祝・サンダーバード Are Go 放送開始です。 [日記]
NHKでいよいよサンダーバード50周年記念の新作”Thumderbirds Are Go”の先行放送が開始されましたね(2015年秋から通常放送)
まだヤマトもガンダムも存在しなかった時代、1968年生まれの私が生まれる数年前から放送されていたウルトラシリーズとこのサンダーバード、毎回番組に登場するメカにわくわくした世代としては長い年月を経ての新作TVシリーズに大いなる期待と”2”作目のジンクス(悪い意味)になっていたら残念だなぁ・・・といった多少の不安を持ってこの日を待ちわびていました。
NHKのサンダーバードサイトへ(クリック)放送予定など
現在第1話と第2話の放送が終わった時点での私の感想は”予想以上によく出来ていて大満足”といったところです。ネットでの評価も好意的な意見が多いようでとりあえず一安心たぶんこれなら来年製作予定のセカンドシーズンも日本で放送されそうですよ。
放送開始前に私が懸念していた登場人物の3DCGアニメもオリジナルの操り人形ほどの味は無いにせよ、思っていたほど違和感がありませんでした。人形がCGになる違和感よりも私はピクサーを代表するCGアニメになかなか慣れなくてあまり好きではなかったのですが、これなら大丈夫そうです。ミニチュア撮影とCGアニメの融合がこれほどシームレスに感じるとは思ってもいませんでした。
これなら私が大好きな円谷プロ製作の「恐竜探検隊ボーンフリー」も人物のアニメパートをCGアニメでリニューアルして欲しいなぁ(この作品は日本における特撮とアニメの融合作品の原点だと思います)
サンダーバードといえば作品中に登場するメカが大切な要素ですが気になるオリジナルメカのUpdateもいい感じです。
大人気メカの2号のデザインが大きく変わったように感じていて果たして往年のファンに受け入れれれるのかなぁ?と思っていましたが、初回放送冒頭で雲の中からぬぅっと2号が現れるシーンを見てそレが杞憂であると確信しました。
上手くファンの心情を捉え巧にリファインされているという感じです。こうした人気作品の続編は製作者の意識が強く反映されて従来のファンを無視して失敗するケースが多い中、最近はファンの心を的確にとらえた作品作りが成功しているように思えます。宇宙戦艦ヤマト2199もその一例だと思います。
今回注目したのが水中メカの4号。これまたカッコいい!
オリジナル版ではそれほどいいなぁとも思わなかったイエローサブマリンですが新作でも細部のデザインも良く模型化されたら真っ先に買うでしょうね!
ロンドンのテムズ川に4号が・・・
なおサンダーバード Are Goの国内での模型関連製品は今のところタカラトミーが製品化するようです。とりあえずプラモデルよりも先にトミカでのシリーズ発売が予定されています。スケールキットは国内メーカーからは発売されない?Airfixが製品化すればクレオス経由で国内販売あるかも・・・
詳しくはタカラトミーのサイトで(クリック)
放送後の告知ではジェットモグラやエレベータカーも登場するようですし新メカとしてサンダーバードS号(S=シャドウ)も2話終盤でお披露目されました。マクロスの河森さんのデザインなので変形ギミックとかあるのかなぁ?と少し期待しています。変形ではありませんが3号の3本のサイドパイプのようなものがロボットアームになったのには驚きました。
ところで1話に登場する海底ステーションのデザインの一部ですがTVを観ていて”あれぇ?”と思いました。あれってSPACE1999に登場するイーグル号のフロントデザインではないですか! 同じジェリー・アンダーソン作品へのオマージュなのかなぁ?
▲かなり古い作品ですがSFテレビドラマシリーズ”SPACE1999”に登場するイーグル号。1999年に月面に大規模な有人基地が建設されているという設定からしても古さが知れまが先端のコックピットがある部分、黒く凹んでいる部分はキャノピーがあるわけではなくただ凹んだ部分としてデザインされています。今のデザインなら間違いなくここからコックピットが透けて見える処理をすると思うのですが、いまでも不思議な印象のデザインです。
それにしてもトレーシー家の主が行方不明のようなのですが・・・とっても気になる。
黒柳徹子さんもペネロープの親族役で声の出演とかあったら面白そう。
- 出版社/メーカー: 青島文化教材社
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 子供の頃、それほど親しくなかったおじさんに近所もおもちゃ屋さんで買ってもらったサンダーバード基地。当時でも決して安くない品でしたがおねだりして買ってもらい、今になってみれば、ちょっと気の毒な事をしました。
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