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町内会所有の草刈り機がエンジンの調子が悪いまま備品倉庫に眠っているというので「壊しても構わないから修理してみて」という条件でお預かりしました。(※私は修理屋さんではありません)
農機具店に修理に出すとここら辺では最低でも諭吉さんの出番となります。(さらに交換部品代は別)
なので自力で修理あるいはキャブ調整できない人は新品をあさり買ったりしますが個人的には年代の古い機種の方がパワーがあって作業するには好都合だと思うのですが・・
私は今から十数年前に叔父が山で拾ってきたエンジンがかからない草刈り機をパーツを交換したりキャブ清掃をして自分で直して今でも使っています。
誰かの置忘れとかでなく本当に捨ててあったものです(警察に拾得物として届けていませんが#59142;もう時効です)

さてこれが町内会所有の唯一の草刈り機(1号)です。

10年近く前に購入して3年ほど前からエンジンの調子が悪くなり使っていないとのことです。

エンジンのふけが悪いとのことなのでキャブレターの分解掃除は必須作業ですね
あのチェーンソーで有名なSTIHL製なのでそこそこの製品だと思います。FS2301型

試しに何も調整しない状態で始動させてみると・・・
ポップススタートというだけあって2,3回スターターを引っ張ったところ始動しました。
ただしチョークを戻すとエンジンが止まってしまいます。

次にエンジン始動直後にチョークをわずかだけ戻してエンジンが止まらないようにして様子見。

スロットルレバーを開くとそこそこ回転が上がりますがやはり暫くすると止まってしまいます。

チョークを戻すとエンジンが止まるのは吸入気が増加するのに対して燃料の供給が追い付いていないのか?
スロットルを全開しても止まるのもやはり同じ理由?
確かにこれでは草刈り作業はできません。

燃料の吸い込み(供給)に問題があるのでは?ということで予定通りキャブレターの分解掃除をします。


これがSTIHLの草刈り機についていたキャブレターです。
どうやらワルボロ製のWYK型というタイプ。(キャブ本体の刻印で確認)
草刈り機とかチェーンソーのキャブメーカーってZAMAかこのワルボロのどちらかですね


このキャブはダイヤフラム式なのでフロート式よりはメンテナス自体はある意味簡単でダイヤフラムとガスケット(セット)を交換するのがまず肝心。
ダイヤフラムをはがす際に一部が固着してきれいに剥がせなかったのですがどうせ部品交換するので気にしません。
上の画像の右下のメタリングダイヤフラムで膜構造のダイヤフラムがペコペコとポンプのような働きをして燃料噴射のニードル(フロートバルブ)を押して供給燃料量を調節するのですがこうしてみるとダイヤフラム自体もう張りが弱くなっています。
ダイヤフラム自体はメーカー純正品を使うまでもないので今回はアマゾンにて発注しました。


ちなみにホームセンターでは1500円程度で売っていたりします。






ダイヤフラム式のキャブレーターを使っている草刈り機やチェーンソーを数台持っているのなら10枚入りとか50枚入りとかあってもいいかも?
まず最近のものならワルボロ製の一般的なもので間に合いそう。
私は1枚セットを買いましたが送料込みでも500円以下です。

さてエンジン不調の原因はダイヤフラムだけではないかもしれないのでキャブ自体の清掃もします。
キャブクリーナーで燃料と空気の通り道をクリーニングしてコンプレッサーで仕上げました。
しばらく放置してあった草刈り機なのでキャブ内に残った燃料の固着物が見受けられましたがそこまで汚れているという印象ではないですね。
やはりダイヤフラムのヘタリによって燃料供給のニードル(フロートバルブ)が十分に解放できないのかなぁ~(燃料の供給不足)
一応、分解修理後に再組立てしてみてエンジンを始動させてみましたが状況は変わりませんでした。
あとはアマゾンからダイヤフラムが届くの待って作業再開ですね。
燃料タンク内の燃料吸い込み口のフィルターの目詰まりなんかも気になります。
ダイヤフラム交換でも改善しなければこちらのパーツも交換してみようかな?(アマゾンで800円くらい)

一応、作業にかかったパーツ代は町内会で負担してくれることになっていますがもし草刈り機が復活しなかったらパーツ代は請求しないつもりです(まぁ勉強代ということですね)
しかしアマゾンで互換品のキャブレターが2000円ほどで手に入ることもわかりました。
いっそのことキャブ交換も視野に入れておいた方がいいのかなぁ~(手間を考えると一番手っ取り早い)

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