週末、青森への出張帰りの友人と秋の青森路をドライブ。

我が家を出て七戸から八甲田に上がって三内丸山遺跡を見学して新幹線の新青森駅までの行程です。

やはり軽の排気量で登山道は厳しい#59142;
エンジン唸りぱなしでした。もうそろそろスタッドレスに履き替える時期ですね。



八甲田周辺はすでに紅葉もピークを過ぎ”落葉”状態とのことでしたが中腹はまだ紅葉が楽しめました。
普段は山梨で山関係の仕事に携わっている友人の話によると青森の紅葉はちょっと違うらしい。
木の種類によるらしいけど地元民にとってはあまりピンとない。



紅葉はあまり期待していなかったけど酸ヶ湯温泉は楽しみ・・・

ここはヒバの千人風呂という大浴場が名物、しかも混浴。
ここ数年は積雪量日本一とニュースにその名が登場する機会が増えました。
こんなところにアメダスなんて設置するなよ~とか思ってしまうほど県内でも有名な豪雪地。
秋口でも降雪があったりするのでスタッドレスを履いていないクルマはこの時期でも要注意。


いつもは混雑している印象だったけどこの日はガラガラ(当然、女湯もガラガラ)

おかげでゆったりお湯を楽しめました。

もともと連泊する湯治客が多かった山深い温泉でしたが道路も良くなったので最近は日帰り客が増えました。
日帰り入浴は大人600円なり。


酸ヶ湯(すかゆ)という字の通りここの湯は酸性が強すぎるので長湯は厳禁です。
湯治でも1日3度の入浴が限度とか・・・

ここのお湯は硫黄臭が強く、おまけに上がり湯がないのでしっかり体を拭きあげて服を着ないと臭いが移って大変です。
ここに来るときは捨てても良いようなバスタオルをいつも持参しています。
手拭いタオルは2,3回洗濯してもまだ硫黄臭がします。
#59127;酸ヶ湯温泉旅館HPへ


酸ヶ湯から雲谷(もや)を通って青森市街まで下り三内丸山遺跡へ


私が青森に越してきたころはまだ遺跡が見つかって間もないころだったので展示施設もプレハブのような建物でしたが今では立派な展示施設が建ってすっかり大観光地になっていてビックリ。
数年前に来た時よりも施設の整備が進んでいていました。


三内丸山を代表するような構図でパチリ。


復元された竪穴式住居はちょっと見慣れた感があってあまりテンションが上がらなくなったなぁ。

茅葺き、(木の)皮葺き、土葺きと3種類ほどあるようです。
内部は十分広く、ひんやりしているので夏はここに外国人ハイカーとかが泊り込まないか心配。
(最近この手のトラブル増えています)


高床式倉庫(住居)なんて子供の頃は弥生時代の象徴だったのですが・・・・


遺跡の出土状況を再現(保存)している施設。
遺跡保護のため室内は高湿気状態を維持しているので真夏は厳しそう。


これも三内丸山を象徴する建物。

直径2mの栗の木が6本立っていたと思われる跡から想像して復元。
もちろん当時の形や用途は誰にも分からないままなのですが
古代の巨大建造物ってどれもとっても魅かれるものがあります。


#59128;特別史跡 三内丸山遺跡HPへ


#58973;友人を送る為に今回初めて新青森駅に来ましたが
もともと住宅地だったところに突然、新幹線の駅ができてしまったので
駅周辺は雑然として雰囲気ですが人気(ひとけ)もない。
県が主導する駅前整備地区の分譲が上手くいっていないと聞いていたけど
あまり青森の表玄関としては誇れない現状です。
こんなことなら駅ビルや商業施設なんていらないから周辺を人口の森にして
ホームを降りた人に鬱蒼と茂る森を見せてあげた方が青森らしくてよかったのでは・・・
森に埋もれる駅なんて素晴らしいくないかい?






朝の八甲田 10個入【送料込】



  • 出版社/メーカー: 郷アルパジョン

  • メディア: その他




お土産に”朝の八甲田”を買ってお渡しして別れました。
地元で有名なチーズケーキです。

気に入ってくれると嬉しいなぁ#59120;