三沢基地撮影記(2023/05/24)② 米軍機 [飛行機プラモ]
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前回の続きで今年になって最初の三沢基地撮影記となります。
この日は冬期(降雪期)~仕事の繁忙期の約5カ月ほど戦闘機撮影から離れていたので”撮影の勘”を取り戻すのが目的でした(F-16のデモフライト撮影もこの日の目的でもありますが)。

アリカ海軍の哨戒機P-8Aポセイドン
6月になってオーストラリア空軍のポセイドンも三沢に飛来したそうです。
現場で撮影できたらラッキーだったのになぁ~
この日は冬期(降雪期)~仕事の繁忙期の約5カ月ほど戦闘機撮影から離れていたので”撮影の勘”を取り戻すのが目的でした(F-16のデモフライト撮影もこの日の目的でもありますが)。

アリカ海軍の哨戒機P-8Aポセイドン
6月になってオーストラリア空軍のポセイドンも三沢に飛来したそうです。
現場で撮影できたらラッキーだったのになぁ~
三沢の米軍側の主力機といえばF-16戦闘機です。
F-16については最近、西側諸国が保有するものについてアメリカがウクライナへの供与が認められ話題になりました。

三沢基地所属のF-16はワイルド・ヴィーゼル任務という敵地でのかなり危険な地上施設の攻撃任務を負っている部隊です。
F-16をベースに我が国はF-2A/Bを開発したのでF-35A部隊が発足するまでは三沢でアメリカ空軍のF-16と兄弟機といえる航空自衛隊のF-2Aが共存していました。
地上では両機を見間違えることはにないのですが空に上がって下から見るとほぼ同じシルエットで見分けるのが困難でした(主翼の後退翼の角度とか水平尾翼の切れ方とか微妙に違うので見分けることは可能なんですが)
そんな日本側の相棒がF-2Aから高性能とうたわれるF-35Aに切り替わってしまってもF-16はまだまだ大活躍中です。
F-16はステルス戦闘機という分類には該当しませんが今年のお正月早々に三沢基地所属のF-16D(複座型)の1機(844号機)がHGV(HaveGlassV)塗装というステルス性能を有する新塗装で登場しました。
HGV塗装はレーダー反射を少なくする塗装だそうです。
RCS値というレーダー反射断面積を示す値(レーダー反射の強度)を低くするというHGV塗装は本格的なステルス機でなくても塗装素材によってステルス性能を向上させられるといったとても気になる塗装ですね
塗料だけでそこまでRCS値が向上(数値は低くなる)するんでしょうか?
コックピットを覆うキャノピーにもRCS値を低くするコーティングもされているという話です。

そしてこの日、撮影したたくさんのF-16のなかで1機だけHGV塗装機を撮ることができました。
従来の塗装機との違いが判るでしょうか?

簡単にいうと機体の迷彩パターンがなくなって単一色塗装になっているのでコックピット脇(下方)の塗分けラインがありません。
この819号機は単座型で複座型の844号機と今のところ1機ずつ配備されているようです。
以前はHGV塗装は濃いグレー色だという話だったような気もしますがこうしてみるとそれほど従来塗装と濃さは変わらないような気もします。

こちらが従来の塗装機ですのでコックピット脇に塗り分けラインがはっきり見えますね。
現状ではこの従来塗装機がまだまだ幅を利かせています。
正直、F-16については垂直尾翼のイタチのスペマ機※くらいしかあまり撮りたいと思うことがなくなってきたのですがこれからはHVG塗装機を撮るのが新たなモチベーションになりそうです。
※スペマ=スペシャルマーキング(特別塗装)

アメリカ海軍のEA-18Gグラウラー電子戦闘機が降りてきました。
現在のローテーション配備部隊はブラック・レイブンズとなっています。
米軍機は武装バリバリでかっこいいですね~

F-16はアメリカ”空軍(AirForce)”でEA-18Gはアメリカ”海軍(Navy)”所属機です。
ちなみにオスプレイはアメリカ”海兵隊(Marines)”所属がよく三沢に飛来します。
三沢基地そばの小川原湖で湖上訓練もしていますよ

結局、この日の朝に見たグラウラーのスペマ機が飛ぶのは見られませんでした
![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
次回は自衛隊機編ですね
なお各国のF-35やF-16のHGV塗装機に使用される塗料を再現した模型用塗料も発売されています。

- ショップ: ツルマイ模型
- 価格: 1,275 円
戦闘機が撮れていいですね
先日厚木基地近くで哨戒機
を撮りました
by kazukun2626 (2023-06-10 10:11)
こんにちは。
レーダー反射を少なくするHGV塗装、未知の分野ですが、外装塗装だと性能限界がありそうですね。また、コックピット脇の塗分ライン確認、なぜ?全塗装しないのか?気になるところです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2023-06-10 11:19)
オーストラリア空軍も三沢に来たのですか。
演習もいいけど
なんか、きな臭くなってきましたね。
by 八犬伝 (2023-06-10 11:25)
近くで聞く飛行音は、どんな音なのか、ちょっと気になります。
by mayu (2023-06-10 11:32)
kazu-kun2626さん
こうした軍用機も戦時下だと撮影禁止になっちゃうんでしょうかねぇ
平和が続く日本でいてほしいです。
by 青い森のヨッチン (2023-06-10 12:31)
Boss365さん
塗り分けラインがあるのは従来の塗装機で迷彩カモフラージュの塗り分けです。
HVG塗装では視認性を阻害する迷彩塗装は意味がないので単一塗装ですね
by 青い森のヨッチン (2023-06-10 12:33)
八犬伝さん
演習中だったようです。
滅多に飛来することはないですね(もしかしたら初めて?)
三沢のF-16がHVG塗装に切り替えるとなるとキナ臭さも増しますね(北朝鮮領内を攻撃して対空レーダーやSAMを無力化する任務があります)
一方三沢の空自は対ロシア対応です。
by 青い森のヨッチン (2023-06-10 12:36)
mayuさん
着陸時は民間旅客機も軍用機もそれほど爆音はさせませんが離陸時はどちらもかなりの騒音です。
三沢基地周辺では騒音対策で地区丸ごと集団移転したところもあります。
三沢基地も沖縄の米軍基地と同様に移転訓練といって基地周辺自治体住民の負担軽減策として年に数日他の基地に移動して訓練しています。
by 青い森のヨッチン (2023-06-10 12:39)
二十年ほど前になりますが、青森旅行の帰りに三沢空港を利用したことがありました。
隣の三沢基地にジェット機などがたくさん離着陸いるので子供がとても喜んでいました。
by ヨッシーパパ (2023-06-10 18:37)
高速で飛行している航空機の撮影は難しいですが、どれも鮮明でとても素敵なお写真ですね(^_^)
by ぼんさん (2023-06-11 06:31)
ヨッシーパパさん
現在でも100円払えば送迎デッキから迫力ある離発着シーンや滑走路に向かう戦闘機も間近で見られますよ
搭乗後も離陸待機中の車窓から戦闘機などが見られるのは軍民共用空港ならではお楽しみですね
by 青い森のヨッチン (2023-06-11 08:20)
ぼんさん様
いやぁ~これでも鮮明とは程遠いと精進しています。
撮る人の限界も見えてきたのでそろそろ最新の見目らが欲しいところです。
by 青い森のヨッチン (2023-06-11 08:22)
そういえば、横田に来ていた韓国基地の機体の1機(スペマじゃない方)は色が少し濃かったのはなんでだろう?と思っていたのですが、HGV塗装だったのかしら。
by 弐号 (2023-06-11 10:52)
弐号さん
烏山基地のF-16は先行してHGV塗装していたと思いますので可能性大ですよ
私も弐号さんの画像をもう一度見てみます。
by 青い森のヨッチン (2023-06-11 16:35)
こんにちは、猿岩にコメントを有難うございました。
可愛いお猿さんに見えました。
三沢基地では、いろいろな軍用機を見ることが出来ますね、
何気なく見ていましたが、塗装が微妙に違うんですね。
by tarou (2023-06-11 18:56)
tarouさん
私もSNSなどで情報を得ないと気が付かないことが多いです。
軍用機というと派手な迷彩塗装が有名ですが日本国内ではあまり目にすることはないですね
by 青い森のヨッチン (2023-06-12 06:36)