漁船をスクラッチビルド(1) [漁船模型製作プロジェクト]
いつも春と秋にホタテの養殖のアルバイトでお世話になっている
ホタテ漁師さんがこの春めだたく船を新造することになりました
ホタテ漁師さんがこの春めだたく船を新造することになりました
お祝いに新造船の模型を作ってプレゼントしようと図面を手に入れて
人生初の漁船のスクラッチビルドに挑戦します
上の画像が今回私が製作する実際のホタテ養殖用の漁船です。
船体はヤマハ製で一月ほど前に北海道の工場からフェリーを使いトレーラーで
船体はヤマハ製で一月ほど前に北海道の工場からフェリーを使いトレーラーで
深夜などの交通量の少ない時間を見計らって陸送されてきました。
現在は漁港の岸壁に上げて私の親戚の機械屋さんの手でエンジン調整、艤装作業等
が行われています。(ちなみにエンジンは三菱重工製)
スクラッチビルドと言ってもそれほど複雑な工作にならないだろうと
高をくくっていたのですがこうして喫水線下の船底形状を見て
その複雑なラインに唖然としてしまいました
船底は多重構造の複雑な曲面構成からなりちょっとこれを忠実に再現するのは無理・・・
最近は大手メーカーから大間のマグロ漁船なんてキットも発売されていますが
船体構造が全然異なっているので流用はできそうもありません。
デジカメで何枚も現状を撮影して図面とにらめっこすること数日
結局、当初の印象通りで忠実な再現はあきらめて
それなりの雰囲気で折り合いをつける(つけてもらう)ことにしました。
一時はフルハルモデルはあきらめて最近再流行のウォーターラインシリーズみたいに
喫水線上だけを再現なんて方針を立てようともしていましたが
喫水線上だけを再現なんて方針を立てようともしていましたが
玄関にでも飾ってもらうことを考えると船舶模型らしくフルハルが一番!
とりあえず大まかな骨組みだけ組んでみることにしました。
帆船模型の愛好者は世の中に意外と数多くいらっしゃっいます。
しかもフルスクラッチビルドの参考になる素晴らしいサイトも
たくさん検索すると見つかるのですが・・・・
漁船となると途端に模型製作の参考になるようなサイトが見つからなくなります。
しかもフルスクラッチビルドの参考になる素晴らしいサイトも
たくさん検索すると見つかるのですが・・・・
漁船となると途端に模型製作の参考になるようなサイトが見つからなくなります。
でもこれって住宅模型のようにもしかしたらお祝いの贈答品とか需要があるのでは?
製作技法が確立できればちょっとした収入源になりやしないか?と妄想中です。
(住宅模型みたいに通信教育講座とかはさすがにまだないよね)
製作技法が確立できればちょっとした収入源になりやしないか?と妄想中です。
(住宅模型みたいに通信教育講座とかはさすがにまだないよね)
仕方がないので今回は自己流でいろいろ試行錯誤しながらの製作になりますね。
ちょうど手に入れた図面が1/500スケールだったので
そのまま図面と同じサイズの模型とします。
1/100スケールだと今度こそ船体の忠実な再現が必須になりそうで怖いのもある
1/100スケールだと今度こそ船体の忠実な再現が必須になりそうで怖いのもある
竜骨とも呼ばれる船の背骨(キール)を基にしてまずはデッキ下層の部分の
骨組みを100円ショップで買った木製の角棒で作ってみました。
図面に直接角棒を当てて切り出しグルーガンで接着してあります。
骨組みを100円ショップで買った木製の角棒で作ってみました。
図面に直接角棒を当てて切り出しグルーガンで接着してあります。
この段階では正確な寸法を出さずに本当に大まかに組んでいます。
いやぁこの作業、楽しい
グルーガンをこうして使うのはほぼ初めてなのですが作業効率の良さに
どんどんこの先の工程のイメージが膨らんできます。
実際はこんな構造ではないのですがこのように船体については角材で骨組みして
プラ板で外装を張りパテで細かな修正を加えて再現しようと思います。
舳(船首)部分のラインはプラ棒を熱して図面に合わせて曲線を再現してみました。
こうしてみると割と短時間でちょっと漁船っぽくなってきたのでやはり楽しいです。
作業着手前はいろいろ机上で思案するばかりでなかなか前進しなかったのですが
やはりこうして手の中でカタチが現れると模型作り、いや”ものづくり”は楽しい
なんとか今週中には船体部分を完成させたいですねぇ。
じっさい船体の曲面とかをどうやってどの程度再現できるかは不安です。
船名やメーカーロゴとかのオリジナルデカールもパソコンで作らないとね・・・
じっさい船体の曲面とかをどうやってどの程度再現できるかは不安です。
船名やメーカーロゴとかのオリジナルデカールもパソコンで作らないとね・・・
甲板部分のキャビン(操舵室)等の構造物は現在もいろいろと工事が進められていて
まだ完成していないのでもしかしたら実際の工程と模型製作の工程とリンクするかもね?
まだ完成していないのでもしかしたら実際の工程と模型製作の工程とリンクするかもね?
模型としても甲板上の構造物や各種漁具の再現は注目される部分なのでここは腕の見せ所です(?)
いずれにせよこの船の実際の竣工披露パーティーは5月12日と決まったらしいので
遅くともその前日には完成させないと、というノルマがあります。 (あと1か月かぁ・・)
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2014-04-13 21:04
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