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先日、20年ぶりに映画館で映画を観たという話をさせていただきましたが上映前にかなり時間があったので途中にある三沢でちょっと撮影タイム。

この日は午後から降雨予報もあり朝からあいにくの空模様でしかも東風。
いつもの撮影ポイントでは東風では撮影できないので県立三沢航空科学館の大空ひろばへ

【アメリカ沿岸警備隊 HC-130J】
屋外展示のスタッフ(解説員)である顔馴染みのYさんと談笑しているとエアバンドからコーストガードの機体が離陸するとの交信が聴こえてきました。
コーストガードとはアメリカの沿岸警備隊(USCG)のことです。

三沢基地には航空自衛隊、アメリカ空軍&海軍の他に時々こうしてコーストガードの機体もやって来ます。

私は数年前に一度、遠くでタキシング中の機体を見たことがあるだけで飛行している様子はこの日初めて目にしました。


RWY10を離陸するコーストガードのHC-130J
HC-130Jは米空軍や空自が運用するC-130Jハーキュリーズの捜索救難型
見慣れたミリタリーカラーとは違ってシルエットがよくわかります。
三沢でもUSCGの機体を目にするのは珍しく居合わせた人はラッキー#59126;



青空だったらこのカラーリングはきっと映えたのになぁ~
プロペラはいい感じにブレてくれていますがちょっとシャッタ速度を下げ過ぎて被写体ブレです。
沿岸警備隊の機体が三沢に居たのは補給や給油のためだとは思いますが日本海沖で行われている北朝鮮船への瀬取り監視のためなのかも?(日本海では多国籍で監視継続中)
或いは日本の海上保安著との共同訓練があったのかもしれません。

【航空自衛隊 F-35A パイロン装着機】

航空自衛隊のF-35Aに主翼の下に武装を下げるためのハードポイントに取り付けるパイロンが設置されたと聞いていたのですがこの日初めて撮影できました。



この画像だとよくわかると思いますが今までになかった主翼下にパイロンが見えますね
将来的にこのパイロンに空対空ミサイルなどの武装が装備されます。
またパイロンに武装が装備された状態を”ビーストモード”と呼びます。



実はこのビーストモードのF-35Aはハセガワからプラモデルキットが発売されています。
実際に航空自衛隊ではまだこのようなビーストモード機はないのですが多分こんな武装になるのでは?


▲プラモのパーツでいうとこの台形パーツが主翼下に装備されてるパイロンです。
実際のF-35A(上の方で掲載)に取り付けた画像でもこの形状が確認できますね

さてわが国初の本格的なステルス戦闘機F-35Aは敵レーダーから捕捉されにくくするために機体計上も凹凸の少ないシルエットになっています。

訓練時にはレーダー監視下にある必要があるので胴体上面にわずかな突起を出して敢えてレーダー反射を増大させているそうですがたったそれだけの突起でステルス性能に影響が出るという証しですね

従来の戦闘機のような主翼や胴体下に燃料タンクやミサイル類などの武装を装備するとステルス性能が著しく低下してしまうので武装についてはウエポンベイ(胴体内兵器倉)
に格納して使用時にハッチを開けて発射します。

装備できる武装はこの格納スペースのサイズによって制限されてしまうので場合によっては従来通りにステルス性能を犠牲にしてまで機体外(主翼下等)にむき出しの状態で武装しないといけません。

日本製の空対空ミサイルが実はこのウエポンベイには収まらないようで従来から実績のある国内製ミサイルをパイロンを使い機体外に装備することになったようです。

空自のF-35Aは空対空ミサイルが装備できない状況が続いていてこれまでは機体に慣れるための習熟訓練が中心でしたがパイロン追加でそろそろ武装化が始まれば訓練も次のステップに移行するのでしょう。

しかしステルス性能が犠牲になるのは少し不安というか勿体ないですがこれで
懸念されていた領空侵犯機への対処(アラート)にも投入される日も近い?





ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-35 ライトニングII(A型) ビーストモード プラモデル 02366



  • 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)

  • 発売日: 2021/01/28

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New Ray 20617 1/60 Lockheed C-130 Hercules USCG



  • 出版社/メーカー: New-Ray Toys

  • メディア: おもちゃ&ホビー