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8月13日はお盆のお墓参りでした。


我が家の墓所は墓地の角地で分かりやすいですよ
今は父親だけがここに眠っています。

お墓のすぐ後ろはJR大湊線の築堤となっていて唯一の途中交換駅である陸奥横浜駅が近いのですべての列車ここをゆっくりと走っていきます。
線路わきの道を使うとお寺の山門を潜るよりかなりのショートカットでお墓に来られます。

リゾートあすなろも今月20日に運行を終了してしまいます。
ハイブリット気動車でカラフルな車両でしたが名残惜しいです。
結局いつでも乗れると思って乗らず仕舞いになってしまいました#59142;
鉄道好きには死後も毎日列車を眺められて最高のロケーションかもしれません。
果たして自分がお墓に入るころまで路線が維持されているかどうか・・


お墓に供える法界膳は数年前からもう出来合いの物注文して墓前にお供えしています。
以前は母親がから揚げだのエビフライだのと煮しめや赤飯、天ぷら以外にも手間暇かけて料理をこさえてお供えしていましたが高齢でもう料理は無理です。
家からお墓まで歩いてもすぐに来られる距離にもかかわらずもうお墓参りにも何年も来ていませ。
法界膳はお参りが済めば持ち帰ります。
墓前に放置するとカラスが食べ散らかすので放置禁止です。


翌14日は町の恒例イベントの花火大会でした。

この日は開催は無理と思われるほど風が強く雨も混じっていたのですが強行開催となりました。
打ち上げ会場までは歩いて10分ほどの距離ですが我が家の2階の部屋から窓ガラス越しの花火見物となりました。
町の規模に似合わないくらいの打ち上げ数でした。
天気が良ければ庭で焼肉をしながらビール片手にのんびり花火鑑賞の予定だったのに残念。

こちらではお盆期間中は猛暑とは無縁の気温20度前後という日が続きました。
朝晩はちょっと肌寒さを感じるほどで帰省中の皆さんはのんびりできたと思います。
まだまだ我が家も含めこちらではエアコンレスのお宅がたくさんあります。
エアコンに慣れた身ではちょっと田舎での猛暑は大変ですよ


こちらはお盆の送り火の代わりの灯篭流しの”灯篭”です。
お寺で2000円で購入です。
中に蝋燭を立てられるようになっています。
こちらでは川とかに灯篭を流すのはなく漁船をチャーターして陸奥湾沖で船から海へと流すのです。


京都の五山の送り火(大文字焼)と同じ日にこちらでも灯篭流しを行うのですがことしは強風のため1日順延となり17日の夕方に灯篭流しが行われました。


漁船に積み込まれた各戸の灯篭に蝋燭の灯がつけられて海にながされます。
風もなく凪の陸奥湾です。


灯篭すべてが流されて漁船は帰港します。
今年は思わぬ荒天(強風)で1日だけ長くご先祖様は各家に居られました。


列をなして灯篭が陸奥湾の対岸にあたる恐山あるの方角へ流れていきます。
霊場・恐山は地元では”おやま”とよばれていて「死んだらおやまさいく」というのが土地の人の死後の世界感です。
(ブラタモリでタモリさんが上手に青森の方言でこのセリフをおっしゃっていました)



かなり広角で撮影。
対岸の一番高い山が釜臥山で空自のガメラレーダーが山頂に設置されています。
(少しだけシルエットが見えています)
紙製の灯篭なので対岸の大湊あたりまでは流れつかずに途中に海中に没してしまいます。

撮影のためこれほど長い時間、灯篭を見送ったのは初めてでした。

三脚に固定したデジタル一眼とホットシューに固定できるスマホホルダーをつけてスマホで動画を撮りながらデジカメで静止画を撮る算段でしたがどちらも思ったように取れず残念。
いろいろ反省の日が暮れていきます。