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陸奥湾沿いのうちの町に1月末から2月初旬にかけて大量のイワシが漂着しました。
県内だけでなく全国ニュースにも取り上げられたので覚えていらっしゃる方もいるかな?

もともと陸奥湾にはイワシはほとんど生息していないのですが寒波の影響で海水温が低下したのが原因とか・・・

主に沖合で死んだものが強い西風に流されて来たようです。
横浜町は西風が強く吹く風の名所。

南北に細長く広がる町内ほぼ全域の海岸にイワシが打ち上げられて町内だけでなくニュースやうわさを聞き付けた近隣の方々もバケツを持って海岸でイワシを拾ったので本当にお祭り騒ぎだったようです。


うちの母親も拾いに行って大きな樽一つ分集めて米ぬかを入れて塩漬けにしています。

私は魚の中でもイワシの脂が大の苦手で暫くは海岸に近づかないようにしていました。
缶詰や寿司ネタのイワシは大丈夫なのですが・・・・

以下地元放送局のニュース映像から



沖から見て砂浜が横に細長く広がっているように見えるから”横浜”と呼ばれるようになったらしい。
大都会の横浜市(横浜村)よりも歴史が古いというのが町民の誇りです。
横浜郵便局も横浜消防署も横浜市には無くここ横浜町にだけあります。


駅だけは”陸奥横浜”駅(JR大湊線)ですが・・・。
道路の表示板にはなぜか横浜駅と・・・



沖合で死んだイワシが流されて海岸に打ち上がっているようなので鮮度は様々。
砂浜に打ち上がったものは砂がついて食べるのに大変手間がかかったらしいです。
普通は砂なんてつくはずがないですからね
極寒な時期なので鮮度は気にしないという人もいますがエラが白くなっていない新鮮なものを選んで拾えば問題なさそうですが・・・

町推計で400トンのサバが打ち上げられたようなので暫く町内のお店ではイワシは売れないだろうなぁ~



親戚のおじさんもインタビューされていました。
本人曰く「(自分は)ただ食って飲んでいる係」だそうです。
なかなか笑わせてくれます。

字幕スーパーがなければ他県の方には何をしゃべっているのかわからないと思います。
私も15年以上暮らしてすっかり南部弁のネイティブになりました#59120;
青森でもうちの地域は旧南武藩領ですので津軽弁でなく南部弁です。


今ではイワシの大量死騒動も収まりました。
お祭り騒ぎの後は海岸線に残ったイワシの死骸の処分費用が問題になっています。
この寒さの中でも海岸に近い人から苦情が出ているようです。
私も母親が換気扇を回さずイワシを焼いたときは家中にイワシの脂のにおいが充満するので苦情(文句)を言います#59121;
漂着物の処理費用は国と県の助成を受けて地元自治体が行うのだそうです。
砂浜に残った死骸は重機で岩場は手作業で回収とのこと・・



陸奥湾ではイルカウォッチングツアーはありますがクジラはあまり聞いたことがありません。
ただ郷土料理でも鯨汁なんていうクジラの肉を使った料理は我が家でもよく食べます。
食材としては県民にとても馴染みがあるクジラなのですがこんなものまで打ち上がるとは・・

少なくとも陸奥湾内では珍しい。



クジラの種類としては青森県域にも生息するクジラの種類だそうですが陸奥湾に入り込むのはやはり珍しい。
イワシと違い哺乳類のクジラは海水温の変化に順応するので寒波の影響で死んだのでは無いらしく病気か船と衝突したのが死因らしいとのこと



イワシを追ってやって来たのでもないのかなぁ~

次は何が漂着するのか?