どぐうメロンパン

現在、北海道・北東北(青森・秋田・岩手）の縄文遺跡群を世界遺産登録しようと青森県内でも様々な取り組みが行われています。

青森県には縄文時代を代表する三内丸山遺跡がありますがそれ以外でも県内各地に遺跡が点在していて弘前市にある十腰内2遺跡からは猪のかたちの土偶が発掘されました。(猪形土製品）
この猪形土製品をイメージした菓子パンがあのイギリストーストで有名な工藤パンから発売されました。

その名も”どぐうメロンパン”
メロンパンとありますがお味はクッキー生地の中にマロンが詰まっているものでメロンパンとは言えないと思うのですが・・・
マロン(栗）は縄文人がよく食べていたらしい木の実で三内丸山周辺にも栗の木林があります。


袋を開けるとただ楕円形のパンそのものでした
もうちょっと一工夫欲しいですね。
パッケージデザインあっての猪形土製品をイメージさせるパンと言えそうです。
せめて脚か耳があればなぁ～

実際に出土した猪形土製品はこんな感じです。

パンにここまでの立体物は求めませんが実物はこんなにも愛くるしい形をしています。
う～んこれのお土産用レプリカって発売してくれないかなぁ～
なおこの猪には市の方で愛称をつけたそうで”いのっち”といいます。
なんとも安直なネーミングセンスですが先祖からの命の受け継ぎの大切さとかを念頭に考えられているそうです。
しかし前足、後ろ足の造詣がそれぞれ異なっていて躍動感が感じられますね
縄文人の描写力って凄い！
ウルトラ怪獣のデザインにも通じるデザイン力。

同時発売で遮光器土偶のあんパンもあります。

タグ：工藤パン 猪形土製品 猪の土偶 十腰内遺跡 縄文

コメント 12

パンはウリ坊時代を再現したのでしょうね＾＾
by ぽちの輔 (2018-10-13 07:20) 

コンビニで売ってても買わないけど，三内丸山遺跡で売ってたら買いますｗ
久しぶりに青森に行ってみたいと思い，来夏青森観光計画を立てています。
by JM7XZC (2018-10-13 20:14) 

イノシシの土偶、可愛いでやすね。
レプリカ作って売ったら買う人いっぱいいると思いやす。
それにしてもパンは、簡略化しすぎでやすね。
縄文人に見られたら笑われてしまうと思いやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2018-10-13 20:48) 

ぽちの輔さん
実際に発掘された猪形土製品とは全然イメージがあいませんよね～
by 青い森のヨッチン (2018-10-13 21:10) 

JM7XZCさん
三内丸山遺跡に新しい展示施設ができたようで私もまだ行っていないのですが将来的に遺跡見学の有料化が検討されているようです。
空港利用のツアー客を乗せたバスなどが無料施設のため時間調整でよく見学していると聞きましたが有料化でどうなるのかなぁ～来夏はぜひ来青してください。
by 青い森のヨッチン (2018-10-13 21:14) 

ぼんぼちぼちぼちさん
レプリカはぜひ商品化して欲しいです。
ちなみにくまモン同様に意匠登録使用料は無料だそうです。
他人(縄文人）の作ったものを意匠登録するなんて・・
パンは本当にやっつけ仕事にしか思えません。
by 青い森のヨッチン (2018-10-13 21:18) 

土偶はデフォルメされたものが多いですが
猪形土偶は写実的で、新鮮です。
特に鼻先なんか実にチャーミング!^^
by ロートレー (2018-10-14 09:47) 

どうもです。

メロンパン？っていわれると色的にちょっと微妙ですね。素直にカレーパンにした方が。まあ味は十分に美味しいんでしょうが^^;
しかし本物の土偶の方は素晴らしいですね～。こういう物を見ると日本人でよかったなあと思います。


by Ulitzen (2018-10-14 15:46) 

最近の土偶人気に乗っかった感じのパンですね！
メロンパンらしさがないパンですね(^^)
by ma2ma2 (2018-10-14 18:12) 

ロートレーさん
本当にこれを作った縄文人の観察眼には驚かされます。
現代でも画像や映像を見ながらでもここまでの立体物を作れる人って少ないですよね～

by 青い森のヨッチン (2018-10-16 17:53) 

Ulitzenさん
きっと縄文時代の原型師さんの製作ですね
by 青い森のヨッチン (2018-10-16 17:54) 

ma2ma2さん
本当にメロンパンの名をかたるパンでした。
by 青い森のヨッチン (2018-10-16 17:55)