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パタパタ・サ・ヨ・ナ・ラ [鉄道&Nゲージ]

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京浜急行の京急川崎駅ホームに設置されている「パタパタ発車案内装置」が2月中旬の更新工事で姿を消すそうです。
現在の主流はLED方式による発車案内装置でアナログ感満載の”パタパタ”は貴重な存在だそうで京急線内ではここ京急川崎駅にあるものが最後だったそうです。
けっこう各方面のメディアで取り上げられているので驚きましたがそれだけ貴重な存在なのかも?
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昔は空港のロビーなどでもお馴染みだった”パタパタ”ですが”ザ・ベストテン”世代の身としてもこの光景が見られなくなりつつあるのは寂しいです。
私は生まれも育ちも川崎(川崎区)なので京急の川崎駅は子供のころから利用していましたので一番身近に感じていた私鉄が京急でした。
川崎市内には南から京急、東急、京王、小田急と私鉄が通っていますが昔は南から北に向かうほど車内の客層がお上品になるといわれていましたが実感としても当時はなるほどと思ってしいました。

川崎から横浜・品川に移動するのには京急利用の方が料金がちょっとお得でした。
当時は上り快速特急は京急川崎を出ると品川までノンストップでした。
下りは東神奈川周辺でJR線と並走してスピード競争でした。
大学の3,4年生の時は白金キャンパスに京急線で通っていましたので2年ほどこのホームを利用していましたが川崎を離れて20年近く経過しますが未だにこの”パタパタ”がLEDに置き換えられずに活躍していたとは知りませんでした。

京急川崎の”パタパタ”は1986年12月25日から稼働しているようですがちょうどこの稼働初日に私はここのホームでこの”パタパタ”初日を見ています。
当時高校3年生の大学受験を控えた冬休みでいつも通っていた京急川崎駅前の地元予備校ではなく横浜の河合塾の冬期講習にクラスメイトと京急を使って通っていました。
現在の”パタパタ”は2代目だそうで当時設置されていたものは確かアイボリーっぽいボディ色だったような気がします。
けっこうパタパタと大き目の音がしていたような気がします。

当時はスマホはもちろんガラケーなんていうのもない時代だったのでホームで列車を待つ間に眺めるのにちょうどこのパタパタ”は暇つぶしによかったですね
ここのものは列車の行き先と発車時刻の他に停車駅も反転表示される仕様で列車種別(普通、急行、特急、快速特急)によって停車駅表示がパッツと変わるのを見るのもちょっと楽しかったです。
パタパタはフラップ式列車発車案内表示装置というのが正式名称とのこと

[かわいい]京浜急行のパタパタもついてのニュースリリース(こちら


最近は列車やバスの方向幕もLED化で一瞬で切り替わってしまいますが方向幕やこうしたパタパタ方式だと何が表示されるのだろうという”間”があってワクワクしたものです。
古い置時計なんかでもパタパタ式のものがありますね
あれも針(アナログ)からデジタル表示の中間みたいなものでちょっと当時としてはかっこよかった。
こうしたデジタルではないアナログな瞬間というものも暮らしの中のゆとり”としては案外貴重なものだったのかもしれません。

もうあれから35年経ったのかと思うと感慨深いものがありますねぇ

最近の鉄道会社はこうしたイベントごとには敏感に商機を感じ取るようでこの”パタパタ”引退記念のイベントやグッズをたくさん企画販売するようです。

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▲パタパタ引退に関連する記念乗車券やツアーの告知広告


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