Airfixの1/72スケール RAF RedArroes Hawk(2016スキーム)の製作編その3です。

往年の名作映画「空軍大戦略」(Battle of Britain)でRAF(英国空軍)のスピットファイアに心奪われて以来の英国軍機ファンです。
これまでにタミヤのヘルキャット(RAF仕様に塗装)、エアフィックスのスピットファイア(2機)(※いずれも1/72)を製作しました。
今回製作しているHawkは現用機でRAFの練習機のRedArrows(アクロバットチーム)仕様です。
特にこのキットのカラーリングは2016スキームという最新のカラーリング、垂直尾翼にデザインされたユニオンジャックがカッコいいのです#59116;




【下地にピンクを塗装】
さて製作の方は塗装前の下地(サーフェイサー仕上げ)まで終わりましたので今回からはいよいよRedArrowsの”赤”を塗装します。

サフもホワイトサーフェイサーを使ったのでこのまま赤色塗装をしても良いのですが赤の発色がきれいになるというので一旦全体をピンクで塗装してみました。

なんか乙女の機体?痛ジェット?にも見えますがこれで赤の発色が鮮やかになるのかなぁ?
ピンクの塗装には フィニッシャーズカラー・ファンデーションピンクを使ってみました。




フィニッシャーズカラー・ファンデーションピンク



  • 出版社/メーカー: フィニッシャーズ

  • メディア: おもちゃ&ホビー




このファンデーションピンクというカラーは名前からするとやはり発色を良くするための下地塗料に特化したものなのかなぁ?今回初めて使用する塗料ブランドです。

専用薄め液に同社のピュアシンナーとあるんですがすっかり失念してMrカラー薄め液を使ってしまいましたが問題なさそうです。

実はちゃんとピュアシンナーも購入済みでした#59124;




フィニッシャーズカラー ピュアシンナー250cc



  • 出版社/メーカー: フィニッシャーズ

  • メディア: おもちゃ&ホビー








    【機体色の塗装】
    いよいよRedArrowsのシンボルある機体色の赤の塗装です。
    キット指定の塗料はハンブロールのNo238グロスアローレッドですが今回はいろいろ悩みましたがガイアカラーの003ブライトレッドを使ってみます。
    特に変わった色味のカラーではなくしかも品番からもわかるようにガイアカラーの基本色です。
    以前モーリスミニクーパーで使ったMrカラーGXのハーマンレッドでも良い気がしますがまぁいろいろ挑戦です(ガイアカラーも多分初めて使用します)






エアブラシで1回目の塗装を終えたところです。
結構イメージ通りの色味になったようで安心しました(※個人の感想です)
サフ→ファンデーションピンク→ブライトレッドと厚めの塗膜になっていてモールドも埋まり気味ですが今回は初めからスミ入れはしないつもりだったのでこれでOKです。

【ちょっとした加工】
パーツ番号17Aというアンテナブレード(?)がどうやら2個とも見つかりません#59142;
ランナーから綺麗に無くなっています。ランナーとの接続部分(ゲート)がかなり細くなっていて多分パーツが入っていたビニールの袋の中に輸送中に剥がれ落ちていてとても小さな部品ということあり恐らくごみと思って無くした(捨てた)ようです。
仕方ないので余剰パーツの一部を薄く加工してそれらしく接着(上下2か所あります)



海外キットはゲートがやたらと太かったりパーツ本体とゲートの境界が判らないといったことはよくありますが軽いショックでランナーから剥がれ落ちることもあるんですね#59123;



1/72すけーるだと翼端灯(翼簿左右にあるライト)が再現されていないものがほとんどです。
翼端灯にあたる部分の下地をシルバーで塗ってクリアーレッドとクリアーブルーで塗ってしまうのが手っ取り早い再現方法ですが今回は該当部分を切り欠いて余剰キットの透明ランナーのタグ部分を貼付け整形して再現してみました(これもよく使われる手法)
初めて挑戦してみましたがちょっと精度が荒くなり失敗かなぁ#59121;


【やはりキャノピーが・・】

機体の塗装が終わりキャノピーのマスキングを剥がしてみたらマスキング部分への塗料の吹込みこそありませんでしたが2点ほど問題が見つかりました・・・

1つ目はキャノピー前方向かって右サイトに2本のカッター刃の筋がありました。
多分、マスキングゾルでカットする際に失敗(刃が逸れた)したようです。
結局、ゾルは諦めてテープでマスキングしたのですが結構目立つ傷跡なので番手の荒い紙やすり#800から徐々に#1000→#2000で水研ぎ、この段階では透明の再現には程遠い摺りガラス状態なのでチューブ状のコンパウンドで磨き仕上げにセラミックコンパウンドでかけてここまで復活させました。


まだもう少し磨かないと他の部分との差があるのでこの作業は継続。
少し粗目に戻ってからやり直した方が早いかも

2点目の問題はやはりキャノピーの塗り分けの境界。
多少透明部分への塗料のはみ出しは溶剤を付けた綿棒や爪楊枝で擦りとればOKなのですがフレーム部分には内側から見た際のつや消し黒+サフ+ファンデーションピンク+ブライトレッドを4層の塗膜になっていてサフの白色が露出しています。フレーム部分にはサフを塗らなければよかったなぁ。


サフの白色が目立つ部分にはサイド細切りのマスキングテープを使って極微細なライン塗装をエアブラシでそれでも消えない部分は薄く筆でブライトレッドの上塗りをしてみました。



本来キャノピーのフレームのエッジには白で縁取られているのですが・・・
意図しない白いラインは何とか誤魔化せましたが本来あるべき縁取りの白はどうしようか思案中です。



もうちょっと#59130;艶が欲しいなぁ。
それとデカールを貼る位置の一部ですが表面がざらついています。
紙やすりで水研ぎして表面を均して良いのですが下地が出ると厄介なので一旦クリアーを吹いてからデカール貼りをする予定。デカールの上からもクリアーを吹くので一体何層の塗膜になるのか#59124;

今回はここまで
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