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護衛艦『すずなみ』見学 [ガンプラ以外]

前回の護衛艦「はまぎり」に続いて今回も海自・大湊基地へ護衛艦見学に行ってきました。

大湊基地へはクルマで約40分ほどの距離なので気軽に出かけられます[わーい(嬉しい顔)]
 ※「はまぎり」の艦船見学の記事はこちら

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この日の見学艦はたかなみ型の5番艦DD114「すずなみ」です。
(たかなみ型は全部で5隻が就航して活躍中です)

[ぴかぴか(新しい)]2010年4月に東シナ海にて中国人民解放軍の艦船の搭載ヘリに異常接近という挑発を受けたりもした艦です。
これまで海外派遣で2回インド洋にて活動した実績もあります。[ぴかぴか(新しい)]

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見学当日の第1突堤には「すずなみ」の隣にDD112「まきなみ」が・・・たかなみ型2隻が並んでいました。
(現在、大湊を定係港としているのはたかなみ型はこの2隻)

前回の「はまぎり」の見学時には「すずなみ」は大湊基地にはいなかったのですが

どうやら最近まで函館のドッグに入っていたようで塗装もピカピカの新品同様の美しさです。

でも「すずなみ」は平成18年就航ということなのでまだまだ新しい艦です。

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今回の見学会は見学希望者が三々五々集まったところでスタートしたので少人数での見学でした。
(私の見学グループは私を含めて4名でした。)

この日の見学は甲板上のみのコースということで「はまぎり」のときのようなブリッジ見学はできませんでした。

これはかなり残念[ふらふら]
自分としては今回はブリッジ見学がメインだったので
[たらーっ(汗)]

まぁ比較的最新鋭な護衛艦としては機密もいっぱいあるのでしょう。
(ちょっと「はまぎり」のときは見せ過ぎ傾向だったのか?)

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お化粧直しした直後とあって新造艦のようにきれいです。

甲板にあがってみると「はまぎり」より大きい船体を実感。

「はまぎり」と比較してみると

「すずなみ」 全長151m 全幅17.4m 排水量4,650t

※「はまぎり」 全長136.5m 全幅14.6m 排水量3,550t

「はまぎり」よりも排水量が1,000t以上も多いんですねぇ
  [かわいい]たかなみ型護衛艦について(Wikipediaへ)

上の写真でブリッジ正面の白い円筒形のものは20mm機関砲(CIWS)で

「はまぎり」に載されていたものと同じ最近の護衛艦の一般的な装備です。

「はまぎり」とは設置場所が異なり艦橋正面と後部ヘリ格納庫の上の計2門あります。

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上部の白い部分がレーダー?ですぐ横に射撃修正用の光学カメラも見えます。

ガトリング砲はこの日の応急出動艦「まきなみ」のものがシートを外されていたのでよく見えますねぇ。

ミサイル等で撃ちもらした飛翔体をこれで機銃の弾幕を張って防御するとのこと。

DSCN1756-1.JPG
ブリッジのすぐ前方に甲板から1段高く見えるのがVLS発射装置です。

これは「はまぎり」にはない装備でこの1段高くなっている部分が発射装置の上端で

この下の船体部分にアスロックやシースパローなどのロケット系武装が装填されています。

ちょうど打ち上げ花火の発射筒が並んでいるようなものです。

「はまぎり」ではこの部分にアスロック発射装置があった場所で最新鋭のイージス艦にもある装備です。



DSCN1752-1.JPG
さてこれが54口径127ミリ速射砲 です。

これは近くで見ると本当に巨大な砲でした。

「はまぎり」の76ミリ速射砲と比べると大人と子供位の差があります。

54口径127ミリとは砲の内径(弾の大きさ)が127mmあって

砲身の長さが127mm×54倍=6M85cmあるということらしいです。

ここ大湊基地から陸奥湾越しに私の住むJR大湊線・陸奥横浜駅までが最大射程とのこと[がく~(落胆した顔)]
(約25km)

なんとも頼もしい限りです [黒ハート]

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魚雷の発射の仕組み自体は大戦中とほぼ変わりなく圧搾空気の勢いで魚雷を海中に撃ち込みます。

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1/350スケールのキットでもここまでの再現は無理かな?
それでもなんかの役に立つかもと思い撮影しておきました。

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SH-60Jや60K等のヘリを2機格納できる格納庫です。

たかなみ型ではヘリ甲板から格納庫までに移動用のレールが2本設置されています。
(右側のレールの横のシャッターの柱は可動式)

でもシャトルと呼ばれる移動装置は1台しかないので予備機を搭載する以外は

ほとんどヘリ1機だけの運用が多いようです。

DSCN1762-1.JPG
格納庫から飛行甲板中央に向けてレールが埋め込まれています。

ヘリの発着艦シーンも見てみたいなぁ

DSCN1777-1.JPG
護衛艦などの見学や体験航海の際には
このような艦船ごとのパンフレットが見学者に配られます。

どうもこうした艦船見学にあたっては実際に艦内を案内してくれる隊員の方は

その艦の乗組員があたっているようで

その隊員の方のノリの良さでけっこういろいろな案内パターンがあるようです。

上手くノリのよい隊員の方が案内担当だったらラッキーかも・・・

艦によってもいろいろと雰囲気の違いがあるようです。

                   艦船見学日2012/06/30

[かわいい]大湊基地での艦船見学会については下記リンクをクリック
  [次項有]大湊地方隊のHPへ

※見学の際にはヒールの靴、サンダルなどはNGです。
甲板の滑り止め塗装をいためるのでスパイクなどもNG。

(夏場はサンダル履きになっていることが多いので要注意)

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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[次項有]

 


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