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青森県を含めた北日本ではもう新学期が始まっていますが8月末まで夏休みという地域の方が多いと思います。


夏休み期間が始まると書店の店頭では夏の読書フェアとか文庫フェアが開催されます。
出版社が主体の大規模キャンペーンや各書店さんが独自に厳選したお勧め作品を紹介する企画も夏のこの時期は特に盛んになります。

学生さんの夏休みの宿題である読書感想文向きな古典の名作もこの時期は特別なカバーに模様替えして店頭に平積みされたりしていますね


そんな夏の文庫フェアは大手出版社がとても力を入れている戦場でもあります。
私はこの時期に無償配布される出版社のリーフレットを集めています。

今年の収穫はこんな感じです。

上の画像では左から「新潮文庫の100冊」で有名な新潮社のもの、「ナツイチ」は集英社さん、角川文庫は「カドブン 夏推し」といった感じで店頭のそれぞれ出版社ごとに分かれた文庫コーナーの一角に置かれています。

いつもは一つの書店さんでこの3冊が揃ってミッション・コンプリートとなるのですが今年は隣町のTUTAYAさんでは真ん中の集英社さんのものだけ品切れになっていました。
結局他の場所で入手できたのですが何で集英社さんの分だけTUTAYAさんで早々に在庫切れになったのか?

手に取って中身を確認して合点がいきました。

今年の集英社は人気男性声優さんによる作品紹介となっていてこの競演が恐らくファンには堪らない1冊となって人気になったのでしょう。(だってタダなんだもの)
アニメ好きの自分もこの男性声優のキャスティングはnice!だと思いました。



声優さんによる朗読サイトも公開されているようで前半部分はこのリーフレットのQRコードからアクセス可能ですが後半は文庫本の帯に印刷されているQRコードを読まないといけないようです。
さてリヴァイ曹長(神谷浩史さん)のお勧めは何かな?


書店さんからいただいてきたリーフレットはトイレの一角に収蔵しています。
薄い冊子なのでパラパラと眺めながらトイレでの時間を過ごすのにうってつけ
名作や昨今の人気作、話題作のあらすじのチェックや著名な選者によるお勧め本の解説など出版社のセールス宣材ではありますがけっこう楽しいです。



過去数年の集英社さんの夏フェアのリーフレット(小冊子)です。
お分かりのようにイメージカラーは近年は濃いブルーですね。


過去(2021年)も人気声優さんを使っていました。
紅一点は竹達彩奈さん(声優・梶裕貴さんの奥さま)


人気絶頂期のAKB48のメンバーがお勧めの一冊を紹介している年もありました。
黄金期のメンバーが勢ぞろいなのでこれはこれでAKBファンには堪りませんな~


集英社は若年層をかなり意識したフェア展開です。


黄色いイメージで展開する新潮文庫さん。
きっちり毎年100冊のお勧め作品で勝負!?
過去を振り返ると文庫の夏フェアで”100冊”という数が大きく打ち出されていた時期がありますが今も”100冊”を前面に出しているのは新潮社さんだけ・・・
「新潮文庫の100冊」は夏の名キャッチコピーです。



最後に角川文庫さん、こちらはグリーンがイメージカラー。

近年は”カドフェス”と銘打っての展開です。
自分の世代だと角川文庫と角川映画は密接につながっています。

活字離れが声高に叫ばれる中、若者の本離れは深刻か?と思っていましたがライトノベルという比較的新しいジャンルの本が若者の間で支持されているようです。
人気作品はアニメ化、実写化、コミカライズされるほどで活字文化もまだまだ捨てたもんじゃないですな~と期待させてくれます。

と言う自分は流石に文庫本サイズの活字を読むのは苦痛になってきました。

新書版の活字サイズならOKなのですが価格がネックで図書館で借りて読んでいます。
新書版で読んで面白かった作品は文庫版が出ていれば文庫版を手元に置いて本棚に収蔵しています。



なかなか書店の店頭ではお見掛けしないのですがハヤカワ文庫のリーフレットもあるようです。
毎年作成されているかは不明ですがSF、海外作品といったらハヤカワですね