海上自衛隊八戸航空基地祭(2022-09-10)その4【回転翼機&車両展示編】 [飛行機プラモ]
こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
海上自衛隊八戸航空基地で9月10日(土)に開催された航空祭のレポ第4弾です。
今回は回転翼機(ヘリコプタ)と展示されていた車両編となります。
海上自衛隊のヘリの主力はSH-60シリーズという哨戒ヘリとなります。
対潜哨戒能力がありヘリ甲板がある護衛艦に離発着・搭載可能な機体でこれまでのJ型に代わりK型の配備・置換が進んでいます。
八戸基地航空祭には大湊からSH-60K型が飛来
J型は何度も見てきましたがK型”をここまで間近に見たのは今回が初めてです。
自宅が大湊基地に割と近いので上空を飛んでいくSH-60もJ型からK型が増えてきました。
いつもは下から見上げているので同じレベルでじっくり見ることができる機会は貴重です。
K型はJ型よりもサイズが若干拡大しています。
海上自衛隊八戸航空基地で9月10日(土)に開催された航空祭のレポ第4弾です。
今回は回転翼機(ヘリコプタ)と展示されていた車両編となります。
海上自衛隊のヘリの主力はSH-60シリーズという哨戒ヘリとなります。
対潜哨戒能力がありヘリ甲板がある護衛艦に離発着・搭載可能な機体でこれまでのJ型に代わりK型の配備・置換が進んでいます。
八戸基地航空祭には大湊からSH-60K型が飛来
J型は何度も見てきましたがK型”をここまで間近に見たのは今回が初めてです。
自宅が大湊基地に割と近いので上空を飛んでいくSH-60もJ型からK型が増えてきました。
いつもは下から見上げているので同じレベルでじっくり見ることができる機会は貴重です。
K型はJ型よりもサイズが若干拡大しています。
J型との外観上の大きな違いの一つが右サイドのスライドドアが1枚から2枚に拡大しています。
開口部が拡大したので緊急の救助活動時や大型機材の搬入にも有効。
更にJ型とK型の見分け方、ローター停止時限定とはなりますがローターブレード先端の形状が違います。
左サイドにあるバブルウインドウの形状も従来型よりも張り出し面積が拡大しています。
こうした排気ダストの汚れ方は模型製作時の参考資料になります。
SH-60Kはまだプラモデル化されていないのでキット化される日が待ち遠しいです
海上自衛隊の回転翼機はこのSH-60K型1機のみですが陸上自衛隊からは2機の回転翼機が展示されていました。
陸上自衛隊の対戦車ヘリ AH-1S”コブラ”です。
AH-1は世界初の対戦車ヘリでベトナム戦争時代から戦場に投入されています。
2人しか乗れないので救助活動とかは当然ムリ
本当に攻撃(迎撃)に特化した戦闘ヘリです。
陸自ヘリらしい迷彩柄がかっこいい。
正面からみるとこんなに激細なシルエットも大きな特徴ですね。
左右に張り出した武装が細身のシルエットに対して際立ちます。
機首にも3銃身20mm機関砲(ガトリング砲)を装備、射撃手のヘルメットに連動して動くそうです。
左右に張り出した武装は70mmロケット弾(外側)とTOW対戦車ミサイル(内側)を装備。
イベントでAH-1Sが展示されていると必ずこの部分を撮ってしまいます。
アメリカ陸軍では全機退役してしまっていますが陸自でも後継機のAH-64D”アパッチ・ロングボウ”が投入されています。
陸上自衛隊の八戸駐屯地が八戸航空基地に隣接しているのでここの航空祭には陸自から多数の装備品展示があります。
こちらは多用途ヘリUH-1J”ヒューイ”
こちらは多用途ヘリUH-1J”ヒューイ”
いかにも陸自のヘリって感じのヘリコプターですね
UH-1Jは対戦車ヘリAH-1Sと同じエンジンを搭載しているそうです。
災害派遣では小回りが利き最も活躍しそうなヘリです。
救難消防車IB型 オシュコシュ・グローバル・ストライカー
空港施設でよく見かける消防車ですが三沢で航空自衛隊や航空局の消防車両は見たことがありますが海上自衛隊の消防車両を実際に見るのはこれが初めてです。
おそらく隣接する陸自駐屯地でもヘリコプターサイトでは同じものを使っているのではニアでしょうか?
航空局の消防車両(三沢空港にて)
航空自衛隊三沢基地の消防車両(ローゼンバウアー)
ハセガワ 1/72 海上自衛隊 ローゼンバウアー パンサー 6×6 空港用化学消防車 プラモデル SP435
- 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)
- 発売日: 2019/11/22
- メディア: おもちゃ&ホビー
今回の展示車両とは異なりますが海自の化学消防車はプラモデルキット化されています。
上の空自の消防車両と同一のものです。
ショベルカーが載せられているのは73式特大型セミトレーラー
戦車も運べますよ
青島文化教材社 1/72 ミリタリーモデルシリーズ No.10 陸上自衛隊 73式特大型セミトレーラー プラモデル
- 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
- 発売日: 2015/02/26
- メディア: おもちゃ&ホビー
青島文化教材社 1/72 ミリタリーモデルキットシリーズ No.16 陸上自衛隊 10式戦車 73式特大型セミトレーラー付属 プラモデル
- 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
- 発売日: 2018/07/27
- メディア: おもちゃ&ホビー
この3両の車両で地対艦ミサイルシステムを構成しています。
陸自八戸駐屯地の第4地対艦ミサイル連隊は本州で唯一の地対艦ミサイル部隊です。
車両の上にあるのが探索標定レーダー装置(SRU)です。
海面にレーダーを照射して敵艦船の位置を特定し目標を定めます。
射撃統制装置(FCU)は車両に搭載されていて射撃号令を発射機に伝えます。
発射機(LAU)誘導弾を発射する装置です。
若い隊員の方が詳しく説明をしてくれました。
88式地対艦誘導弾(SSMシーバスター)を6発発射可能です。
私のいとこの息子がこの部隊にいたことがあります。
今も現役自衛官ですが勤務地も職種も違うのですが退官したら詳しい話を聞いてみたいです。
155mmりゅう弾砲(FH70)
私のいとこの息子がこの部隊にいたことがあります。
今も現役自衛官ですが勤務地も職種も違うのですが退官したら詳しい話を聞いてみたいです。
155mmりゅう弾砲(FH70)
砲から発射する弾には徹甲弾と榴(りゅう)弾とがありますすが徹甲弾が弾の持つ威力(高速発射による運動エネルギー)でダメージを与えるのに対し榴弾は仕込まれた火薬の威力(破片の飛散)によりダメージを与えるという違いがあります。
専用の牽引車により射撃地点に移動して展開し砲撃を開始しますが低速での自走も可能となっています。
専用の牽引車により射撃地点に移動して展開し砲撃を開始しますが低速での自走も可能となっています。
※陸上自衛隊公式画像より
地対艦ミサイルシステムも155mmりゅう弾砲もお隣の八戸駐屯地からの展示となります。
お昼近くになって人出も少し増えてきましたがまだまだ長閑な雰囲気の会場の雰囲気です。
往復はがきでの事前登録制ですので入場券(スタンプ押印の複信はがき)がないと入場できないので例年よりも来場者はかなり少なくなっているようです。
ちょっと駆け足で詰め込みすぎな感じがしますが次回で海上自衛隊八戸航空基地祭のレポは終了です。
往復はがきでの事前登録制ですので入場券(スタンプ押印の複信はがき)がないと入場できないので例年よりも来場者はかなり少なくなっているようです。
ちょっと駆け足で詰め込みすぎな感じがしますが次回で海上自衛隊八戸航空基地祭のレポは終了です。
次回は飛行展示編ですが本当は2回に分けたいところですが三沢基地航空祭の記事も控えているのでちょっと巻き巻き進行です。
ハセガワ 1/72 陸上自衛隊 AH-1S コブラ プラモデル E4
- 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)
- メディア: おもちゃ&ホビー
HJMミリタリーシリーズ No1 1/35陸上自衛隊155mmりゅう弾砲FH-70 プラモデル
- 出版社/メーカー: ホビージャパン(HobbyJAPAN)
- 発売日: 2021/04/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
>SH-60Kはまだプラモデル化されていない
そ、そうなのですかヮ(゚д゚)ォ!
するとテレ朝アナがタモリ倶楽部で披露した
あの力作は貴重ですね!
by an-kazu (2022-09-26 17:42)
こんにちは。
SH-60K型の右サイドのスライドドアも形状も興味深いですが、ローターブレードの先端も面白い形、J型とK型の見分け方、なる程です。また、球面で膨らんだバブルウインドウ、視認性も向上ですね。「SH-60Kはまだプラモデル化されていない」の文字列あり、期待したいですね。ところで、AH-1S「コブラ」大変有名な攻撃ヘリですが、自衛隊が保持されていた事を知りませんでした。地対艦ミサイル、来年度予算で過去最高の要求額で地上攻撃も可能のニュースありました。距離を伸ばしたモノを大量保有する予定かな?「ちょっと駆け足で詰め込み・・・」仰る通りです(爆)。八戸航空基地祭のレポ、お疲れ様でした!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2022-09-26 18:45)
an-kazuさん
SH-60Jは米軍でも採用されていた機体の骨格を含めた流用だったのでハセガワのキットも米軍使用をそのままデカール換えして売っていました。
機体左側のソノブイ投下ラックを削ったりバブルウインドウを自作したりするとSH-60JらしくなったのですがSH-60Kはオリジナル骨格になっているのでこれを再現しようとするとベースになる機体がないのでかなり大変でフルスクラッチビルドになりそうです。
by 青い森のヨッチン (2022-09-26 20:07)
Boss365さん
AH-1Sは八戸から北海道の射撃場の行き帰りに我が家の上空を通過していくので下から見てもあの細いシルエットで分かります。
装備品の増強も大切ですが肝心の隊員のなり手が少子化で確保できないと将来ちょっと大変です(省力化は最優先かなぁ)
by 青い森のヨッチン (2022-09-26 20:10)
こんな武器が使われない世の中であってほしいですね、素晴らしい武器であってもこれで人の生命が奪われるんですからね、
by kousaku (2022-09-26 21:13)
こんなに近くで見られる機会があるんですね
見てみたいなぁ
by (。・_・。)2k (2022-09-26 21:47)
普段は中々見る機会の無い航空機や乗り物ですね。素敵なお写真を拝見させて頂きました(^_^)
by ぼんさん (2022-09-27 05:30)
へ~
ヘリのローター先端にウイングレットついてる~
性能を追求するとこうなるのでしょうか^^
by ロートレー (2022-09-27 07:34)
こんばんは。
排気の汚れまで取材されているとはさすがです。模型製作もエイジングした状態で作られるんですね。入場者が少なくゆったりみられるのは最高です。
by Azumino_Kaku (2022-09-27 21:30)
kousakuさん
人が引き金を引いたり、操縦桿を操作したり、発射ボタンを押さずともAIとかが戦争の代行者とかになる時代も来るのかと思うと恐ろしいです。
専守防衛に徹する国であり続けて欲しいです。
こうした軍事関連の記事をUPしていると戦争好きとか交戦主義者とか思われているかもしれませんが戦後の日教組の平和主義を教え込まれている世代なのでそれなりに平和主義者なんです。
by 青い森のヨッチン (2022-09-27 23:15)
2kさん
戦闘機とか戦車とか派手なものに目が行きがちですが陸上車両なんかもじっくり見ると面白いものが多いです。
by 青い森のヨッチン (2022-09-27 23:16)
ロートレーさん
ホバリング時の姿勢の安定性が増すということなのですが隊員の方は音が静かになりますと説明されていました。
騒音については自衛隊員の方も敏感になっていて住民に不安を与えないよう努めていらっしゃるようした。
by 青い森のヨッチン (2022-09-27 23:19)
Azumino_Kakuさん
ついつい模型を作ることになったらここはどうなっているのか?どう汚れるのか?とか気になっちゃいます。モデラーの性なんでしょうねぇ
驚くほど人出が少なくって三沢のような見学疲れもなくいいところですよ
by 青い森のヨッチン (2022-09-27 23:21)
「攻撃は最大の防御」とおっしゃる御仁も居ましたね。専守防衛を守りたいものです。ところで155mmりゅう弾砲に尻尾??....と思ったら後ろ足でしたね(^_^;) 来年こそ八戸に行きたいです(^_^)v
by yokomi (2022-09-27 23:34)
yokomiさん
このりゅう弾砲は専用トラックでけん引されて移動するのですがけん引時に折りたたまれてモードチェンジする姿も見てみたいと思いました。
by 青い森のヨッチン (2022-09-28 11:55)
装備はどんどん進化いますね。
by tarou (2022-09-29 19:54)
tarouさん
人類の科学進化の歴史も武器開発がリードしてきましたね
by 青い森のヨッチン (2022-10-13 07:33)