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今回はFSXの記事になります。
かなり限定的な趣味の話なので興味のない方には△※×?な記事で申し訳ありません#59124;

FSXは今、最も嵌っている趣味なのですがちょっと困ったことになっているので備忘録を兼ねて書き綴ります。
困っているのは現在、私のPCではFSXが起動できなくなっています#59143;

おそらく原因は起動時のメモリー不足(OOM)だと思われます。


通常のFSXの起動画面の次にメニュー画面が表示され使用する機体、空港、日時、気象条件等をセレクトして開始あるいはデフォルト設定のまま、または保存した設定を読み込んで開始するのですが起動時に必要なファイルをメモリーに読み込み途中で下の画像のようにフリーズします。

フリーズする場所は航空、地上、海上交通の読み込みセクションです。
だいたい80%後半に差し掛かるとフリーズします。
地上、海上交通のデータ量なんてたかが知れていますので問題になりそうなのは航空(交通)=Ai機のデータが怪しいです。

Ai機はtraffic.bglファイルに航空会社ごとに記述された内容を読み込むことで出現するのですが少しでもリアルなフライト風景を再現したくて私は現在、日本に就航する航空会社のtraffic.bglファイルをたくさん作って指示されているフォルダーにいれているのですがtraffic.bglが増えるにしたがってメモリー不足に陥る頻度が高くなりました。

1つのファイル容量は多くても2000KB未満なのですが数が集まれば当然、FSXの使えるメモリの限界値を超えてしまうのでしょう。


【緊急処置で国内航空会社だけ出現させてみる】

試しに海外から乗り入れている航空会社のtraffic.bglファイルを外して国内の航空会社だけにしてみました。




上記が私のFSXの国内航空会社の内訳です。
traffic_〇〇〇の〇〇〇の部分が航空会社名でそのあとのSu_14とあれば2014年のSummer 運航スケジュールという意味です。
画像の最上段のANAと中段のJALのファイル容量が1000KB を超えていますが1桁の航空会社もあります。

ファイル数は20前後ありますがファイル容量の合計は3000KB程度です。


大手はもちろん離島路線のコミュータエアラインまで網羅していてほぼ国内で運航している航空会社は網羅できているかも・・


天草エアライン(左)とオリエンタル・エア・ブリッジの機材も登場。


この設定でFSXを起動させるとAi機の多い羽田空港でも問題なく起動できました#59120; 


ただしこれでは国際化が進む羽田では海外のエアラインの航空機が出現しません#59124;

当然、成田もANAとJAL、VANILA、JETSTARばかりで寂しいというか違和感しかありません#59142;


【少しずつ日本就航の海外航空会社を増やしてみる】
実際にtraffic.bglファイルを読み込めるメモリーサイズの限界がわからないのでここから少しずつ海外のエアラインのtraffic.bglファイルを追加してどこまでいけるか地道に試していこうと思います。


さて現在、私が作った海外のエアラインのtraffic.bglファイルは下記の通り(画像3枚分)




最上段ののユナイテッド航空のtraffic.bglファイルは7000KBを超えています。
1社だけで前述の国内の航空会社の倍以上のファイル量です。(さすがメガキャリア)

上の画像3枚分のtraffic.bglのファイル量の合計は相当な大きさになりますね

これに国内航空会社分が追加されると・・・さすがにメモリ不足になるかなぁ#59143;


ただ上のリストの最下段(最小メモリ量)をみるとルフトハンザの5KBとあります。

ドイツ、欧州を代表するメガキャリアがなぜこんなファイルの大きさなのかというと私が元のファイルを大幅修正したからなのです。


FSXでAi機の動きを再現するデータが書き込まれているのがtraffic.bglファイルですがFSXに任意のエアラインのAi機を追加するにはこのtraffic.bglファイルを作る必要があります。

traffic.bglファイルはaircraft,airport,flightplanの3つのファイルを統合(コンパイル)したものです。
traffic.bglファイル自体は直接は中身を変更したりできないのですが構成される3つのファイル自体はテキストベースのデータなので比較的手を加えやすいのです。

しかし前述の通りtraffic.bglファイルの形になってしまうとデコンパイルして統合された3つのファイルに戻して修正したものを再度コンパイルしてtraffic.bglファイルにかき戻す必要があります。
このコンパイル・デコンパイルの作業にはTToolsというやはりフリーソフトを使うのが便利です。


TToolsを使わずにこのtraffic.bglファイルの編集を容易にしてくれるのがAI FlightPlannerというフリーソフトです。

このソフトを使って編集したいtraffic.bglファイルを読み込むと一つの画面上でaircraft,airport,flightplanの内容が表示されるので簡単な操作で機体の追加、変更、削除やAi機の運航スケジュールを追加、変更、削除が簡単にできるようになります。

Ai機の追加(traffic.bglの追加)は航空会社ごとにネット上で各航空会社ごとのtraffic.bglファイルが公開されています(無料DLできる)。

こうした公開データは最初からtraffic.bglの形式になっているものもあるしaircraft,airport,flightplanの3つのファイルをコンパイルして使うようになっているものもあります。

コンパイルが必要なものは前述のTToolsを使ってtraffic.bglファイルに変換して使います。


このようなtraffic.bglファイルはその航空会社のすべての運航路線を記述している場合がほとんどで日本就航路線以外の路線スケジュールも当然記述されているので大きな航空会社ほどファイル容量が増えています。


私は単純に日本就航路線以外のデーターを削除して大幅なデータ量削減を試みることにしました。

AI FlightPlannnerを使ってフライトプランの中から日本国内の空港に就航していないものを探して削除するだけです。
こうして数千KBあったルフトハンザのtraffic.bglファイルが経った5KBになりました。

ただこうして路線データを日本中心に変更すると海外の空港でほとんどその航空会社のAi機を見ることはなくなってしまいますので国内専用と割り切ってしまうしかないです。

同じようにアメリカン航空のtraffic.bglもルフトハンザ同様の処理をして無垢のユナイテッド航空の1/10ほどまで容量を削減しています。

もしtraffic.bglの容量の他にメモリに読み込むファイル数にも制限があるとなると結局無駄になる作業なのですが当面この地道な作業を繰り居返すつもりです。
Ai FlightPlannnerを使って日本路線以外のデータを削除する方法はまた別の機会に(この方法でメモリ不足が解消されたら)記事にしてみます。

ということで主だった海外の航空会社のtraffic.bglを日本国内仕様にファイル容量を削減が完了しました。



上記画像のリスト内容では起動時にデーターのメモリへの読み込みが無事に完了することがわかりました。
ファイル数は多いのですがこの程度ならまだまだ問題なしかな?


成田に駐機中のイースタージェット機。
やっぱり海外エアラインのAi機が出現すると雰囲気が全然違います。


フィリピン航空も飛来してきました。


【残る課題は中華系】

それでも読み込み進捗率が95%前後で急に読み込み速度が遅くなるのでやはり限界値が近いのかなぁ~

まだ中華系航空会社のtraffic.bglは手付かずなのでここから先は慎重に起動するかを見極めながらの作業が続きます。
中華系は航空会社の数も多いし、国内各地に就航しているので作業量が大変です。

けっこうtraffic.bglのダイエットには手間がかかるので1日数ファイルずつコツコツと作業を進めます。

とりあえず羽田も成田もそれらしくなってきたので中華系航空会社のtraffic.bglが読み込めれば地方空港の国際化が一気に進むはずです。

※記事中に紹介しているフリーソフトについては各自でネット検索してDLしてください。(自己責任でお願いします)




テクノブレイン FSアドオンコレクション 東京国際空港2



  • 出版社/メーカー: テクノブレイン

  • メディア: CD-ROM









メモリーの問題が解決すればこちらのアドオンシーナリーを入れてみたいのですが・・・