漁船をスクラッチビルド(2) [ガンプラ以外]
今月初めから取り組んでいるホタテ養殖漁船模型のスクラッチビルドの状況です。
当初の予定では船体部分が完成している時期なのですが・・・
いまだに船体の骨組みがむき出しになったままです
ガンプラとかその他キット模型も数多く作ってきましたが船舶(漁船)
しかもフルスクラッチは人生初経験なので苦労しています
それでも少しずつではありますが作業は進んでいますよ。
先日、船体上部のデッキレベルにプラ板を貼り
舷側の骨組みのようなものを製作しました。
2㎜のプラ角棒を張り合わせたものをミリ単位の精度で切り出した
・・・筈なのですが・・ありゃりゃ
なんか予定通りの長さに揃っていないなぁ
まだ網膜症の手術の後なので視力が本調子ではなく細かい作業は
以前の倍くらい体感的に辛くなってきました(徐々に回復はするそうですが・・)
本当は下の写真のように中央部分が低くて前後方向に高くなり
緩やかなアーチ状になるはずだったのですが・・
実際にはこのパーツは船底中央を走るキール(よく背骨に例えられますね)
と呼ばれるパーツから肋骨のように舷側に伸びる半円状の断面を
もつものなのですが今回入手した図面では断面図がなかったので
実際の船体構造とは違うアプローチで模型の方は製作しています。
正式名称は不明・・
次に私が最大の難所とみている船首構造部分。
ちょっとわかりにくいですがキール先端の骨組みはこんな感じです。
この段階で図面とほぼ同じラインなのですが実物の写真と見比べるとちょっと微妙に違うライン?
言い忘れていましたが船の名前は”牛若丸”です。
本船は正式には2代目となるのですが特に第2とか2世とか”新”とか付きません。
こうした曲面を平面図から読み取るのはかなり難しくてリアルさを求めるのなら
写真のような比較的垂直に立ち上がる構造にすべきところですが
模型的に迫力を出すために多少デフォルメして尖がった印象に近いラインにしようと思います。
戦車模型も実写の実寸に拘らずに模型化にあたっては上から見下ろした視線で
一番かっこいい印象になるように多少デフォルメされているそうです。
船首部分は他にもこのように複雑なライン構成で忠実に再現するのは非常に難しそう
今回は少しライン構成を変更して臨みたいと思っていますが
まだどのような工作にするか詳細は未定、作業しながらの試行錯誤となります。
さて製作も更に少し進んで・・・
今日はデッキ周りの工作がかなり進みました
製作途中の様子を知人に見せると結構反応がいいです。
▲船首方向
5/12の竣工に向けて実際の船も各種艤装工事が進んでいます。
時々様子を見に行くと追加工作が必要な部分がどんどん追加されていきます。
果たして模型の方も竣工式に間に合うのか?
一応お披露目は竣工祝いのパーティー会場を予定していますが
1/50スケールだと模型でもやはり迫力がないので見せ方を工夫せねば・・
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