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下北道・吹越バイパス開通。 [青森の話題]

平成29年11月15日午後3時から下北半島縦貫道(下北道)の六ヶ所(六ヶ所村)~吹越IC(横浜町)間の吹越バイパスの供用が開始されました。

Shimokita_Expwy_Route_Sign.svg.png
当日はちょうど供用開始直後に利用する機会があってさっそく出来立てのバイパスを走って来ました[車(セダン)]

これで我が家から吹越ICまで一般国道を走ってそのまま下北道に乗ると野辺地まで30分以内で行くことができます。
野辺地ICから国道4号を使って北上すれば青森市内までは約40分、南下すれば十和田市内までは約20分ほどで(非降雪期の場合)

本州北端の過疎地域にこんな立派な道路はもったいないとか税金の無駄とか批判されそうですがこの下北道は原発施設が集中する原子力半島の住民にとっては緊急時の避難道路にもなり重要なインフラです。
ドクターヘリ運行ができないときの救急車が利用したり国道が大雪で通行不能になった際のう回路にもなりうる大切なライフライン。


吹越ICはこれまでのICと違い並行する国道279号と直結する構造なのでむつ市方面、横浜町市街からはそのまま下北道に乗るようなスタイル(吹越ICから先の旧道へは直角に右折して枝道に入る)
恐らく吹越ICから野辺地町内までの国道279号の交通量はかなり減るのではないかなぁ?
この区間は下北道よりも陸奥湾岸にかなりよって走っているので西風が強く吹いているとハンドルがとられてちょっと走りにくいのですが山側を走る下北道ではどうなるのかなぁ?

ちなみに吹越は”ふっこし”と読みます(”っ”は小さい”つ”)Fukkoshi
俳優の吹越満さんはやはり青森県出身ですが吹越出身ではなく東北町出身の方だそうです。(まぁ近いけどね)
吹越満さんは”ふきこし”ですが地元では”ふっこし”さんと呼ばれる方もいます。間違っているんだけどね。


スクリーンショット (108).png
上の画像下の六ヶ所ICから画像上方の吹越IC間が今回の開通区間(吹越バイパス)
画像の左上は陸奥湾。画像右下のタンク群は六ヶ所村の国家石油備蓄施設で更に右側に進むと六ヶ所村の核サイクル施設(日本原燃)があります。
吹越ICを降りてむつ方面に少し走るとおからドーナツやがんこ豆腐で有名な”湧水亭”があります。


横浜町からは六ヶ所村にマイカー通勤している人が多いので今回の吹越バイパス開通で通勤が少し楽になるかも?

この先下北道は吹越ICから我が家の近くの道の駅よこはま横の横浜ICまで延伸工事が進みます。
むつ市側からの下北道の建設も進んで早く全線開通して欲しいですが完成時期は未定だそうです。
横浜ICが完成すれば我が家から道路1本、約1分ほどで下北道に乗れそうです。


【追記】
従来より懸念されていた強風(横風)、猛吹雪時の下北道の様子ですが先日、西からの強風時に利用しましたが軽自動車だとかなりハンドルをとられることしばしば・・・ちょっと怖い思いをするかもしれません。

大湊線の陸橋付近でうちのハスラーのリアを思い切り流されました。
下北道は70km/hを超えて走る車両がほとんどなのですが強風時に早い速度で横風を受けると本当に危険です。
またところどころ切通部分があって日中でも日当たりが悪い区間が多数あるので凍結路面に注意ですね。
のり面からの雪解け水が凍結するのもこういう場所です。

私は季節を問わず軽自動車に乗っているときは下北道は利用しないことにしました。(移動時間のメリットもそれほどないことが分かったので)
※もう吹雪の時に通行した知人の話では旧道(国道)よりも視界が効かず物凄く怖かったそうです。


野辺地の人たちは冬場び荒天時にはやはり下北道を使うのを控えているらしですね。
野辺地町区間は陸奥湾沿いに走る国道よりもさらに山手を走るのですがかなり高い位置を通っているのでこの地域特有の強烈な西風が吹きあがってくる立地条件となっています。強風時には旧道(国道)ルートの方が比較的安全かも?


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