【タミヤ】陸上自衛隊 10式戦車(1/48)製作中 その4 [AFV]
ここまでで工作自体はほぼ完了、1/48スケールなのでパーツ数も抑えられていてタミヤ品質ということもあり大きな改修などもせずにきました。
それこそ1日あれば塗装を含めて完成させられないこともないように感じています。
敷居の高そうなAFVキットも比較的お手軽に楽しむことができるのがこの1/48スケールMMシリーズですね。
【塗装前の準備】
アーマーモデリング誌のエアブラシ特集でエアブラシのメンテナンス記事が掲載されていて今まで購入から一度もやっていないニードルパッキンの清掃をやってみることに。
Armour Modelling 2017年 01 月号 [雑誌] -
ニードルパッキンはニードルをスライドさせる際に塗料が逆流してボタン側に流れ込むのを防いでくれています。
私の愛用のエアブラシはクレオスのプロコンBOY WAプラチナ(ダブルアクション:0.3mm)【PS-269】というものです。(今では廃番となってしまった)
ニードルパッキンは上の画像のようにネジの先にパッキン(白い部分)が付いていました。
パッキンが黒色でなく白色なのでゴム製ではなくテフロン製です。
(取扱説明書のパーツリスト上では¥850だそうです)
このネジの締め付けの際に締め付けトルクが微妙にニードルのスライドに影響するようです。
これは県内のショップの通販で千円しませんでした。
これで新品同様に生まれ変わったかな?
タミヤカラーはMr水性ホビーカラーと同じアクリル塗料です。
アクリル塗料は塗膜が弱いという印象があって広い面積を塗るのにはMrカラーのような強い塗膜のラッカー系塗料をこれまで使ってきましたがこれまたアーマーモデリング誌のエアブラシ特集にアクリル塗料+エアブラシ塗装の記事があったのでこれを参考に実践。
- 溶剤の臭いが比較的少ない
- 隠ぺい力が高い
- 乾燥時間が短い
- 重ね塗りしても下地が溶け出しにくい
これまでアクリル塗料をエアブラシで塗った際に1回目の塗装でこの薄く下地を作るという意識が無かったので完成した塗膜が弱かったのでは?と思います。
▲車体色の茶色を塗装し終えたところ。
アクリル塗料の隠ぺい力が高いといいても明るめの色が下地になるようにしてみました。
型紙を貼ってマスキングにして塗り分けずに塗装図を見ながらフリーハンドで塗り分けました。
所属部隊ごとに迷彩パターンが決められているようなので本当は厳密に塗り分けるのがベストなのかもしれませんが雰囲気さえ合っていれば・・・
濃緑色の発色が薄いように感じますが塗料自体こんな感じの色味です。
色を数度重ね塗ることでもうちょっとハッキリした色になりそうです。
アクリル塗料は乾燥時間が短いので車体を塗って、砲塔を塗ってと交互に作業すればほとんど連続で作業が出来ます。
真鍮線とかで再現した方がリアルになったかなぁ。
車長用キューポラのハッチは今の段階で閉じたままにするか開けて付属のフィギュアを乗せるか未定です。
ハッチ後方の車長サイトのレンズカバーは実車には偏光ガラスとかが使われているようで見る角度によって色味が変わるようなのでそれらしいデイテールアップパーツを貼ったりするのが主流ですがちょっと資金不足なのでグリーンのメタリックテープにクリアーブルーを塗ったのですが全然リアルでなくなってしまったぁ~。
【タミヤ】陸上自衛隊 10式戦車(1/48)製作中 その3 [AFV]
前回までにシャーシ部分が完成していますので今回は車体部分の製作です。
いきなりサフ吹きの画像から
車体には灯火類など細かいパーツを数点取付る必要がありますがこの段階では未装着です。
成型色の時には見えにくかった細部がくっきりと浮かび上がってきます。
1/48スケールの小さなパーツの表面に細かいモールドがびっしり再現されています。
暖簾みたいですね
【ライトカバー】
実物は金網でカバーが付いていますがこのキットではカバーパーツも無く
切り欠いた奥にライトがあるといった具合なのでカバーを付けます。
小さい部分なのでちょっと大変そうですが試行錯誤の末、タミヤのWRCカーキットに付いていた樹脂製メッシュパーツをちょっとだけ流用してみました。
取付部はくの字型断面となっているのでまず上面に樹脂製メッシュを接着。
金属メッシュでもチャレンジしました自分の技量では無理でした。
やはりライトカバーが無いよりはあった方が全然様になりますよね
製作中【タミヤ】 10式戦車1/48 その2 [AFV]
私がちゃんと作るAFVキットのこれがまだ2作目。
稚拙な工作でうが大きな心で最後までお付き合いください
早速、前回製作した転輪等をシャーシに取り付けます。
この10式戦車は上の箱絵の通りサイドスカートに更にゴム製のカバーが垂れ下がっているのでシャーシを組んだ段階で塗装した方が無難そうです。
さてシャーシ自体の塗装ですが組立説明書に特に指示のない場合は車体色で塗装せよとのことですが車体色は2色迷彩なので茶色と濃緑色の2色です。
実車のシャーシ底面の様子は分からない(機密?)のですが今回は濃緑色、タミヤアクリルカラーのXF-73でサスペンションも含めシャーシ全体を塗装してみました。
ホイール面は装着位置によって車体の迷彩色の延長部分として茶色か濃緑色のどちらかを塗装するのかなぁ?
別添の塗装図のイラストをよ~く見てみると転輪の色に微妙な差がありますが実際、汚れてよく分かんなくなってしまうのですが・・・一応塗り分けておこう。
とりあえず転輪類を取り付けたところ。
このキットは履帯は可動しないので転輪は固定なのですがスプロケットホイールだけはポリキャップで可動します。
これは一部組み立て式の履帯の取付時の位置調整のためでしょうか?
この一部組立式の履帯に後でかなりてこずることになります。
今回も前回作ったM3LEE中戦車の時にも行ったパステルの削り粉を使ってみました。
ダイソーで売っているパステルを削って粉状にしてアクリル溶剤で溶いてものを筆で転輪に塗っています。
ちゃんと泥、砂、土汚れを再現するアイテムもありますが使いこなす自信がないので身近なもので再現しています。
今回はここまでアクリル塗料しか使っていなかったので本当はアクリル溶剤でパステルを溶くと下地が溶け出すのですがどうせ汚しているので気にしなくてもいいかなぁ?
シャーシの塗装完了です。(一部迷彩塗装は未塗装)
10式は姿勢制御性能が素晴らしいのですがこのサスペンションが肝なんでしょうね。
ここまでできたら次は履帯の組立と装着です。
この10式キットの組立説明書によると履帯はプラ製パーツを片側7区画に分けて順に組立よ、とあります。
上側と下側の接地面には一体型の大きな(長い)パーツ、接地面の端からスプロケットホイール(起動輪)、アイドラ―ホイールにかけてはやや短い一体型パーツとなっていてこの大きめの4つのパーツをそれぞれ連結させる部分にバラバラとなった履帯が一つずつ組まれます。
組まれるといっても自立して連結するわけでなく接着材で繋ぐのですがこれが結構大変。
一旦履帯を接着して連結してから転輪に取り付けた方が良いという意見もありますが・・・
よ~く見ると不自然な履帯の連結もありますがここは隠れて見えなくなります。
履帯は組む前に一応基本塗装していますが接着剤で汚くなってもどうせ汚すのだし第一、車体が被さればほとんどが隠れて見えなくなってしまうのでそれほど神経を使う必要はないのが・・・
それでも完成後の見栄えに影響する部分(露出部)は綺麗に組んでおきたいところです。
だから不整地走行した後ということで思いっきり汚してもOKですね。
履帯の汚しについては車体上部を載せた後に作業します。
どうせ見えなくなる部分への余計な労力を惜しみます。
ということで次回は車体上部(砲等々)の製作ですかね?
製作中【タミヤ】 10式戦車1/48 その1 [AFV]
【追 記】 AFVの履帯や転輪周辺の塗装は組み上げた後にエアブラシでまず履帯色で大まかにシャーシを塗ってから転輪やシャーシを本体基本色で塗りその後に本来と違う色が乗った部分をタッチアップする方法が一般的らしいのですが、はてさてどうしようかな?
次回はシャーシの塗装と履帯の取付までかな?
クリスマスプレゼント2015 [AFV]
今年もサンタさんからのプレゼントが届きました(自作自演)
タミヤ MMシリーズ イタリア中戦車M13/40カーロ・アルマート
自分としてはAFVキットはタイガーやパンターなどの強い戦車よりも、どことなく頼りなさそうな軽戦車、中戦車を中心に作ろうと思っています。(中には外見以上に実力のある優秀な戦車もありますが・・)
この戦車はただでさえ地味なイタリア軍の中にあって、あのアニメ『ガールズ&パンツァー』にも登場しないような戦車ですがキットとしては手ごろな価格でしかもタミヤ品質、そして現在の再生産版はアルミ砲塔やエッチングパーツも付属するというお買い得感があります。
タミヤのM3LEEを完成させた後に次に作りたいAFVキットを探している中、気に掛けたキットでした。
長らくamazonの欲しいものリストにタミヤの新製品 シャーマンEZ8と一緒に入れていたのですがシャーマンの方が送料無料のamazon在庫が無くなってしまいこちらのキットを購入。
やっぱり弱そうな方が好き
同じ中戦車でもアメリカ軍のM3LEE(奥)と比べてみるとさらに一回りも小さな戦車です。
豆戦車、軽戦車、中戦車、重戦車という区分は実際には統一基準が無いそうなのです。
イタリア軍の場合、中戦車には型式にMを付けています。
先にも触れたアルミ製の砲塔とエッチングパーツがいくら探しても箱の中になかったので焦りましたが、ちゃんと蓋ノ裏に小袋ごと接着されていました(本当に暫く探し続けてAmazonさんにクレームを入れる直前でした)
キット付属のデカールにはオーストラリア軍に鹵獲されてしまった車両用のカンガルーのマーク入りです。
これなら一目で所属が分かりますね!オーストラリア軍・・お茶目です
1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.296 1/35 イタリア中戦車 M13/40 カーロ・アルマート
- 出版社/メーカー: タミヤ
- メディア: おもちゃ&ホビー
ご購入はAmazonさんで
私の製作するAFVキットの次回作はこのカーロ・アルマートになります(予定)
もう1点はウォーターラインスケール(1/700)大日本帝国海軍 駆逐艦「吹雪」
海自の自衛艦キットは2隻持っていますが大戦時の艦を買うのは小学生の頃以来です。
しかもタミヤやハセガワ、アオシマ製キットではなくディテールアップ・パーツの”ヤマシタホビー”が手掛けた艦船キット第1弾。
初回ロッドが掃けて久しく、欲しいなぁとこちらもアマゾンの欲しいものリストに入れたあったのですがクリスマス直前に再生産品が入荷したのを速攻でポチリました。
【ヤマシタホビーキット用甲板マスキングシート】1/700 日本海軍特型駆逐艦 吹雪
- 出版社/メーカー: HOBBY SUPPLY TSUKIMURA
- メディア:
- 出版社/メーカー: ヤマシタホビー
- メディア: おもちゃ&ホビー
▲ご購入はAmazonさんで
艦船キットは他のジャンルよりもディテールアップに手を出すとあっという間に散財しそうなのであまり近づかなかったのですが2016年はウォーターライン・デビューですかね