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前回に続いて6月1日(2022年)の三沢基地での撮影の様子です。
朝の9時ころにこの撮影ポイントについたときは他に誰もいませんでしたが10時半を過ぎたあたりからカメラを持った人が増えてきました。
その中に知り合いの方の姿も・・
話を聞いたところ北米での演習帰りの空中給油機が飛来するとのことでした。
皆さん周辺でエアバンド(航空無線)を聴いてやって来たようです。
同じようにエアバンドを聴いていたはずの自分はいったい#59143;


【空中給油機4機襲来!】

時を置かずにやってきましたよ~

1機目

アメリカ空軍 空中給油機 KC-135 ストラトタンカーです。
ボーイング社の707型機の派生型というからもうかなりのご老体。
1956年初飛行というから自分よりも干支でひと回り上です。
"成層圏(ストラト)の給油機”



機体番号は58-0113でした。

画像を拡大してみると機種側に”92 ARW”とあります。
ARW=Air Refueking Wing(空中給油航空団)
第92空中給油団はフェアチャイルド空軍基地(ワシントン州)の部隊でした。



撮影ポイント上空をオーバーヘッドアプローチで通過していくストラトタンカー
太平洋を渡って演習に参加する戦闘機の随伴ですね


2機目

アメリカ空軍 空中給油・輸送機 KC-10 エクステンダーです。
旅客機ファンならお分かりだと思いますがDC-10です。
3発機は今となっては貴重ですね



機体番号は85-0033でした。

機首には60AMWと349AMWが併記されています。

AMW=Air Mobility Wing(航空機動航空団)といって空中給油機や輸送機の運用部隊です。

第60航空機動航空団はトラヴィス空軍基地(カルフォルニア州)所属。
垂直尾翼の上方に”TRAVIS”と書いてあります。

第349航空機動航空団は予備役軍団とのことでした。


まだまだやって来ますよ~


3機目


またまた KC-135ストラトタンカーでした。
F-15戦闘機もそうですが軍用機は寿命が長いですね
莫大な開発費や製造費がかかりますがこの耐用年数を考えれば妥当なのかも?



機体番号は62-3528で先行機と同じく92 ARW所属です。


4機目


またまたKC-10でした。
これだけ大きな機体だと私の貧弱なズームレンズでも十分に的(まと)が大きく助かります。



機体番号は79-1951でやはり60AMW所属機。
真横を通過する際には近すぎて(大きすぎて)広角側が足りない#59142;

家から距離があるのでそう頻繁には来られないのですが何となく来れた時は何か珍しいものに遭遇しているような気がします。


各航空基地のマスコット的存在の航空自衛隊 中等練習機T-4です。
ブルーインパルスカラーよりもこちらの通常カラーの方が個人的には好きです。
ついつい撮ってしまいます#59116;


737号機




791号機 増槽下げています。
両機とも三沢基地所属(北部航空方面隊支援飛行班)


軍用機の運用の合間を縫って民間機もやって来ます。
J-Air エンブラエルERJ-190(機体番号JA251J)
現在のところ三沢空港はJALグループのみの就航なので民間機のバリエーションは楽しめません。


そうこうしているうちに・・航空自衛隊のF-35Aが続々と降りてきました。

第302飛行隊(オジロワシ)


第301飛行隊(カエルちゃん)


F-35Aですがステルス機なので機体内に収納できる武装には制限があるので他の戦闘機同様に主翼の下にミサイルや増槽を下げられるようハードポイントの装着準備が進められているようです。
このままでは領空侵犯機に対応するアラートにも対処できません。


そして、またまたJ-Air


機体番号JA250J 日中の需要をこなすにはこの程度のキャパで十分ということですね
現在、コロナの余波が続く中、東京(羽田)便は1日4便も設定されています。
コロナ禍になる直前に国の施策で羽田の発着枠を意欲のある地方空港に割り当てるという期間限定の実験政策に三沢空港が択ばれたのですがすぐにコロナ禍となり減便状態が続いていましたが再開した模様です。(これから頑張って実績を作らないと発着枠を削られます)


三沢ヘリコプター輸送隊のチヌーク(CH-47J)
着陸のため滑走路に進入中。
三沢に来るまでこうしたヘリコプターは駐機場からまっすぐ上に上がって下りてくるものだと思っていましたがちゃんと離陸時には滑走路までタキシングして通常の航空機と同じように加速して飛んでいきます(着陸時も航空機と同じ)。

またまたイタチ君


こちらは第35運用群司令指定機(35OG)


帰り際にやって来たのはアメリカ海軍(NAVY)の汎用ヘリ MH-60Rシーホークでした。
海上自衛隊の艦載ヘリSH-60Jと同型なのでシルエットに見覚えがあります。
ロービジブル塗装(低視認性塗装)なのですが画像拡大でMHS-49やSCORPIONSの文字がかろうじて判別できました。

MHS-49Helicopter Maritime Strike Squadron(第49ヘリコプター海洋打撃飛行隊)はノースアイランド海軍航空基地(カルフォルニア州)所属で三沢沿岸の太平洋近くの海軍艦船に搭載されてやって来たようです。

SCORPIONS(スコーピオンズ)は部隊の愛称ですがグラウラー部隊にもありますよね?
サソリはアメリカ人のお気に入りなのか?
NAVYのヘリはもしかしたら初めて見たかも?(海兵隊の⒨のは見たことがあります)


この日は大満足で家路につきました#59126;