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2019三沢基地航空祭(4) [飛行機プラモ]

令和になって最初の三沢基地航空祭のレポの4回目(最終回)です。


航空自衛隊や米軍の機動展示飛行の最中でも予定されている民間機の離発着があれば課目を一時中断します。
三沢空港にはJAL系のJ-AIRとHAC(北海道エアシステム)が定期就航しています。

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J-AIRは羽田便にこのエンブラエル190(E90)とB737を伊丹便にはエンブラエル170(E70)を就航させています。

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HACは札幌(丘珠)線をサーブ340B(SF3)で運行中ですが2020年以降順次同じターボプロップのATR42-600への置き換えが決定しています。


航空祭開催中もこのE-2Cは通常任務中で離発着が盛んです。

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さてブルーインパルスの飛行展示が終わると続々と会場を後にする観客の姿が目立ち始めました。
ブルーインパルスの飛行展示の後も米軍の飛行展示が2回もあります。

まずはご存知、プリモ大尉の登場です。
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相変わらず動きについていけてません[あせあせ(飛び散る汗)]


F-16の飛行展示が終わるとオスプレイが飛んできました。
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オスプレイが来るとは予想していなかったので高速シャッターのまま撮影してしまいローターが止まって写っています[ふらふら](初歩的なミスです)

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飛行中のオスプレイを間近で見たのはこれが初めてです。

ちょっと興奮!音がやばいです~

米軍の駐機エリアにオスプレイが展示してあったそうですがそれとは別にもう1機飛来してきたようです。(空軍仕様のオスプレイ)


オスプレイの展示飛行でこの日の飛行展示はすべて終了です。
終了時間の午後3時までまだ時間があるので少し人口密度が減った会場で駐機している展示機などをゆっくり撮影。


格納庫の一角にはE-2DアドバンスドホークアイとF-35A

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3月に引き渡しとなったE-2Dの空自初号機471です。
2号機も今年度中に三沢に配備されるそうです。
まだピッカピッカのショーモデルみたいでした。


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F-35Aも続々と三沢配備が続いています。

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空中給油機 KC-767
旅客機ボーイング767-200ERからの改造機。小牧基地からの飛来


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C-2輸送機 三保基地から


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多用途支援機 U-4


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三沢ラストイヤーとなる第3飛行隊のF-2Aのスペシャルマーキング機(13-8513)


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三沢で見るF-2Aもあとわずかですね

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モデラ―としてはこうした資料ショットも必要です。


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F-35A 昨年度末に新編された第302飛行隊(三沢)は国内初そして唯一のF-35A飛行部隊。

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T-4練習機
各国の高等練習機好きの自分としてはブルーインパルスの機体もいいけどノーマルのT-4もカッコよくて大好きです。
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第302飛行隊のT-4の尾翼にはオジロワシが描かれています。
積みプラ覚悟で現在在庫薄のハセガワの1/72スケールのT-4を入手すべく依頼中。
やっぱりブルーインパルスの機体は手に入りやすいけど・・・
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米軍のT-7Aレッドホークも気になります。


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UH-60J救難ヘリ


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輸送ヘリCH-47Jチヌーク(航空救難団三沢ヘリコプター空輸隊)

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チヌークの内部も見学できました。
外から見ると大きく見える期待も内部は思っていたより狭い印象。


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陸上自衛隊 対戦車ヘリ AH-1Sコブラ


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陸上自衛隊 観測ヘリ OH-6D


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陸上自衛隊 多用途ヘリ UH-1J


結局、蛍の光が流れるまで会場にました。
帰り際に航空自衛隊の方々が空のペットボトルや水筒に冷たいお水を給水してくれました。
場内の売店では早々と飲料品が売り切れとなったようで青森にしては暑すぎる残暑の中、これは大いに助かりました。
今回は残念ながら米軍エリアと正面ゲート付近の物販エリアには行けませんでした。
お昼休みに米軍エリアに行こうとしたら途中の飲食店の露店の行列でとても先に行けそうになかったので途中で引き返してきました。

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このあたりでもう先へ進める状況ではありませんでした。
売店前の行列も重なって人の流れが滞留して身動きが取れませんでした。


帰りは無料駐車場により近いファルコンゲートから退場。
覚悟はしていたとはいえ一番ゲートから遠い臨時駐車場まで死のロードでした。
途中脚が何度も攣りそうになりペットボトルのお水を脹脛にかけながら歩いたので数日に渡って軽い肉離れに苦しむことになりました。
もう来年はいいかなぁ~と思いつつもきっと来年も行きそうだなぁ


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そうそう、このファントムハセガワからキットが出るみたいです。


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2019三沢基地航空祭(3) ブルーインパルスショー [飛行機プラモ]

令和元年(2019)の三沢基地航空祭の記事の3回目です。
国内航空祭の”華”といえばブルーインパルスの展示飛行ですね。
先日開幕したラグビーワールドカップの開幕式にも夕闇迫る東京スタジアム上空でっ華麗な展飛行を見せてくれました。

今回、三沢に来たのは5機のT-4(予備機を含める)です。
通常は6機編隊(尾翼に1~6のナンバー機)なのですがブルーインパルスが使用するT-4と同型の三沢基地所属のT-4がエンジントラブルを起こし緊急着陸。
調査の結果、全国のT-4全機において必要な部品交換が完了するまで順次飛行停止となっていました。
つい最近までブルーインパルスも全機揃っての展示飛行が出来なっかったのですが部品交換は完了済みですがこの日は2号機と3号機がお休みでした。

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1号機、4号機(画像なし)、5号機、6号機の4機体制でこの日の展示飛行は行われます。
1~4号機は4機編隊での演目(課目)を行い、5,6号機はそれぞれ単独あるいは2機で課目を行なうそうです。

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こちらは垂直尾翼に番号なしの予備機。
コックピットに乗り込む際に使う梯子(正式名称不明)もちゃんと機体の塗り分けラインに合わせて塗り分けられています。駐機中も多くの人の目に触れるブルーインパルス、細部まで気遣いがされています。


午後一番のプログラムが本日のメインイベントのブルーインパルスの展示飛行です。
事前に配布されたプログラムではショーの時間は40分間となっています(けっこう長い)

(以下ショーの画像の羅列になります)


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戦闘機撮影に興味を持って手持ちの古いデジカメ(SONY α55(APS-C))に中古の400mmズーム(換算値600mm)を付けて撮影しています。
最近のα7シリーズなどのフルサイズ機のAF(オートフォーカス)性能はそれなりに高速で機能するようですが私のα55にはそこまでの高速AF機能は当然ないのでどれもピントがイマイチです[ふらふら]
まぁ写っているだけいいかな?というレベルでご笑納ください。(ご覧ください[黒ハート]
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今回途中からα55に搭載されている連続撮影優先AEモードにダイアルを合わせて撮影しています。シャッターボタンの深押しで毎秒最高約10枚の高速撮影ができるようなのですが買ってから多分一度も使ったことのない撮影モードです。
通常は戦闘機撮影にはSモード(シャッター速度優先)という自分で設定したシャッタ速度に対してカメラが自動で露出を決めてくれるモードでの撮影が基本です。
戦闘機の種類(ジェット戦闘機、レシプロ機、ヘリコプター等)に合わせてシャッターを切る速度をあらかじめ決めておいての撮影で高速シャッターにするほど動きの速い物でも止まっているように写ります。早く動いている物を遅いシャッタ速度で撮るとブレブレの画像になり何が写っているのか?ということになります。そこまでいかなくても被写体ブレという残念な1枚になっちゃいます。
α55の連続撮影優先AEモードでは絞りが最初の1コマで固定されるようなのですがシャッター速度は勝手にカメラに判断されるのか後で確認する1/1000秒あるいはそれ以下で撮影されているものもあってちょっとシャッター速度としては遅いようです。
大人しくシャッター速度優先モードで撮影を続ければよかったかなぁ~と反省。
私の撮影モードの理解不足で連続撮影優先モードでもシャッター速度はある程度任意に設定できるのかも?

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ブルーインパルスの様々の演技(課目)にはそれぞれ固有の名称がついていて会場のアナウンスで解説付きで紹介されていましたが私の撮影場所からは聞き取れこうした静止画から実際に行われている課目の特定はできないようなものばかりです(動画ならわかるかなぁ)
ブルーインパルスを撮り慣れている人なら課目の名前を聴けば次はこうした陣形になるからこのあたりでこう動いた瞬間がシャッターチャンス!とか判断できるようです。

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よ~く見るとハートの中を矢が突き抜けています。”キューピッド”という課目。
広角用にとスタンバっていたRX-100で撮影。
iPhone8にダイソーの広角レンズアダプタか魚眼アダプタを付けても面白かったかも(でもそんな余裕なし)


ショーが終わり上空から次々と各機が下りてきました。

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コックピットから手を振って観客の声援に応えてくれています。
今回飛ばなかった2,3号機のパイロットは他の機の後部座席に座っているそうです。
ブルーインパルスの展示飛行が終わると会場を後にする人の姿が目立つようになりました。
このあとプリモ大尉のF-16の展示飛行ともう1つ米軍の展示飛行があるのですが・・・
駐車場の出口渋滞を回避するために早々と帰宅の途に就くのか本当にブルーインパルスだけがお目当てなのか?
とにかく結構会場内は閑散としてきました。
私は出口渋滞は覚悟の上だったので最後まで楽しみます。

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戦闘機撮影を楽しもうとするとやはりブルーインパルスは避けては通れない憧れです。
今回は航空祭会場での初めての撮影で何もかも分からない尽くしの撮影となりましたが一応大満足とまではいかなくてもブルーをファインダーに捉えることができたのでちょっと嬉しかったですね。
50歳過ぎてもまだまだこんな楽しいこともあります[るんるん][るんるん](来月で51歳になります)
トミカ トミカプレミアム 22 航空自衛隊 T-4 ブルーインパルス

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ハセガワ 1/72 航空自衛隊 川崎 T-4 ブルーインパルス 2002 プラモデル D11

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2019三沢基地航空祭(2) [飛行機プラモ]

2019年9月8日に行われた三沢基地航空祭の様子です。
今回は午前中に行われた航空自衛隊F-2支援戦闘機とアメリカ空軍F-16戦闘機の機動飛行展示と地上展示機の画像です。


飛行展示については早朝からの濃霧の影響でオープニングフライトがキャンセルになってしまいましたがゲートオープンしてからは霧も晴れてきたので事前告知した内容やスケジュールを若干変更して行われるようです。


現在三沢基地に所属するF-2は第3飛行隊のみになってしまいましたが今年度中に百里基地へ移駐となりF-2にとっては三沢基地ベースでの最後の航空祭になります。
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見事にお腹ばっかりのショットだらけです。


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新たな三沢基地の主力となるF-35AはF-2ほどの機動性はないとか・・・
戦闘機としてのスタイルはF-35Aよりもず~とカッコいい機体だと思います。


最近の各地の航空祭の話題をさらっているのがこのアメリカ太平洋空軍(PACAF:パキャフ)のF-16デモチームのプリモ大尉です。
今年の岩国基地フレンドシップデーの飛行展示中に観客の目の前でソニックブーム(音速越え時に発生する衝撃波)もどきを発生させたりと大暴れ。
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F-16の機動飛行展示はちょっと私のカメラのAF性能では追い付けないようであまりお見せできるようなショットはありませんでした[たらーっ(汗)]
機材のアップデートは当面できないので自分の腕を磨くしかないようです。
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PACAFのF-16デモチームのパイロットはプリモ大尉1名のみで任期は2年。昨年の三沢基地航空祭は悪天候で機動飛行展示がキャンセルになったのでこれが最初で最後の三沢でのデモフライトになりそうです。
しかしPACAFのデモチームは三沢基地がベースとなっているので定期的に技量維持のためのデモフライト訓練が行われるのでまだしばらくプリモ大尉の雄姿を三沢で見ることができそうです。
私は訓練の事前予告が三沢市のHPに掲載されるのでこまめにチェックして出かけるようにしています。

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プリモ大尉人気にあやかってハセガワでF-16の最新版を出してくれないかなぁ~


続いてF-2によるデモスクランブル展示と模擬空対地射爆撃展示。
午前中の最後のプログラムです。
航空祭の午前の部はあっという間に終了(時間も短いのですが)


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F-2の機体上面に発生した”ベイパー”
ベイパーは急旋回や急上昇の際に機体や翼の上で急激な減圧が起こって温度が低下して水蒸気が凝固して白く見える現象だそうです。
他の画像の翼端から伸びる雲のようなものもベイパーです。
この日は朝まで霧が濃かったので空気中の水分量が多かったのかベイパー出まくりでした。


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こちらは垂直尾翼にスペシャルマーキングがちらっと見えました。


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これがF-2のスペシャルマーキング機。
三沢ラストイヤー塗装ですね、ハセガワさんで製品化されそうな予感。
F-2のキットは通常カラーとデジタル迷彩(三沢航空祭仕様)の2つ持っていますが手を付けないうちに実機が三沢から離れてしまいそう[ふらふら]
機動展示飛行中の雄姿をきれいに撮りたかったなぁ(残念)


突然ですが兄弟機ともいえるF-16とF-2が共用する三沢で苦労するのが両機の見分け方。

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F-2(左)とF-16(右)を下(地上)から見上げた場合の区別の仕方は水平尾翼の形状がポイントになります。
F-2は水平尾翼後端が大きく切りかかれています。
順光で機体の塗装色が判別できればすぐにそれでわかりますが逆光や高高度飛行中の場合はシルエットで判別することになります。
それとF-2の主翼後端には緩やかな後退角がついていてF-16の横一直線のそれとは微妙に異なります。
微妙な差にも思えますが地上からシルエットを見たときに結構違いが分かります。



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地上展示中のF-2。
格納庫ではF-2の翼上ウォークやコックピット展示なんて企画もありました。


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百里から来たRF-4E(57-6907)”1961-2020特別塗装機”




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F-4EJ改(37-8315)百里基地からの飛来だそうです。
ケロヨン塗装というそうです。
なぜカエルなのか?詳細は不明。


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こちらはファントムIIの公式キャラクターだとか・・・ハロウィーン関連かと思いました。
ファントムIIは今でも根強いファンが多い機体ですね


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千歳基地から飛来のF-15J(62-8873)
展示プログラムでは2機による機動飛行展示が予定されていましたがキャンセルになったようです。
そういえばF-15を間近で見るのはこれが初めてですね。


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ブルーインパルスと同型機T-4です。
各国空軍の高等練習機のキットを集める私ですがT-4のノーマルカラーのキットは持っていません。
英国空軍のホークのように武装すれば即軽攻撃機になりそうですね。
まじで萌える~

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飛行点検機YS-11FC
まだまだ現役ですね(ほぼ私と同年齢)
大きくて目立つカラーリングで人目を惹きます。

次回はブルーの登場。

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2019三沢基地航空祭(1) [飛行機プラモ]

青森県三沢市にある三沢飛行場は航空自衛隊と米軍が共用する本州で唯一の基地(三沢基地)があります。
一年に一日だけ基地の一般公開”三沢基地航空祭”が開催され例年10万に近い来場者で溢れかえります。(三沢市の人口は約38,000人なのでざっと人口の倍以上の来場者数となります)


令和元年(2019)の三沢基地航空祭は9月8日に開催されました。

私は青森に住むようになって今回初めて航空祭に出かけてきました。

ズバリ、昨年中古で買った400mmズームレンズを使ってブルーインパルスやF-16の空中での展示飛行(※)をバッチリ撮影するのが目的です。
まぁ機材の性能不足と腕の未熟さでバッチリ撮影には程遠いかもしれませんけどご笑納ください[exclamation&question]
(※)展示飛行とはブルーインパルスなどの空中での曲芸飛行や単に観客に対して飛行している姿を見せること(デモフライト)「飛行展示」と表記される場合がありますが公式には「展示飛行」のようです。

[ひらめき]※以下長文は今年から様変わりした基地内入場の新方式の様子なので読み飛ばしていただいてOKです。
(来年以降の来場を考えている方はご参考にどうぞ)

【基地構内入場まで】
朝の4時半過ぎに自宅からクルマで三沢に向かいました。
通常であれば自宅から三沢基地までクルマで約1時間20分ほどの距離です。
早朝なので道中の道は空いていたのですがこの日は朝から深い霧が立ち込めてクルマのフォグランプを点けての走行となりました。
雨は降っていないのですが風がほとんどないようで霧が晴れてくれないと困るなぁ[ふらふら]と思いながら臨時駐車場の近くまでスイスイとスムーズにやって来たのですがやはり臨時駐車場から2km程手前で渋滞が始まりました。
それでも30分ほどで目的の臨時駐車場に無事入ることができました。
朝の6時半でした。
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基地の前を通る道路沿いに今年は臨時駐車場(7,500台分)が数か所開設されました。
私は基地のゲートから最も遠い場所の臨時駐車場にクルマを停めてゲートを目指します。
臨時駐車場を利用する場合、入場ゲートは近い順にファルコンゲートかRゲートの2か所の選択肢があります。
ここから2.5kmほどは徒歩移動となりますがこの時点でまだ霧が晴れていません。
三沢はよく霧が出るので有名です。小川原湖周辺の湿地帯の上にある町で東側から冷たい太平洋の冷気(やませ)が入ったりすると発生しやすいようです。


今年から入場方法が大幅に変更
例年は基地からかなり離れた市内数か所に臨時駐車場を開設して有料のシャトルバスで基地内の会場まで利用客をピストン輸送していましたが今年から米軍側の強い意向で車両の直接の基地内乗り入れは禁止となりシャトルバスの運行ができなくなりました。
セキュリティ上の理由で駐車場からゲート手前までのバスとゲートから基地内の会場までのバスとに分けて運行するように要請があったそうですが人員の確保などコストがかかり過ぎるという理由でシャトルバスの運行は中止となってしまいました。
徒歩での入場を強いられるわけですが代わりに無料の臨時駐車場を基地周辺に確保してくれたのですが基地内会場までおよそ3,4kmは歩かされることに・・・


入場ゲートの待機列の長いこと・・・
30分ほど歩いてRゲートの入場待機列の最後尾に並びました。(7時ころ)
途中、臨時駐車場から最も近いファルコンゲートのあまりにも長い入場待ちの待機列をやり過ごしてRゲートからの入場にしたのですが最後尾からは当然ゲートなんて見えないしどれくらいの人が並んでいるのかも見当がつきません。
コミケの待機列とか都会の方は行列に慣れていると思われますが田舎で行列なんてめったに経験することはないので肉体的にも精神的にも辛いです。
青い森鉄道の三沢駅から有料バスで来る人やツアーバス利用の人は正面ゲートを利用するはずなので中間にあるRゲートから入場する人はそれほど多くないのでは?と安易に考えてのことです。
ここまで歩いてくる途中に会社の敷地や個人宅の庭先を有料の臨時駐車場にしている光景を多く目にしました。
駐車料金の相場は1000円か2000円でゲート近くでは2000円が相場のようです。
個人宅などではせいぜい3台が停められるスペースしかないケースも・・1日3000円ほどの臨時収入。
ゲート近くの有料駐車スペースにクルマを停めても結局は長い入場待機列に並ぶことには変わりがありません。

また列の最後尾に並ぶためにいったん駐車スペースから遠ざかる方向(マイナス方向)に歩かないいけないのでゲート近くに駐車スペースも善し悪しです。

8時少し前になって入場待ちの待機列が少しずつ動き出しました。
どうやら道路から直接Rゲートには入らず一旦自衛隊の官舎(団地)経由での入場になるようです。
相変わらず霧が立ち込めていて湿度が高く強い日差しこそないもののかなり体に堪えます。

熱中症対策の飴を舐めて凌ぎます[ふらふら]
単独参加なので話し相手も無く退屈な待ち時間です。
駐車場からの長い距離を歩いてからの立ち待ちなのでちょっと疲れてきました[たらーっ(汗)]
折りたたみ椅子があると便利です。

8時半ごろになってようやくゲートを通過できたと思ったら今度はセキュリティチェックの順番待ちです。(Rゲート自体は工場の通用門の風情)
手荷物検査と金属探知機を使ってのボディチェックを受けて晴れて入場です。
三沢基地は米軍との共用基地なのでセキュリティチェックも持ち込み品の規制も厳しいようです。(エアバンドも持ち込み禁止)

この時点で9時ちょっと前でした。
6時半に臨時駐車場を出て徒歩移動してセキュリティチェックを通過するまで約2時間ちょっとかかりました。
おそらくオープニングフライトの開始時間である8時半に会場内に入るようにするには遅くとも6時ころには並んでいないと難しいのかも?
私は今回が初めての航空祭だったので過去の入場方式経験していないのですが皆さん今年はかなり歩かされたので例年以上に疲労を感じているようでした。
来年以降の入場方式はまだ未定ですがもしかしたら大幅に再検討があるかもしれません。

※三沢基地航空祭では収納した状態で3辺合計で1m以上の手荷物の持ち込みは禁止です。
前述の通り米軍のセキュリティレベルが適応されるので持ち込み品についても三沢は厳しいようです。
大型のクーラーボックスもこの制限サイズ(3辺合計1m以内)を超えると持込NGでクーラーボックスの中身もアルコール、びんもNGです。

カメラの三脚も脚立も折りたたみ椅子もサイズ規制の対象ですが例示として三脚と脚立、折りたたみ椅子については収納時の状態でなく使用時の展開したサイズが対象になるようです。
三脚についてはカメラを手持ち撮影で使うのが基本の展示飛行の撮影には邪魔になるだけですが脚立は後方からの撮影には使えたら便利そうなので脚立の代わりにプラスチック製の折りたたみ式踏み台を持ち込む人がものすごく多くいました。
これなら椅子にもなるし踏み台としても使えて便利。
私も次回来るときは持参します。


また、数年前よりエアバンドレシーバーの持ち込みも禁止となりました。
エアバン禁止は三沢だけ?


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【いよいよ会場です】

さて、臨時駐車場を利用して徒歩でファルコンゲートやRゲートから基地内に入場すると途中で両ゲートからの入場者が構内で合流し航空祭会場となる格納庫前のエプロンエリアに向かいます。
当然ここも徒歩移動。
すでにここまで臨時駐車場から約3.5km以上は歩いているはずです[ふらふら]
ちょっと疲れました。

こちらは基地東側の航空自衛隊側のエリアになっています。
ファルコン&Rゲートから入場すると会場までは歩く距離がメインゲートからの入場に比べてかなり短く済みますがメインゲートの様に売店エリアがないのでちょっと寂しい。

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まだ開場間もない時間帯なので比較的空いているように見えます。
お天気は明け方からの霧も解消方向で青森にしてはかなり厳しい残暑が予想されます。
(この後、とんでもない快晴になって肌を射す直射日光にグロッキ―気味に・・)

単独参加の私は定位置に陣取ることはしないで方々移動しながらの撮影です。

目の前に航空自衛隊の第601飛行隊のE-2C早期警戒機・ホークアイが2機駐機していました。

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基地に隣接する航空科学館の大空ひろばから撮影すると頻繁にこのE-2Cの離発着がありますのでよく見慣れた機体なのですがこうして地上で間近に見たのは初めてです。


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8枚プロペラに換装されたE-2Cホークアイ(34-3459)


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導入時のままの4枚プロペラの34-3461号機。

もともと艦上運用で機体なので翼を後方に折りたたむことができます。


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てっきり航空祭のためにこの場所に駐機しているのかと思っていたら通常運用中の機体ですぐに任務のため離陸していきました。
ショーでは無く実戦の離陸作業風景を見ることができました。
E-2Cは航空祭の開催時間中に何機も離発着を繰り返していました。
ハセガワ 1/72 航空自衛隊 E-2C ホークアイ プラモデル E30

ハセガワ 1/72 航空自衛隊 E-2C ホークアイ プラモデル E30

  • 出版社/メーカー: ハセガワ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ホビーマスター 1/72 E-2C ホークアイ 航空自衛隊 飛行警戒監視群 第601飛行隊 三沢基地 完成品

ホビーマスター 1/72 E-2C ホークアイ 航空自衛隊 飛行警戒監視群 第601飛行隊 三沢基地 完成品

  • 出版社/メーカー: インターアライド(INTERALLIED)
  • メディア: おもちゃ&ホビー
私が小学校の高学年の時にレドームが載ったプロペラ機のプラモのキットを自分で作って遊びに来た友達に壊された記憶があります。今にしてはどこのメーカーの何のキットだったのかもはっきりしませんが自衛隊が導入する前のことなので米軍仕様のE-2Cだったのかも?
そう考えると身近に感じるので改めて三沢仕様のE-2Cを作ってみたい気持ちも湧いてきます。


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航空自衛隊の消防車です。
運転席にも座れるようです。


結局、濃霧のためオープニングフライトはキャンセルされたようで参加予定の機体が隊列を組んで戻ってきました。
オープニグフライトのキャンセルは自宅に帰ってから知ったのでこの時はフライトを終えた機体が戻って来たものと思っていました。(セキュリティチェックのおかげで楽しみにしていたオープニングフライトが見られなかったと残念に思っていました)

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米空軍のA-10サンダーボルトII。


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航空祭の数日前に三沢に飛来していて訓練飛行中の姿を地上から撮影したのですがうまく撮れずに今回リベンジを誓ってやって来たのですが結局、飛行中の姿は撮れずじまいに・・・


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こちらも米空軍のF-16です。
搭乗はあのプリモ大尉か?

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アメリカ海軍の電子戦機EA-18Gグラウラー。
こちらは普段でも結構目にする機体です。

オープニングフライトが予定通り行われていたら航空自衛隊のF-35、F-2、米軍のF-16、A-10にEA-18Gと豪華揃い踏みがみられたかもしれません。
そう考えると前日までのオープニングフライトの予行練習は見ておきたかったなぁ
4日に大空ひろばに来た時には早朝にオープニグフライトの予行練習があったそうです。


今回は長文にて失礼しました。
次回からは画像中心で・・・

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2019三沢基地航空祭(速報版) [飛行機プラモ]

三沢基地航空祭に初参戦してきました。

青森に越してきて17年経って初めての三沢基地航空祭体験。


今回は昨年手に入れた400mmズームを使って飛行展示中の戦闘機を戦闘機撮影の素人である私が今の技量でどこまで撮ることができるか?という挑戦も兼ねての参加です。

当日はかなりのショット数となったのでとりあえず今回は速報版です。


まずはいきなり航空祭の主役T-4ブルーインパルスの展示飛行から・・

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今回の航空祭は私が三沢に通い出して以降で最高の晴天でした。
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航空自衛隊 F-2支援戦闘機


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米空軍 F-16デモンストレーションチームのプリモ大尉。
ちょっと次元の違う速さ&動きの飛行展示なので私の機材のAF性能ではちょっと限界です。



今回の航空祭で撮影した画像の選別、RAW編集、現像には相当時間がかかりそうなので小出しにUPするかもしれません。


今回の撮影で感じたことは私の安価&旧スペックの機材構成でも練習を重ねればもう少しまともな写真が撮れそうと少し自信がついたかも・・・(図々しい感想です)

そしてやはりより上位機種でないとできないことの整理ができたことが収穫でした。

それでは続報を乞うご期待[exclamation&question]

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もうすぐ三沢航空祭 [飛行機プラモ]

今年(2019)の三沢基地航空祭(9/8)の開催が迫ってきました。

航空祭に向けての訓練飛行(デモフライト)が行われている三沢基地へやってきました。
といっても基地に隣接するいつもの大空ひろばです。

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この日(9/4)はよい天気に恵まれていました。
ここ最近、いつもここへ来るときは曇りがち(前回は途中から雨模様になりました)

今日も戦闘機撮影の練習がメインです。
せっかく買った中古の400mmズームレンズ(35mm換算で600mm)をかなり古めのSONYのα55と組ませての撮影です。(ようやくズームレンズの分割払いが終わりました[たらーっ(汗)]
航空機撮影の現場でSONYのAPS-Cカメラってまず見かけないですよね~
なのでNikonやCanonでヨンニッパ(400mmF2.8)のレンズで戦闘機と真面目に向き合っている方々とは一線も二線も離れた場所で撮るのが落ち着きます。

この段階では週末に開催される航空祭に来るかどうかまだ態度を決めかねていました。


大空ひろばのSTAFFのYさんの情報によると米軍のA-10(サンダーボルトII)がどうやら航空祭がらみで三沢に来ているとのことです。

この日は天ケ森の射爆場で訓練をしていたようでまずはA-10の帰還風景をパチリ

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4機編隊で飛来。
私はA-10が飛んでいるのを見るのはこれが初めてです。
昔よく遊んでいたPCゲームの「大戦略」というSLGの中で航空機ユニットで地上攻撃に使っていた戦闘機です。


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う~ん。やはりうまく撮れていません[あせあせ(飛び散る汗)]
シャッター速度優先モードで1/800秒 F5.8 ISO100 焦点距離600mm(換算値)

※トリミングあり
ピントが甘すぎです[たらーっ(汗)]
撮影機材の性能の限界もあるけど撮影者の腕が悪すぎですねぇ

三沢基地に常駐していない珍しい戦闘機のシャッターチャンスが台無しです。
この借りは航空祭の展示飛行で返したい!ということで航空祭に出かけることにします。

今年の航空祭はこれまでとは違い基地から離れた臨時駐車場から基地までのシャトルバスの運行がありません。代わりに比較的基地に近い場所に臨時駐車場を設けて徒歩で会場入りする方式に変更になりました。
歩くのは苦にならない自分にとってはバスの待機行列に並ばなくてもいいのは大歓迎です。
ただし片道およそ4kmは歩く覚悟が必要です。

私が到着する前に航空祭のオープンフライトの訓練飛行があったようですが見られず残念[もうやだ~(悲しい顔)]

オープニングフライトはF-2×2、F-35×2、米軍F-16×2、E-2C×1だそうです。

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米空軍F-16 三沢には最近各地の航空祭をざわつかせているアメリカ太平洋空軍(PACAF)のF-16デモチームがあるので割と頻繁に技量維持のためのデモフライトが行われています。(私もよく見に来ます)
岩国のようなソニックブームを体感したいけど封印されちゃったかなぁ?

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航空自衛隊 F-2支援戦闘機
三沢での雄姿もあとわずかで見納めですね~
今年の航空祭のポスターにも”LAST”って書かれています。
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今年のポスターデザインもパッとしませんね~
食玩のパッケージみたいです。


戦闘機の速度にはまだまだついていけませんが速度が遅めの旅客機やレシプロ機、ヘリはそれなりに撮れるようになってきたかも?

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航空自衛隊 E-2Cホークアイ(第601飛行隊)
これでもまだピントが・・・・


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航空自衛隊 CH-47J チヌーク輸送ヘリ
午後は滑走路方面は大空ひろばからはモロ逆光なんで離陸後進路を変えたところでの1枚。


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午後2時頃になってF-35A登場!
三沢沖での墜落事故を受けての飛行中止が解けて私にとって最初の雄姿です。
今年の基地祭では航空自衛隊のF-35、F-15、F-2そしてブルーインパルス(T-4)の飛行が見られそうです。
米軍の飛行飛行は3回予定されていて、いつものF-16に加えて今年はA-10が参加する予定です。
相変わらず機動飛行展示にむけての訓練の撮影では全然お見せできるような満足のいく画像はありません。
それでも帰投後にハンガーへ向かう雄姿をパチリ
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ハンガーへ向かうエプロン上では逆光。
でもこんなに間近にF-35Aをみられるのは幸せです[黒ハート]


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さすがに自動車ほどの速度ならちゃんと写せるなぁ

青森に越してきて17年以上経っても三沢基地航空祭はまだ一度も行っていないので今年初参戦となると今からワクワクします。
肝心の撮影テクニックは全然上達していませんがダメもとで奇跡の1枚を信じてチャレンジしてみます。
機動飛行展示用にはこのα55とSIGMAのバカ重い400mmを地上展示用にはSONYのRX-100を持ち込みます。
手荷物のサイズ規制があるので小型の登山ザックに詰め込んで往復8kmの行程に耐えますよ~

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ドラレコ導入しました。 [自動車&カーモデル]

先日このブログ内で予告していた通りアマゾンで狙っていたドラレコがタイムセールとなりかなりお得に買うことができました。
amazonの通常価格¥12,800がタイムセール価格となり¥9,000と1万円を大きく下回る価格で買うことができました。

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私が購入したドラレコはこちら。
中華製のドラレコです。
最後まで比較検討していた国内メーカーのものもどうせ中身は海外生産品ということでもはやこの価格帯の製品については国内メーカーのものにこだわる必要はなくなってきました。
いろいろ言われて来た品質も最近の中国メーカーの品質管理をみるとかなり向上しているように感じます。
アマゾンなどに出品しているメーカーなら保証期間中の故障なら修理対応ではなく無償で新品を送ってくれたりするのでかえって国内メーカーよりもいいかも?(しかも現物の返品送付の必要なしとかというケースもあります)


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VANBARというメーカー?のもので品番はV10という商品なのですが前にも書きましたが同じ本体と思われるものを複数の販売メーカーからamazon内で販売しています。
カタチは普通のスクエアなデジカメ型です。

VANBAR 「2019最新版OLEDスクリーン採用/4K対応!」 ドライブレコーダー 前後カメラ 前2160P/後ろ1080P対応 バックカメラ ドラレコ OLEDタッチスクリーン 今まで最高の撮影効果あり! 日本語対応 三年保証付き 日本語電子版説明書あり

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  • 出版社/メーカー: VANBAR
  • メディア:
こちらの商品は今のところこの価格帯のドラレコの機能の全部入りといってもよいものです。
4K動画撮影※前後同時に撮影する場合は1080Pに固定
OLEDタッチスクリーン
GPS
Wi-Fi
バックカメラ付き
駐車監視


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セット内容は本体のほかにGPS内蔵の取付スタンドやシガー電源コードなどの配線類の他に後方録画中というステッカーも付属していますが「後方録画中」なんて後続車のドライバーさんに変なプレッシャーをかけたくないので「ドラレコ装着者」とかのやんわり警告文言型のものを別に買い求める予定です。


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この商品にはTOSHIBA製の32GBのSDカードが付属していました。
他の販売メーカーのものだとこれが他社メーカー製だった利用料が16GBだったりあるいはSDカード別売りだったりします。


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後方カメラも付属しています。
配線を加工して後退時のバックモニターの代わりにもなるようですが私のハスラーにはすでに全方向モニターがあるのでこの機能は不要ということで必要な赤い配線は切り取ってしまいます。
コードは7mあるとか・・・軽自動車ではかなりコードが余ります。

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購入前に唯一気になっていたフロントガラスとドラレコ本体の取付角度ですがこの角度なら垂直気味に立ったハスラーのフロントガラスでも大丈夫そうです。


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本体(前面カメラ)はハスラーの自動ブレーキシステムのステレオカメラの左側に装着。

もともとドライビングポジションからはステレオカメラが邪魔になって視界があまり効かないエリアなので従来の視界は確保されていますが作動中のモニター画面にちょっと注意がいきがちなのでスクリーンセーバー機能をオンにして時間が経つと画面が消えるようにしています。
助手席に座っている人にとってはちょっと邪魔かなぁ~


配線は内張の中を通して見えないようにしています。(Aピラーは外す必要あり)
電源は付属コードを使ったシガーソケット給電にはしないで別途ヒューズボックスから電源を取り出す部品を購入してセンターコンソール裏で付属コードと結線しています。


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外からみると結構大きなドラレコに見えます。
取付スタンドの位置は例の20%以内ルールの範囲内に収まっていますがドラレコ本体の位置はちょっと怪しいので車検時には本体を外さないといけないかもしれません。
取付スタンドと本体は強力マグネットでの固定なので取り外しは簡単です。

このドラレコには最初からバックカメラが付属しています。
バックカメラの取付方法はそれこそ車ごとに全く異なりますので以下はハスラーでの取付例の一例です。
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カメラについている取付ベースは丁番のような金具でした。これをネジか両面テープで固定しろということらしいのですがハスラーの後部ドアにはこのままでは取付できなさそうなのでT型ステー(金物)を加工して上の画像の様にカメラの取付ベースとビス固定してステー側は両面テープ(フロント側で使った物をサイズ加工)でドアに直付けしました。
今のところ両面テープで固定している割にはかなり強力に固定されています。
配線はこれまた内張内に隠して左側ドア上部を経由してドラレコ本体のジャックに差し込みます。
軽自動車は簡単に内装のふちをめくれるのでこうした配線隠しには便利です。
多分お高い車は内装の仕上げが上質なのでちょっと大変そうです。

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バックカメラは防水対応のようで車外にも取り付け可能なのですが雨天時にワイパーが効くガラス内側の方がよさそうです。
バックガラスはプライバシーガラスなので取り付けたカメラもあまり目立ちません。

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前述の通りドラレコ録画中のステッカーも付属していたのですが貼り付けに失敗したのでダイソーで急遽購入しました。マグネット式なので取り外しができますが私の希望するサイズデザインではないので後日交換予定です。
後続車のドライバーに対して”録画中”と表示するとちょっと威圧的、高圧的かなぁと私自身は感じるので”ドラレコ搭載車”のみの表示のものに変える予定です。
用済みになるこちらは軽トラにでもつけましょうか・・・(ドラレコ非搭載車ですが)

【実際の画像】
この機種は4K撮影ができるということですがバックカメラを接続すると前後とも1080Pに固定されてしまいます。

前カメラ.jpg
前面カメラ(1080P) 日中
走行中このくらいの車間なら前方車のナンバーはPCなどでははっきりと認識できます。
信号待ちの場合は当然もっとはっきりとナンバーもわかります。


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前面カメラ(1080P) 夜間・日没直後
LED式信号機のちらつきも無く写っています。
対向車のヘッドライトで眩惑されます(HDR機能ONの場合でも)


バックカメラ.jpg
後方カメラ(1080P) 日中
後続車のナンバーははっきり確認できます。


バックカメラ 熱線.jpg
リアガラスの熱線が映像に映りこみます。
もう少しバックカメラとリアガラスの間隔を詰めれば改善するかも?
今のところ支障がなさそうなので現状維持。


ドラレコ本体の設定がまだ理解できない部分があって試行錯誤中です。
駐車監視はハスラーの常時電源から電源をとっていると車載バッテリーの電圧低下を招きかねないということで機能をオフにしています。
ループ撮影機能をオフにしてメモリーがいっぱいになるまで録画データを貯めていたら容量が不足しても古いデータを上書き消去してくれないようです。(私が設定をまちがえているのかなぁ)

もうちょっと調べて使いやすい設定を探してみます。
画質自体は申し分ないので気に入っています。
あとは耐久性がどれほどなのか?

タグ:ドラレコ
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