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2017年9月1日(金)に海上自衛隊の砕氷艦”しらせ”が6年ぶりに八戸港に寄港しました。

その翌日(9月2日)に一般公開がありクルマで八戸港まで出かけてきました。


”しらせ”が停泊しているのは八戸港の八太郎4号埠頭P岸壁。

ちょうど太平洋岸を台風が北上中とのことで生憎の曇り空&強風でしたが開始時時間の10分ほど前に到着した時にはすでに200人くらいの行列ができていました。
基地内での艦艇見学と違い今日は埠頭まで車で乗り入れられるので楽ちん#59126;


”しらせ”は11月に南極に向けて就航する予定で現在は乗員の訓練公開の途中で補給のために八戸に寄港したようです。

寄港地では今回のような一般公開イベントが開催されます。
次の寄港地は山形の酒田港。



乗艦待ちの行列から艦橋を見上げるとその大きさに圧倒されます。
子供の頃から晴海の船の科学館に係留している初代南極観測船”宗谷”を何度か見学したことがありますが最新鋭艦の”しらせ”はやはりサイズが違いますね!
”しらせ”は宗谷に比べて全長が60mの長い(ほぼ2倍)、基準排水量に至っては倍以上もあります。


歴代南極観測船 仕様比較





 
 全 長
 全  幅
 排 水 量

 速 力




 宗   谷

78m


13m
2497t
12kt


 ふ   じ
100m
22m
5250t
17kt


 しらせ(初代)
134m
28m
11600t
19kt


 しらせ(2代目)
138m
28m
12500t
15kt



数字は必ずしも正確ではありません。とくに”そうや”については不明な点多しです。


1/700スケールキットでの比較。
左から”しらせ(初代)”、”ふじ”、”しらせ”、”海鷹丸2世”。
海鷹丸2世は”しらせ”の随伴艦。


この艦は”しらせ”としては2代目(南極観測船としては4代目)になる艦で所属は海上自衛隊(AGB 5003)となります。
初代の”そうや”は海上保安庁が運行していましたが2代目の”ふじ”以降は海上自衛隊の運用となっています。


▲乗艦時にもらったパンフレット。


▲物資を大型コンテナに積み込んで搭載する方式が採用されたのが2代目”しらせ”。
コンテナ貨物船と同じコンテナセルとよばれるコンテナ固定用フレームを備えているのでコンテナを積み上げて積載しても荷崩れしません。コンテナセルは煙突の後ろの減揺タンクとヘリ格納庫の間に設置されています。
見学時には気が付きませんでしたがこれがコンテナセルの最下層部(1段目)のコンテナ。
満載時にはこの上に更に4段(計5段)積めるようです。

ついつい南極観測船と言ってしまいますが海上自衛隊では”砕氷艦”の呼称で統一されているのか南極観測船の呼称は見かけませんでした。


ヘリ甲板からヘリ格納庫をみたところです。
護衛艦より幅があるのでとっても広い甲板です。着艦表示は護衛艦と同じでした。
格納庫上の”く”の次にせり出した窓は発着艦管制室。


ヘリ格納庫内は様々なイベント広場となっていて南極の氷や岩の展示、制服を着ての撮影会、物販コーナーで賑わっていました。


物販コーナーではお約束?のピンバッジを購入。

ピンバッジは1個¥500で4種類ありましたが一番、南極”らしい”デザインのものを購入。



このデカールも購入。(¥100)
ピンバッジのデザインと同一でした。
砕氷艦は”ICE BREAKER”と英文表記されるんですね。

最近はこの手のイベントで定番商品となっているガチャポンもありました。
ガチャガチャの機械がなくて抽選箱の中に手を突っ込んで引き当てます。

雪上車狙いでしたがちらっとカプセルの中にオレンジ色が見えたのですが観測用無人観測機が入っていました。



見学コースはヘリ甲板から先は一気に艦橋最上層(操舵室)まで一気に上がります。
ラッタルを何段も登ります。


艦橋レベルから桟橋を見下ろすとこのくらいの高さがあることがわかります。


私のハスラーもみえますね#59120;


艦橋から前方をみたところ。デッキクレーンは前後2基ずつ設置。


艦橋内のモニター画面。

右画面には埠頭に展示している陸自の地対艦ミサイルが見えます。
海自主催のイベントかと思っていたら陸自八戸駐屯地の隊員さんや装備展示も盛りだくさんでした。
空自は来週の三沢基地航空祭を控えているので物販テントの出店のみでした。



艦橋レベルから上部見張所を見上げる。
どんな景色が見えるのかな?
マスト上部は直後に煙突があるので排煙対策で黒く塗装されているようです。(護衛艦も同じ)


「Suicaのペンギンっぽい生き物」

ちょっと反射して見え難くてすみません#59143;こんなところにSuicaペンギン?とおもったら..

ちょっとしたユーモアも長い航海には必要。

操舵室のある艦橋最上層階は艦の幅28mをほぼ使った横長の巨大空間でした。


帰りのルーとは艦橋内部の階段を下り館内を通ります。


食堂はこんな感じ(相変わらず画像が悪いなぁ#59124;)
この2代目”しらせ”から装備されている減揺タンクの効果は抜群であの難所である暴風圏でもさほど揺れなかったそうです(凄い)
仕組みは高層ビルの最上階に水のタンクを設置すると地震の揺れなどを打ち消す効果があるというものと同じなのか?
関係ありませんがこの日の見学中終始どこからかカレーの香りが・・
昨日(昨日)のカレーの残りか?海自でも2日目のカレーが出るのか?


食堂入り口には自販機がありました。
飲料の販売価格が気になったのですがカバーがかけられていました。
航海中のこうした嗜好品は現金購入なんですかね?説明役の隊員さんに質問し忘れました。



こちらは床屋さんでした。内部は椅子1台がピッタリ収まる程度のスペースしかありませんでした。



艦内を出るとヘリ甲板の下にでました。
護衛艦と同じく入出航時の作業用スペース何でしょうかねぇ。



ここには用途不明の器具がありました。何かのブイ?


1時間ほどの見学で下船。
この角度から船体中央のコンテナセルのフレームが見えます。


現在のところ”しらせ”の1/350スケールのキットは未発売ですが発売されたらぜひ作ってみたいです。

1/700スケール(ウォーターラインと同スケール)は発売されているようです。




フォーサイト SMP013 1/700 海上自衛隊 砕氷艦 AGB5003 しらせ プラモデル(D2518)







1/350スケールのハセガワのキットは発売と同時に購入したものの未だ積プラのままです#59142;



ハセガワ 南極観測船 宗谷 第一次南極観測隊 (1/350スケールプラモデル 40064



  • 出版社/メーカー: ハセガワ

  • メディア: おもちゃ&ホビー




このスケールで”しらせ””ふじ”が発売されないかなぁ#59116;

でも少し大きすぎるかなぁ


見学を終えたらいよいよ#58944;小雨混じり天気になってきたのでそそくさと退散しました#59144;


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