春先に役場から”風疹(ふうしん)の無料の抗体検査券と予防接種のクーポン券が郵送されてきていました。
「昭和37年4月2日~昭和54年4月1日に生まれた男性」は幼少期に予防接種を受けていない可能性があるということで現在、国が該当する成人男性に無償で抗体検査と予防接種を実施しています。

昭和43年生まれの私はまさにこの「風疹」の予防接種を受けていない世代です。
こどものころは色々なワクチンなどの予防接種をさんざん摂取された印象もあるのですが正直どんな種類のワクチンをいつ頃に接種したかなんて全然記憶にないですね。
小学生の頃は毎年、インフルエンザの予防接種は学校での集団接種という形でさせられていたことは覚えています。
あとBCGとかね・・肩にBCGの形跡があると年代が分かってしまうだよなぁ

今回は国の方でお金を出してくれて抗体検査と予防接種(該当者のみ)を受けることができます。
一般的に風疹は子供の頃に罹るものなのですが大人になって罹ってしまうと重症化する恐れがあるそうです。
また妊婦さんにうつしてしまうと生まれてくる子供に障害が出る恐れがあります。
風疹は「はしか」に似た症状で発疹が2,3日続く程度のものらしいので「三日はしか」なんて呼ばれ方をしています。(このため風疹とはしかが混同されがち)
・・らしいといういい方をしたのは私自身、風疹に罹ったことがあるのかどうか怪しいのです。
このことは母親に聞いても判然としていませんでした。
一度「風疹」に罹れば体内に抗体ができるので2度は罹り難くなるそうです。
子供の頃に罹っておけば大人になって重症化するリスクが少なくなるので今では誰でも幼少期に予防接種を受けることになっているようです。
我々の世代は女児だけ予防接種を受けていたようです。
だからこのクーポンも男性限定になっています。
水疱瘡は大学4年の春に罹って出席停止(医師の診断書により)になった経験があります。
そういえばあの時は確かに重症だったなぁ
もしこの歳で風疹に罹ったらどうなっちゃうんだろう?かなり不安になります。

さっそく
町内にあるクリニックでこのクーポンを提示して抗体検査のための採血をしてもらいました。
1週間後に結果を聞きに行ったら

見事に”予防接種の該当者”として認められていました#59122;

クリニックの先生は検査結果の数値については触れませんでしたが自分で調べたらこの検査方法では”抗体価”が20以下は予防接種の適応となるようです。
抗体価20未満は”免疫を有していない”、45未満は”十分な免疫が無い”という基準だと思います(素人でわかる範囲で調べましたが間違っているかも?)
私の検査結果の抗体価”10”というのはやはり過去に予防接種も受けていないし「風疹」にも罹患していなかったということになりそうです。

・・・ということでその場ですぐにワクチン接種となりました#59142;

風疹のワクチンはMRワクチンという麻疹(はしか)との混合ワクチンなんだとか
”はしか”にも罹った記憶が無いので一石二鳥?
(過去に”はしか”は予防接種受けているのかなぁ)

予防接種自体は”あぁ体内に異物を注入する背徳感”なんてものも感じる時間もなくあっという間に完了。

通常9,220円(税抜)かかるところを0円で済みました。
定期お届けコースでもなく安心。
3割負担だと3000円ほどだったようですね

けっこう同世代の人間に聞くと「まだ風疹に罹っていないの?」と驚かれることもありますが皆さんはどうですか?

#59131;自治体にもよりますがクーポンが来ていたら是非受診をしてみてください。
自分が該当すると思われるれる方で手元にクーポンが届いていない方は自治体窓口に相談してみた下さい。