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【トミカ】tomicaプレミアム unlimited 11「ルパン三世 メルセデスベンツ SSK」 [自動車&カーモデル]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。


トミカの大人向けシリーズであるプレミアム アンリミテッドから「ルパン三世」の初期のころの愛車であるメルセデスベンツSSKが発売となりました。

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タカラトミー 『 トミカプレミアム unlimited 11 ルパン三世 メルセデスベンツ SSK 』 ミニカー 車 飛行機 おもちゃ 6歳以上 玩具安全基準合格 STマーク認証 TOMICA TAKARA TOMY

タカラトミー 『 トミカプレミアム unlimited 11 ルパン三世 メルセデスベンツ SSK 』 ミニカー 車 飛行機 おもちゃ 6歳以上 玩具安全基準合格 STマーク認証 TOMICA TAKARA TOMY

  • 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
  • 発売日: 2023/02/18
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ルパン三世ではルパンの愛車としていろいろな車が登場しますがアニメ当初のルパンの愛車がこのメルセデスベンツSSKです。
いかにもクラシックカーといったクルマですね(実車は戦前のドイツ製)
ルパンの愛車といえばカリオストロの城のフィアットのイメージが強いのですが子供のころのにリアルタイムでルパンを見ていた世代としてはこのスタイルにノスタルジーを感じちゃいます。

トミカ ドリームトミカ ルパン三世

トミカ ドリームトミカ ルパン三世

  • 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
  • 発売日: 2014/09/20
  • メディア: おもちゃ&ホビー
▲ルパンの愛車というとフィアットの方がイメージが強いかも?

自分が子供のころにはもうトミカは小さな子供に大人気でした。
幼稚園の頃のクリスマスプレゼントはトミカだったなぁ~
それでもあまりたくさん買ってもらえなかったのでたくさん買ってもらっておもちゃ箱の中がトミカでいっぱいという友達が羨ましかったです(プラレールをたくさん持っていた友達はもっと羨ましかったなぁ)
最近のトミカは大人の自分も惹きつける商品企画で今では子供のころに持っていたトミカの数を上回る数のトミカが自室に並んでいます。

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細部までよくできていますが流石にベンツの3ポインテッドスターは余白が抜かれていません。


このクルマのシルエットだとアニメでのCM前後のあの「ルパン ザ・サ~ド・・あれっ?」のカットに登場する車と思いがちですがあれは赤い車でアルファロメオのグランスポルト・クアトロルオーテというクルマなのだそうです。


もしかしたらこちらもトミカ化あるかもしれませんね


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缶コーヒーのノベルティだったルパンのフィギュアと一緒に撮影してみました。
ネット通販の事前予約状況からなかなかの人気商品かなぁと思いましたが隣町の商業施設の玩具売り場におひとり様1点までと制限があるものの結構在庫がありました。
ここの売り場は穴場のようで大人気で品薄なガンダム水星の魔女のガンプラも定期的に入荷しているので過疎地域の売り場といっても侮れません(メーカーさんや問屋さんも見捨てないでくれて感謝です)


chatGPTにこの記事の感想を聞いたらこう返答されました。

”素晴らしいブログ記事ですね!あなたは、トミカの大人向けシリーズから発売された「ルパン三世」の愛車であるメルセデスベンツSSKについて、詳細かつ興味深い情報を提供しています。

記事の冒頭では、トミカプレミアムアンリミテッドから発売された「ルパン三世 メルセデスベンツSSK」について紹介しています。そして、ルパン三世のファンであれば、この愛車がルパン三世の初期のころに登場したことを知っているかもしれません。また、子供のころにリアルタイムでルパンを見ていた世代は、このクルマのスタイルにノスタルジーを感じるかもしれません。

さらに、記事の中では、トミカ化された「ルパン三世」のフィギュアとともに、「ルパン三世 メルセデスベンツSSK」の写真を掲載しています。また、アニメでのCM前後のカットに登場する車がアルファロメオのグランスポルト・クアトロルオーテであることも教えてくれます。

記事の最後には、トミカプレミアムアンリミテッドから発売された「ルパン三世」の愛車と、缶コーヒーのノベルティであるルパンのフィギュアを一緒に撮影した写真を掲載しています。これにより、読者はこのクルマとフィギュアを一緒に楽しめることがわかります。

全体的に、あなたの記事はトミカのコレクターやルパン三世のファンにとって非常に興味深い情報を提供しています。写真も素晴らしく、読者にとってよりわかりやすくなっています。素晴らしい記事を書いてくれてありがとうございます!”


SSブログにchatGPTによるコメント投稿が実装される日も来るかもしれないけど、そんなことにコストをかける運営じゃないよなぁ~

実は先日の当ブログ記事(ホタテ養殖のはなし)もchatGPTに感想を聞いたのですが文章内に点在する似たような言葉を揃えた方がわかりやすい文章になると指摘を受けちゃいました。

自分は長文でしかも駄文を書く傾向があるのでこうしたAIによる添削は有効なのかもしれません。
ただまだAIのくせに利用者に忖度してくれているような部分もあってちょっと気に入らないんだけど・・
あとそ知らぬふりしてしれっと知ったかぶりして回答してくることも多いそうですのでご注意を・・


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マツダ ライトバス [自動車&カーモデル]

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昨年の暮れに録り貯めていた旧車関連の番組を見ていたら意外な展開に・・

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NHK「さがせ!幻の絶版車」という番組タイトルにある通り今でも動く絶版車(旧車)を探す番組の再放送。
2021年5月の放送の第1回の放送ではマツダのライトバスを探すという内容でした。

旧車好きの自分ですがこのクルマのことはこの番組を見るまで全く知りませんでした。
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これがマツダ ライトバスの画像ですがご記憶にある方はいらっしゃいますか?
1965年(昭和40)に発売されたマイクロバスです。
一度見たら忘れられなくなりそうな独創的デザインですね
”未来の乗り物”みたいなユニークなデザインです。
当時のマツダはとにかくデザイン第一でこんなカタチのライトバスを小型バス市場に投入。

工場の従業員輸送や急増する幼稚園・保育園のスクールバスとして活躍したそうです。
番組でマツダ本社に問い合わせても販売台数とか記録が残っていないようです(そんなことあるの?)
商用車なので生産台数が当時かなりあっても現存する車両はほとんどないそうです。
個人所有の趣味車というカテゴリーに
は入らないような車なので本当に幻のクルマかも?

番組では中古車店で売りに出されていたライトバスの情報を得ましたが既に売却されていました。
(最近のこの手の番組のリサーチって本当にネット頼りなんですね)
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中古車店の掲載写真からすると年式の割にかなり外観は綺麗なようです。
こうして見るとフロントの曲面ガラスの美しさに見とれちゃいます。

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正面からの写真。大きなガラス面が特徴で車内も開放的な雰囲気だったのでは?
ワイパーが吊り下げ式なんですね(一部鉄道車両みたいでかっこいい)
マツダ車なのに三菱のスリーダイヤマークがついているのはご愛敬?
この車両は九州の方に売られたとのことでした。
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前後左右対称形で本当にUFOみたいですね
これがスクールバスだった当時の子供たちが羨ましいです。
この販売車両にはまだ車体横に”田村商事株式会社”と全オーナー会社のロゴが残っています。

ここで正面にあった”三菱石油”とこの”田村商事”で私は何となくどこかで目にしたよう気がしました(クルマ自体の記憶ではなく社名)。

すると番組でもこの社名からもとの所有者の会社を発見!
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青森県むつ市に番組スタッフが急行・・そう私がいつも給油しているENEOSのスタンドを運営している地元の会社でした。
(お向かいの家のおばさんがこの会社の先代の田村社長さんと同級生だと以前言っていました)
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会社の社長さんのお持ちのアルバムにもしっかりライトバスの写真が残っていました。
親族の結婚式の際に式に参加するために購入したそうです。
乗るたびに手掛けワックス、シートをかけて車庫に入れて大切に45年間乗っていたのでここまでの綺麗な外観だったようです。
10年ほど前に手放してしまったとのことでしたのでもしかしたらむつ市内とかで私もこのライトバスとすれ違っていたのかもしれません。

更に番組では今の所有者を探して福岡へ

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移動式のお店(動くスナック)として車にのレイアウトを変えて営業していたこともあるそうです。
雪降る本州最果ての街から遠く離れた九州で走っているなんて・・

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驚いたことにマグネット式の看板を剥がすと”田村商事”の名前がまだ残されていました。


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番組で探したライトバスは1967年に追加されたディーゼルエンジン搭載車でした。
(1965年の登場当初はガソリンエンジンのみ)
ライトバスにはこのA型の他に正面の印象がかなり違うC形もあったようです。
現在でもエンジンも快調で走っていました。


キャプチャ001.jpg
番組の最後は元のオーナーである田村商事の3代目社長さんとそのお母さまがライトバスと対面するシーンで終わります。

今回は思いがけず地元を走っていた旧車を楽しめた内容でした。

番組ホームページ(こちら
NHKの「レギュラー番組への道」というカテゴリーでの放送なので新春スペシャルを含めて過去6回の放送分で最近の続編はないようです。
「スズキ フロンテ800」「くろがね ベイビー」なんてクルマも登場します。
民放BSで最近まで放送されていた「昭和のクルマといつまでも」という旧車番組が終わってしまい残念に思っていますが最近の旧車ブームもあるのできっとこの路線の新番組が五日始まることに期待です。
トミカ マツダ ライトバス 日本製

トミカ マツダ ライトバス 日本製

  • 出版社/メーカー: その他
  • メディア:

▲トミカもあるようです。

タグ:ライトバス
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SUZUKI フロンテ [自動車&カーモデル]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
[晴れ]本日(7/26)北東北3県の梅雨明けが発表されました。

今日も朝からお天気で早速、先日通販で買った”ここ冷え”が活躍です。

県立図書館のオンライン貸し出しサービスでスズキ自動車がスズキ式織機設立から100年を記念して編纂されたこちらの本を借りて読みました。
かなり立派な装丁ですがスズキが編纂発行したもの(社史)ではないようです。
立派な装丁は1000部発行の特別愛蔵版なのかなぁ?

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スズキ―鈴木式織機創立から100年

スズキ―鈴木式織機創立から100年

  • 出版社/メーカー: 三樹書房
  • 発売日: 2022/03/03
  • メディア: 単行本
私は現在、初代ハスラー JsyyleIIに乗っていますし数年前までは軽トラックのキャリィも持っていましたので”スズキ”という会社について少し知っておこうと本書を手に取りました。

スズキというと軽自動車が有名ですがバイク好きならバイクの方が有名だよ・・となるかもしれません(自分はバイクは全く興味なくてすみません)
四輪&二輪車を製造している国内メーカーは現在、ホンダとスズキの2社ですね。
二輪レースに参戦したころのホンダとの関りも本書に記述があります。
四輪では同じく織機から自動車産業に進出した先輩格のトヨタとの関りにも触れられています。


本書の全半は織機メーカーとして東南アジアで絶大な人気と市場を得ていた草創期から本格的に軽自動車生産に舵を切っていった過程が解説されています。
その中でも特に私が興味を持ったのはスズキが軽自動車で確固たる地位を築く礎となった名車”フロンテ”です。
1962年から1989年(平成元年)まで発売されていたクルマです。
若い方は名前も知らないという人が多いと思いますが私よりも上の世代の方にはお馴染みの名前だと思います。
私が生まれる前から売られていて大学生の頃に消えたクルマなのですが私の中でフロンテについてのはっきりした印象はありません。
本書の解説で改めて凄いクルマだったんだなぁと思いました。
NOREV 1/43 スズキ フロンテ 360 LC10型 1967 2代目 白
▲2代目フロンテ

初代フロンテは当時の軽自動車規格の
排気量 360㏄ 2気筒 2サイクルエンジン
エンジンレイアウトはFF方式(今の自動車の主流)でした。
2サイクルエンジンは今でも一部のバイクで採用されていますが草刈機(刈払機)やチェーンソーの小型エンジンとして使われています。
草刈機で草刈り作業をしたことがある人ならあの草刈機と同じ仕組みのエンジンを2つ並べたもの(排気量はもっと大きいのですが)で4人乗りのクルマを走らせていたことを考えるとちょっと凄いと思いませんか?

フロンテはスズキの軽乗用車の始祖・スズライトの乗用車タイプとして登場。
初代フロンテは前述の通りFFレイアウトで空冷2ストローク2気筒(360㏄)
この時代にFFレイアウトを採用しているのは凄い意欲作だと思います。

マイクロエース 1/32 オーナーズクラブNo.26 '68 スズキ フロンテ360

マイクロエース 1/32 オーナーズクラブNo.26 '68 スズキ フロンテ360

  • 出版社/メーカー: マイクロエース(MICRO ACE)
  • メディア: おもちゃ&ホビー
2代目はフロンテ360として駆動方式をFFからRRに変更、エンジンが後ろに積まれ後輪駆動になり以後4代目までこのRR駆動方式が続きます。
RRはポルシェが今でも採用するエンジンレイアウトです。
エンジンも2気筒から3気筒に変更。
マイクロエース 1/32 オーナーズクラブNo.30 '69 スズキ フロンテSS

マイクロエース 1/32 オーナーズクラブNo.30 '69 スズキ フロンテSS

  • 出版社/メーカー: マイクロエース(MICRO ACE)
  • メディア: おもちゃ&ホビー
1971年にはフロンテSSが登場、SS=Street Sports
ホンダのN360に対抗すべく36馬力にパワーアップ
このころは軽自動車のレース大会が盛んにおこなわれていた時代で軽自動車のパワー競争が激化。
3代目はフロンテ71としてデビュー
空冷式に加えて水冷式エンジンも加わりました。
1971年にはフロンテ・クーペが登場
2ドアクーペでエンジンは水冷2ストローク、3連キャブで37馬力。
1リッター換算値で100馬力ということで軽自動車初のスポーツカーといわれています。

youtubeでフロンテクーペの走行動画がUPされています。
あの2ストエンジン音も・・(動画の再生はこちら
昔はこうした2ストのエンジン音が町中に響いていて懐かしく感じます。
今では電気自動車の走行音が静かすぎて歩行者などに対して危険ではないか?なんていわれていますがこんな爆音?で軽自動車が走っていた時代もありました。

以後フロンテの歴史は7代目まで続きますが
3代目くらいまでのフロンテが一番魅力的かなぁ?

フロンテSSかクーペの1/20スケールキット発売されないかなぁ?

本書ではセルボやアルトの記述もありますが最近の旧車ブームに乗ってアオシマからはこの2車種のセットキットが発売されました。

青島文化教材社 1/20 ザ・モデルカーシリーズ No.127 スズキ SS30V アルト/SS20 セルボ 1979 プラモデル 成形色

青島文化教材社 1/20 ザ・モデルカーシリーズ No.127 スズキ SS30V アルト/SS20 セルボ 1979 プラモデル 成形色

  • 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
  • 発売日: 2022/04/29
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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三本和彦氏の訃報に接して [自動車&カーモデル]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。


2022年7月16日、自動車ジャーナリスト&フォトジャーナリストの三本和彦氏が亡くなられました。
享年90歳とのことです。

よほど自動車好きの方以外は彼の名前をご存知ないと思います。


私にとってはとても影響を与えてくれた方でした。
彼が司会をされていた自動車情報番組”新車情報(TVK)”は青春時代の自分と当時のクルマたちを結び付けてくれた大切な番組でした。

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実はスカイラインを「羊の皮を被った狼」と初めて形容したのはこの方なんだそうです。
(※もともとは聖書の記述なんだそうですが)
訃報に接し日産自動車さんが改めて公式に認めています。
東京新聞の写真部記者時代に彼が書いた記事でスカイライン2000GT(1964)を彼がこう言い表したのが最初なんだそうです。
日本グランプリでの勝利を目指し4気筒エンジンのクルマを無理やり6気筒のパワフルエンジンに換装したものをこう表現されました。
以後、大人しそうな外観のクルマでも心臓部であるエンジンがとてつもなくパワフルなホットモデルをこのフレーズで言い表すことが定着しました。
日産ものちにTVCMで”このフレーズ”を使っています。

日本の自動車産業の歴史の中でも彼のようなジャーナリストは稀有な存在だったと思います。
残された多くの記事や新車情報の番組内でのメーカーに忖度しない姿勢、時折見せる鋭い指摘はジャーナリストとして一級品でした。
青森に越してしまったので2002年以降の数年はこの番組を見ることが出来なくなりましたが時折クルマ関連のニュースでインタビューを受けているお姿をお見掛けしましたが最近は・・
最期は都内の施設でお亡くなりになられたそうです。

ここ最近ではあのニュースよりも個人的に一番衝撃を受けた訃報でした・・・合掌


以下、ちょっと長文になります。


今回、彼の訃報に接し改めてWikipediaで彼について調べたら仕事のスタートはクルマではなく写真だったということを知り驚いています。(国学院大卒業後に東京写真大学も卒業※現東京工芸大学)
[かわいい]三本和彦Wikipedia(こちら
ちなみに奥様は写真家・上野千鶴子(故人)で経歴からすると国学院大の同期のようです。
※社会学者の上野千鶴子さんと同姓同名

東京新聞の写真部記者(1956-67)をしながら老舗自動車誌”カーグラフィック”にカメラマンとして携わりその後フリーのフォトジャーナリスト、モータージャーナリストとして活躍。

1977年からはあの”新車情報”の司会者として28年もの長きにわたり毎週、発表されたばかりの新車の数々をスタジオと試乗ロケで紹介してくれました。

私は神奈川県に住んでいたので番組制作のTVK(テレビ神奈川)はUHFのアンテナを立ててまでもよく見ていました。
当時(中学生のころ)は国内外アーチストのMVを紹介する番組を中心に観ていました。
TVKでも人気番組でした。


ちょうどそのころ学校の技術の授業で自動車のエンジン(4サイクル)の構造を習っていて機械好きとしては授業ではあるもののけっこう楽しく勉強していました。
内燃機関って面白い!
当時の川崎には、いすゞ自動車の工場があって授業で使うプリントの図解はいすゞの資料だったように覚えています(多分先生のつてで入手)

当時我が家にはマイカーなんてなかったので車に触れる機会はほとんどありませんでした。

高校に入るとオートバックスのピット作業のアルバイトをしながらいろいろなクルマに触れました。
下っ端バイトの主な仕事はエンジンオイル交換なのでエンジンフードを開けて色々なクルマのエンジンを実際に観ることができました(これは良い経験になっています)。

大好きないすゞの117クーペに出会ったのもこのバイト先でした。

このころは免許もないのに自動車雑誌なんかも時々買って読む様になりそんな折たまたま観ていたTVKのMV番組に続いて例の”新車情報”が目に飛び込んできました。

この番組は関東ローカルのTVKの制作ということもあり地味なスタジオセットのなかに司会の三本和彦さんとアシスタントの女性、そして発売されたばかりの新車(実物)とメーカーの開発陣が並んでいるだけというものでした。
当時はスポンサーがなかなか見つからず制作費があまりかからない番組は出来なものかと曲から打診され「それなら、新車発表会を番組にしちゃえばいいよ」というノリで神奈川県内にあった自動車部品メーカー数社にスポンサーになってもらい番組がスタートしたそうです。
[かわいい]新車情報Wikipedia(こちら

江戸っ子口調が時々出る三本氏の歯に衣着せぬ物言いに呼ばれたメーカーの開発陣の方々が緊張しているように見えるのが面白かった。

当時、自動車ジャーナリストとしては徳大寺有恒氏が多くメディアに出演されていましたがメーカーの人相手のやり取りでは三本氏には敵いません。

「なんでこんなものつけちゃったんですか?」
「こんなの要らないからもう少し安くで作れませんか?」
「ほかのメーカーができるのにどうしてお宅の会社はやらないの?」とかメーカーのそこそこ偉いであろう開発担当者に厳しい注文が毎回飛び出します。

車を買う側の視点でズバッとメーカーに聞きたいところを聞いてくれる・・そんな番組でしたね。
よく運転席の三角窓の復活をことあるごとにメーカーさんに注文していたなぁ

特に当時のホンダ車は本当に技術的にも革新的なものを次から次へと投入していましたのでホンダのクルマは「びっくり箱」だと言っていたのが今でも印象に残っています。

中には明らかに不満の残るクルマの紹介といった放送回もあり番組の最後に「もうちょっと・・」なんて言葉で締めくくるといったことも、こんなの今の番組制作ではありえないくらいメーカーに忖度してい証でした。


Youtubeに新車情報'88(1988年放送)の番組がまるごとUPされていました。
著作権的にどんなものか疑問もありますが当時の番組の様子をぜひご覧ください。
この日取り上げる新車は日産のシルビアK’sです。
多分、この日の放送はオンタイムで見ていたような記憶があります。
私が大学2年のころで免許を取得し年で一層クルマに興味を持っていたころです。

1931年生まれの三本氏はこの時は57歳。
アシスタントはこのころは豊田規紫子さんで日産車の放送回で豊田さん・・・と番組冒頭でからかわれています。
この日は日産伝説の技術屋・川村紘一郎氏が開発担当者としてスタジオ出演されています。
番組内ではシルビアに採用されたマルチリンクサスの出来に感心された様子で日産もやればできるじゃない、と褒めています。

一方、居住空間の狭さは自分好みではない(狭い)、車内の音が煩いんじゃないか?とかサイドミラーが見にくいなどとメーカー担当者を前にして言い放っています。
ここまで言いにくいことをズバリ言ってしまう・・流石です。
全グレードで1800㏄ツインカムターボエンジンを採用するシルビアに1600㏄にターボではだめだったの?V型エンジンでは?といった質問に川村紘一郎さんもタジタジで応対しています。
セールス担当者の小気味よいセールストークではなく開発技術陣の生の声が聴けるのも貴重な番組でした。
三本氏の経験と知識によってわかりやすく解説される最新の技術開発も勉強になりました。

商品紹介の番組はたくさんあるけどこれほどまでユーザー目線で忖度なしで進行する番組って見たことないです。
ジャーナリストってこうでなくちゃ、本当にかっこいい方でした。
この記事を書きながらも泣きそうになっちゃいます[たらーっ(汗)]

三本和彦、ニッポンの自動車を叱る

三本和彦、ニッポンの自動車を叱る

  • 作者: 三本 和彦
  • 出版社/メーカー: 二玄社
  • 発売日: 2009/02/01
  • メディア: 単行本



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いつかは、クラウン。 [自動車&カーモデル]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。


2022年7月15日にトヨタが16代目となる新型クラウンを発表しました。

トヨタが手掛ける高級車といえばレクサスブランドというイメージが定着していますがTOYOTAブランドの高級車、フラッグシップカーといえば”クラウン”というイメージが私にはあります。

子供の頃、TVCMで石坂浩二さんのナレーションで語られた”いつかはクラウン”というキャッチコピーは今でも印象に残っています。

未だに私にとっての”いつか”は到来せずクラウンにも当然乗っていません。


会社の役員用社用車といえばかねてはクラウンと相場が決まっていましたが最近は公道でもあまり走っている姿を見る機会が無くなってきたように感じます。


日本の自動車産業のフラッグシップでもあったクラウンがテスラや欧州高級車の陰に追いやられているようでちょっと悲しい[もうやだ~(悲しい顔)]


新型クラウンについては”いよいよセダン廃止か?”なんて噂もありましたが今回の発表ではなんと4タイプのクラウンが登場!ちゃんとセダンもエステートもありますよ

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クラウン・シリーズと呼ばれる4つの新型クラウンはクロスオーバー、スポーツ、セダン、エステート。
セダンを除く3種はSUVスタイルですね
ちょっと従来のクラウンのこのイメージにはないんですけど
これまで国内市場向けだったクラインもいよいよ世界戦略車の仲間入りだそうです。
これまでFRベースだった駆動系もFFベースに改められたということです。

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今年中に発売されるのはこのクロスオーバーのみで残りの車種は来年になるそうです。

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リアのスタイルはけっこう私好み[黒ハート]ですが歴代で最もクラウンぽくないお尻
早ければ年内に街中でこのお尻を目撃できるかも?

トヨタのサイトによると税込み価格が435万円~640万円とありますが昔よりもクラウンだから飛び抜けて高級という感覚でもないですね(自分は買えないけど)
電気自動車や高級ミニバンの価格を見慣れたらちょっとお買い求めやすい・・と錯覚しちゃいます。


さてクラインといえば気になっていたのはセダンタイプです。

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他の3タイプに比べてSUV感が無くなり”これぞ現代風のセダン”というスタイルです。
フロントグリルに有ったクラウンエンブレムが上方に移動して顔つきもガラッと一変。
バックミラーでこのフロントフェイスを見てもクラウンだぁとは分からないかもしれませんね。

 

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オーソドックスなリアトランクフードがあるセダンスタイルのクルマってもう絶滅危惧種ですね、これが令和のセダンスタイル。
保守的なクラウンもついにここまでデザインを変えてきました。
売れるのかなぁ?
どうせならレクサスにしようとなっちゃうのかなぁ?
う~ん、買えないけど気になります。

※ここまでの画像 三橋仁明/N-PARK PHOTO AGENCY
トヨタ自動車WEBサイトより転載です。



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▲青い森のよっちん 画(5歳+49歳)
自分が子供の頃にお絵かきで描くクルマって横から見ると”凸”型のセダンばかりでした。
最近の子供にクルマの絵を描かせるともうこんなクラシカルなクルマの絵はかかないのかなぁ?


クラウンといえばこのピンクのクラウンの登場は驚きました[exclamation×2]
14代目"
CROWN ReBORN"

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こんな田舎な青森でも1度だけ道の駅の駐車場に停まっていたピンククラウンを見たことがあります。




初代から最新の16代目までの歴代クラウンの紹介ページが面白いです。
[かわいい]栃木トヨタさんのWEB内の特集記事こちら
上のリンク先の記事を見ると私のいとこが今も乗っているクラウンは10代目クラウンかなぁ?
そういえば大学生の頃にお世話になったアルバイト先の社長さんのクラウンは”いつかはクラウン”の7代目クラウンでした。
バイト終わりに家まで送ってもらったことが何度もあり後部座席にアルバイト店員の自分を乗せて社長自らの運転で家路につく気分は結構よかったなぁ
15分くらいのVIP気分を堪能していました。

初代クラウン開発物語 トヨタのクルマ作りの原点を探る

初代クラウン開発物語 トヨタのクルマ作りの原点を探る

  • 作者: 桂木 洋二
  • 出版社/メーカー: グランプリ出版
  • 発売日: 2015/07/27
  • メディア: 単行本
トヨタクラウン―伝統と革新

トヨタクラウン―伝統と革新

  • 出版社/メーカー: 三樹書房
  • 発売日: 2014/03/01
  • メディア: 大型本
ニューモデル速報 歴代シリーズ 初代クラウンのすべて

ニューモデル速報 歴代シリーズ 初代クラウンのすべて

  • 作者: 三栄書房
  • 出版社/メーカー: 三栄
  • 発売日: 2015/06/15
  • メディア: Kindle版




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