M3 LEE MkI 中戦車 【タミヤ 1/35】 その5 [AFV]
今回はタミヤのM3 LEEMkⅠ中戦車の塗装作業の様子です。
前回の塗装前の下地作りのサフ吹き作業の後いろいろあって結局3日間ほど塗装作業にかかりましたので前後編(その5&6)の2部構成でお送りします
カラーモジュレーション塗装にチャレンジ
M3LEEをはじめとする第2次世界大戦時の米軍の戦車の塗装はオリーブドラブの単色塗装がメインです。
塗装作業としてはガンプラのように細かい塗りわけがない分”楽勝”なのですが今回はカラーモジュレーションという塗装法にチャレンジしてみます。
GSIクレオスからM3LEEやシャーマンの塗装にピッタリな色セットが発売されています。
カラーモジュレーション(CM)塗装とは光による陰影を装で強調再現するもので技法自体は以前から存在するものです。
面ごとにグラデーションをかけて陰影を付けるので自然さが目立つとの意見もあります。
これまでは自分で塗料の濃淡を調合していたものをこのような出来合いの塗料セットが発売されたことである意味公式なCM塗装の塗料の濃淡が設定されました。
これにより誰でも簡単にチャレンジしてみようかな?と思わせてくれるようになりました。
(正直これがなかったら挑戦しようとは思いませんでした)
詳しくはこちらをクリック(クレオスの商品紹介ページへ)
このクレオスのセットを使っての塗装作業手順は最初に車体下部の履帯周り等の奥まった部分にODシャドーを塗りその後基本色であるオリーブドラブ(2)を普通に塗装。
▲ODシャドーを下回りに塗装したところ
▲基本色のオリーブドラブ(2)を全体にエアブラシで塗装したところ
本来ならこれで全体塗装を終えウエザリングなどの仕上げになります。
そしてグラデーション塗装に入ります。
セット内のODハイライト1→ODハイライト2と塗り重ねます。
(ODの濃度が順番に薄く(ハイライト)なっていきます)
上の2枚の写真は実はCM塗装を終えたところなのですが面(パネル)毎のグラデーションがちょっと微妙です。
作業を夜間、照明下で行ったのでグラデーションの効果をあまりよく確認できない(しない)状況で進めてしまったのでどうやらハイライト塗装を吹きすぎてそれぞれの下地色のオリーブドラブ(2)やODハイライト1があまり残っていません。
いわゆる失敗・・・・ですかねぇ
▲こちらは少しCM塗装の効果がわかりやすい写真です。
(旋回砲塔部分の反射は実際の照明によるもので塗装表現ではありません)
こうしてみるとこれはこれでアリかも・・・
CM塗装でのグラデのハイライト塗装の基本(キモ)は平面では前方を垂直面は上部が最もハイライトがきつくなるようにします。
もともとリアルさとはちょっと違うアプローチの塗装法なので控えめよりも大胆に!といった方がしっくりいくのかなぁ
(゜.゜)う~ん。
もう一度仕切り直しします
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※ GSIクレオスのカラーモジュレーションセットは
このOD色のほかにもう2セット発売されています。
Mr.カラー特色 カラーモジュレーションセット ダークイエロー VERSION
- 出版社/メーカー: GSIクレオス
- メディア: おもちゃ&ホビー
Mr.カラー特色 カラーモジュレーションセット ジャーマングレー VERSION
- 出版社/メーカー: GSIクレオス
- メディア: おもちゃ&ホビー
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