SSブログ
2024年04月| 2024年05月 |- ブログトップ

ゴジラ-1.0 [日記]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
GW期間中の2日間ほど道の駅の露店営業のお手伝いをお休みさせてもらって数年振りにGWを楽しもうかなぁと思ったりもしましたが母親の見守り介護生活の身としてはお家でゆっくり過ごすことにしました(本当は七戸町にレールバスの試乗会に行きたかったけど)

ちょうどamazonのプライムビデオで会員向けに話題の映画「ゴジラ-1.0」を無料配信するというのでリビングのテレビで観ることにしました。
この作品はアカデミー賞も獲ったことだし映画館の大スクリーンで観ようかなぁ~と考えていたのですがアマプラで配信されるということだったのでぐっと我慢(アマプラ年会費のもとを回収しよう!)

IMG_4206.PNG
OSCARを受賞していますとある通り第96回アカデミー賞の視覚効果賞を日本映画として初の栄冠に輝きました。
ゴジラ70周年記念作として山崎貴監督が手掛けた本作はハリウッド映画の同規模作品にくらべて1/10程度の予算で制作され並みいる競合作品を見事に打ち負かしたにも注目が集まりました。
※この記事を書いている時点ではまだ劇場公開は継続中ということなのでネタバレになりそうなことは書けません。


これまでゴジラ映画は実にたくさんのものが制作され公開されてきました。
自分は子供のころによくTVで放送されたものを観て育ったのですがゴジラよりもどちらかというと大映の”大怪獣ガメラ”派でして夏休みや冬休みになるとTVで放送されるガメラ映画を楽しみに見ていました。
ゴジラに比べて子供にやさしいガメラが好きでした。
当時の作品も子供を意識した作品になっていたと思いますが子供の頭の中ではゴジラもガメラも”同じ世界”の怪獣という認識で”やれ映画会社が違う”とか”ゴジラは反水爆(科学)という社会性がある作品”とかいう論理は全く理解できていなかったです。

ということでガメラについてはまた別の機会にいろいろお話したいですね

ゴジラ映画といえば近年「シン・ゴジラ」が興行的にも大成功して話題になりましたが私はDVDは持っていてもいまだに視聴できていないので今回のゴジラ-1.0は自分の中ではゴジラがキングギドラやモスラと戦いはてはゴジラの子供が登場したりする作品世界からいきなりの本作なのでした。(ハリウッド版のゴジラは別もんですよね)
見どころのVFX描写も素晴らしくしかも70年前のゴジラへのオマージュも随所にみられてなかなかも見応えある作品でした。
昨年買い換えたリビングの50型テレビで視聴したのですが映画のスクリーンのアスペクト比(縦横比)だとちょっと50型程度では画面の上下に余白ができて小さく観ることになるのでそれを考慮してももう少し大きなサイズのテレビで観たら迫力がありそうです・・といっても劇場のスクリーンには敵うはずもありませんけど

【相手の怒りの理由がわからない恐怖って本当に怖い】
どうしてゴジラらが日本へ上陸して破壊の限りを尽くすのか襲われる日本人にとっては全く意味の分からず理不尽な出来事で目的がわからない暴力って本当に恐怖しかないですよねぇ(水爆実験したアメリカ本土へ行けよ)
例えが悪いかもしれませんが自分に恨みを持った人が包丁を手に追いかけてくるのとまったくの見ず知らずの通り魔が包丁持って追っかけてくるのとでは恐怖の度合いが違うのかも?(まぁ逃げるのに精いっぱいでそれどころではないかもしれないけど)

【初回ゴジラもいっき観(み)です】
「ゴジラ―1.0」視聴後にやはりアマプラでゴジラ映画一気配信をしているようなので70年前の第1回作品のゴジラを続けて視聴しました。

IMG_4208.PNG
防衛隊の戦闘機を鷲掴みにする初代ゴジラ。
自衛隊機を想定したと思われる戦闘機はこの手の怪獣映画では立派な”やられキャラ”でのちに自分の中で”自衛隊は全く役に立たないじゃんン”という誤った印象につながりました(印象操作ってこれ?)
当時はモノクロ作品ということもあり初代ゴジラの光る眼が怖さを一層引き立てていました。
初回のゴジラは自分では意外とこれまでちゃんと見ていないような気がしてじっくり細部まで食い入るようにみましたよ
着ぐるみゴジラが上陸後にクルマを踏み潰すシーンではゴジラの足が着ぐるみ素材のせいでしっかりと踏みつぶせていないんです。
クルマの形にゴジラの足の裏が湾曲してます。
-1.0でも同じようなシーンありましたがしっかりゴジラの体重がかかってクルマが弾き潰されていました。
しかし、ゴジラの劇中で流れる曲は名曲ですね伊福部さん素晴らしいです。
『ゴジラ』4Kリマスター 4K Ultra HD [Blu-ray]

『ゴジラ』4Kリマスター 4K Ultra HD [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2023/10/25
  • メディア: Blu-ray

実はゴジラ―1.0を劇場で観たいと思っていた理由は公開後に追加で編集公開された「ゴジラ-1.0/C(マイナスワン・マイナスカラー)」版を観たかったというのもありました。

残念ながら近場のスクリーンでは上映がなかったのですがあえてモノクロ版で初回ゴジラと見比べてみたいと思っていたのすがアマプラではこのマイナスカラー版も無料配信してくれています。
IMG_4207.PNG
こちらはまだ未試聴なのですが楽しみです。
ただカラー作品をモノクロにしただけなのか?どこか光の使い方を変えているのか?こちらはカラー版と見比べてみようかと思っています。
VFXから色情報を削ったらどう見えてくるのか?楽しみです。

今のところ配信ではamazonのプライムビデオ(会員向けサービス)の独占配信ということです。


『ゴジラ-1.0』 怪獣咆哮撃 ゴジラ(2023) フィギュア

『ゴジラ-1.0』 怪獣咆哮撃 ゴジラ(2023) フィギュア

  • 出版社/メーカー: バンプレスト
  • メディア:


『ゴジラ-1.0』 2枚組 [Blu-ray]

『ゴジラ-1.0』 2枚組 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2024/05/01
  • メディア: Blu-ray
『ゴジラ-1.0』 3枚組 [DVD]

『ゴジラ-1.0』 3枚組 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2024/05/01
  • メディア: DVD
『ゴジラ-1.0/C』 [DVD]

『ゴジラ-1.0/C』 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2024/05/01
  • メディア: DVD
『ゴジラ-1.0/C』 [Blu-ray]

『ゴジラ-1.0/C』 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2024/05/01
  • メディア: Blu-ray


nice!(39)  コメント(14) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

露店営業終了です [青森の話題]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
我が町最大のイベントである”菜の花フェスティバルinよこはま”が先週末(5月11日、12日)に開催されました。
私は家の近くにある道の駅よこはま”菜の花プラザ”にて親戚の露店のお手伝いでこの町の最大イベントには参加したことがありません。
横浜町は菜の花の作付け面積が日本一になったこともあるほどの土地で数十年前からこの菜の花を町の観光資源とするべく様々な取組が行われてきました。

残念ながら一時的に北海道から作付け面積日本一の座を奪還したものの現在は”作付け面積日本一”の称号を使っていません。
補助金の削減等で町内の菜の花畑の面積は少なくなっているようです。
それでも道路から時折見られる黄色い絨毯は圧巻ですよ

この時期は県内の各メディアでも大々的に取り上げてくれるので当日の会場の混雑は物凄いようなのですがフェスティバル会場からクルマで10分ほど離れている道の駅の混雑具合はそれほどでもないという実感です。
GW期間中の方が混雑して賑わっていたような感じもします。

IMG_4254.jpg
フェスティバル最終日の日曜の午前中の道の駅の様子です。
いやぁ~あまりお客さん来ましぇ~ん
午後になって菜の花マラソンの参加者の姿がちらほら道の駅でも見かけるようになって少しは売り上げも挽回ですが期待外れといった印象。
この日で4月下旬のGW期間から続いていた露店も今年度の営業は終了となります。
今年は桜と同様に菜の花の開花が早まって例年より1週間ほど前倒しでの菜の花フェスティバルでしたので露店営業期間も1週間ほど短縮営業でした。


さて、話は上の画像が撮られた12時間ほど前のこと、5月12日(日)の午前0時過ぎころに自宅の2階から北東方面をiPhone13にインストールしている星空&星景撮影アプリの”星撮りくん2”で高感度撮影してみました。
直前に北海道以外でも石川県、兵庫県や東北地方でもオーロラが見えているというSNSの情報を目にしたのでちょっとだけ期待して撮影してみることにしました。

IMG_4252(1).jpg
肉眼でははっきりとオーロラらしきものは見えなかったのですが撮影した画像で若干色の変化がわかるくらいの調整をしてみたら明るさの違うエリアが写っていました・・・といってもこれじゃぁかなりビミョーですね
僅かな光を増幅しただけじゃん~って感じですよね
これじゃ”オーロラの写真”とは言い切れないので余り周囲の人には言っていません[ふらふら]


とんでもない田舎に住んでいるのでこちらの方角に”光”害につながるような人工的な光源はそれほどないと思うのでもしかしたら?と思ったいます。

たしかに時期にもよりますがこの方角の先には尻屋崎があってその沖は津軽海峡と太平洋の交わる海域です。
夜間はイカ釣り船団の集魚灯の灯りで空が明るくなることもあるのですがこの日は漁の時期にはまだ早いようで出漁はしていなかったそうです。(尻屋在住の知人に確認済)
上の画像は2階の部屋から撮影したもので白く輝いて見えているのは小学校の校舎が月明かりに反射して高感度撮影だとこんなに明るく写ってしまうのです。
校舎の上に見える夜空の部分に少し色が付いているように見えるような気がするのですが・・
通常の撮影方法ではただの真っ暗闇の画像なんですが前述のアプリで撮影すると星空がはっきりと撮れます。
自分は眼の病気がある身で他の人に比べて網膜の光の感受能力が低いのですが何となくこの空の低いエリアでは肉眼で観察していてもボヤっと色の変化が時折見られたような気がします。
青森県内でもやはりオーロラ観測の報告が画像や動画でSNSにUPされていますがやはり私と同じ下北半島での観測例もあるようです。
初めから期待していなかったのでデジイチと明るめのレンズでの撮影準備はできていなかったのが惜しい。
北海道でしか見られないと思い込んでいたので本当に慌ててスマホでの撮影になりましたがクルマで峠を越えて太平洋岸の見晴らしの良いところで撮影出来たらもしかしたらニュースに取り上げられるくらいのものが撮れたのかなぁ~
TVのワイドショーを見ていたら今回の低緯度オーロラが見られた要因の太陽フレアによる磁気嵐については来年に最大化するとみられているそうなのでまだまだ観測の機会があるのかなぁ?
電子機器に影響を与えるともいわれている磁気嵐ですので心配でもあります。



nice!(43)  コメント(20) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

久しぶりの映画館です [ガンプラ]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
前回記事の青森市郊外の三内丸山遺跡から青森市中心部に移動して久しぶりの映画館へ



青森駅から奥羽本線沿いに国道7号を西に進んだところにガーラタウンというショッピングエリアがありその一角に先日オープンしたばかりのシネコン”イオンシネマ新青森”があります。
新青森と名前につくくらいなので最寄り駅は新幹線の新青森駅なのですが距離的に少し離れています。
すぐ傍をJR津軽線が走っていますが駅はありません。
IMG_4138(1).jpg
▲電柱が邪魔ですができたばかりのイオンシネマ新青森。
ここには数年前まで青森コロナワールドというシネコン、パチンコ店、ゲーセン、カラオケが入居する複合娯楽施設があった場所です。
コロナワールドだけにコロナ禍が影響したのか数年前に閉鎖となっていました。
私は一度も行ったことがないので建物自体を新たに立て直したのか改装しただけなのかよくわかりませんがコロナワールド”跡地”にイオンシネマ新青森がオープンとあるので新しく建てた映画館なのかも?

生まれ育った川崎には駅前にチネチッタ(旧ミスタウン)というシネコンの”はしり”のような映画の街があって映画館にもよく行ったのですが青森に引っ越して普段住んでいる町の周辺には映画館はないという環境になり20数年たちますがまだ映画館での映画鑑賞はトップガン・マーベリックを下田(おいらせ町)のTOHOシネマズ下田で観ただけなんで今回で青森での2回目の映画館での映画鑑賞となります。

IMG_4135.jpg
狭い道路を挟んで向かい側にはやはり最近オープンしたばかりの”激安の殿堂”MEGAドンキがあります。(ドンキは来月、うちの町の隣のむつ市内にもオープン予定)
映画の上映時間まで時間が結構あるのでMEGAドンキで時間を潰します。
アジの開きが10枚で598円だったので購入。

IMG_4139.jpg
観たい映画は午後6時20分からの上映スケジュールでしたが映画館の様子をチェックしたかったのでちょっと早めに入館。
新しいだけあって奇麗なロビーですね

ここのシネコンには8つのスクリーンがあるそうですが平日の日中に上映されるスクリーンは少なくてほとんどが午後6時以降の上映開始になっていました。

IMG_4210.jpg
今夜私が見る映画はこちら劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOMです。
50歳過ぎになってもガンダムなのか?はい、それが?
1月下旬の公開から2月半ほど経過していますがようやく観ることが叶いました。
平成ガンダムといわれるSEEDシリーズですがファーストガンダム世代の自分も大好きな作品で劇場版制作のアナウンスがあってからもう10年以上経過してようやく上映されました。
チケットはスマホを使いオンラインで座席を選んでクレカ決済。
ロビーにある端末を使って発券します。
スマホの画面をかざすだけで入場する方式もあったようですが・・・映画館なんて不慣れな場所なので・・・

そうそう、今回、非常にショックなことがあって上のチケット画像を見ればお分かりのようにハッピー55(G・G)割引が適用される年齢になりました(満55歳)[たらーっ(汗)]
TOHOシネマズだと確か60歳以上でシルバー料金だったと思うけどイオンシネマは55歳以上でシルバー料金になるみたい(青森だけ?)
人生の中で”シルバー料金”適用案件はこれが最初です。
自分もついにシルバー世代になったんだなぁ~と複雑な気持ちですが一般料金1800円よりもかなりお得なので受け入れましょう
水曜日の誰でも1300円で観られる割引よりもさらにお安く1,100円でいつでも観ることができます。
これなら病院の帰りに毎回ここに来て映画を観て帰宅するのもありですね

IMG_4211.jpgIMG_4213.jpg
▲(上映)12週目入場者プレゼント(コマフィルム)
ロビーにあるショップでパンフレットを買おうとしたら売り切れでした。
調べたらパンフレットは増刷してもあっという間に売り切れてしまっているようで送料がかかりますが配給元の公式サイトでパンフレットの購入予約をしていますが未だに連絡なしです。

さて上映時間になっていよいよ中に入るとパンフレットの売り切れが続いているというのに観客の少なさに唖然としました。
まぁ公開から日にちも経過しているし平日の夜だしなぁ~と座席選択の画面を見ているときから薄々気が付いていましたが上映時間が迫ってもこの128席のスクリーン5に恐らく私を含めて観客は6,7人程度でしょうか?
こうなると観客側にも変な連帯感も出てくるような気もします。
ここの座席は青森県内初採用の両肘付き独立シートでたとえ混雑していても隣の人を気にせず両肘をひじ掛けにかけてゆったりと鑑賞できます。
この夜は特に周囲に他に観客もいないので上映中は終始自宅でリラックスしてみているような雰囲気でした。(自分の視界には他の観客の姿は見えませんでした)

作品の内容はネタバレも怖いので割愛しますが「観てよかった」です。
いよいよ5月23日で終演らしいのですが公開から95日間で興行収入45.2億円、観客動員269万人を突破”ということからも人気が伺われますね
邦画も洋画も実写映画は興行的に苦戦する作品が多いですが日本アニメの劇場版は人気が高く思わぬロングランになる作品も多いので街が似なく日本映画界を支える大黒柱になりつつあると思います。
[映画]機動戦士ガンダムSEED FREEDOM公式サイト(こちら

あれ?自分もしかしたらガンダム作品を劇場で観たのはこれが初めてかも?

ククルス・ドアンの島もアマプラで鑑賞したし1年戦争の劇場版三部作も多分レンタルビデオかTV放送でみたのかも?

IMG_4215.jpg
ガンダムの劇場版作品ってレンタルDVDや有料配信が遅い印象があったのでこれまで作品内容を知らずに買い集めているガンダムSEED FREEDOMに登場するMSのガンプラの製作意欲喚起のためにも是非今回は観ておきたかったのです・・・といいながら結局ガンプラは積み上げていく一方ですけど・・それでも作品内容が良かったのであのシーンを再現したい!といった意欲は少しは湧いてきましたよ

コロナ禍での巣ごごもり需要の影響でさらに高まったガンプラ人気ですので新しいキットはamazonでも定価で買うのが当たり前になりつつあります。
以前はamazonで買えば定価よりも割引価格で買えてしかも配送料無料なので模型屋さんで買うメリットを感じなくなっていました。
でも最近ではamazonでもどうせ予約購入もなかなかできないのなら発売当日に実店舗で買った方がほぼ確実に手に入ります。

IMG_4164(1).jpg
上の積みプラの画像の下から2段目のガンプラは隣町のお店の模型売り場に開店直後にいって手に入れました。
このMSは”ギャン”の名前が付くのですがファーストガンダム世代が知っているあのマ・クベ大佐のギャンとはだいぶ趣が違います。
GYAN.jpg814MkHJEQCL.__AC_SY445_SX342_QL70_ML2_.jpg
新旧”ギャン”ですが設定される世界観が違うので共通性はなくて当然

発売当日のSNSを見ると”買えなかった”という書き込みが多かったので手に入れられた自分は運が良かったですね
でも買っても作らず積んどくだけなら転売目的で買い漁る転売ヤーと自分も変わりないのでは?とちょっと負い目を感じます[ふらふら]


[かわいい]おまけ[かわいい]
IMG_4140(1).jpg

イオンシネマ新青森のロビーの一角にはカプセルトイコーナーがあってどうやらBANDAIのカプセルトイショップのようでした。
コーナーにはカプセルトイのフィギュア用の立体シーンブースがあってこちらはご当地感が味わえるねぶた祭りの運行コースサイドを再現している情景でした。
誰でも自由に使って撮影ができるようです。

nice!(45)  コメント(17) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

三内丸山遺跡② [歴史・古代史]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
2024年4月18日(水)に青森市内まで通院した際に立ち寄った三内丸山遺跡の2回目の記事になります。
IMG_4114(1).jpg
遺跡が見つかった当初は今のような立派な展示施設もなくこの石碑の後ろに見えている施設が唯一の屋内展示施設(現在はトイレ棟)で画面右手奥に高速道路のICに隣接する形で駐車場があったのでここが以前の遺跡の入り口でした。


三内丸山.JPG
上の画像を拡大すると三内丸山遺跡の位置関係がよくわかります。
県の運転免許センターに隣接する敷地に県営の野球場を建設する工事をしていたらとんでもない縄文時代の巨大集落が見つかりました。
それまでは三内(三内)という土地は青森市民にとっては市営霊園(三内霊園)のある土地としてよく知られていたエリアでした。
霊園があるという事から青森市郊外というロケーションがわかると思います。
こうして見ると陸奥湾(青森港)を望む高台に遺跡が位置していることがわかりますね
縄文海進(気候変動により海水面が上昇した時期)の頃は入り江などが遺跡近くまで入りこんで漁労も比較的容易だったのでしょう


IMG_4112.jpg
▲縄文土器を模(かたど)った水飲み場、冒頭の石碑近くにありました。

IMG_4113.jpg
縄文土器を模(かたど)った水飲み場から遺跡を見渡したところです。
こうして見ると今でも建売分譲地とかで売り出してもかなり人気が出そうな場所ですね
ただ上空を青森空港を離発着する旅客機がかなり行き交うので意外と賑やかです。
遺跡&飛行機好きの自分にとっては最高の居場所ですね[るんるん]

IMG_4111.jpg
ここで前回もご紹介しました地元の小学生による版画の大作を再掲。
ここにムラがあったころもこのような賑わいがみられたことでしょう。
上の版画の画像はクリックで拡大して細部まで是非じっくりご鑑賞ください。

IMG_4133.jpg
復元住居や建物の背景に送電線の鉄塔が見えちゃうのは何とも興ざめですけど流石に地中化は無理か?

IMG_4129.jpg
遺跡の敷地内には桜はほとんで植えられていないのですがわずかに数本あった枝垂れた桜の花越しの大型掘立柱建物(復元)

IMG_4116.jpg
三内丸山遺跡のシンボル的存在がこちら
見つかったクリの樹の柱の穴(柱穴)は6本分ですので発掘された柱の残骸の直径から柱の高さを割り出すとこのような高さを持つ建物だった可能性があるそうです。
途中の床部分は想像によるもの?

この日は平日でしたが屋内施設も屋外施設も結構賑わっていました。
この場所で小さな娘さんを連れた中華系の観光客の若いお父さんに記念撮影を頼まれました。
ところで”[カメラ]ハイチーズ”って万国共通?通じるの?

IMG_4107.jpg
屋内展示施設には上の画像の大型掘立柱建物の発掘された柱の一部が展示されています。
発掘時の状況と天地逆に展示しているので見えている側が実際には柱の底側です。

石器を使った整形の痕跡が見られます。
三内丸山の一部エリアではこうした遺物が原形をとどめて発掘されるような適度に湿った土壌があります。

空気と遮断されることにより奇跡的に保存効果が高くなっていたようです。

夕方近くになってもまだまだ空は明るいのですが6時過ぎに上映の映画を観るためにそろそろ移動しないと・・土地勘がない場所なのでカーナビアプリ頼りの移動です。


******************
おまけ
******************
三内丸山遺跡を訪れた前日に県南地域の三戸町に親戚のお見舞い行った際に病院の敷地にあった遺跡。
IMG_4098.jpg
病院の建設時に発掘された”沖中遺跡”で出土した配石遺構を復元したものが病院の敷地にありました。
植栽の一部と化してしまって何度か訪れていますが今回初めて注意深く見学

IMG_4099.jpg
近くによっても遺跡感があまりないですね
放置された花壇の残骸のようにも見えますよね~
どうやら縄文人のお墓ではないか?ことでした。
この遺跡からは”おくるみ”に包まれたような赤ちゃん土偶も見つかっているようです。


県内各地に遺跡がありますが歴史的にみても長い間にわたり過疎地であったことで各時代に開発が進まずにいて今ではこうした遺跡の発見につながっているのかもしれません。
最近は建築確認不要の大規模ソーラー発電施設の建設が盛んでもしかしたらソーラーパネルの地中に大発見が眠ったままになっているかもしれません。

nice!(43)  コメント(14) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

三内丸山遺跡① [青森の話題]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
今年から年老いた母親(90歳)の見守り介護生活が始まりました。
週2回ほど主に入浴目的で町内にある介護施設のデーサービス(日帰り通所)を利用しています。
私が早朝から出かける用事がある際にはデーサービスは時間的制約があって利用しにくいので隣町の施設でお泊りのショートステイを利用することとなります。

4月の中旬に私が青森市内の県立病院の眼科の定期受診の予約があり朝6時半には車で出かけないといけないのでこの日の前後合わせて6日間ほどショートステイで母親を預けることになりました。

この6日間は見守り介護から解放される貴重な時間です。
自分の通院の他に県南地域の親戚のお見舞い(往復車で200km)や見たい映画もあるし、できれば三沢基地に戦闘機の写真を撮りにも行きたい(今年はまだ一度も実現せず)・・・と”やりたいことリスト”は他にもいろいろありました。

まずはこの6日間のうちの最重要事項の消化です。

4月18日(木)、10年ほど前に糖尿病性網膜症のため硝子体手術を受けた青森市内の県立中央病院の眼科で4カ月に一度の定期受診を午前中に終えて検査のために散瞳剤を点眼したのですが眼の眩しさが薄らいでクルマの運転ができるようになった午後からは青森市内で自由時間として過ごすことにしました。
この日は夜に新しく開業した青森市内のシネコンで観たかった映画を見る予定を組んでいたので帰宅時間は夜の10時半ころになりそうです。

映画の時間まで時間を過ごす場所は事前に決めていて数年ぶりに三内丸山遺跡を訪れることに(平日は午後6時以降から上映の作品が多いです)

IMG_4102.jpg
ここへ来るのも随分久しぶりだなぁと思い調べたら2017年10月以来の訪問でした。
前回は高校時代の友人が青森出張の帰りの新幹線の時間までここで過ごしました。
当時まだ遺跡には入場料無料で見学できたのですが現在は有料化されています。
あれだけのものをタダで長い期間に渡り見せていたというのも青森県もかなり太っ腹でした。
現在は遺跡と縄文時遊館の観覧料410円(大人)

今日は実は特別企画展を見るのも一つの目的です。
「恵みの海と縄文~陸奥湾と三内丸山」
キャプチャ.JPG
三内丸山遺跡も今では海岸線から少し離れていますが海岸線が内陸まで進んだ縄文海進のころはここで暮らしていた縄文人たちはもっと身近に海を感じていたと思われます。
私の住む町でも発掘されている海水を煮て塩をつくるのに必要な製塩土器なども展示されているというので最近になって縄文時代を含む古代の製塩に興味を持っている自分としては興味津々で見学したのですがちょっとこの点は期待外れというか期待しすぎでした。

上のチラシにもあるように縄文人が作った釣り針なんかは今でも使えそうなものばかりです。

だれか実証実験しないあなぁ~
特別展は観覧料の他に料金がかかりますが遺跡・縄文時遊館の観覧料込みで700円(大人)でした。
特別展を見た後は有料化に合わせてリニューアルされている縄文時遊館の見どころの一つである縄文ビッグウォールを見学。
IMG_4103.jpg
地下の収蔵庫へ降りる階段の脇にあるのは縄文土器のカケラ5120個が埋められている高さ6mの壁。
ちょっとした現代アートの美術館のような雰囲気ですね

IMG_4104.jpg
壁を見上げるとこんな感じです。
使われている土器のカケラはレプリカでなく恐らく本物だと思います。
展示されていた有名な遺物”縄文ポシェット”も展示されているのは本物でした。
当然、スポーツクライミングは厳禁ですよ~

IMG_4105.jpg
縄文ビッグウォールの向かいには遺物の収蔵庫が見られます。
圧巻です。
他にも発掘された遺物の復元や計測などの作業風景もガラス越しに見学できるコーナーもありました。

この見学施設はリニューアルして5年ということですが青森というか日本の縄文文化の最先端情報基地といった雰囲気になった縄文時遊館は時間に余裕があるときにじっくりと訪れて欲しい施設ですね

そして今回の目的の二つ目がこの大きな版画をみることでした。

IMG_4111.jpg
棟方志向の生誕地でもある青森は版画大国でもあります。
学校の図工の時間でも版画制作が盛んですが三内丸山遺跡の地元の小学生が作り上げたこの1.8m×3.7mもの大作は本当に素晴らしい作品でした。
完成時に地元のローカルニュースで取り上げられていて見学の機会があればぜひじっくり見たいなぁと思っていました。
学校の創立40周年を記念して6年生が制作したそうですが3月に寄贈されたということで卒業記念制作も兼ねているのかもしれませんね
上の画像をクリックして細部まで拡大してみてみてください。
6年生のみんなが縄文時代の村(三内丸山遺跡)に招待されたというテーマで実によくできています。

制作期間は8カ月だそうです。

IMG_4199.jpg
ミュージアムで組みひもと勾玉の手作りキットを購入した後は縄文時遊館を出て遺跡を見学します。
組みひもも勾玉も時間があれば館内の体験工房で教えてもらいながら製作することもできます。
組みひもは約30分、勾玉ペンダントは約50分の製作時間とのこと


[かわいい]三内丸山遺跡のHP(こちら

タグ:三内丸山
nice!(49)  コメント(16) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

2024年04月|2024年05月 |- ブログトップ