事は大手通信社から買ったネタで構成されていて読み物としてはさほど新鮮さも無く、時々県内で大きな話題となっている事件事故の続報が記事が載る程度です。
速報性といった点ではネットからの情報に紙媒体はかないませんが地元密着の話題はまだまだ地元紙に分がありそうなので今回の夕刊休止は朝刊維持のためなら致し方ないかなぁと思います。

もしお住まいの地域の地方紙がまだ夕刊を配達してくれているならぜひ応援してあげてください。


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