9月16日に横浜町の総鎮守である八幡神社のお祭り行列(神幸祭)がありました。

八幡神社は桧木地区にあるので桧木八幡神社ともよばれていて私の散歩コースのゴール地点でもあります。


9月15日が例祭(本祭)でした。

数年前までは神社のお祭りはお盆休みの期間に開催されていました。

過疎の町に人が集まるお盆の帰省時期に故郷の祭りを楽しんで帰ってもらいたいとのことだったと思います。

住民としてはお盆の仏事と祭りの神事とごちゃごちゃなったりしていましたが花火大会なども重なって賑やかでしたが今ではお祭りは本来の時期(9月)での開催となりました。


16日から18日にかけては神幸祭とよばれるお神輿渡御行列があります。

町の中心地から少し外れた桧木八幡神社から神様がお神輿に乗って町の中心部の浜のお宮(御旅所)へとお越しになります。
2Kmほどの道のりを途中で休憩をとりながらの行列となります。


一応、町のメインストリートを通行止めにしての行列です。
天狗様を先頭にお神輿、各町内会の神楽会が続きます。
下北地方は神楽や能舞いの文化が今でも盛んです。



こちらではお神輿を担ぐという習慣はなく御車に乗って・・
神輿行列の前を横切る行為はご法度なので注意して撮影場所を決めます。

私が生まれ育った町(関東地方)はお神輿を担ぐスタイルだったので”わっしょいわっしょい”の掛け声が響かない行列は少しもの寂しく感じます。



行列には馬に乗った神官さんと町長さんも・・

今年の先頭の馬の柄はちょっと珍しい模様をしていました。
それにしてもこれでもかなり短くなったという行列、個人的な感覚では町内の半分くらいの人が参加しているような気がします(もちろんそんなことはないのですが)
結構私の限られた交友範囲の中でも多くの顔なじみさんが参加していました。
過疎化や少子化の影響で参加者を確保するのが大変だそうです。

最近は小中学校の児童生徒が授業の一環として参加しているようですね。
今年の場合、浜のお宮(御旅所)から神社へのお帰り行列日は平日(18日)でしたが参加する児童生徒は登校扱いとか・・



行列の合間に路線バスだけは通ります。


神様が浜のお宮(御旅所)へご到着されると町の中心地にある商店の駐車場で神楽の舞いが披露されます。

今回は舘町(たてまち)神楽会と百目木(どめき)神楽会の披露となりました。


各町内ごとに神楽の舞い方やリズムが違うようですがIターンの私にはさっぱりわかりませんが町民は神楽にみんな詳しくてどこの神楽が上手だとか話しています。





獅子頭に頭を齧られると無病息災ですね



今年は町制施行60周年ということでこの場で餅まきがおこなわれました。
餅に混じってお菓子も飛んできました。



17日は行列はお休みで各町内で門打ち。

町内各戸を神楽(獅子舞)が訪れて玄関先で舞いを披露してくれます。
私の町内は歴史が浅い新興地なので神楽会はなく他の町内の神楽会が毎年交代でやってきてくれます。


現在、うちの町内会から町の中心部へ抜ける踏切りが長期工事中で人も車も通行禁止となっているので18日のお帰りの神輿渡御行列は今年に限り当町内会には来られませんでした。