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護衛艦ひゅうが&輸送艦くにさき 大湊入港 [艦船]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。

5月24日(月)の早朝、事前の情報通りMarineTraffic(ライブ船舶)アプリ上で陸奥湾に海上自衛隊の輸送艦くにさき護衛艦ひゅうがのシルエットが表示されていました。
両艦ともに大湊基地所属の艦艇ではないので大湊入りを心待ちにしていました[るんるん]

”大湊”入りといっても海上自衛隊大湊基地のある芦崎湾には大型艦船は入港できないようなの同じむつ市の大平岸壁の沖に停泊という形をとっているようです(岸壁への接岸も無し)

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こちらの画像は私の住んでいる町内の陸奥湾を見渡せる展望台で陸奥湾(横浜沖)を航行中の輸送艦くにさきの姿を超望遠レンズ&トリミング(切り取り)で撮った1枚です。
この日はちょっと靄(ガス)がかかっていました。

このまま護衛艦ひゅうがを撮影するために国道279号を北上してむつ市・大湊方面へ車を走らせ30分ほどで目的地に到着。

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むつ市大平の克雪ドーム前の岸壁に車を停めて撮影した護衛艦ひゅうが(DDH-181)です。
護衛艦の中でも一般にヘリコプター空母(ヘリ空母)と呼ばれるタイプで自衛隊内の艦種ではDDHという分類です。
DDが汎用護衛艦を表しHはヘリの意味でヘリコプター搭載型護衛艦となります。
全通甲板と呼ばれる空母と同じ甲板を持つ初の海上自衛隊の護衛艦で基準排水量13,950t、全長は197mあります。
”ひゅうが型護衛艦”という艦級の1番艦で2番艦の「いせ」(DDH-182)と合わせて2隻が同型となります。
のちに建造されるより大型化された「いずも」型護衛艦が兵装を省いた本当の意味でのヘリ空母であるのに対してこの「ひゅうが」型は従来の対艦・対空・対潜攻撃の兵装もちゃんと装備しているのである意味万能型護衛艦のような艦です。
ハセガワ 1/450 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 ひゅうが プラモデル Z04

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  • 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)
  • 発売日: 2017/11/17
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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大きすぎて接岸できる場所がないので陸との人員輸送は艦尾からボートを使って・・・
古くから海軍の軍港の街として栄えた大湊やむつ市内には海自隊員向けの飲食店がたくさんありますがちょっとこんな感じだと全隊員の下船は無理かなぁ(コロナ下でもありますし)

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給油船が接近、停泊中の護衛艦ひゅうがは特に目立った動きはないですね。


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お昼ご飯にすき家の牛丼弁当(中盛)を仕入れて”くにさき”が戻ってくるのを車内で待つことに・・・まるで張り込み中ので刑事。

持久戦を覚悟していたらほどなく”輸送艦くにさき”が戻ってくる気配をMarineTrafficアプリで確認できました。
ここの岸壁は太公望のメッカのようで釣り人が集まって来ました。
岸壁に釣竿のスタンドがセットされちゃいました。
ちょっと撮影の邪魔といったら怒られるけどそれとなく聞いてみたら夜釣りの準備をしているだけで目の前の大型護衛艦には全く興味がないようでした。
私が話しかけた相手の方はとても感じのいい方でしばらくの間、むつ市の釣り場事情を雑談して過ごしました。
こんどはアジ釣りにこよかなぁ~

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釣り人と雑談に夢中になっていたら沖合から輸送艦くにさき(LST-4003)が戻って来ていました。
”ひゅうが”のようにヘリの離発着ができる飛行甲板をもつのでシルエットは”ひゅうが”に似ていますが基準排水量8,900t、全長178mと”ひゅうが”よりも小ぶりです。
”くにさき”の属する艦級の”おおすみ型輸送艦”の艦尾にはウェルドックというエアクッション艇の出入り口があるのが海自艦船の中でもちょっと異才です。
艦種のLSTとは戦車揚陸艦を表していて文字通り陸自の90式戦車なら18台、大型トラックなら65台搭載できます。
島しょ防衛作戦とかに活躍しそうです。
タミヤ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.003 海上自衛隊輸送艦 LST-4001 おおすみ プラモデル 31003

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  • 発売日: 2009/04/25
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ここから、ちょっと撮影場所を移動します。

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先程戻ってきた”くにさき”と”ひゅうが”の2ショットが撮れました。
両艦とも船体が大きすぎるので大湊基地のある芦崎湾内へは入れないようなのでここで停泊となりそうです。
もうちょっとお互いに近づいて・・と思っていましたが結構距離を撮っていますね
十分すぎるソーシャルディスタンスですかねぇ?


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ここの撮影ポイントの背後には釜臥山があって山頂には航空自衛隊の”ガメラレーダー”が鎮座まします。
この狭いエリアは日本の北方方面の防衛上とっても重要な場所ですね


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ここから大湊基地方面を見てみると大湊基地の第1突堤を挟んで手前に護衛艦ゆうだち(DD-103)その隣(奥)に”118”という艦番号がみえるのが護衛艦ふゆづきだと思います。
ふゆづきも普段は大湊に居ない護衛艦です。
画像に映っている艦のマストの数だけでも7隻の護衛艦がいるようです。


もうちょっと基地寄りの撮影ポイントを探して移動


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これまでのポイントよりも近くで撮影できる場所を発見!
惜しいことに飛行甲板が奥向き(反対側)です。
はっきりヘリ空母と分かる飛行甲板が見渡せるアングルで撮りたいなぁ~


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そうこうしているうちに大湊基地から出航してくる護衛艦の姿を発見!

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護衛艦まきなみ(DD-112)でした。
”たかなみ型護衛艦”の3番艦で大湊基地所属ですね
コロナ禍以前に艦船見学で乗艦させていただいたことがあります。


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”なみ(波)”シリーズとも呼ばれる”たかなみ型護衛艦”は個人的に一番好きな艦級です[黒ハート]
送電線の鉄塔のようなトラス構造のマストは現在主流のステルスマストよりも構造の美しさを感じます。
艦上構造物が妙にのっぺりしたステルス艦よりも艦(ふね)らしい外観も素敵です[揺れるハート]

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おっと!ひゅうがが艦首方向を転換しだしました!
飛行甲板がこちらに見える位置になってきました。
う~ん、このアングルは画になりますね~

 

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トリミング拡大するとこんな風に飛行甲板上のCH-60Kヘリも見えます。
作戦活動時には海自のヘリだけでなく陸上自衛隊のヘリも物資輸送のために離発着します。
今回は輸送艦くにさきとの何らかの連携訓練が行われていたのかもしれませんね


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ふたたび大湊基地を出港する護衛艦がありました。
正面のスタイルがちょっと最新鋭艦のシルエットでこれもかっこいい。

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護衛艦しらぬい(DD-120)です。
”あさひ型護衛艦”の2番艦で新造されてすぐに大湊配備となった最近では珍しいケース。
現在、大湊配備の艦船の中での最新鋭艦です。
配備直後の第1回目の艦船見学会で乗艦させていただきました。
先の護衛艦まきなみと比べるとステルス性能を高めるマスト構造であったりフラット化された艦上構造物が目を惹きます。
ここの撮影ポイントはこのように護衛艦を真横のアングルから撮影できる格好のポイントでした。
クルマ通りのほとんどない車道の路側帯に駐車して撮影していても迷惑にならないような場所です。
しかも車から離れることなく真横からこんな感じで撮影できます。
これはちょっと通いちゃいそうなお気に入りポイントになりそうです[わーい(嬉しい顔)]


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出航する”しらぬい”と”くにさき”との2ショット。
普段は陸奥湾で見ることができない貴重な光景です。


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いよいよひゅうが”が狙っていたアングルに艦首を方向転換してくれました。
停泊位置はほぼ変えずに艦首方向だけ変えたような感じです。
これは空母が常に艦首を風上に向けて艦載機の離発着に対応するのと同じような意図で方向転換したのかなぁ?

この日は朝から夕方までお腹いっぱい楽しみ最後に良い写真も撮れたので満足気分で帰路につきました・・・しかしこの2日後に心配なニュースが飛び込んできました。


キャプチャ.PNG
母港舞鶴基地に戻るため大湊を後にした”ひゅうが”は津軽海峡から太平洋に抜けて福島沖で若い乗員の転落事故が発生した模様です。(直帰ルートをとらなかったのは演習のため?)
この記事を書いている時点でその後の隊員の安否情報は有りません。

もしかしたら私が撮影した画像の中に写っている乗員の中にその方の姿があるかもしれないと考えると他人ごとではなく本当に心配しています。

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母親の新型コロナワクチン2回目接種 [青森の話題]

5月29日(土)に母親の新型コロナワクチンの2回目の接種が完了しました。

とりあえずちょっとは安心かなぁ~
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1回目の接種が5月9日で約3週間後の5月29日に2回目の接種ということで全国的にみても65歳以上への接種としては早く進んだといった感じですね。
当町で保健センターでの集団接種と町唯一のクリニックでの個別接種の2者選択でうちの母親の集団接種グループ(1回目が5/9)が町内で一番早く2回接種を終えたようです。
1回目の接種は初日ということもあって運営に時間と手間がかかって受付から会場を出るまで1時間ほどかかりましたが2回目は受付から20分ちょっとで完了。
受付から接種まで5分ちょっとで接種後の15分の経過観察といった内容です。
前回は予診票のチェック(保健師)、問診(医師)、接種(看護師)と接種までの時間と手順が多かったのですが今回は予診票の確認(保健師)のあと接種時に医師が問診しながら接種したので大幅な時間短縮になっていました。
会場運営の効率化はうまくいったようです。(すごいぞ役場)

夕食時でも母親はまだ注射の跡が痛い痛いと言っています。
2回目の接種の方が強い痛みを感じるといった話を聞いたような気がするので特に気にはしていません。
この調子だと6月中にも私のような基礎疾患を有するものを含むグループへの接種が始まるかもと期待しています。
ところでこの接種の優先順位で気になっているのですが自衛隊員の優先順位を高くしていないのかなぁ?
大規模接種会場の運営にあたる自衛隊員は医療従事者扱いで受けているかもしれないけど有事の際に絶対にウイルスに負けてもらっては困る前線の自衛隊員の方々ってどうなんですかね?
危機管理の一丁目一番地がおろそかになっていない?
とても心配です。

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スーパームーンの皆既月食を撮ってみる [カメラ]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
2021年5月26日の皆既月食の撮影に挑戦してみました。

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約3年ぶりとなる今回の皆既月食は月が最も大きく見えるスーパームーンと重なる”スーパームーン皆既月食”ということでも話題になっていました。
幸い青森ではこの日は日中から快晴で月が昇る頃にも雲のない”皆既月食日和”となりました。

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普段は月なんて撮ったことがないのですがWEBサイトで調べて機材を整えました。
SONYのα77Ⅱ(今となってはAPS-Cでは結構いいレベルのカメラ)に普段、三沢で戦闘機撮影に使っている400mmの超望遠レンズ(APS-C機なので35mm換算値で600mm)と以前ホームビデオカメラで使っていたビデオ三脚の組み合わせ。


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今回の皆既月食は月の位置が低いので我が家の庭からは月が建物や木々に隠れて見えないので急遽2階の自室の窓を開けて撮影しました。
本当はクルマで東南方向に開けた場所に移動すればよかったのですがアルコールを飲んでしまうという失態[ふらふら]

ほろ酔い気分で2階の自室へ上がるとすでに月はこんな感じです。
DSC08469.jpg
いろいろ参考にしたサイトでの撮影設定を試しながらの撮影開始です。
アルコールのせいなのかマニュアルでのピント合わせがイマイチです。
ピント拡大機能を使ってフォーカスリングを回してピントを合わせるのですが流石にこの距離なので厳しいものがあります。

DSC08480.jpg
傍らでYoutubeで仙台からのライブ配信をチェックしながらの撮影が続きます。
この段階で私の肉眼では月が赤銅色には見えていなかったのですが撮影した画像ではちょっと色が見えますね。

DSC08498.jpg
やはりぶっつけ本番での天体撮影は難しいものがあります。
今回は設定をちょくちょく変えながらの撮影でしたが皆既月食の時間は20分もなかったので結局は私の持っている機材でのベストな設定が見つからないまま皆既月食は終わりに向かいます。
今回の撮影画像は恥ずかしくてUPするか迷いましたがどうぞご笑納ください[わーい(嬉しい顔)]
普段から月を撮影されている方からのアドバイスをお持ちしております(コメント欄へ)

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ここまで来るともう三日月とかと同じレベル
クレータなんかも確認できますね

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神秘的で幻想的な月食もいいけどこうした普通のお月さまもいいものですね

こういう画像を見ていると子供の頃に大好きだった海外SFドラマ「スペース1999」を思い出します。
確か地上の核のゴミを大量に月に廃棄(保管)していたら大爆発が起きてその衝撃で月が地球の周回軌道を外れて宇宙空間へ月面基地(ムーンベースアルファ)の人たちと共に飛んで行っちゃうというスケールの大きなお話でした。
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  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
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撮影中にもう一つ気になることがありました。
オークションでちょうどこの時間に落札期限がくる最近では珍しいSONYのAマウントの500mmズーム望遠レンズが手ごろな価格で出品されていました。
程度も良さそうでちょっと無理すれば買えない金額でもなかったので悩みに悩んだ末に今回は見送りました。
500mmならAPS-Cで750mmまで撮れるということで今持っているレンズよりも大きく撮れるので戦闘機撮影に良いなぁと思っていましたが今持っているレンズよりも暗めのレンズなのでAF速度がますます遅くなると使い物にならなくなる恐れがあるので止めました。
サンニッパにテレコンという野望は捨てないようにしよう
(カメラに詳しくない人には呪文のように聞こえるかも・・)

タグ:皆既月食
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リニューアルした三沢航空科学館見学リニューアル(2) [飛行機プラモ]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
今回もこの春に大規模リニューアルオープンした県立三沢航空科学館のご紹介です。


今回のリニューアルで新たに加わったのが 宇宙ゾーン”です。
特にJAXAの小惑星探査機”はやぶさ(初代)”のプロジェクトマネージャーーであった川口淳一郎教授が弘前市出身という縁もあり今回新たな展示として”はやぶさ2”の原寸大模型が宇宙ゾーンの目玉として登場。

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”はやぶさ”といえばイオンエンジン(個人的な感想)もばっちり見られます。
隼2は小惑星イトカワから持ち帰ったサンプルカプセルを地球に届けた後、再び別の小惑星を目指して飛行を続けています。
もうサンプルを採集するカプセルは持っていないので小惑星とのランデブーが目的にあんるとか・・・
目的地の到着するのは2031年ころだそうです。
トミカ トミカプレミアム06 JAXA はやぶさ2

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  • 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
  • 発売日: 2015/04/02
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宇宙ゾーンでは他にJAXAとトヨタが共同開発中の月面で探査用の有人圧ローバー「ルナクルーザー」の模型も展示。

宇宙線を肉眼で確認できる「桐箱」もあったけど私には全然見えなかったのでスタッフのお姉さんに訊いたら日によって見え方が違って今日はあまり多く見えないようだとのこと・・

それでもお姉さんには見えるらしく「ほら」って指をさすのですが相変わらずは全く視認できなかったです(眼の病気のせいかも?)
桐箱を使った宇宙線の光跡はTV番組で見てから是非肉眼で見てみたいと思っていたので残念。


今回のリニューアルでは科学ゾーンの体験できるアトラクションが大幅に増えた印象です。

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特に目を惹くのは展示スペースの上空に張られたレールを滑車に繋がれたハーネスをつけて上の画像の様に自由落下で滑り降りて行く「大空を飛ぼう」というアトラクション(無料)。
この日は平日だったので子供の姿はほとんどなくもっぱら多いなお友達が体験されていました。
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航空科学館のHPより
滑車の音と体験者の悲鳴が静かな展示スペースに響きます。
よく見ているとかなりの上下動(ダンパーみたいな動き)も加わり結構な衝撃がありそう。
全然行列もできていなかったけど体験するのはパス・・・
あとで聞いたらオープン直後に機器不良があって調整のためしばらく休止していたアトラクションだそうです。

代わりに存分に楽しませてもらったのはこちらのフライトシュミレータ―

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▲航空科学館のHPより
こちらはリニューアル前からあったものですが内容が変わって羽田周辺と三沢周辺を選んで飛行できるようになりました。
以前挑戦した時は開場間もない時間だったのでお姉さんがつききりで操作方法を教えてくれたのが逆に興奮・・緊張して敢え無く墜落してしまった苦い経験があたのですが今回はお兄さんのガイドでやはり誰も並んでいなかったので2回連続で楽しむことができました。

自室のPCで遊ぶフライトシュミレーターよりも当然リアルで操縦桿の操作に悪戦苦闘。
まだまだ誰も並んでいないので遊んで行った下さいというお兄さんの声を後に退場。

空のお仕事という体験コーナー(おそらく子供向け)でマーシャラ―体験も
しました。
大きなスクリーンの前でマーシャラ―棒を操作して着陸した航空機を誘導して指定の場所に停止させるのですが自分の動作に合わせて画面の中の航空機が動く仕組みのようです。

やってみてわかったのが物凄く地味なアトラクションで回りに誰もいなくてよかったなぁ

前回の記事の航空ゾーンで紹介しそこなっていたのがこの「航研機」です。
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御覧の様にYS-11並みの展示スペースを占有している巨大な機体。
昭和13年に東京帝国大学航空研究所が周回飛行距離の世界記録を目指して開発したのがこの航空研究所試作長距離機(航研機)【復原機】
戦後YS-11の設計に携わった木村秀政(五戸町出身)らが設計にかかわり、工藤富治(むつ市大湊出身)が工場長として藤田雄蔵少佐(弘前市出身)の操縦により世界記録は樹立されました。
航研機は飛行機マニアなら知っている人は多いと思いますがこのように青森県出身の先人の力が世界記録樹立の陰にあったことは青森県人でも知らない人が多いと思います。
私がまだ川崎に住んでいたころ航研機(実機)が羽田の敷地に進駐軍が埋めたままになっているというニュースが報じられましたが今はどうなっているのかなぁ?
[かわいい]航研機について(Wikipedia)

【リニューアル後の印象】
小学生くらいのお子さんがいれば興味を持ちそうなアトラクションが増えてお子さんやお孫さんを連れての来館にはうってつけな魅力的な施設です。
隣接する大空ひろばにはドッグランもあるし運が良ければ米軍のF-16デモンストレーションパイロットによるアクロバット飛行の演習(単独機)も目にすることができるかもしれません(不定期)し飛行場を離発着する軍用機、民間機を眺めながら一日中遊べる場所です。

[かわいい]青森県立三沢航空科学館のHPへ(こちら


【おまけ】

大空ひろばで陸上自衛隊のLR-1の展示機の撮影
先日購入したハセガワの模型キット・航空自衛隊航空救難団のMU-2Aと同型機ということで模型製作に役立ちそうな細部の資料用画像を撮影。

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隣にはF-4EJ改が展示されています。
こちらは過去にたくさん資料用画像を撮っています。


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F-4EJ改のキットは持っていなかったのですが評判の良いファインモールド性のものの再生産分を予約購入しました。
考えてみればまだ持っていないキットの実機画像をいつか作るときのためにとせっせと撮影していたのですねぇ

ファインモールド 1/72 航空機シリーズ 航空自衛隊 F-4EJ改 戦闘機 プラモデル FP38

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  • 発売日: 2020/10/18
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リニューアルした三沢航空科学館見学 [飛行機プラモ]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
いつも遊びに来ている三沢飛行場に隣接する大空ひろばですが県立三沢航空科学館の屋外展示エリアという位置づけで母屋(航空科学館)とお庭(大空ひろば)という関係です。
この春に航空科学館は開館以来の大規模リニューアルが行われましたので久しぶりに入館してみました。(大人:入館料510円)

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ひと冬丸々の5か月間も休館してのリニューアルでは新たに宇宙ゾーンを新設して従来からの航空ゾーン、科学ゾーンの全部で3つのゾーン構成となりました。


航空ゾーンの入り口というか航空科学館のメインエントランスで来館者を迎えるのがこちらのミス・ビードル号(復原機)です。

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三沢といえば「ミス・ビードル号」というのがどこまで広がっているかは分かりませんが現在の様に飛行場ができて国内有数の空軍基地の街となる以前から三沢と飛行機の関係はこの赤いプロペラ機から始まりました。

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1931年に三沢の淋代(淋代)海岸から世界初の太平洋無着陸飛行を成し遂げた機体です。
リンドバークの世界初の大西洋単独無着陸飛行が行われた1927年から4年後のことでした。
二人乗りで41時間かけてアメリカ大陸に到着したそうです。

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展示機の脇には情感を高める小道具が配置されています。
ミス・ビードル号は三沢市のマスコット的存在です。
名前にミスとありますが特定のご婦人に由来した名前ではなく”ビードル”という潤滑油ブランドの名前が由来のようです。


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今回のリニューアルでは展示機の入れ替えも行われて以前展示していた送電線敷設用のヘリとかがなくなっていましたがこのJACのYS-11旅客機は健在でした。
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このJA8776という機体は2002年11月18日に種子島-鹿児島間のラストフライトの後にここ三沢にやってきたようです。
九州から来た人にとっては懐かしい機体でしょう。

三沢飛行場に隣接する航空科学館は建物の側面が格納庫のように大きく開閉できる構造となっていて滑走路からフェンスを開放して直接館内に期待を搬入できるようになっています。
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以前は機内にも入れましたがコロナ対策で展示機は軒並み立ち入り禁止措置がとられていました。
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YS-11はエンジンカウルが開けられて内部構造が垣間見られる展示です。
格納庫内での整備道具もディスプレイされていますね。

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今回のリニューアルの目玉の一つがホンダジェット 実証実験機(実物)の展示です。
リニューアル前までは十和田湖の湖底から引き揚げられた一式高等練習機(実物)や映画撮影のために復元された零戦の有料展示(別料金)スペースだった場所です。

近年の日本の航空機産業の大きな話題は国産初の旅客ジェット機になるはずだった三菱重工のMRJ(のちの三菱スペースジェット)とこのホンダの小型ジェット機 HondaJetの大成功ではにでしょうか
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実証実験機ということで内部は市販タイプとは違い公開できるような内装ではないようですが外観はとても美しいですね。

4年連続で世界で一番売れているビジネスジェット機だそうです。(納入数ベース)
自動車業界ではライバル関係のトヨタ自動車も役員移動用に購入したという話です。
開発の歴史も詳細にパネル展示されていました。
開発者のアイデアスケッチからわずか10年もたたないうちにこの実証実験機は試験飛行をしています。
このスピーディさも大成功の秘密なのかも?

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マイクロシフト社のフライトシュミレータXでもフリー機材としてこのHondaJetが公開されていて私も何度か操縦して遊んでいました。
実際には操縦することも所有することも絶対叶わないけどシュミレーションゲームの世界では十分堪能させてもらいましたよ
しかもこのシュミレータの機体はこの実証事件機と同じレジストリ(機体番号)N420HAでした。

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ホンダジェットの大きな特徴はこの主翼上に設置されたエンジンです。
この形式はほかに例をみない独創的な構造でこれこそホンダジェットを象徴するものとなっています。
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本業の自動車製造の方でも以前は独創的技術で”ホンダのおもちゃ箱”なんて好意的な呼び名で名車をたくさん世に送り出してきたけど最近のホンダ車は売れそうな車や売れる車ばかりでかつてのようなとんでもない発想のクルマ作りが鳴りを潜めているようなきがしますがこのHondaJetではの久しぶりに”ホンダらしい”モノを見た気がします。
本田宗一郎さんも喜んでいるはず。

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HondaJetのアビオニクスの動く展示もありました。
必要な情報がディスプレイに表示される現代のコックピットです。
状況に合わせて必要なものを画面上に表示させて使います。
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フライトシュミレータXのHondaJetのコックピット画面です。
雰囲気はかなり実物に近いですね
こちらも表示の切り替えやボタンやスイッチ類もちゃんと動かせるようになっていますよ
なぜか副操縦士の若い女性も同乗している優れもの?(こちらは触れません)

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いっぽうこちらは科学ゾーンにあったちょっと古いタイプのコックピット
昭和の子供にはこちらの方がテンションが上がるかも[グッド(上向き矢印)]


次回も航空科学館の見学風景が続きます。

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三沢基地(2021-05-19) [飛行機プラモ]

[手(パー)]こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
昨日(5/18)はほぼ半年ぶりに三沢基地(三沢飛行場)にカメラを持って出かけてきました。
青森はまだ梅雨入りしていないけど週間予報(長期)みてみると貴重な梅雨の晴れ間って感じの一日でした[晴れ][晴れ]


【この日の撮影で撮りたかったものリスト】
[1]HAC(北海道エアシステム)の新機材ATR42-600
[2]空自の301飛行隊の部隊マークのカエルが描かれたF-35A
[3]航空科学館の新展示ホンダジェット
[4]大空ひろばで屋外展示されている陸自のLR-1(MU-2Aの参考資料用)

この日は東寄りの風ということで使用滑走路はRWY10(ランウエィ・ワンゼロ)と西に位置する小川原湖方面から太平洋側に向かって着陸進入していました。

滑走路に対して東側に位置するいつもの空き地からの撮影では離陸後に急上昇していく機体を撮ることになるので良い写真は期待できないので大人しく三沢飛行場ターミナルビル屋上の送迎デッキへ行くことにしました。(なんとターミナル前の駐車場は無料開放)


平日の日中ですが送迎デッキはカメラとエアバンドレシーバーを持った同好の士が結構集結されていました(これには理由がありました)。

約半年ぶりに400mmのライトバズーカレンズを装着しての撮影なのでいろいろセッティングの勘が戻らないうちに空自の練習機&部隊連絡機であるT-4がタッチ&ゴー。
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夢中でパチリ[カメラ]、見事にピント外れ[ふらふら]
ブルーインパルスも使用しているT-4は2019年にここ三沢基地所属機にエンジントラブルがありその後全機を飛行停止にして対策部品に順次交換する作業が長期間にわたり行われていたのでこうして飛行訓練している姿を見かけるのは久しぶりでした。
個人的にはT-4はブルーインパルスカラーよりもこの通常カラーの方が好きです[黒ハート]
・・というか各国空軍の高等練習機が好きなんです[揺れるハート][揺れるハート]


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航空自衛隊のF-35戦闘機が見られるのは今のところはここ三沢だけです。
もうすっかりF-2戦闘機に代わり三沢の顔ですね
三沢でF-2を運用していた第3飛行隊が百里基地に移動して代わりに百里で最後までF-4戦闘機を運用していた301,302飛行隊が三沢にやって来てF-35Aを運用開始しています。

私の400mmレンズはAPS-Cサイズ
センサーのカメラであるα77Ⅱで撮ると最大(1.5倍)の600mmで撮ることが可能なのですが東寄りの風(太平洋岸から吹く風)で使用滑走路がRWY10の場合、ここ送迎デッキからは離陸して急上昇&最大加速中の戦闘機を撮ることになりちょっと被写体までの距離が遠くできれば600mmのレンズで換算値900mmくらいで撮りたいところです。(掘り出し物の中古が出たら買っちゃうかも?)
逆にRWY28とこの日の逆方向での着陸進入の場合は送迎デッキからも十分に減速して滑走路に着陸する寸前の機体が撮れるので距離(低高度)・速度(低速度)共に私の持っているカメラでもまぁまぁの写真が撮れます(撮れることもあります)


地上に降りてきて格納庫へ向かうF-35Aです。
垂直尾翼に描かれた部隊マークが上下の2枚の画像では異なります。

DSC07964.jpgDSC07985.jpg
距離ガットくてはっきりとは写ってませんが上の画像の部隊マークは”オジロワシ”で302飛行隊所属機を表しています。
jieitai-net_st22.jpg
もともとはこのようなカラフルな部隊マークでしたがステルス戦闘機であるF-35Aに描くにはこのままでは流石に目立つのでホワイトカラーに変更。
同じようにF-35Aでは日の丸も赤色ではありません。
ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-35 ライトニングII (A型) 第302飛行隊 プラモデル 02353

ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-35 ライトニングII (A型) 第302飛行隊 プラモデル 02353

  • 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)
  • 発売日: 2020/08/06
  • メディア: おもちゃ&ホビー


一方下の画像に映っているのは301飛行隊の”カエル”の部隊マーク。
large_201215_301sq_03.jpg
オジロワシに比べるとちょっとかわいいキャラなのですがこちらもホワイトカラーのモノトーンカラーに変更となりました。
IMG_0480.jpg
このカエルの部隊マークは百里基地近くにある筑波山で有名な”ガマの油売り”に由来があるそうです。
お土産として航空科学館のミュージアムショップで売られているピンバッジを買いました。
600円(税込)
まだ百里基地時代のものですがそのうち三沢仕様のものになるかも?
カエルのスカーフの星の数が違いますね
部隊が所属する航空団の数字にちなんでいたのですが今回三沢に来て第3航空団所属に変更になったので星3つの新しいピンバッチになりそうです。(また買い直さないと・・)


アメリカ空軍のF-16です。DSC07994.jpg

DSC08036.jpgDSC08217.jpg
武装バリバリでカッコいいですね


DSC08127.jpg
アメリカ海軍のP-8Aポセイドン哨戒機はこの日は何度もタッチ&ゴーを繰り返していました。

もと元旅客機と同型なので図体が大きく速度も遅いので私のカメラでも綺麗に撮れますね

 

DSC08110.jpg
航空自衛隊のCH-47Jチヌーク輸送ヘリです。
ヘリの場合は戦闘機ほどの高速シャッターは不要で逆に回転翼(プロペラ)がしっかりと回っているよう見えるようにシャッター速度を落とすのですがシャッター速度が遅すぎると機体の移動によるブレが生じてしまうので意外と撮影は難しいです。

ちなみにこの人は風向きが真逆の西寄りの風の場合で使用滑走路がRWY28の場合、いつもの空き地から撮影するとこんな感じの写真が撮れます。
DSC07687.jpg
F-15⑤.jpg


冒頭の【この日撮りたかったものリスト】のうち[2]は叶いましたが[1]のHACのATR42-600はこの日からコロナの影響で減便で運休となりました。


さてこの日、展望デッキに集まった人の中には先日三沢に飛来したアメリカ海軍の無人偵察機MQ-4Cトライトンを撮影しよういう人もいたのだと思われます。
2機が飛来していて今後5か月ほど三沢にとどまって作戦行動をとるようですがその離発着する姿はやはりマニアとしては一度は撮ってみたいと思いますね~
飛行スケジュールは流石に軍事機密なので公開されていないので本当に撮影できたらラッキーですね
今のところ撮り鉄のようなトラブルはあまり飛行機マニアの間ではないので私もチャンスがあったら撮りたいなぁ
ちなみに三沢航空科学館のFBページに大空ひろばのスタッフ(説明員)の安田さんが撮影した1機目のトライトンの三沢着陸の画像が公開されいます。

次回は今春、リニューアルオープンした県立三沢航空科学館の様子をUPします。
【この日撮りたかったものリスト】の[3]
[4]も次回。


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【ハセガワ】1/72 三菱 MU-2A 航空救難団 w/牽引車 [飛行機プラモ]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
5月のGW期間中と週末(土日)は近くにある道の駅での出店(露店)販売のお手伝いをしています。

一日中、立ち姿勢での現金を扱う対面販売なので体力&神経を使う仕事なので本当に疲れますねぇ
休み明けの今日は朝から雨模様で今日は一日ゆっくり体力回復でリフレッシュするのが目標です。
今年は全国的に記録的な早い梅雨入りになるとのことですが家庭菜園の準備作業やウッドデッキの改修作業などを梅雨入り前にと思っていたのですが・・・


************************************************

さてちょっと前に買ったキットのご紹介です。
ハセガワから一部パーツ追加で再生産販売された
1/72スケール 海上自衛隊 三菱 MU-2A航空救難団 w/牽引車

IMG_0434.jpg
パッケージ写真からもちょっとひと昔の飛行機という感じがしますが実機は昭和42年12月から平成20年12月まで航空自衛隊の航空救難団の救難探索機として活躍していました。
救難探索機は航空自衛隊の航空機が遭難した際に乗員を捜索する任務にあたる機体です。
遭難者からの視認性を高めるための目立つカラーリングですね
三菱MU-2Aは戦前に零戦など優れた航空機を開発した三菱が欧米向けに当時小型ビジネス機の市場を見据えて開発生産した4人乗りの双発ターボプロップ機です。
敗戦後に航空機生産を禁止されていた日本メーカーが徐々に独自に航空機開発を再開し始めたころの傑作機の一つで長すぎた技術的なブランクを埋める基礎となったのはやはり戦中に三菱が開発した戦闘機の図面だったそうです。
航空救難団のMU-2Aは機首を50cm延長した
ドップラーレーダーのレドームが特徴的です。


IMG_0435.jpg
ハセガワとしてもこのキットは古いものなのですが今回は限定品として下の画像のような牽引車のランナーを追加しての発売となりました。

私の生まれる前年に各救難団に配備されたMU-2Aですが実機が飛んでいる姿は見ることなく退役を迎えた機体にも関わらずどこか既視感を感じていましたがその正体はこれでした。

P1020260.jpg
戦闘機撮影でちょくちょく出かける三沢の航空科学館の大空ひろばに展示されている陸上自衛隊の連絡偵察機LR-1はやはりMU-2Aをベースにした機体でした。
連絡偵察機は陸上自衛隊の駐屯地(基地)の連絡輸送と偵察をする任務にあたります。
こちらは航空救難団仕様とは大きく異なるいかにも陸jの航空機というOD色に塗装されていて機種のレドームも当然ありません。

P1020261.jpg
こちらの展示機は機体内(コックピット)にも入ることができます。
小型で模型でも作りやすそうだったのでキットが出ていないかなぁと思っていましたが救難団仕様のMU-2Aを改造すれば再現できそうですね。
基本仕様は空自も陸自も大差ないと思うので今度現場に行った際には模型製作用の資料写真をたくさん撮ってこようと思います。

ハセガワ 1/72 航空自衛隊 三菱 MU-2A 航空救難団 w/牽引車 プラモデル 02361

ハセガワ 1/72 航空自衛隊 三菱 MU-2A 航空救難団 w/牽引車 プラモデル 02361

  • 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)
  • 発売日: 2020/11/14
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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ハスラーリコール修理と最近ポチったもの [自動車&カーモデル]

だいぶまえにハスラーのリコール案内が来ていたのですが仕事が忙しく放置していました。

仕事も一段落したところで先日、ディーラーさんに電話予約してリコールの無償修理(部品交換)をしてもらってきました。

IMG_0478.jpg
今回のリコール内容は以下の2点です。
[1]ヘッドライト(HID)の製造過程上の不具合でライトが点灯できなくなる恐れがある
[2]バックドアのバランサに封入しているガスが漏れて
 最悪の場合、ドアを保持できなくなる恐れがある


IMG_0477.jpg
ヘッドライト(HID)はランプソケットを対作品に交換したうえでバルブを新品に交換してもらいました。
新品で購入して5年経過で消耗品であるバルブをただで新品に交換できたラッキー[るんるん]

IMG_0475.jpg
バランサ―というのはこのドアを支える2本の支えのことで中にガスが封入されていてダンパーのような役割をしています。
このバランサーも新品交換となりました。


作業時間は事前に予約したうえでの入庫だったので30分ほどでした。
ついでにディーラー以外に頼もうかと考えていた来月の2回目の車検もここで頼むことにしました。
代車も無料で貸し出してくれるそうで車種の希望を聞かれたけどダメもとで”スイフトスポーツ”という勇気もなく”何でもいいよ”と答えてしまいましたが多分ワゴンRかなぁ?

さて話題は変わりますが現在、第59回静岡ホビーショーが開催されています。

国内模型メーカーにとっては年に一度の大きなイベント(重要な商談機会)でもあり毎年この期間に会場発表になる新製品にも注目が集まるのですが今年も一般客の入場は不可となりました。

模型メーカーにとっては大切な情報発信の場でもあったイベントですが代わりにネット配信などで各社とも工夫を凝らした情報発信をしていますね。


各社から発表されている新製品の中で個人的に気になっているものや欲しいなぁと思うものも何点かあるのですが即決でポチったのがこのタミヤの”ケッテンクラート(中期型)”です。
35377_p1.jpg
第二次世界大戦でドイツ軍が使用した半走軌車(ハーフトラック)と呼ばれる種類の軍用車両でオートバイとキャタピラ駆動車両が合体したようなものです。
見た目の通り不整地路面の走破性に優れた車両です。

数年前にこのケッテンクラートに乗った2人の少女が世紀末の世界を旅するというアニメ(少女終末旅行)が放送されていてその際にもケッテンクラートの模型が注目を集めたことがありました。
また最近でも人気アニメ「ガールズ&パンツァー」内で脇役としてこのケッテンクラートが登場しています。
タミヤではこの1/35スケールのMMシリーズのごく初期に発売されたケッテンクラート初期型がありますが実に1973年に初期型が登場してから50年近く経過しての中期型の新発売となるそうです。(なお初期型も今なお現役キットとして再生産販売を重ねています)



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今回は完全新金型でのキット化となり各部が最新の技術により精密に再現されているのはもちろん最近のタミヤのフィギュアと同じく実際の人間に衣装を着せて3Dスキャニングしたものを立体再現しているのでとってもリアルですね(3体付属)

組立ても全長10センチちょっとのキットなので簡単に組み立て塗装ができそうですがフィギュアを塗装するのにはちょっと気合が入りそうですね。


タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.377 ドイツ軍 Sd.Kfz.2 ケッテンクラート中期型 プラモデル 35377

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.377 ドイツ軍 Sd.Kfz.2 ケッテンクラート中期型 プラモデル 35377

  • 出版社/メーカー: タミヤ(TAMIYA)
  • 発売日: 2021/05/29
  • メディア: おもちゃ&ホビー

自分はよくケッテンクラートを”テッケンクラート”と呼んだりしていましたが”鉄拳”でなく”欠点”とおぼえるようにしました。



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ユニクロUT×村上RADIO [ガジェット]

ちょっと時間が経過してしまいましたがユニクロのUTシリーズに村上RADIOコラボが登場しました。
村上RADIOは作家・村上春樹氏がディレクターとなり制作するFMラジオ番組(TOKYO FM・J
FN系)です。
作品の中にも様々な音楽が登場するほどの音楽好きの村上さんの選曲と語りで番組は進行します。
2018年に突然始まった不定期放送の1時間ほどの番組ですが早いものでもうこの春で23回目の放送がありました。
今回はこのコラボUTシリーズの中で村上RADIOらしい1枚を買いました。

IMG_0454.jpg
イラストレーター・フジモトマサルさんによるデザインです。
実際の番組の視聴者プレゼントにも同様(ちょっと違う)のイラストが描かれたものが提供されています。


slide01.png
バックプリントも素敵です。

自分は大学生の頃に村上春樹&村上龍のW村上作品を本当にたくさん読んでいました。
両氏ともに音楽への造詣が深く作品にもうまく取り入れられていますが特に村上春樹さんの作品を読むとTシャツにジーンズでカウンターで生ビールを無性に飲みたくなる衝動にかられます。(作品中にそういうシーンが結構多く登場します)
もちろんいい音楽が背景に流れていたら最高です!
この夏はこのTシャツを着てそんなシーンを迎えられるかなぁ~

[猫]村上RADIO公式ページへ(こちら

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新型コロナウイルスワクチン接種 [青森の話題]

先週末の土曜日に町の65歳以上の高齢者向け新型コロナウイルスワクチンの集団予防接種があり母親を連れて接種を受けさせてきました。
この日(5/8)は町内での第1回目の集団接種日でしたが青森県内でも早い実施だったようで県内のローカルニュースでも接種会場の様子が放送されていました。

対象となる高齢者は1760人だそうです。(町の全人口は5000人弱ほど)
接種会場は我が家から目と鼻の先の距離にある保健センター(菜の花にこにこセンター)だったので母親を連れて歩いて会場に向かいました。

事前に初日での接種を希望日として申し込んでいましたが接種時間は15分ごとに区切られて指定されているのでちょうどよい時間に会場入りしました。

指定された15分ごとの受付ではだいたい10名程度のグループとなっているようでした。

検温の後受付して書類チェック、医師の問診、接種、15分の経過観察という流れで受付後約1時間程度を要しました。
キャプチャ.jpg
▲初日は町長さんの接種でスタート

接種に当たるスタッフは町内唯一のクリニックの医師とスタッフでしたので母親もかかりつけの医師からの説明を受けて安心だったのではないでしょうか?

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接種後にはこのようなワクチンの予防接種済証(臨時)を受け取りました。
ワクチンの製造番号の入ったシールが貼られていました。
ファイザーのコミナティですね

2回目は3週間後の5/29の同時刻となりました。
予定通り接種作業が進むと町内に住む65歳以上の接種希望者については5月中に大半の方が2回目の接種を終えるのではと思います。
これは過疎の地域に住む者の特権かなぁ~

恐らく6月頃から一般の接種が始まりますが自分の場合”重症化するリスクのある既往症”があるのでちょっとだけ先行して接種できるのかなぁ?
インスリン注射治療中の糖尿病患者は優先接種の条項に入っていたはずです。
上手くゆくと政権の主張する7月中のワクチン接種は当町については完遂できるかも・・

注射については自分の周りの人は誰も”痛かった”といっていないのであの接種の仕方の見た目以上には本当に痛くないのだと思います。


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パルスオキシメーター [ガジェット]

毎年恒例のブログ長期中断期間開け2回目のブログ記事更新となります。

結局、前記事の通りGW期間中(5/1~5)までの毎日道の駅で働いていました。
2日ほど休んでまた土日勤務です。
IMG_0468.jpg
▲商品完売につき休息中のブログ主の1コマ

実質6時間ほどの労働時間なのですが立ちっぱなし、対面接客、金銭のやり取りとかなり精神的にも肉体的にも疲労困憊を期す仕事です。

GW期間中の人出は全国的にコロナの影響のもとでの外出自粛が叫ばれる中でも意外とあった方だと思います。
コロナ禍以前との比較でも4割減といった感覚ですね

もっと人出が減って駐車場もガラガラになるのでは?と思っていましたが駐車場の整理員を雇わないとさばききれないほどの状況でした。

ちなみに青森県内でもクラスターが散発していて昨年同期よりも明らかに事態は深刻なのですけど・・


さて今日の話題は・・・


このコロナ禍で注目されているパルス・オキシメーターです。
血中の酸素濃度を測る機械で皮膚を通して血中のヘモグロビンと酸素の結合度合い(動脈血酸素飽和度SpO2)を数値で表してくれます。
以前、深刻な品不足が報道されていたころに比べると比較的入手しやすくなってきました。
コロナ禍で注目されるかなり前の2015年1月から実は”欲しいなぁ”と私の欲しいものリストにも載せていた商品なのですがコロナ禍での急激な需要の拡大で以前よりも製品価格が信じられないくらいに下がったので買うことができました。

他の方のブログ記事で1000円程度の商品でも意外と医療現場で使っているものと遜色ない結果がでるという記事に触れてアマゾンで1000円程度のものを購入。
”安心の日本製”とうたわれていたのですが出荷元は大陸からということで注文から1か月ほどかかって到着。

IMG_0432.jpg
使い方はクリップのようになっている本機を指先に挟むだけという手軽さです。
液晶画面の左側(SpO2)が酸素濃度、右側(PRbpm)が脈拍数ということらしいです。
酸素濃度が99~96%程度が正常値で90%を下回ると呼吸不全の状態なのだそうです。
92%以下になると数字が赤くなるようです。

コロナ禍で自宅でも初期の肺炎の症状を確認する目安になるということで注目を集めているパルスオキシメーターですが
品物が届いた直後に試しに測ったら酸素濃度70%台が出て焦りましたが最近の計測では正常値の中で納まっている感じですね。


IMG_0433.jpg
こちらの商品はamazonの商品ページの画像や届いた方品パッケージの画像はこんなに液晶が大きく数字も見やすそうでしたが実際に届いた商品は前の画像のように一回りも二回りも小さい液晶画面でした。(まぁ本体色自体も違うし・・・)
注文してから手元に届くまでに中国から1か月近くもかかったので今更返品するのもあれだし・・・と思っていましたが液晶画面のサイズの違いは看過できなものがあったのでレビューにでも投稿してやろうと思ったらアマゾンのサイトでは当該商品のページが削除されているようです[ふらふら]
急いで需要に応じるために寄せ集めのパーツで組んだんだろうなぁ?

ちなみにこの記事を書いている時点でのamazonでのベストセラー1位はこちらの製品です。
7千円くらいします。







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道の駅で営業活動中です [青森の話題]

例年であれば5月は私の住む町の最大のイベントである”菜の花フェスティバル in YOKOHAMA”が開催されて賑わうのですが昨年に続き今年も開催中止となりました。
イベントに関連して道の駅でホタテの串焼きやじゃがバターなどを売る親戚の露店のお手伝いをしているのですが昨年はイベント中止に合わせてこちらも出店中止となったのですが今年は出店の許可が出たので5月の連休期間中と週末には私もお手伝い予定となりました。
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道の駅よこはま(菜の花プラザ)の玄関付近で露店営業中です。
(カラフルなテントの下)
よこはまとありますが横浜市(神奈川)ではなく横浜町(青森)
5月の連休期間と週末(土日)限定の営業となります。


IMG_0464.jpg
人出の方は意外(予想外)とありますがそれでもコロナ禍以前の人出とは明らかに少ないです。
近くにある菜の花フェスティバルの会場予定地では菜の花の満開宣言が出されましたが菜の花を観に来た観光客というよりも下北半島の観光行名所(恐山、仏ヶ浦、大間、尻屋崎)の行き帰りのひとがちょっと立ち寄っているという感じですね。
道の駅でも屋外のテーブルと椅子をしまって利用客が密になるのを防いでいます。
IMG_0456.jpg
露店の外観はこんな感じ。

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青森のこの時期の味といえば”トゲクリガニ”ですが朝茹での新鮮なものを販売しています。
お花見には欠かせない県民の味ですね
写真に写っているのはメス
ではなくオスですね、オスは1杯400円です。
メスは卵が入っているのでオスよりも高値に設定していますが市価よりもかなり安く販売しているのですぐに売れちゃいます。
ちなみに仕入れたカニではなく目の前の陸奥湾で獲ってきたものを販売しています。


IMG_0462.jpg
ホタテの串焼きは1本300円です。
こちらも観光地価格ではなく良心的価格ですよ
IMG_0460.jpg
大きな鍋ではホタテ汁を販売。
1杯300円でベビーホタテ(稚貝)と町内産のジャガイモと野菜がふんだんに入っています。
IMG_0459.jpg
ツブ貝はこの大きなサイズのものを3個で1串になっていて400円。
おでん風の出汁で煮つけて販売。
青森のおでんにはツブ貝が入っている場合が多いですね。

こいつが入っていると味に深みが出ます。
手前の小さな串は赤皿貝の串煮ですね(馴染みのない名前の貝だと思います)
ホタテ養殖の仕事をしているとホタテにくっついて育つこの貝は邪魔ものなんですけど大きく育ったものはこんな感じで美味しく食べられます。

例年だと店先にテーブルと椅子が並べられているので買った商品をすぐに味わえるのですが今年は撤去されているのでこれも売り上げに結構影響している感じですね。


青森のGW期間中のお天気はあまりよくない予報で晴天に恵まれたこの日は書き入れ時になるはずなんですが・・・販売量を例年比でかなり抑制したのに売れ行きは予想通りイマイチですね(食品は売れ残ると大変)

まぁこのご時世、こんな形で営業できるだけも有難いのかなぁ~

実は自粛警察がやってきたらどうしようかとひやひやしながら売っていましたが自粛警察は現れませんでしたが大音量で緊急地震速報が一斉になったのはビビりました。

当地は震度3だったようですが屋外でもかなり揺れを感じました。


IMG_0463.jpg
最後は海産物ではなく町特産のジャガイモを使ったじゃがバター。
お芋の種類はメークインで冬越しさせて甘みを引き出しています。
煮てから炭火で焦げ目をつけてバターを塗って提供しています。
1皿お芋2個入って200円也。
じゃがバターは県内ではほかに提供するお店がほとんどないので実はここの道の駅のこの時期限定の隠れた名物となっているようです。
エゴサーチすると結構このじゃがバターがHitします。
ちなみに当町はジャガイモの特産地であのメーカーのポテチも時期によってはここのものが使われていますよ
ジャガイモの連作障害回避のために裏作として菜種を植え付けたのがいつしか菜の花の日本一の作付け面積を北海道と争うような産地となりました。

こういったご時世なので”ぜひお越しを!”とは声高に言えないのがモドカシイ

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