タミヤの1/72 スピットファイアMk.の完成です。 

出戻りモデラーとして戦闘機模型としては2例目のキット、眼の手術後としては最初の戦闘機キットです。

私はラッカー塗料で塗装しても仕上げのコートは水性塗料のつや消しクリヤーを溶剤で薄めたものをエアブラシで吹くのですが今回は少し濃度のムラが出てしまいところどころ粉を噴いたような状態になってしまい修正に苦労しました#59142; 
 
 
塗装直後のようなツヤはその後の作業でかなり大人しくすることができました。
 
 
風防はやはりダメですねぇ#59123; とてもじゃないですがUPに耐えられません。

デカール&塗装はタミヤの組立説明図のAパターン:第601飛行隊 L1043号機(DW◎0

1/72 ウォーバードコレクション WB-48 スピットファイアMk.I

  • 出版社/メーカー: タミヤ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


【張り線】
戦闘機の張り線作業はこれが初めてで素材を何ししようかかなが得た挙句、極細0.1mmの銅線を使ってみました。以前オークションで手に入れた戦闘機キットで必要な小物(カラーアクリル棒、銅線等)セットの中にあったものを利用。この張り線作業の定番技法は釣り糸を使って張った後から線香の火を近づけて弛みをとる(ピンと張る)というのらしいです。張り線専用の素材も発売されていますね。

 
画像右下の銅線をまずキャノピー後方の支柱の僅か後方の胴体上部に小さな穴を開けて銅線を差し込み瞬着で固定。そこから銅線を支柱胴部に固定してさらに垂直尾翼の上部の支柱(真鍮に置き換え)まで渡してテンションが十分かかっている(ピンと張っている)状態で瞬着で固定、余分な銅線をカット。この後、銅線に着色するためにメタルプライマーを塗ってから塗装しました。

※左の画像は張り線を強調するために色調を変えています。
ディスプレイ時の取り扱いが大変ですが張り線効果は絶大#59126;

メタルリギング0.3号 約0.10mm (5メートル入)

  • 出版社/メーカー: モデルカステン
  • メディア: おもちゃ&ホビー


【ドレイン&ダストキャッチャー】
今回は高温多湿時期でのエアブラシを使った塗装作業でしたが愛用のGSIクレオスのプロコンBOY WAプラチナに今回から同社の純正オプションのドレイン&ダストキャッチャー (PS282)を取り付けて作業したところ以前はコンプレッサー付属のレギュレーターで取り切れなかった水滴が塗料と一緒に吹き出すことがあったのですがこれで完璧に水分を除去できるようになりました。

 
このように装着後は掌にあたる面積が増えてエアブラシが持ちやすくなりました。
コンプレッサーのレギュレーターを通過してしまったホース内の水分がこのダスト&ドレインキャッチャー内のフィルターでほぼ完全に除去されているようです。効果抜群です!
 

ドレン&ダストキャッチャー PS282

  • 出版社/メーカー: GSIクレオス
  • メディア: おもちゃ&ホビー

▲エア圧調整機能なし(コンプレッサーにエア圧調整機能がある場合)


ドレン&ダストキャッチャー2エア調整機能付 (エアブラシ系アクセサリー) PS288

  • 出版社/メーカー: GSIクレオス
  • メディア: おもちゃ&ホビー

▲エア調整機能付きタイプ

 

【製作後記】 ”汚して作った”のと”汚くできた”とはやはり違いますよねぇ。なんかパーツが取れて再接着したとかエアブラシ塗装後に筆でリタッチしたら汚くなったとかばっかり#59124;これからはもっと丁寧な仕上がりを目指します。でもこればかりは性格だからなぁ#59143;


風防&キャノピーはお話にならないレベル・・・やはり小スケールでもきらりと光るパーツには最大限の繊細さが必要です。

このぐらいの塗装面積ならすべて筆塗り仕上げも可能?田中式筆塗り塗装術を習得したいかも#59120;(少なくともリタッチの参考になりそうです)

田中克自流飛行機模型筆塗り塗装術

  • 作者: 田中 克自
  • 出版社/メーカー: 大日本絵画
  • 発売日: 2011/01
  • メディア: 大型本
 


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