海洋堂の1/35スケールカプセルキット(ガチャポン)35ガチャーネンのA.F.S.MkIの塗装をしました。







Amazonで購入した3個セットのうちの1つに入っていたA.F.S.MkIのクリヤー色に今回は色を塗ります。
まずは素組したところ・・・


1/35スケールで人間が装着するパワードスーツなので全高は5cmほどしかありません。
1/35スケールのAFVキットに付属するフィギュアが若干大きくなったようなものです。
数色ある成型色の中で見事クリアーカラーを引き当ててしまったようです#59136;

クリアーパーツは組立しにくいことこの上ありませんでした#59143;
さっさとサーフェイサーを吹くことにします。



サフを吹くとゲート跡の処理不足が見事に露見しています。
脚部の内側に肉抜き箇所が見えていますMa.Kにあまり詳しくないのでこれが仕様(設定)かと思いこみそのまま肉抜き部分を埋める処理をし忘れました#59122;
こんな部分に肉抜き出るとは・・・工程上の制約なのでしょうか?


Ma.Kのキット製作というのはちょっと独特で特に塗装に関しては敷居が高そうなので図書館からこんな参考書を借りてきました。

どちらも横山宏先生の模型論がたっぷりと紹介されているファン必携の書です。
こうした書籍というのはどうしてこんなにも価格が高いのか!と常々不満に思っていますが最近はこうした本も図書館で蔵書にしてくれているのでありがたいです。




横山宏Ma.K.モデリングブック



  • 作者: 横山 宏

  • 出版社/メーカー: 大日本絵画

  • 発売日: 2006/12

  • メディア: 大型本








横山宏Ma.K.モデリングブック2



  • 作者: 横山 宏

  • 出版社/メーカー: ホビージャパン

  • 発売日: 2014/10/31

  • メディア: 大型本




さて本の方は大変参考になる記述が多いのですが特に工作や塗装については特段変わった技巧が紹介されているということでもなく塗装についてもそれほど神経質にならず楽しく塗ればよい、といった内容です。
美大出身ということだけあって筆塗りでの絵画的手法云々なんていう横山氏の塗装論は未熟者の私には理解&習得するのにはまだ時間がかかりそうです。

ということで一般的にMa.Kのキットの塗装はあえて筆塗りというのが定番らしいのですが今回はMa.Kのキットの標準的スケールである1/20よりもさらに小さい1/35ということで大した塗装技巧も必要なしと考えエアブラシで塗りました。
塗装工程の途中の写真がないので恐縮ですが35ガチャーネンの組立図には塗装図(カラー指定)とかは乗っていませんので各自”思いのまま塗れ”ということで良いみたいです。

※デカールについても好きなように思いのままに貼っています。



マシーネンについてはアニメ化も実写化もされていないのでオフィシャル設定とかはキットの立体作品の静止画像でしか目にすることはないのですが立体作品も製作者のイメージが具体化されているので雑誌に掲載されたちょっとした1枚のスナップがそのまま我々のマシーネンのイメージになっていたりするのでA.F.Sの公式塗装(図)なんてないようなものです。
※Ma.Kはモデルグラフィックス,前身のSF3Dはホビージャパンの誌上企画です。


ただ戦闘兵器なので戦場にふさわしい色、迷彩パターンというものを念頭に各自思い思いの塗料、迷彩パターン、ウエザリングを施せばいいというのがマシーネン流だと思います。


【使用した塗料】

今回のA.F.S.Mk.Iについては地上(地球上)で傭兵軍が荒涼たる大地で戦闘に用いる兵装というイメージで塗装してみました。
ベースカラーはタミヤアクリルカラーの
カーキドラブ+陸自濃緑色+ダークグリーンのOD色ぽい基本色にして
この上にカーキ+ダークイエロー+パフを吹き付け砂ぼこりにまみれた感じに・・。
塗料が乾く前にスポンジやすりで表面を少し荒らした状態にして
仕上げにレッドブラウンを薄く吹いています。
ウエザリングはダイソーで買ったパステルを粉にして塗るのではなく
直にエッジ部分を中心にパステルを当てて擦るように付けています。
#59131;パステルを直に塗るなんて初めてやりましたがうまく扱えれば結構表現の幅が広がりそうです。



※フィギュアの顔はヘルメット装着を考慮してフレッシュで塗っただけ(笑)



デカールの位置や貼り方は適当(テキトー)です。
Ma.Kファンの方が見れば可笑しいかも・・・
こうして写真に撮ると青みがかって見えますが実際にはもっと濃いグリーン(OD)です。
※明るく写し過ぎていますね(反省)



▲ちなみにこちらは某キットの塗装参考写真です。
ライトグレーまたはサンドカラーで塗られていて私のイメージとはかなり違いますが正解はない!ということでOKでしょう#59120;


なにせ初めてのMa.Kキットの製作?なので手探りでの作業でした。
おかしなことを言ったり書いたりやったりしていますがご容赦を#59124;
脚部内側の肉抜きはやはり処理しましょうね#59142;

残り2体(スネークアイ、S.A.F.S)も暇を見て製作&塗装予定です。





1/20スケールで展開されることが多いMa.Kキットですがこれは1/35スケールなので35ガチャーネンと組み合わせ可能です。


#59128;最後までお読みいただきありがとうございます。

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