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2022年8月19日 お盆の行事も終わってひと段落しました。
撮影環境がそろったので三沢基地に撮影に出かけました。
特にお目当ての撮影対象があったわけではなく久しぶりの快晴&西風という撮影日和だったという理由だけです。

現地に到着するとアメリカ海兵隊のF-35Bが前日に岩国から三沢に飛来していて2機が今日も残っているということでした。
F-35Bという戦闘機は航空自衛隊が導入を進めここ三沢基地に配備中のF-35AのSTOVL(短距離離陸垂直着陸機)タイプです。
短い距離で離陸可能でヘリコプターのように垂直着陸(着艦)できるのでます。
F-35のB型は私は初めて見ることになるのでこの日に撮影に来てラッキーでした#59126;


現場に到着後しばらくたって数人のギャラリーが集まって来ました。
みなさんやはりアメリカ海兵隊のF-35Bがお目当てです。
こうしてみると普段ここで見ている空自のF-35Aとシルエットは同じなので思ったほど感動は無し。



コックピット周辺を拡大
ちょっと見えにくいです機体脇に部隊番号のVMFA-121(第121海兵戦闘攻撃飛行隊)が見えます。
岩国基地に展開するこの部隊は”グリーンナイツ”と呼ばれています。
アメリカ本土以外で最初のF-35B運用部隊として有名になりました。
そのためF-35Bのプラモデルキットはこの部隊を再現したものが多く発売されています。



垂直尾翼には”USS TRIPOLI”とありアメリカ海軍の強襲揚陸艦”トリポリLHA-7”の艦載機らしいです。
この部隊のテールコード”VK”で部隊マークはチェスのコマ(馬)?
強襲揚陸艦トリポリは今年5月に岩国に初寄港した就航2年目の艦です(母港はサンディエゴとあります)
岩国を出港して横須賀にも寄港、飛行甲板にF-35Bを乗せた写真や動画が公開されています。

この日は2機だけ残っていました。
その2機とも写真に収めることができました。



00号機


14号機
10:30頃



通常の滑走路着陸なのでこのまま通常着陸。


F-35Bが強襲揚陸艦の飛行甲板に着艦する際はこのように機体上面のカバーが開きます。

写真はUSSトリポリの公式FBより

改修された海上自衛隊の護衛艦いずもに発着艦する映像があります。
日本のF-35Bも将来このような運用が想定されます。


着艦はまず艦の脇に空中停止して横にスライドして飛行甲板上に空中移動、そのまま上からストンっと降りてくる感じです。(何度も見たくなっちゃう映像です)


写真はUSSトリポリの公式FBより
この着艦時に飛行甲板に向けてジェット噴射がされるのですが、まず初回の改修として飛行甲板の耐熱化が実施されました。

しかし注目は離艦時の滑走距離の短さです(写真はUSSトリポリ公式FBより)
この位置で離艦に必要な十分な揚力が発生しています。
これなら海自の現有のヘリ空母護衛艦でも十分運用可能です。




1/72 バトルスカイシリーズSPOT F-35B ライトニングII VMFA-121 プラモデル



  • 出版社/メーカー: フジミ模型(FUJIMI)

  • 発売日: 2016/12/03

  • メディア: おもちゃ&ホビー








ハセガワ 1/72 アメリカ海兵隊 F-35 ライトニングII (B型) U.S.M.C.VMFA-242 いずも発着艦試験 プラモデル 02398



  • 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)

  • 発売日: 2022/03/19

  • メディア: おもちゃ&ホビー








ハセガワ 1/72 アメリカ海兵隊 F-35 ライトニング2 B型 U.Sマリーン プラモデル E46



  • 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)

  • 発売日: 2018/03/16

  • メディア: おもちゃ&ホビー








F-35B 2機の着陸が終わると撮影場所に居た他の方々も帰還され私ひとりになっちゃいました。
この日は空自の格納庫も朝から閉まっていて飛ばないのではという話でした。
まぁ粘っていれば何か御補備がやって来るかもしれないしどうせ1日暇なので待機です。



自衛隊機だけでなく米軍機もF-16が7機ほど降りた以後はほとんど動きなし。
皆さん帰られたのも分かります。


自衛隊機も米軍機もほとんど降りてこないこの日はこちらのアメリカ海軍のUC-12F”ヒューロン”の貸し切り状態。
撮るものがないのでひたすらタッチ&ゴー訓練を撮影していました。
毎回、カメラの設定を変えてこちらも撮影試験データ収集です。

いやぁ~撮っている方も飽きるくらいの離発着訓練でした。
さすがに”もう、いいやぁ”

レシプロ機のプロペラの動きをどのシャッター速度で撮ればカッコよいか?
まだまだこれっといった設定が決まりません(機種にもよる)


お昼の時間になったのでクルマのバックドアを開けて荷室で先日購入したIwataniのタフまるJr.でカップ麺のお湯を沸かしていたら密かに狙っていたこいつが飛来・・

北海道エアシステム(HAC)のATR受領3号機”OneWorld塗装機”
全世界でATRのOneWorld塗装機はHACのこの機体だけなんです。

HACの三沢―丘珠便は金土日の週末のみの運航でこの日は金曜日。
完全にこのスケジュールを失念していて慌てて撮ったのがこれです。

スケジュール的にもそして3機しかないHACの機材の内の1機ということでなかなか撮影機会が巡って来ないちょっとレアな機体です。
あ~ぁ、ちゃんと撮りたかったなぁ(かなり残念で凹みました#59143;)

そしてこの日の地獄は続く・・・


【撮影機材】(この日すべて同一)
SONY α77Ⅱ(APS-C)+SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM
【撮影データ】
焦点距離:225mm SS:1/1250  f/7.1 
ISO:200(ノートリミング)
※焦点距離は35mm換算値(以下すべて同じ)
12:10頃にアメリカ海軍のP-8ポセイドンが飛来して以降・・
全く動きが無かったです#59142;


本当に何も飛んでこないのです#59124;


ここまで暇になるとは・・
お天気が良く気温も上がったのですが強い西風があったのでクルマの中で窓を全開にして車内を通り抜ける風を感じてお昼寝モードです#59137;
しっかりエアバンは聞きながらです。


途中、1時間ほど三沢市内で買い物して戻っても状況は変わらず。
今日はここで4時半に人と待ち合わせなのでもうここに居るしかないのです。
こんなに暇なら航空科学館屋内展示でも見ていればよかったなぁ(混んでいそうだけど)


結局、4時半までに飛来したのは以下の定期運航のJAL機(J-Air)の2機だけでした。

JAL 2163便(14:55到着予定)伊丹より

【撮影データ】
焦点距離:300mm SS:1/1250  f/7.1 
ISO:200(ノートリミング)


JAL 157便(16:25到着予定)羽田より
【撮影データ】
焦点距離:540mm SS:1/1250  f/7.1 
ISO:400(ノートリミング)


上の画像と同一機です。
【撮影データ】
焦点距離:270mm SS:1/1250  f/7.1 
ISO:400(ノートリミング)

せっかく訪れた絶好の撮影日和もこんな感じで撃沈でした#59123;
まぁたまにはこんな日もあるさ~

次回は来月11日の三沢航空祭の予行練習でも撮りに来たいなぁ。
今年は事前登録&抽選制になったのですがまだ当落通知のハガキが届いていません。
10日に行われる海自八戸航空基地の航空祭も同様の仕組みですがこちらもまだ連絡なし
三沢航空祭はブルーインパルスが飛来しないのですが3年ぶりの航空祭なので参加希望者はそれほど減らないかも・・ただ事前登録&抽選制がどこまで周知されているのかは不安あり。
当日何も知らないで入場待ちしちゃう人とか必らずいるでしょうねぇ
ゴネれば入れそうな気もするけど・・自衛隊でなく米軍が来たら門前払いだろうけど