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今朝、起きたらいよいよこの景色!


2Fのロフトの窓から陸奥湾越しに遠く大湊・釜臥山方面を撮った一枚。
初雪のニュースは結構前にあったけど八甲田山中などの山間部を除いては平地ではまだそれほど積雪状態といった場所はなかった青森県内ですが流石に積もりましたね。
それでも週間予報を見る限りはこの雪もすぐに消えそうです。

現に午前中には道路の雪は完全に消えてしまいました。

寒いなりに少し暖かいといった変な言い方ですがもしかしたら今シーズンはそれほど降らない?


一方こちらは青森市の郊外の山間部に位置する青森空港の滑走路付近。
雪に覆われた路面の上にアメリカ空軍三沢基地所属のF-16戦闘機の姿が・・
民間空港なので軍用機の姿は通常ではないのですがこの機体は先日、日本海沖で訓練中にエンジントラブル(油圧低下)で三沢基地まで戻れず途中の青森空港に緊急着陸しました。
三沢の戦闘機が機体トラブルで青森空港に緊急着陸することは結構多くそのたびに全国ニュースになんかはならないのですが・・

今回は緊急対処として途中の”非居住地に増槽(燃料タンク)を投棄したのですがこれが役場近くの道路脇に落ちたので騒然となりました。
民間航空機も緊急着陸時には海上で搭載燃料を投棄して機体を軽くし万が一の炎上時にも備えるのですがあくまでも海上です。
今回、増槽が落ちたのは海岸近くの道路沿いでいくらか過疎地域とはいえ生活道路しかも町の中心部の役場近くでしたのでちょっとずれていたりすれば大惨事です。

恐らく海上に投棄しようとして間に合わなかったのか?

パイロットは岩木山周辺に投棄したと証言していましたが2個投棄したうちの1つは非居住地域とはいいがたい場所でした。

▲米軍関係者によって回収される増槽の一部
米軍関係のこうした遺物は日本側は原則触れたりできないそうです。

▲もう1つの増槽は山中で発見されました。
米軍の話だとこうした場合には投棄した増槽(燃料入り)から出火していないかを僚機が現場周辺を旋回して目視で確認するのだそうです。

ジェット燃料というのは灯油(ケロシン)に近いそうなのでこの時期の低温環境では衝撃による自然発火が起きなかったのかも?(現場周辺は油のにおいが凄かったそうです)

最近は沖縄並みに青森県内でも米軍がやらかす事態が増えていてちょっと気がかりです。

今回も県や防衛省側の飛行停止要請もあっさり無視されちゃいました。

知事さん、激おこです#59132;


今回の問題を起こした機体をこの夏に私は偶然撮影していました。


三沢基地付近で撮ったF-16の中の1機が当該機でした。
主翼下の大きなタンクが増槽です。(左右に1個ずつ)
よく爆弾と勘違いされているようなのですが外部燃料タンクです。

作戦行動(飛行時間)によりサイズが変わったと思います。


戦闘機の速度で空中で切り離しされたら爆撃機からの投下とは違いましたに落ちずに前方に慣性飛行して落下するので爆弾というよりミサイルに近いかも?


ちょうどこの事故の翌日に我が家の上空をかなりの低空&高速で戦闘機が飛んでいきました。

久しぶりの爆音だったので作業していた小屋から飛び出して空をみましたよ(米軍機多分F-16)
垂直尾翼1枚の機体はもう三沢には米軍のF-16だけなのでシルエットで見分けられます。
(空自のF-35Aと米海軍のEA-18Gは垂直尾翼2枚)
北朝鮮のミサイル発射やロシア中国海軍の津軽海峡通過前後から米軍の動きが少し慌ただしくなって戦闘機訓練の爆音が連夜に渡り聞かれる時期もありました。

ちょっと暗闇であの爆音だけが聴こえるというのは怖いですよ~

灯油高騰の折、ジェット燃料でも灯油の代用になるのなら裏山に増槽が落ちたらポリタン持って山に入る覚悟はありますよ(本当にこの灯油高は勘弁)

※青森空港に駐機中のF-16はこの記事を書いている日の夕方(5日)に三沢基地に帰れたそうです。