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仕事もひと段落しました。 [日記]

”こんにちは、皆さん。私のブログをご愛読いただきありがとうございます。
この度、仕事の忙しさにより、2か月間もブログの更新をお休みしてしまい、ご迷惑をおかけしてしまいましたことを心よりお詫び申し上げます。
しかし、今後は更新を再開し、より質の高いコンテンツをお届けできるよう努めてまいります。
引き続き、私のブログをご愛読いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。”

いやぁ~毎年この時期恒例のホタテ養殖作業の繁忙期のためブログ活動(更新&閲覧)をお休みしていましたがようやくひと段落ついたので徐々にブログ活動を再開していきたいと思います。
さて冒頭のごあいさつ文は今話題のchatGPTに文面を考えてもらいそのまま掲載させていただきました。(※”私たち”とあった部分を”私”に変更したのみで原文ママ)
いやぁ~AIの進歩は恐るべしこのままでは”人間の思考能力が後退”しちゃうかも?なんて指摘も頷けます。


以下は自分で考えて書いた文章ですよ(念のため)


さてホタテ養殖作業の方ですがこの時期は”耳吊り”といわれる作業をしていました。
秋に海中で養殖ネット(かご)に入れて育てていたホタテの稚貝(あかちゃんホタテ)を一旦海中から引き揚げて陸揚げして次なる成育段階に移行するために5~7cmほどに成長したホタテの稚貝の”みみ“と呼ばれる貝の丁番部分付近に機械で穴をあけます。
これまで海中で養殖ネット(かご)に入れて育てていたホタテは今後は海中に居酒屋の“玉暖簾(のれん)”のようにロープに吊るして出荷できるサイズまで育てることになります。
その際にホタテをロープに吊るす際にロープに差したピンを使ってホタテを繋げるためにホタテにピンを通す穴をあけるのです。
この一連の作業を”耳吊り”作業といいます。
ホタテの養殖には”地撒き”と言って海底に稚貝を撒いて自然に成育させる養殖方法(北海道のオホーツク側で盛ん)がありますが青森のむつ湾では”耳吊り”が主流です。

文章だけでは伝わりにくいのでむつ湾でのホタテ養殖作業について詳しいサイトがあったのでそちらも併せてご覧ください[ぴかぴか(新しい)]こちら

上記リンク先サイトの解説で”延縄(はえなわ)式”と説明がるのですが地元では”のし”と呼んでいます。
”のし”自体は海中に横渡しに浮かせている長いロープ(養殖施設)を指しているのです何で”のし”と呼ぶのか?疑問でしたが延縄の”延を”はえ”と呼ばずに”のし〈延し〉”と呼んでいるようです。
またサイト内で”垂下養殖”と言及されているのが”耳吊り”式養殖のことです。
解説図でロープにホタテが2枚一組で繋がって描かれています。
陸上の作業場でホタテに穴をあけるのが私の仕事で他の作業員の人たちが吊り下げ用ロープにあらかじめ一定間隔で刺してあるピン(アゲピン)にホタテを指します。
一日分の作業が終われば漁船で再びむつ湾沖の海中の”のし”に陸上作業で出来上がったホタテが繋がれたロープを吊り下げます。
陸上での作業は朝の6時ころから夕方の4時半までが標準作業時間ですね
この”耳吊り”作業は早春の作業で自分たちは例年2月末~4月中旬~下旬に行っていましたが今年は2月初頭からと例年より半月以上早くから作業に入りました。
近年、4月に入ってから”耳吊り”した貝の海中での”へい死”が顕著になり”耳吊り”作業を3月いっぱいで終えるのが良いのではないかといわれています。
そのために作業の前倒しを今年はしてみました。
海中にはまだまだ”耳吊り”を待っている稚貝がたくさん養殖ネット(かご)に入って吊るされていますがこれらは半成貝として加工用などに出荷(水揚げ)することになりました。
現在は耳吊り作業終了~半成貝出荷作業まで1週間ほどのインターバル休暇となっていて来週から半成貝出荷作業が始めりますので再び早朝からの仕事になりますがお昼までで作業が終わる予定(そして日曜は休み)なので体力的には問題ないかなぁ~(半成貝出荷作業は自分は未経験です)
漁船.jpg

▲むつ湾のホタテ養殖船はこのようなスタイルでこれに最近はユニッククレーンを搭載というものが多いですね

ブログ復活でいきなりマイナーな話題の長文になってしまい申し訳ないですね

この2か月はほぼ仕事中心の毎日(第2,4日曜日のみ定休日)でしたがこの間にとても大切な人(地元に住む叔父)が急逝してしまったりとかなり心身共にきつい時期でしたが北国青森でも桜が史上最速で開花していて少しは気分が晴れる穏やかな春になることに期待しています。


※中断前の記事にnice!を戴いていた方々に対してのお返事nice!を入れさせていただきました。

当ブログ再開の狼煙?として大変”虫の良い話”と思いますがぞうぞご理解ください。



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