昨年の秋に手を付けたキット タミヤ M3LEEmkⅠアメリカ陸軍中戦車(1/35)がやっと完成しました#59120;


1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.39 アメリカ陸軍 M3 リー Mk.I 戦車 35039

  • 出版社/メーカー: タミヤ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

装甲各所に装着された工具類に僅かに着色して完成!


スコップや手斧、大型のラチェット等様々な工具が戦車の装甲には装備されていますがこれらを総称して車外装備品:OVMというのだそうです。

当初これらのOVMを塗装するつもりはなかったので基本塗装の前にすでに装甲に接着いていたので改めてこれらOVMを塗り分けるとなるとちょっと大変です#59142;

上の画像ではわかりにくいのですが金属の部分はMrメタルカラーのアイアンを面相筆で塗って乾燥後に綿棒で擦って質感をだしました。
木部と思われる部分(柄)にはタミヤのスミ入れ塗料のブラウンを本来の使い方とは離れますがキャップ筆を利用して塗っています。(うっすら色が着いた程度) 

他の方の作例をみているとドイツの戦車のOVMは比較的きれいに塗装されている方が多いのですがこれはドイツ人気質を表現しているのかなぁ?
対して米軍の車両は車体色と同じオリーブドラブで 仕上げているケースが多いような気します。


#59009;完成したところで久しぶりに折り畳み式の撮影ブースを引っ張り出して先日購入したばかりの高級コンデジ(?) FUJIFILMのX20で撮影してみました。


北アフリカ戦線でM4シャーマンが配備されるまでの繋ぎ役として米軍だけでなく英軍にとっても心強い戦力となったM3LEE(英軍仕様はグラント)。
最上部のキューポラを含めると3層構造のまさに「3階建て戦車」。戦地の米兵にはこのスタイルは不評で「不細工な教会塔」とも呼ばれた。
車高が高いので敵に発見されやすく被弾に対する有効な対策もない配備時にすでに旧型に分類されるような代物であったが当時の自動車大国アメリカの国力上げた生産により物量にモノを言わせた戦い方で戦線を駆け巡った。


▲「車長!うしろ!うしろ!」とついつい大声を掛けたくなる衝動。
中戦車とか軽戦車とかあまり強そうに見えない戦車が私は好きです。
タイガーとか当面作らないだろうなぁ。


▲砲塔の白線を手書きで再現するかデカールをそのまま使うかで悩みましたが誘惑に負けてデカールを使ったのですが手書きの方がいいなぁ#59124;


▲次回からは付属のOVMのほかにも毛布、シート、木箱とかいろいろ載せてみたいです。
ティッシュとかで再現する布の表現はぜひ挑戦してみたいです。


▲上側の履帯を弛ませるために仕込んだ真鍮線もほとんどカモフラージュで見分けがつきません。


▲付属のデカールもうまく馴染んでくれました。


▲全体的なイメージは映画「サハラ戦車隊」に登場するM3LEEですがモノクロ映画なのでどういう風に汚れているのかいまいちわかりません#59143;

 



#59126;大人になって初めてのAFVキットの製作でしたが汚し表現もまぁ初心者としてはこんなもんですかねぇ~
ピンク色でないM3もいいでしょう#59120;

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