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KATO クモハ12-50鶴見線(4964) 大川支線の17m級旧国 [鉄道&Nゲージ]

KATO製 Nゲージ クモハ12-50鶴見線を入手しました。

自分は蒸気機関車には未だに乗ったことはないのですが旧型国電には子供の頃よく乗っていました。

DSC00978.JPG
首都圏最後の旧型国電となったのがこのクモハ12-50です。

両運転台の17m級旧型国電は小さなレイアウトにぴったりということもあって

初回生産分はあっという間に入手困難となったようです。

かなり前にアマゾンで再生産分の予約注文をしていた物が先日ついに届きました。

【子供の頃の思い出】

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実車は鶴見線の武蔵白石-大川間の1kmにも満たない区間を走行していました。

[かわいい]クモハ12-50(KATO製品ページ)
[かわいい]クモハ12-50説明書(PDF)

私が生まれ育ったのは京浜工業地帯の中心部・神奈川県川崎市の川崎区。

普段は滅多に利用しなかったのですが最寄り駅は南武支線と鶴見線の浜川崎駅でした。

小学生のころ放課後に鶴見線のフリー切符を買って乗りまくるという遊びが流行りました。

当時子供料金でフリー切符は100円で鶴見線が乗り放題!

鶴見線自体は総延長も大した距離もなくほとんどの駅が無人駅。

おまけに沿線風景はほぼ100% 殺風景な工場や倉庫だけ・・

しかもなんか工場からの変な臭いでいっぱい[あせあせ(飛び散る汗)]

我々の学区から産業道路、首都高横羽線を海側に越えたところを鶴見線が走っていました。

当時は産業道路を超えた先は一大工場地帯で人なんか住んでいないと思っていましたがちゃんと駅周辺は小さな個人商店が営業していたりして少なからず驚いたりした記憶も・・

そもそも利用客はほぼ工場に通う通勤客のみで朝夕はそれなりに利用客もあるのですが日中や休日はほぼ閑古鳥が啼くような状況でしたので我々がフリー切符を使って今で云う”乗り鉄”を楽しんでいる時間帯は数名の小学生の貸し切り状態とかになっていました(懐かしい)。

鶴見線は当時から海芝浦駅のようにホームの横が岸壁で改札抜けたら工場にしか行けない駅とか昭和レトロな国道駅とか浜川崎駅のように同じ駅なのに南武支線と鶴見線のホームが道路で隔てられていたりとちょっと変わった駅が多く面白い路線でした。
その中でもこのクモハ12-50が単行運転されていた大川支線は乗ったと思ったらあっという間に終点という超盲腸線。

子供の身としては遊園地の遊具のような感覚だったのかなぁ

旧型国電自体は当時の南武支線でも運行されていたので南武支線がすぐ学校の横を通っていた小学校に通っていた我々としては特別に珍しいという車両ではありませんでした。

それにしても当時の国鉄職員にとってはいくら切符を持っているといえども子供が遊び場のように利用するのは面白くなかったのか?危険を周知させようとしたのか?当時の我々は駅員によく理由もなく怒られたり追いかけられたりしたよなぁ(だから国鉄は潰れたんだよ)

[かわいい]JR東日本・鶴見線について(Wikipedia)

今にして思えば南武支線(我々は浜川崎線とか浜線とか呼んでいた)とこの鶴見線は懐かしい思い出でいっぱいな故郷の路線です。(今年になって南武支線に小田栄駅という新駅が誕生したそうです。今も住んでいたらここが最寄り駅になっていた)


JR東日本 南武支線 「小田栄」 キーホルダー

JR東日本 南武支線 「小田栄」 キーホルダー

  • 出版社/メーカー: 赤い電車
  • メディア: おもちゃ&ホビー


普段、Nゲージの車両なんて新品を滅多に買わないのですがこちらの車両についてはオークションで安く手に入る可能性もこの先期待できないので思いっきって新品購入してしまいました。


【細かい作業】

シールは前面サボ (2種あり)か窓内表示前面サボのどちらかを選択して貼りますが小さいのできれいにカッターで切り出すのは至難の業でした・・・
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≪貫通扉側≫ちょっと非貫通扉側の前面サボの切り出しに失敗。予備もどこかに飛んで行っちゃった[たらーっ(汗)]
最近は細かいデカール貼りにも難儀しています。

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≪非貫通側≫こちらはある程度見られるくらいにはきれいに貼れました。

いずれにしても老眼の身にはかなり、かなり厳しい細かい作業です。


さらに厳しかったのがこの別パーツとなっている2本のジャンパ栓の取り付けでした。
IMG_5304.JPG
ピンセットを使ってジャンパ栓を所定の位置の取り付け穴に嵌めようとちょっと力が加わるとピンセットの先からパーツが飛んで行ってしまい何度も目を凝らして探す羽目に・・・・

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神経をピンセットの先に集中させても何度となく失敗[ちっ(怒った顔)]

何度も小休止して気を取り直したりしてもダメで結局この取り付け作業に1時間近くもかかってしまいました。

それでも無事に取り付けられたのはピンセットを使うのをやめてジャンパ栓のホース部分にマスキングテープを張り合わせてテープの持ち手を作り取り付け穴の位置に栓を合わせ上から指でむぎゅっと押し込んだら簡単に嵌りました[わーい(嬉しい顔)]

こうしてみるとやはりホースは黒く塗ったほうがいいですね!



この車両はモーター付きで前照灯も点灯するようですが実際に走行させるのはまた後日になります。
線路とコントローラーを引っ張り出してこないと・・・・

DSC00981.JPG
とりあえずダイソーのコレクションケースに入れておきましたが簡単なヴィネットでも作ろうかなぁ

そういえば南武支線の旧国2両セットのキットも持っていたなぁ(未着手だけど・・) 

 


 


RM MODELS (アールエムモデルス) 2016年2月号 Vol.246

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
  • 発売日: 2015/12/21
  • メディア: 雑誌

▲旧型国電特集で鶴見線の記事も掲載されています。

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JR浜松

KATO 鶴見支線よく出来てますね。
旧国電まで手を広げてしまうと大変なので飯田線シリーズとかも購入してませんが流石KATOですね!

仕事上たまに大川とか行きますが、どこか懐かしい感じが今でもします。景色が変わらないからかな。
最近JⅡのカーキ×ホワイトのツートンカラーを見かけますが、写真より良い色合いで気になってます(^^。
by JR浜松 (2017-02-12 09:55) 

青い森のヨッチン

JR浜松さん

私が川崎を離れてもう16年以上経過しますが最近は工場の跡地にマンションや商業施設が建ったりしているようで少し様変わりしているかとおもいきや大川あたりはまだ昔の雰囲気があるのですね。
私の子供の頃はまだ南武線(本線)や南武支線、大川支線に旧国が元気に走っていましたのでなんだかノスタルジックな思いで買ってしまいました。
いつかは大川線の途中にある運河橋を走るシーンを再現したいなぁと思っています。

ハスラーのカーキツートンも悩んだ組み合わせの一つです。シックでいい組み合わせですよね?
by 青い森のヨッチン (2017-02-12 18:06) 

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