こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。

7回に渡って2022三沢基地航空祭のレポート記事をお送りしましたが今回が最終回になります。
三沢基地航空祭では午前、午後と展示飛行(デモフライト)が組まれています。

今回お届けするのは以下のプログラムからです。




  • F-35A戦闘機大編隊航路飛行

  •  時間:11:00~

  • 大型輸送ヘリCH-47J訓練飛行

  •  時間:13:05~13:20

  • アメリカ海軍EA-18G機動飛行

  •  時間:13:25~13:40

  • アメリカ空軍F-16機動飛行

  •  時間:13:45~14:05

  • F-35A機動飛行

  •  時間:14:10~14:25



午前の部の最後を飾るのは航空自衛隊 F-35A戦闘機の大編隊航路飛行です。

続々と空へ上がっていくF-35A戦闘機


武装吊り下げ用パーツを装着した機体も
オジロワシの部隊マークは第302飛行隊


カエル君の部隊マークは第301飛行隊
総勢12機、舞い上がります。

ここまで連続で戦闘機が飛び立つシーンが航空祭で見られるのってなかなかありませんよ

ちょっと米軍展示アエリアで気を抜いていたら場内の歓声がさざ波のように迫って来て上空を見上げたら・・
危うくシャッターチャンスを逃すところでした#59142;

F-35A 12機による大編隊飛行はもちろん国内初、世界的にも珍しい(世界初?)シーンですよ
三沢に配備が始まったころは飛行シーンを何とか撮りたいとここまで通ったものです。
現在のところF-35Aの配備は三沢基地に展開する2個飛行隊だけなのでこれは三沢ならではのシーンですね


現在、三沢に配備されているF-35Aは30機以上になると思います。
訓練から帰還する際に2,3機での編隊飛行はよく見かけますが12機ともなると圧巻ですね


地上からたくさんの拍手や歓声が上空のF-35Aに向けられていました。
今回はブルーインパルスは来なかったけどこれが見れただけでも会場に詰め掛けたみなさん大満足だったのではないでしょうか?(三沢でしか見られません)



渡り鳥の北帰行みたいですね
もう1周廻って2回目あるかなぁ~と思ったいましたが1回だけのフライオーバーでした。
これだけの大編隊だと離陸シーン同様に着陸シーンも壮観でした。

この後、午前11時から午後1時までの間は三沢空港発着のJAL機の定時運行があるので展示飛行はちょっと長いお昼休みになります。



JAL155便(定刻1150着)は羽田からのフライトです。
三沢便としては珍しくスペシャルマーキング機での飛来は航空祭を意識しているのでしょう。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・ジェット(J-AirのE190)
航空祭見学のお客さんも乗っているのかちょっと普段よりも機材を大型化。



一方、HAC(北海道エアシステム)のJAL2817便(定刻1205着)も到着。
ATR-42は3機中で唯一のノーマル塗装の2号機で飛来はちょっとがっかりです。
3号機は世界で唯一のATR機のOneWorld塗装機なので飛来すればちょっと盛り上がったかも?(ちょっとマニアック過ぎ?)


航空祭会場の大観衆に見送られてJAL154便(定刻1230発)羽田行きがタキシングして行きます。



JAL154便 羽田行き



JAL2816便(定刻1250発) 札幌(丘珠)行き

HAC便が飛び立つと午後の部がスタートです。


航空自衛隊 輸送ヘリCH-47J”チヌーク”による空中消火訓練


チヌークに水パケットが吊り下げられ火災現場へ急行・・という設定



水パケットが解放され放水開始



5tの放水を完了!
実際に今年発生した十和田の山林で発生した大規模森林火災でも三沢のヘリコプター空輸隊のチヌークが消火活動にあたりました。




アメリカ海軍 電子戦闘機EA-18Gによる機動飛行はキャンセルとなりました。
トップガン・マーヴェリックに登場するスーパーホーネットの電子戦闘機Verということでシルエットはほぼ同じ機体なのできっとトップガンのBGMでガンガンに暴れてほしかったのですが残念。


アメリカ空軍 F-16戦闘機による機動飛行が始まりました。


三沢基地にはF-16のデモンストレーション・チームが常駐していて日本各地やアジア周辺地域でのデモフライトを実施しています。



デモチームのパイロットである”シリウス”少佐は2020年に着任。
前任者はあの各地の航空祭で暴れまくった「低いよ!プリモさん」のプリモ大尉の後任です。
プリモさんが岩国で見せたようなソニックブームを期待していますが流石に周辺への影響も考慮してあれ以来、イベントでは発生させていません。
昨年、陸奥湾と八戸沖で非公認ですが米軍がソニックブームを発生させました。



シリウス少佐が着任するとコロナ禍で相次いで航空祭がキャンセルになってしまいなかなかシリウス少佐の活躍を見ることができませんでした。
三沢基地航空祭でのデモフライトも今回が初めてとなります。



三沢基地では月に数回程度、デモフライトチームによるデモフライト訓練があります。
パイロットの技能維持のために航空祭などで披露する演目を三沢基地上空をつかって訓練飛行しています。
私もよく見に出かけますよ、本番さながらの迫力あるフライトが見られるので情報を聞き付けた人が当日は集まってきます。(デモフライトの予告は三沢市の情報メールで確認できます)

昼休みにF-16でもチームのブースでステッカーを記念に買いました。
金額表示が英文でしたがどうやら6枚買えば500円でいいよということらしいので買い求めましたが素人が家庭用プリンターで製作したような品質でしたよ。
本当に米軍って高校の文化祭感覚で楽しんでいるようです。

 

展示飛行のラストは本邦初公開のF-35Aによる機動飛行


三沢でよくF-35Aを見ますが機動飛行はなかなか見ることができません。
まだまだ配備途中なので習熟飛行が中心の日常訓練のようです。
戦闘機の機種底面にキャノピーを描いて上下面を誤認させる迷彩というのも採用している国があるそうですがF-35Aの底面も遠目だと誤認しそう。



離陸時以外にアフターバーナーを見られることって航空祭ならではですね
訓練領空では日常茶飯事ですが我々が目にできるのはやはり航空祭ならでは



三沢は米軍使用機(F-16)よりも最新鋭機を自衛隊が使っているというまれなケースですね

F-35Aの機動飛行を堪能して会場を後にしました。
駐車場にクルマを止めるときはあんなに難儀したのに出庫するときはいつもすんなり出られてしまうのが不思議なんだよなぁ~

さて9月10日(土)海自八戸航空基地祭、11日(日)三沢基地航空祭とかなり歩いたことになりますがiPhoneの歩数計の記録ではこんな感じです。
歩いた距離ですが基地内にクルマでは入れる八戸はやはり天国ですね
三沢の10.6kmのうち半分以上が駐車場から基地までの往復だと思います。
流石に疲れて2,3日はダメージを感じていました。
来年はどうしようかなぁ~八戸だけにしようかなぁ~

以下、三沢基地航空祭までのカウントダウン企画のTwitterからの画像です。




もう完全にあの映画に感化されちゃってます。
空自の第301飛行隊をフィーチャーした画像ですが3枚目は米兵さん?




【2022三沢基地航空祭 記事一覧】