SSブログ

STIHLの草刈り機の修理 その1 [日記]

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。

町内会所有の草刈り機がエンジンの調子が悪いまま備品倉庫に眠っているというので「壊しても構わないから修理してみて」という条件でお預かりしました。(※私は修理屋さんではありません)
農機具店に修理に出すとここら辺では最低でも諭吉さんの出番となります。(さらに交換部品代は別)
なので自力で修理あるいはキャブ調整できない人は新品をあさり買ったりしますが個人的には年代の古い機種の方がパワーがあって作業するには好都合だと思うのですが・・
私は今から十数年前に叔父が山で拾ってきたエンジンがかからない草刈り機をパーツを交換したりキャブ清掃をして自分で直して今でも使っています。
誰かの置忘れとかでなく本当に捨ててあったものです(警察に拾得物として届けていませんが[あせあせ(飛び散る汗)]もう時効です)

さてこれが町内会所有の唯一の草刈り機(1号)です。
1-IMG_0012.JPG
10年近く前に購入して3年ほど前からエンジンの調子が悪くなり使っていないとのことです。

エンジンのふけが悪いとのことなのでキャブレターの分解掃除は必須作業ですね1-IMG_0013.JPG
あのチェーンソーで有名なSTIHL製なのでそこそこの製品だと思います。FS2301型

試しに何も調整しない状態で始動させてみると・・・
ポップススタートというだけあって2,3回スターターを引っ張ったところ始動しました。
ただしチョークを戻すとエンジンが止まってしまいます。

次にエンジン始動直後にチョークをわずかだけ戻してエンジンが止まらないようにして様子見。

スロットルレバーを開くとそこそこ回転が上がりますがやはり暫くすると止まってしまいます。

チョークを戻すとエンジンが止まるのは吸入気が増加するのに対して燃料の供給が追い付いていないのか?
スロットルを全開しても止まるのもやはり同じ理由?
確かにこれでは草刈り作業はできません。

燃料の吸い込み(供給)に問題があるのでは?ということで予定通りキャブレターの分解掃除をします。

1-IMG_0015-002.JPG
これがSTIHLの草刈り機についていたキャブレターです。
どうやらワルボロ製のWYK型というタイプ。(キャブ本体の刻印で確認)
草刈り機とかチェーンソーのキャブメーカーってZAMAかこのワルボロのどちらかですね

1-IMG_0014.JPG
このキャブはダイヤフラム式なのでフロート式よりはメンテナス自体はある意味簡単でダイヤフラムとガスケット(セット)を交換するのがまず肝心。
ダイヤフラムをはがす際に一部が固着してきれいに剥がせなかったのですがどうせ部品交換するので気にしません。
上の画像の右下のメタリングダイヤフラムで膜構造のダイヤフラムがペコペコとポンプのような働きをして燃料噴射のニードル(フロートバルブ)を押して供給燃料量を調節するのですがこうしてみるとダイヤフラム自体もう張りが弱くなっています。
ダイヤフラム自体はメーカー純正品を使うまでもないので今回はアマゾンにて発注しました。

ちなみにホームセンターでは1500円程度で売っていたりします。


ダイヤフラム式のキャブレーターを使っている草刈り機やチェーンソーを数台持っているのなら10枚入りとか50枚入りとかあってもいいかも?
まず最近のものならワルボロ製の一般的なもので間に合いそう。
私は1枚セットを買いましたが送料込みでも500円以下です。

さてエンジン不調の原因はダイヤフラムだけではないかもしれないのでキャブ自体の清掃もします。
キャブクリーナーで燃料と空気の通り道をクリーニングしてコンプレッサーで仕上げました。
しばらく放置してあった草刈り機なのでキャブ内に残った燃料の固着物が見受けられましたがそこまで汚れているという印象ではないですね。
やはりダイヤフラムのヘタリによって燃料供給のニードル(フロートバルブ)が十分に解放できないのかなぁ~(燃料の供給不足)
一応、分解修理後に再組立てしてみてエンジンを始動させてみましたが状況は変わりませんでした。
あとはアマゾンからダイヤフラムが届くの待って作業再開ですね。
燃料タンク内の燃料吸い込み口のフィルターの目詰まりなんかも気になります。
ダイヤフラム交換でも改善しなければこちらのパーツも交換してみようかな?(アマゾンで800円くらい)

一応、作業にかかったパーツ代は町内会で負担してくれることになっていますがもし草刈り機が復活しなかったらパーツ代は請求しないつもりです(まぁ勉強代ということですね)
しかしアマゾンで互換品のキャブレターが2000円ほどで手に入ることもわかりました。
いっそのことキャブ交換も視野に入れておいた方がいいのかなぁ~(手間を考えると一番手っ取り早い)

最後までお読みいただきありがとうございます。
人気ブログランキングに参加していますので  
よろしければポチっとお願いします。
       ↓↓↓↓↓↓↓↓

nice!(24)  コメント(8) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 24

コメント 8

ぽちの輔

私はこの形のキャブを分解した事はないです。
交換用の部品を準備してから
分解したほうが良さそうですね。
無事に修理できることを願っております^^
by ぽちの輔 (2018-06-24 06:07) 

hanamura

田舎なので、ほぼ一家に一台な状況です。
整備したこと無いけど・・・、
たぶん誰か近所に母が頼んでいる。だろう。
by hanamura (2018-06-24 06:53) 

青い森のヨッチン

ぽちの輔さん
ダイヤフラムは別としてガスケットは一度外したら交換した方が良いですね。上手く剥がせるといいのですがほぼ熱と燃料と締め付けによる圧着で固着してしまっているはずです。
しかし純正パーツ以外の社外品だとパーツって安いですね
by 青い森のヨッチン (2018-06-24 07:18) 

青い森のヨッチン

hanamuraさん
うちも昔は営林署があるほどの林業が盛んな地でしかも農村ということで以前はキャブ調整程度なら自前でやっていましたが最近の若い人はバイクにも興味がない様なのでキャブなんて消耗品と思っているようです。
農機具メーカーの営業所なんてこの程度なら即パーツ交換+工賃で分解清掃なんてしてくれません。
近所に詳しい人がいると心強いですね
by 青い森のヨッチン (2018-06-24 07:22) 

Ulitzen

こんばんは~。

おおーっ、刈払い機のエンジン分解修理するなんてすごいですね~。私は工業系の学校出身ですが、タイヤ交換くらいがやっとです(笑)。
ということで、1台壊れたときは新品買ってしました。しかしその新品も翌日壊れた。でもその時は店が交換してくれて助かりました。

by Ulitzen (2018-06-24 18:25) 

青い森のヨッチン

Ulitzenさん
私は私立文系大卒という本来はこうしたメカニカルな作業とは縁遠い感じの印象を持たれますが昔からエンジンが好きです。中学の技術の先生がなぜか授業でエンジンのことしか教えてくれなかったのですがこれが興味を持つきっかけになっています。
川崎なのでいすゞ自動車に知り合いがいるらしく・・・

今時1日で壊れるような草刈り機は珍しいというか初期不良品だったのですね、草刈り機、チェーンソーの不調の原因はキャブによるものが大半です。
by 青い森のヨッチン (2018-06-25 08:31) 

tarou

こんにちは
なかなか、勉強になりました。
ガスケットが手に入れば、分解清掃を
自分でしてみたいです。
by tarou (2018-06-26 10:40) 

青い森のヨッチン

tarouさん
キャブ内部を分解する前にキャブのメーカーか品番を確認する必要があります。キャブのどこかに刻印されているはずです。あまりに古いものはダイヤフラム、ガスケットの流通在庫があるかどうか微妙です。
また現在エンジンの調子が良いのであればキャブを分解清掃しないほうが無難です。
by 青い森のヨッチン (2018-06-26 18:26) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。