例年であれば5月は私の住む町の最大のイベントである”菜の花フェスティバル in YOKOHAMA”が開催されて賑わうのですが昨年に続き今年も開催中止となりました。
イベントに関連して道の駅でホタテの串焼きやじゃがバターなどを売る親戚の露店のお手伝いをしているのですが昨年はイベント中止に合わせてこちらも出店中止となったのですが今年は出店の許可が出たので5月の連休期間中と週末には私もお手伝い予定となりました。

道の駅よこはま(菜の花プラザ)の玄関付近で露店営業中です。
(カラフルなテントの下)
よこはまとありますが横浜市(神奈川)ではなく横浜町(青森)
5月の連休期間と週末(土日)限定の営業となります。



人出の方は意外(予想外)とありますがそれでもコロナ禍以前の人出とは明らかに少ないです。
近くにある菜の花フェスティバルの会場予定地では菜の花の満開宣言が出されましたが菜の花を観に来た観光客というよりも下北半島の観光行名所(恐山、仏ヶ浦、大間、尻屋崎)の行き帰りのひとがちょっと立ち寄っているという感じですね。
道の駅でも屋外のテーブルと椅子をしまって利用客が密になるのを防いでいます。

露店の外観はこんな感じ。


青森のこの時期の味といえば”トゲクリガニ”ですが朝茹での新鮮なものを販売しています。
お花見には欠かせない県民の味ですね
写真に写っているのはメス
ではなくオスですね、オスは1杯400円です。
メスは卵が入っているのでオスよりも高値に設定していますが市価よりもかなり安く販売しているのですぐに売れちゃいます。
ちなみに仕入れたカニではなく目の前の陸奥湾で獲ってきたものを販売しています。



ホタテの串焼きは1本300円です。
こちらも観光地価格ではなく良心的価格ですよ

大きな鍋ではホタテ汁を販売。
1杯300円でベビーホタテ(稚貝)と町内産のジャガイモと野菜がふんだんに入っています。

ツブ貝はこの大きなサイズのものを3個で1串になっていて400円。
おでん風の出汁で煮つけて販売。
青森のおでんにはツブ貝が入っている場合が多いですね。

こいつが入っていると味に深みが出ます。
手前の小さな串は赤皿貝の串煮ですね(馴染みのない名前の貝だと思います)
ホタテ養殖の仕事をしているとホタテにくっついて育つこの貝は邪魔ものなんですけど大きく育ったものはこんな感じで美味しく食べられます。

例年だと店先にテーブルと椅子が並べられているので買った商品をすぐに味わえるのですが今年は撤去されているのでこれも売り上げに結構影響している感じですね。


青森のGW期間中のお天気はあまりよくない予報で晴天に恵まれたこの日は書き入れ時になるはずなんですが・・・販売量を例年比でかなり抑制したのに売れ行きは予想通りイマイチですね(食品は売れ残ると大変)

まぁこのご時世、こんな形で営業できるだけも有難いのかなぁ~

実は自粛警察がやってきたらどうしようかとひやひやしながら売っていましたが自粛警察は現れませんでしたが大音量で緊急地震速報が一斉になったのはビビりました。

当地は震度3だったようですが屋外でもかなり揺れを感じました。



最後は海産物ではなく町特産のジャガイモを使ったじゃがバター。
お芋の種類はメークインで冬越しさせて甘みを引き出しています。
煮てから炭火で焦げ目をつけてバターを塗って提供しています。
1皿お芋2個入って200円也。
じゃがバターは県内ではほかに提供するお店がほとんどないので実はここの道の駅のこの時期限定の隠れた名物となっているようです。
エゴサーチすると結構このじゃがバターがHitします。
ちなみに当町はジャガイモの特産地であのメーカーのポテチも時期によってはここのものが使われていますよ
ジャガイモの連作障害回避のために裏作として菜種を植え付けたのがいつしか菜の花の日本一の作付け面積を北海道と争うような産地となりました。

こういったご時世なので”ぜひお越しを!”とは声高に言えないのがモドカシイ