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この記事をUPした日は三沢基地航空祭の翌日になります。
残念ながら航空祭には体調不良で参加できませんでした。
週末に航空祭を控えた金曜日の朝、起きると眩暈(めまい)がしてそれに伴う吐き気も・・・ゆっくりと視界がくるくると回っていました#59143;
結局、ほとんど起き上がれず昼過ぎまで寝たままでその間も時々眩暈が断続的に続いてようやく収まった夕方に町内のクリニックを受診して眩暈止めの注射を打ってもらい処方薬を貰って帰宅。
眩暈はあの日以来起きていませんが長時間歩いたり並んだりする航空祭は自重しました。
直前まで懸念されていた台風の影響もあったのか展示飛行のいくつかがキャンセルになりブルーインパルスもアクロバチックな演目はなく編隊飛行の披露にとどまったようです。


さて今回の記事は航空祭の10日ほど前の三沢基地での撮影の続きです。

今年の撮影目標にしていたあの機体を撮影することができました#59116;
撮影日はF-35Aによるデモフライトがあった日(2023/09/01)でこの日はNOTAMという航空関係者向けの情報サイトにF-35Aのデモフライトとともにぜひとも撮影したいと思っていた”もの”の情報もあがってましたので出かける前からちょっと期待していました。
 

お目当の”あの機体”と思われる航空機位置情報アプリのトラッカー情報画面がこちら


機種、機体番号等は一切非表示となっていますが高度と速度の表示はされていてこの時点で51,000フィートというかなりの高高度を広範囲、長時間にわたり飛行し続けている様子がわかります。
北は苫小牧周辺、南は気仙沼あたりまで飛んでいるようです。
高度、速度、飛行時間や飛行距離を考えるともう該当するような機体は絞られます。
画面上の飛行機のシルエット(アイコン)は双発ジェット機のものですが・・・


ほどなく、三沢基地への着陸態勢に入った機体が姿を見せました。



航空自衛隊の無人偵察機 RQ-4”グローバルホーク”です。



昨年の三沢基地航空祭では地上展示されていましたがちょっと遠目からの見学でしたがその主翼の長大な長さは十分確認できましたがこうして飛行する姿を見るのは今日が初めてとなります。
グライダーのような主翼の長さとキャノピーが無いまさに異形の航空機です。
ちょっとこの光景には驚かされますね
RQ-4は攻撃能力を持たない純粋な偵察型無人機ですがロシアとウクライナの戦争を見ていると分かるように今後は無人機が陸海空の戦場の主役になる日も近いと思います。



真横から見ると機体の胴体部分の異様さがよくわかります。
機体後部の上面にはエンジンが搭載されていて側面にはロービジブル塗装の赤くない日の丸も見えます。
このように機体の上面にエンジンの給気口があるのがジェット偵察機の理想形なのだそうです。
理由は機体の底面に地上の情報収集するのに必要なカメラやセンサー類をたくさん配置できるからだとか
有人機の場合、非常時にパイロットを脱出させるためにシートごとパイロットを射出させるのですがその際に後部にあるエンジン給気口に巻きこむ恐れがあるので有人機ではこのように機体上面にエンジンを配するスタイルを採用できないのだそうです。
ただし、無人機なら話は別でこのようなエンジンレイアウトが実現します。



現在、三沢基地には全国で唯一、航空自衛隊の無人偵察機部隊(偵察航空隊)が常駐していて現在3機のグローバルホークが配備済みです。

お隣の海上自衛隊八戸航空基地では海上保安庁の無人偵察機”シーガーディアン”が試験運用中ということで青森県は国内随一の無人偵察機パラダイス。


自分の体調を考慮しながら今週末(9/17)の海上自衛隊八戸航空基地の一般開放には参加したいと思っています。
シーガーディアンの展示が見られるかもしれません。