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2023年8月20日(日)にJR東日本の「リゾートあすなろ」が最終運行を迎えました。
大湊線内にも乗り入れることがあり身近に感じていたリゾートトレインだったので残念です。
東北新幹線の新青森延伸に合わせて津軽半島や下北半島への観光客輸送を担うべく2010年12月に運行が始まったので約13年間の活躍となりました。

リゾートあすなろに使用される車両はHB-E300系というハイブリット気動車。
ディーゼルエンジンで発電して蓄電池と合わせてモーターを駆動させて走っています。

クルマでもこうした構造のハイブリット車がありますね。


運行最終日の20日(日)は団体専用の臨時列車扱いで特別ダイヤで運行されるというので19日(土)と最終日20日(日)の両日、家の近くの陸奥横浜駅で撮影しました。

19日(土)は座席指定の快速列車として大湊線内を運行していました。
この日から車両の前面にお別れヘッドマークのシールが貼られていました。


ヘッドマークシールを拡大
蟹田線と大湊線のオリジナルキャラクターが描かれているようですがちょっと”キモ怖い”印象です。


最終日は旅行会社の企画商品・団体臨時となるので一般の方が乗れるのはこの日が最後です。
快速扱いなので運賃と座席指定券があれば乗れちゃいます。


JR大湊線はJR東北本線との接続駅だった野辺地から先が東北新幹線の新青森開業と同時に並行在来線(東北本線・八戸~青森)が第3セクターの”青い森鉄道”になってしまったので他のJR路線と接続のない路線になってしまいました。
JRの企画切符が使いにくいという時期もあありました。
リゾートあすなろも運行開始から新青森発でも八戸発でも終点の大湊までの大部分の区間がJR線でないというちょっと特異な運行形態でした。


陸奥横浜駅は大湊線唯一の途中交換駅ということで大湊線内を走るすべての列車が停車します。
かつてはこの駅から町の特産品を売るワゴン販売もありました。
リゾートあすなろも当然停車(客扱いあり)ので私も指定席券を買えば運賃だけで利用できる列車でしたが結局一度も利用することなく運転終了となってしまいました。
ちなみにこの駅舎はあるアニメの聖地となっています。


ご覧のように田舎ローカル線を走るのにはちょっと似つかわしくないような派手なカラーリングでした。
運転終了となるというのにあまり町民の関心も高くないようで両日と駅に最後の雄姿をみに駆け付けた人と思われるような人は私の他にレンタカー利用でやって来た若者がお一人でした。(ちょっと寂しい)
昨年秋のポケモントレインの臨時運転にはこの駅にたくさんの親子連れが見に来ていたのになぁ

リゾートあすなろの運行が終わって大湊線内を走るのはこのキハ100形だけになります。
キハ110形よりも車両長が短いタイプとなります。





リゾートあすなろは実は2編成あって今後は廃車となり解体されることにはならず内装をリニューアルして新たに2つのリゾートトレインに生まれ変わるのです。

1編成は「ひなび(陽旅)」として青森・岩手両県で2023年冬ごろにお目見えする予定です。
なんと嬉しいことに盛岡色と呼ばれる白地に赤いラインの地域カラーで登場です。
リゾートあすなろのカラーリングと比べると地味な感じもしますがたぶん、大湊線内にも乗り入れしてくれると思うので楽しみです#59126;

もう1編成は「SATONO」として宮城・福島・山形県内を2024年春ころから運行が始まるようです。


最終日の上り列車(陸奥横浜~吹越)
これが最後の運行となった1枚を撮影しました。
最終日はリゾートあすなろが運行を始めた当初の路線を再び走るという企画のダイヤ運転だったようです。
この冬にも生まれ変わって大湊線にも再び登場となるのか?
まだ何も決まっていないようですが恐らく乗り入れは有るでしょう!(と期待)




KATO Nゲージ HB-E300系「リゾートあすなろ」 2両セット 10-1369 鉄道模型 ディーゼルカー



  • 出版社/メーカー: カトー(KATO)

  • 発売日: 2018/09/06

  • メディア: おもちゃ&ホビー







現在、固定式の鉄道模型レイアウトを構想中に私ですがこのHB-E300系もコレクションにしたかったのですが現在市場在庫が薄い状態で高値取引になています。

ひなび(陽旅)やSATONOが登場すれば恐らく鉄道模型も発売されると思うのでその際に同じ車両のリゾートあすなろもリバイバル再生産あるかも?と秘かに狙っています。