本州最北端・尻屋崎に行ってきました。


尻屋崎灯台は明治9年に東北初の洋式灯台として建てられました。
尻屋で焼かれたレンガを使って建てられているそうでレンガ造灯台としては日本で一番高い灯台だそうです。(32.8m)
私は青森に越して来た年に友人たちと一般公開日にこの灯台に上ったことがあります。
灯台内部の狭い螺旋階段を上り下りした記憶があります。
もう17年も前のことです。



「本州最涯地尻屋崎」の碑
さすがに我が家からクルマで1時間ちょっとかかりました。


この日は強い風に交じって雨が降るあいにくの天気でした。
この日ここに来たのは観光ではなく近くに用事があって来たついでに立ち寄ったのでまぁ仕方がありませんね。



尻屋崎といえば灯台と寒立馬(かんだちめ)という放牧馬が有名なのですがこの日は姿がどこにも見えません。
こういう悪天候時には冬場を過ごす近くのアタカと呼ばれる放牧地に居るようです。
馬はいなくても足元には馬の糞がゴロゴロあるので足元に注意です。



灯台の下の海岸線はアワビやウニの宝庫。
ただし魚介類の採集は厳禁(密漁)で海岸まで下りて磯遊びをしていても監視員のパトロールの眼が光っています。



太平洋岸は波が高いですね
地質的には特筆すべきものがあるようなのでその手の知識のある人にとっては格好の場所。
下北半島では下北ジオパーク構想という取り組みが進んでいます。



なんだか綺麗になったなぁ~と思ったら外壁の塗り直し等の20年ぶりの大規模改修が完了して私が訪れた日の翌日から一般公開が再開されています。



灯台周辺の崖に群生している紫色の花



ツリガネニンジン?なのか?



ニッコウキスゲの群生。
灯台とゲートの中間ほどの道路わきに群生しています。
実は今日はこれを撮影したかったのです。



植物音痴の私はこれを撮っている最中はスカシユリだと思っていました。
このニッコウキスゲはかなり広範囲にここでは群生していました。