今年(2019)の三沢基地航空祭(9/8)の開催が迫ってきました。

航空祭に向けての訓練飛行(デモフライト)が行われている三沢基地へやってきました。
といっても基地に隣接するいつもの大空ひろばです。


この日(9/4)はよい天気に恵まれていました。
ここ最近、いつもここへ来るときは曇りがち(前回は途中から雨模様になりました)

今日も戦闘機撮影の練習がメインです。
せっかく買った中古の400mmズームレンズ(35mm換算で600mm)をかなり古めのSONYのα55と組ませての撮影です。(ようやくズームレンズの分割払いが終わりました#59143;)
航空機撮影の現場でSONYのAPS-Cカメラってまず見かけないですよね~
なのでNikonやCanonでヨンニッパ(400mmF2.8)のレンズで戦闘機と真面目に向き合っている方々とは一線も二線も離れた場所で撮るのが落ち着きます。

この段階では週末に開催される航空祭に来るかどうかまだ態度を決めかねていました。


大空ひろばのSTAFFのYさんの情報によると米軍のA-10(サンダーボルトII)がどうやら航空祭がらみで三沢に来ているとのことです。

この日は天ケ森の射爆場で訓練をしていたようでまずはA-10の帰還風景をパチリ


4機編隊で飛来。
私はA-10が飛んでいるのを見るのはこれが初めてです。
昔よく遊んでいたPCゲームの「大戦略」というSLGの中で航空機ユニットで地上攻撃に使っていた戦闘機です。



う~ん。やはりうまく撮れていません#59142;
シャッター速度優先モードで1/800秒 F5.8 ISO100 焦点距離600mm(換算値)

※トリミングあり
ピントが甘すぎです#59143;
撮影機材の性能の限界もあるけど撮影者の腕が悪すぎですねぇ

三沢基地に常駐していない珍しい戦闘機のシャッターチャンスが台無しです。
この借りは航空祭の展示飛行で返したい!ということで航空祭に出かけることにします。

今年の航空祭はこれまでとは違い基地から離れた臨時駐車場から基地までのシャトルバスの運行がありません。代わりに比較的基地に近い場所に臨時駐車場を設けて徒歩で会場入りする方式に変更になりました。
歩くのは苦にならない自分にとってはバスの待機行列に並ばなくてもいいのは大歓迎です。
ただし片道およそ4kmは歩く覚悟が必要です。

私が到着する前に航空祭のオープンフライトの訓練飛行があったようですが見られず残念#59123;

オープニングフライトはF-2×2、F-35×2、米軍F-16×2、E-2C×1だそうです。


米空軍F-16 三沢には最近各地の航空祭をざわつかせているアメリカ太平洋空軍(PACAF)のF-16デモチームがあるので割と頻繁に技量維持のためのデモフライトが行われています。(私もよく見に来ます)
岩国のようなソニックブームを体感したいけど封印されちゃったかなぁ?


航空自衛隊 F-2支援戦闘機
三沢での雄姿もあとわずかで見納めですね~
今年の航空祭のポスターにも”LAST”って書かれています。

今年のポスターデザインもパッとしませんね~
食玩のパッケージみたいです。


戦闘機の速度にはまだまだついていけませんが速度が遅めの旅客機やレシプロ機、ヘリはそれなりに撮れるようになってきたかも?

 




航空自衛隊 E-2Cホークアイ(第601飛行隊)
これでもまだピントが・・・・



航空自衛隊 CH-47J チヌーク輸送ヘリ
午後は滑走路方面は大空ひろばからはモロ逆光なんで離陸後進路を変えたところでの1枚。



午後2時頃になってF-35A登場!
三沢沖での墜落事故を受けての飛行中止が解けて私にとって最初の雄姿です。
今年の基地祭では航空自衛隊のF-35、F-15、F-2そしてブルーインパルス(T-4)の飛行が見られそうです。
米軍の飛行飛行は3回予定されていて、いつものF-16に加えて今年はA-10が参加する予定です。
相変わらず機動飛行展示にむけての訓練の撮影では全然お見せできるような満足のいく画像はありません。
それでも帰投後にハンガーへ向かう雄姿をパチリ

ハンガーへ向かうエプロン上では逆光。
でもこんなに間近にF-35Aをみられるのは幸せです#59116;





さすがに自動車ほどの速度ならちゃんと写せるなぁ

青森に越してきて17年以上経っても三沢基地航空祭はまだ一度も行っていないので今年初参戦となると今からワクワクします。
肝心の撮影テクニックは全然上達していませんがダメもとで奇跡の1枚を信じてチャレンジしてみます。
機動飛行展示用にはこのα55とSIGMAのバカ重い400mmを地上展示用にはSONYのRX-100を持ち込みます。
手荷物のサイズ規制があるので小型の登山ザックに詰め込んで往復8kmの行程に耐えますよ~