1月15日は”小正月”なのでまだ初詣に行けていなかったので町内の神社に行ってきました。
1月1日のお正月を”大(おお)正月と呼ぶのに対しての”小(こ)正月”ですがあまりが元日を”大正月”と呼ぶことがなかった地域から青森に越してきた当初は地元の人が「おぉ・しょうがつ」と言うのを「お・正月」と言っているのだとはなかなか気づけませんでした。

最近はこちらの地域の発音にも耳が慣れてきたので「大(おぉ)正月」と聞き取れるようになりました。
小正月にはこちらではお寺にある各家庭の位牌堂に鏡餅やお菓子などを大正月の年越しと同じように再びお供えします。
こちらではお墓の他に菩提寺の中に各家庭で位牌堂を買っていて雪でお墓参りができなくてもちゃんと先祖の霊にお参りできるようになっています。(お墓と位牌堂の二重出費となりますが・・・)


さてお寺での用事を済ませてそのままクルマで神社へ向かいました。
神社では特に小正月の行事もないようで閑散としています。
そうそう、小正月と旧正月とは全く別なのでご注意を(混同されている方が多いです)

駐車場の脇に幹の途中から折れた松の木が置かれていました。

幹の切り口の様子から雪の重みで途中から折れてしまったもののようです。
青森でもここ数日は降雪もそれほどなく比較的穏やかです。

こちらの神社は昨年末に幣拝殿の改修工事が終わったばかりでふき替えられた屋根などは遠くから見ても綺麗です。


こちらの桧木八幡神社は承暦元年(1077年)の勧請とのことで主祭神は八幡大神です。
明治になって熊野大神が合祀されたそうです。
本殿の後方にはもう陸奥湾が広がっていてそれはとても強い西風が吹くので植林した防風林などはまっすぐに伸びることができぅの斜めに伸びるのですがここの境内の木々は見事に真っすぐに伸びています。
桧木八幡境内の木々は海浜植生自然林として町指定の天然記念物になっています。


銅板葺きの真新しい屋根と新しい彫刻が綺麗です。
前回訪れた際はまだ足場が組まれて作業用の大屋根がかかっていました。



横着しないでちゃんとした一眼カメラを持ってくればよかったですね
この記事の写真はすべてiPhone8で撮影。


いやぁ~それにしても人影がないですよ~
私が居た間に正月飾りを処分してもらいに来た人1名とご年配の夫婦の1組としか行き会いませんでした。

ここの神社には本殿脇に稲荷社があります。






倉稲魂命(うかのみたまのみこと)が祭られているそうです。
調べたところ倉稲魂命を稲荷神として祀るのは室町時代以降だということなので八幡神社(平安期)よりも後に建立されたのでしょうか?
こちらに神社については歴史も含めてこれからも調べてみます。
火消し権現という面白い伝説もありますので・・



さてここにお参りに来ると欠かさずにこの招き猫おみくじを引きますが今年最初の運だめしは”小吉”でした。
封入れていた招き猫は黄色いやつ・・これで同じものが3個になった。

この招き猫、色、挙げている前脚の左右、前掛けの色など全部で28パターンあるそうでなかなかフルコンプまではいきません。

1回100円ですがものがものだけに大人買いもできませんので地道に集めるしかないですね。

一時期、売れ行きが良くなかった時期があって神主さんが置かなくなった(通常のおみくじも当然ありますよ)ことがあったのを無理を言っておいてもらった以上、私には買い続ける責任があります。
町民に広く宣伝したいのですがほぼ無人の状態の販売なので変な罰当たりな輩が湧いても困るし・・・


かなり遅めの初詣でしたがお正月の紅白の切り餅と境内の杉の間伐材でつくったお守り札を頂いて帰ってきました。


このお札は杉のにおいがしていていいですよ
御札もおもちも参拝客に無料で振舞われていましたよ


どうやら青森市内の高校で部活動を通じた学校クラスターが発生しているようです。

あの高校サッカー準優勝の学校ではないようです。
また今住んでいる地域の保健所管内で初の感染者が確認されたそうで地元ではちょっと騒然としています。

1年かかってようやく流行に追いついた?